「iPadを中古で買うのはやめたほうがいい?」
そう迷う人も多いかもしれません。僕も少し前までiPadを中古で買うのはコスパが悪い気がしていました。
しかし、iPadを中古で買うのは全然ありだし、むしろ賢い選択です。
iPadは2018年あたりから完成の域にありますし、中古で買うリスクも実はほとんどありません。
本記事では、iPadを中古で買うのはおすすめである理由や注意点・信頼できる購入店を紹介します。
読み終えるころには、中古のiPadを安心して買えるようになるでしょう。
iPadを少しでも安く手に入れたいなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
中古iPadのおすすめ購入先
iPadを中古で買うときの注意点4つ
まずはiPadを中古で買う際の注意点を解説します。
- バッテリーが劣化している
- OSサポートは6~7年くらい
- メーカー保証が切れている
- 赤ロムやアクティベーションロックがある
①バッテリーが劣化している
iPadのバッテリーは充電を繰り返すごとに劣化していきます。
Appleによると、0→100%の充電を1,000回繰り返すと最大容量が80%まで劣化するみたいですね。
iPadのバッテリーは、フル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。
引用:Apple「バッテリーのサービスとリサイクル」
2~3年くらいの型落ちなら気にする必要ありませんが、4年以上前のモデルはバッテリー劣化を考慮して買うようにしましょう。
②OSサポートは6~7年くらい
iPadのOSサポート期間はだいたい6~7年です。
ちなみに、2024年最新のiPadOS 17に対応するモデルは以下のとおりです。
- 12.9インチiPad Pro(第2世代以降)
- 10.5インチiPad Pro
- 11インチiPad Pro(第1世代以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(第6世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
一応、iPadはOSサポートが切れても使用できますが…
- 使えないアプリが出てくる
- セキュリティーリスクが高まる
と、なってしまいますのでご注意ください。
③メーカー保証が切れている
iPadを購入すると1年間のメーカー保証が付きます。
しかし、これは「新品購入時のみ」です。
また、公式の保証延長サービスAppleCare+も「新品購入から30日以内」が加入条件ですので、中古の型落ちiPadは入れません。
一応、大手の中古ショップであれば1~3ヶ月の販売店保証がありますが、メーカー保証でない点はご注意ください。
④赤ロムやアクティベーションロックがある
もしセルラーモデルを買う場合は、
赤ロムやアクティベーションロックにも注意が必要ですね。
- 赤ロム:ネットワーク利用制限のかかっている状態
- アクティベーションロック:第三者が利用できない状態
それぞれ解説します。
赤ロム
赤ロムは、キャリアで購入した本体の分割払いが滞るとかけられます。
前ユーザーがしっかり完済してくれるといいのですが、途中で支払いをやめるとSIMカードを挿しても通信できなくなります。
一応、赤ロムでもWi-Fi通信は使えます。
とはいえ、せっかくセルラーモデルを買ったのに途中で使えなくなるのはもったいないですよね。
アクティーベーションロック
アクティベーションロックは「盗難防止機能」です。
iPadを売却・譲渡するときは、このアクティベーションロックを解除しておく必要があります。
ですが、たまに解除を忘れる人もいて…そうなると中古で買っても使えないんですよね。
アクティベーションロックの解除は自分ではできません。
前ユーザーの「Apple IDとパスワード」が必要です。
遠隔で解除もできますが、前ユーザーと連絡が取れなくなっているとかなり面倒くさいですよね。
iPadを中古で買うのは「全然あり」です
「やっぱりiPadを中古で買うのは危険だ…」。
なんて思ったかもしれませんが、ぼくは全然ありだと思います。
理由は以下の3つです。
- 最新モデルを買っても使いこなせない
- モバイルバッテリーが小型化している
- 信頼できる店から買えばリスクがない
順番に解説します。
①最新モデルを買っても使いこなせない
iPadは最新モデルが出るたびに高性能化しています。
しかし、ほとんどの人はその高性能化の恩恵を受けません。
たしかに処理速度は上がっています。
でも実際そこまで速い必要あるか?と言われると疑問なんですよね。
それにiPadはOSサポートが6~7年間あります。
つまり、6~7年間は不満なく使えるように「あえてオーバースペックに作っている」んだと思います。
そう考えると、無理に最新スペックを買う必要はありませんよね。
②モバイルバッテリーが小型化している
でもバッテリー劣化を考えるとやっぱり新品を買ったほうがいいかなぁ…
と考えたかもしれません。
しかし、最近はモバイルバッテリーもかなり小型化しています。
ぼくはこちらのモバイルバッテリーを iPhone・iPad兼用で使っていますが、
このサイズで10,000mAhありますからね(iPadを約0.8回充電できます)。
ほかには…
こんな「ケーブル内蔵型」なんて製品もあります。
と、今はモバイルバッテリーの持ち運びが苦にならないので、バッテリー劣化も気になりませんよ。
また、iPadのバッテリーは18,000円前後でできます。
③信頼できる店から買えばリスクがない
商品状態とか赤ロムとか
中古iPadはいろいろ面倒くさそうだな…
なんて不安もあるかもしれません。
しかし、これはiPadに詳しいプロスタッフのいる「信頼できる店」で買えば解決します。
店員がしっかりしているところなら…
- 商品状態
→しっかり検品してランク付けしてくれる - 赤ロム・アクティベーションロック
→買取時にしっかり確認しておいてくれる
って感じなので安心です。
では、その信頼できる店はどこかというと…
iPadの中古はどこで買う?おすすめは…
iPadの中古は「イオシス」で買うのがおすすめです。
理由は以下の3つ。
- プロスタッフが検品するから安心
- 商品ランクがあって選びやすい
- 3ヶ月間の保証サービスが付いている
順番に解説します。
①プロスタッフが検品するから安心
イオシスはスマホ・タブレット・パソコンの中古専門店です。
そのため、iPadの検品からクリーニングまで知識のあるプロスタッフが行なってくれます。
ちゃんと知識のある人が販売しているので、メルカリやよくわからない中古ショップで買うよりも安心です。
とくに「クリーニング」にはかなり定評がありまして。
ぼくも実店舗で見ましたが、中古でもキレイなiPadが多いです。
イオシスで中古AランクのiPad Air(4)とApple Pencil(2)を購入
— ケーイチ (@Keiichi_Bass) November 26, 2023
どちらも新品みたいに綺麗でした〜 pic.twitter.com/IpTKU9FMoz
②商品ランクがあって選びやすい
イオシスは実店舗が東京・大阪・名古屋・神戸・福岡にしかありません。
ですが、オンラインショップも展開しているのでどこからでも買えます。
中古iPadをオンライン購入って
商品状態がわからないから買いにくいな。
なんて思うかもですが、イオシスでは商品状態がランク付けされてあるので選びやすいです。
商品ランクは…
- 未使用品:使用されてない開封済み商品
- 中古Aランク:使用感の少ない美品
- 中古Bランク:目立つ傷はないが、経年劣化が見られる商品
- 中古Cランク:目立つ傷や欠品がある商品
こんな感じみたいですね。
ちなみにイオシスの商品ランクはかなりシビアで、「Bランクでもほぼ新品」と言われています。
環境は早いうちに整えたほうが良い、ということでまだ給料入ってないのにiPad買っちゃいました、分不相応でスミマセン💦
— かず (@kazzux) September 4, 2022
メルカリよりもイオシスの中古の方が安かった
ランクBなのに見た感じほぼ新品 pic.twitter.com/3k8vKtnR9J
なので、イオシスでは「Bランク」がけっこう狙い目ですね。
ちなみに「未使用品」もかなりおすすめです。
③3ヶ月間の保証サービスが付いている
あとは「保証サービス」が充実しているのも安心ポイントです。
一般的な中古ショップだと、保証なしか、長くても30日間ほどしかありません。
しかし、イオシスはなんと3ヶ月の保証が無料で付いてきます。
これだけ長ければ不良品に怯える必要ありませんよね。
逆にいえば、これだけ保証期間を長くできるのは、それだけ検品とクリーニングに自信を持っている証拠だと思うんです。
なので、中古iPadを安心して買いたいなら「イオシス」がおすすめです。
\ プロスタッフの検品&3ヶ月保証で安心 /
イオシスに在庫がない…?
イオシスを見に行ったけど
目当てのモデルが在庫なしだった…。
イオシスは超人気店です。
そのため、もしかしたら目当てのモデルが売り切れになっているかもしれません。
個人的には3ヶ月保証のあるイオシスがおすすめですが、どうしても今すぐiPadがほしいなら「ゲオオンラインストア」もチェックしてみてください。
iPadを中古で買うときによくある質問
- iPadは最大何年使える?
- iPadのバッテリー交換代はいくら?
- 中古と整備済製品の違いは?
- 中古iPadをメルカリで買うのは危険?
- iPadの容量は64GBでも足りる?
- セルラーモデルって何が便利なの?
- 中古iPadの狙い目モデルは?
①iPadは最大何年使える?
iPadはOSサポート対象外になったタイミングで買い替えるのがおすすめです。
おそらく使用だけなら10年以上大丈夫だと思います。
しかし、OSサポート対象外になると…
- 使えないアプリが出てくる
- セキュリティーリスクが高まる
というデメリットがあるんですよね。
なので、OSアップデートができなくなったら(だいたい発売から8年ほど)買い替えましょう。
ちなみに、2024年最新のiPadOS 17に対応するモデルは以下のとおりです。
②iPadのバッテリー交換代はいくら?
iPadのバッテリー交換代は「18,800~28,800円」が相場です。
詳しくはApple公式サイト「iPadの修理サービス」をご確認ください。
③中古と整備済製品の違いは?
iPadの整備済製品とは…
初期不良や注文キャンセルによって返品されたiPadを、Appleが再整備して販売する商品のことです。
外装やバッテリーは新しく交換されるため「ほぼ新品」になりますね。
価格的なうまみは少ないのですが、商品状態にこだわるのであれば新品よりも若干安く買える整備済製品を狙うのもいいかもしれません。
Amazonで販売される整備済製品にAppleは関わっていません。
つまり「中古品」と同じなので間違えないようにしてください。
④中古iPadをメルカリで買うのは危険?
iPadをメルカリで買うのは、あまりおすすめしないです。
理由は…
- 写真や説明どおりの商品が届くとは限らない
- 赤ロム・アクティベーションロックがあると面倒
- 詐欺にあった場合のストレスが半端じゃない
と、リスクが高いんですよね。
個人間取引に慣れているのであれば全然いいと思います。
しかし、少しでも安心して買いたいなら「イオシス」か「ゲオオンラインストア」がおすすめです。
⑤iPadの容量は64GBでも足りる?
iPadは64GBでも十分使えます。
もし容量不足になっても…
- 外付けSSD:RAOYIなど
- クラウドサービス:iCloudやAmazon Photosなど
上記を使えば問題ないからです。
⑥セルラーモデルって何が便利なの?
セルラーモデルは、SIMカードを挿せばスマホのようにWi-Fiなしで通信できます。
iPadをよく持ち運んで使うなら便利ですね。
ただ…
- フリーWi-Fi
- スマホのテザリング
を使えばWi-Fiモデルでも十分だったりします。
⑦中古iPadの狙い目モデルは?
2024年で狙い目な型落ちiPadは…
- こだわりなし:iPad Pro(第1世代)
- 動画を見るだけ:iPad(第8世代)
- お絵描きしたい:iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
- パソコンライク:iPad Pro(第3世代)
です。ぜひチェックしてみてください。
まとめ:iPadは型落ちの中古で十分です
最後まで読んでいただきありがとうございます。
iPadは型落ちの中古でも十分である理由を解説しました。
もう一度まとめておきます。
- 最新モデルを買っても使いこなせない
- モバイルバッテリーが小型化している
- 信頼できる店から買えばリスクがない
iPadを中古で買うのはリスクが高いと感じるかもしれません。
しかし、ちゃんと検品・クリーニングを実施している店で買えば、中古でも安心して使えます。
最新のiPadを買ってもほとんどの人にはオーバースペックです。
使いこなせない性能にお金を払うのはもったいないので、中古でiPadを買うのはかなり賢い選択ですよ。
\ プロスタッフの検品&3ヶ月保証で安心 /
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