「iPadがほしいけど、買って後悔しないか心配…」
このようにiPadの購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。iPadは「買っても結局使わないモノ選手権」があればきっと上位ですからね。
そこで本記事では、iPadを買う前に知っておくべき注意点7つ・iPadを買うメリット5つを紹介します。
僕はiPadユーザー歴10年ほど。iPadは仕事でもプライベートでも愛用しています。
この記事を読めば、iPadを買うかどうかの迷いが晴れるはずです。iPadを買って後悔したくない…そんな方はぜひ最後まで読んでみてください。
iPadを買う前に知っておくべき注意点7つ
iPadを買う前に知っておくべき注意点を解説します。
早速結論をいうと以下の7つです。
- iPadはパソコン代わりにならない
- iPadのセルラー通信は意外と使わない
- iPadはシステムデータだけで10GB以上使う
- iPadに防水・耐水機能は搭載されていない
- iPad miniと12.9インチProは後悔する可能性が高い
- iPad第10世代はあまりコスパがよくない
- iPadは無理に新品を買わなくてもいい
順番に解説します。
①:iPadはパソコン代わりにならない
iPadにキーボードをつないで「パソコン代わり」にしようと考える方も多いでしょう。
しかし、iPadはパソコン代わりにはなりません。理由はOS(内部のシステム)が異なるからです。
具体例をあげると…
- Google Chromeの拡張機能が使えない
- Office系・Adobe系のソフトが簡易版のみ
- デスクトップがないため、ファイル管理が面倒
こんな感じ。ブラウジングや文章作成、カンタンな動画編集くらいならiPadでも問題ありませんが、仕事で使うのであればパソコンを買ったほうがいいでしょう。
実際、iPadだけでYouTube活動をしている人でもパソコンは持っていますからね。
②:iPadのセルラー通信は意外と使わない
iPadはセルラーモデルを選ぶことでSIMカードが挿せます。
Wi-Fiなしでどこでも通信ができるため「絶対便利じゃん」と思うかもしれませんが、実はあまりセルラーモデルの恩恵を感じることはありません。
理由は以下のとおり。
- カフェにはフリーWi-Fiがある
- スマホのテザリングでも十分、接続も一瞬でストレスなし
- スキマ時間は結局スマホを使う
このように、iPadはセルラーモデルを買ってもほとんど意味ないです。
山奥に住んでいる、スマホのテザリングが使えない、毎日長時間の電車移動…といった人はセルラーモデルでもいいかもしれませんが、大半の人はWi-Fiモデルで十分ですよ。
③:iPadはシステムデータだけで10GB以上使う
iPadのストレージ(容量)選びで知っておいてほしいことは、「システムデータだけで10GB以上使う」ということです。
システムデータは、iPadOSのデータやキャッシュデータなど、iPadを動かすのに欠かせません。
つまり、iPadで実際に使えるストレージは表記よりも10~15GB少ない…ということになります。
たとえば、64GBのストレージなら「実際に使えるのは50GBくらい」です。256GBなら240GBほど。
iPadのストレージは「クラウドサービス」や「外付けSSD」で増やせるため64GBでも十分ですが、表記の容量をすべて自由に使えるわけではないことは覚えておいてください。
④:iPadに防水(耐水)機能は搭載されていない
iPadをお風呂に持ち込んでエンタメを楽しみたい方もいるかもしれません。
しかし、iPadは防水(耐水)ではないです。iPhoneに耐水性能があるため勘違いしがちですが、iPadは違うので注意してください。
⑤:iPad miniと12.9インチProは後悔する可能性が高い
iPad miniと iPad Pro 12.9インチは後悔する可能性が高いです。
僕は両機種を使いましたが…
- iPad mini:結局スマホばかり使ってしまう
- iPad Pro 12.9インチ:大きすぎて手持ちしにくい
といった理由で手放しました。
もちろん、人によってはハマる機種なのですが、最初の1台に選ぶと「やっぱり11インチくらいがほしい…」と後悔する人が多いと思います。
⑥:iPad第10世代はあまりコスパがよくない
iPad 第10世代はデザインがオールスクリーンになり、iPad Airと比較されるようになりました。
コスパ重視でiPad 第10世代の購入を考えている方も多いと思いますが、実はコスパでいうとiPad 第10世代は微妙です。
理由は以下のとおり。
- Apple Pencil(第2世代)が使えない
- フルラミネーションを搭載していない
- コスパなら型落ちのiPad Airのほうがいい
詳しく書くと長くなるので以下の記事に譲ります。興味があれば参考にしてください。
⑦:iPadは無理に新品を買わなくてもいい
「iPadがほしいけど高いなぁ…」と感じてる方は、無理に新品を買う必要はありません。
iPadは中古でも十分…というか、むしろ中古で買ったほうが賢いとも言えます。理由は以下のとおり。
- iPadは最新モデルを買ってもオーバースペック
- iPadはOSサポート期間が長いから型落ちでも安心
- iPadは売却前提でキレイに使う人が多い
「どうせなら最新モデルを…」という気持ちはわかりますが、最近のiPadはガジェットオタクでないかぎり1世代前と違いがわかりません。
言うなれば「最新のiPadを買う=無駄な機能にお金を追加で払う」ということ。そう考えると中古で十分な気がしますよね。なので無理に新品を買う必要はありませんよ。
iPadを買うメリット5つ
「iPadって本当に必要かな?」「ほかのタブレットでもいい気がする」
…といった疑問もあるかもしれません。そこで次は、僕が思うiPadを買うメリットを紹介します。
iPadを買うかどうか悩んでいる方は参考にしてください。
- 持ち物を減らせる
- 勉強や副業がはかどる
- MacBookのサブディスプレイになる
- Androidタブレットより寿命が長い
- 買取価格があまり下がらない
①:持ち物を減らせる
iPadを買えば持ち物を減らせます。
たとえば、僕は以下の持ち物をiPadだけに集約できました。
- 本棚
- 書類・ファイル
- メモ帳・手帳・ノート
- テレビ
- デュアルモニター
持ち物が減れば移動が楽になるし、部屋もスッキリするし、とにかく気持ちがいいです。
上記を減らせる理由は以下の記事に書いてあるので興味があれば読んでみてください。
「持ち物を減らした?だから何?」と思う人もいるかもしれませんが、僕は持ち物が減ったことで人生が変わりました。いや大袈裟ではないです。
「持ち物を減らすことで起こる生活の変化」は以下の記事に書いたので、こちらも興味があれば読んでみてください。
②:勉強や副業がはかどる
iPadがあれば勉強や副業がはかどります。
理由は…
- 勉強:デジタルノートだと”いい意味”で勉強している感がない
- 副業:本業はパソコン・副業はiPad…と気分を変えることで集中できる
という感じ。
あとはiPadってデザインがかっこいいし、スマホのように直感的に扱えるから「使っていて楽しい」んですよね。
勉強も副業もほとんどの人は”苦行”のように感じるかもしれませんが、iPadを使えば”ゲーム機で遊ぶような感覚”で取り組めますよ。
「勉強・副業を頑張りたいけど、なかなかやる気がでない」…という方は騙されたと思ってiPadを手に入れてみてください。人生が変わります。
③:MacBookのサブディスプレイになる
「MacBookがあればiPadはいらない」という声もありますが、iPadはMacBookのサブディスプレイに使うと便利です。
Sidecar・ユニバーサルコントロールを使えば、MacBookの画面を広げられるため作業効率がかなり上がりますよ。
「いや、別にデュアルディスプレイでよくない?」という声が聞こえてきますが、iPadがあればその大きいディスプレイを手放して部屋が広くなりますよ。
また、iPadは持ち運びできるから外出先でも同じ作業環境を構築できます。出張が多い・ノマドワークが好きな方はきっと便利に使えるはずです。
④:Androidタブレットより寿命が長い
iPadはAndroidタブレットよりも寿命が長いです。
というのも、iPadのほうがAndroidよりもOSサポート期間が長いんですよね。
- iPad:8年ほど
- Android:2~4年ほど ※機種によって異なる
OSサポートが切れても使用自体はできますが、「アプリが更新できなくなる・セキュリティが脆弱になる」ので基本的には買い替え推奨となります。
そのため、iPadのほうがAndroidタブレットよりも長く愛用できるわけです。
「iPadは高いから、格安のAndroidタブレットでもいいかな…」と考える人は多いと思いますが、長い目で見るとiPadのほうが安いですよ。
⑤:買取価格があまり下がらない
iPadは買取価格があまり下がらないのもメリットです。
Androidタブレットは、数年型落ちモデルになるとほとんど値がつかない状態になりますが、iPadは4~5年型落ちでも半額くらいの値がつきます。
たとえば、2018年に発売したiPad Pro 11インチ(64GB/Wi-Fiモデル」の買取額を見てみましょう。
上記のiPadの定価は「89,800円(税抜)」です。対して買取価格は「50,000円前後」。約5年落ちとなった今でも半額以上の値がつくのはスゴいですよね。
つまり、iPadは売却前提で購入すればそこまで高い買い物ではありません。上記のiPad Proでいうと「実質39,800円で5年使える」わけですからね。
前項でも書きましたが、変に価格を意識してAndroidタブレットを買うくらいなら、素直にiPadを買ったほうがお得ですよ。
まとめ:iPadを買うなら”目的”をはっきりさせよう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
iPadを買う前に知っておくべき注意点7つを解説しました。もういちど振り返りましょう。
- iPadはパソコン代わりにならない
- iPadのセルラー通信は意外と使わない
- iPadはシステムデータだけで10GB以上使う
- iPadに防水・耐水機能は搭載されていない
- iPad miniと12.9インチProは後悔する可能性が高い
- iPad第10世代はあまりコスパがよくない
- iPadは無理に新品を買わなくてもいい
iPadは買っても結局使わなくなる人が多い印象です(僕も何度か手放した過去があります)。
しかし、それは使い道をはっきりさせていないのが原因。「何に使うか」をはっきり言えるのであれば、iPadを買うことで人生が格段によくなりますよ。
もし使い道が曖昧なら別記事でいろいろ書いたので参考にしてください。では終わります。
\ 中古iPadの信頼度No.1 /