iPadはスタイラスペンと組み合わせることで「ノート代わり」になります。
とはいえ、iPadを購入してから「やっぱり紙のほうが良いなぁ…」と後悔したくありませんよね。
そこで今回は、iPadを2年以上ノート代わりにしている僕が以下を解説します。
本記事の内容
- iPadをノート代わりにするメリット・デメリット
- ノート代わりには「iPad Pro」がおすすめな理由
結論、iPadをノート代わりにするのはめちゃくちゃおすすめです。
紙のほうが合っている人もいるかもですが、僕はもう戻れません。
それくらいiPadはノート代わりとして快適に使用できます。
この記事を読めば、iPadをノート代わりにする魅力がわかり、購入するかどうか後悔のない判断ができるでしょう。
iPadが | おすすめ紙のノートがおすすめ |
---|---|
持ち物をコンパクトにしたい人 文房具にあまりこだわらない人 毎日たくさんのノートを書く人 | バッテリー管理が面倒な人 文房具にこだわりのある人 あまりノートを書かない人 |


iPadをノート代わりにするデメリット

まずはデメリットから解説します。
紙のノートと比べてiPadは以下の3つが劣っています。
- バッテリーを気にする必要がある
- ついほかのアプリを開いてしまう
- 静かな場所ではコツコツうるさい
順番に解説します。
①:バッテリーを気にする必要がある
iPadは電子機器なのでバッテリーを気にする必要があります。
僕はこまめに充電するから問題ありませんが、充電を忘れるとiPadが文鎮化してしまうので注意です。
フル充電しておけば1日問題なく使えますが、毎日充電しないといけないので少し面倒に感じるかもしれません。
ちなみにApple公式サイトに記載されているバッテリー駆動時間は「動画再生で10時間」で、ノート代わりとしての利用も同じくらいです。

②:ついほかのアプリを開いてしまう
iPadはいろいろなことができて便利です。
しかし逆にいうと、ほかのアプリがちらついて集中できない場合もあります。
たとえば、「少しだけ…」とのぞいたTwitterから永遠と戻って来なかったり、少し覗いたAmazonで散財が止まらなくなったり。
紙のノートだとスマホをカバンに入れて対策できますが、iPadはスマホとノートが合体しているようなものなので対策ができません。
そもそも集中力を削ぐアプリを入れなければいいのですが、それが難しい人は紙のノートのほうがいいかもしれません。
③:静かな場所ではコツコツうるさい
iPadはガラスの板であるため、どうしてもペン先がコツコツと鳴ってしまいます。
普段はあまり気になりませんが、静かなカフェや図書館でノートを書くのはちょっと自重してしまいますね。

iPadをノート代わりにするメリット

iPadをノート代わりにするメリットは以下の3つ。
- 持ち物が減り管理がラクになる
- 簡単に書き直しや編集ができる
- 勉強のモチベーションが上がる
順番に解説します。
①:持ち物が減り管理がラクになる
iPadがあれば複数のノートを持つ必要がありません。
なぜなら、1つのアプリに何冊もノートを作成できるから。
以下はiPadのおすすめノートアプリ「GoodNotes 5」の画面です。

こんな感じでiPad1台にノートを集約できるので持ち運びも管理もラクになります。
ノートの種類もたくさんあります。

さらに、iPadがあれば複数のペンを持つ必要もありません。

Apple Pencilが1本あれば「万年筆」「ボールペン」「筆ペン」を自由に切り替えられます。
もちろん「蛍光ペン」や「消しゴム」も使えるし、真っ直ぐな線を引く機能も備えているので「定規」も不要。
つまり、いちいちノートや文房具を買い足す必要がないので管理が楽なんですよね。
アナログ派はアクセサリーを使おう
「ペンの握り心地はどうなの?」「書き心地は大丈夫なの?」と心配かもしれませんが、アクセサリーを使えば十分カバーできますよ。
たとえば、
Apple Pencilの握り心地を良くするアクセサリー

iPadを紙の書き心地に近づけるアクセサリー

上記の2点を用意すれば紙のノートに書いているような感覚になりますよ。
ちなみにノートアプリ「GoodNotes 5」について詳しく知りたい方は以下の動画がかなりわかりやすいです。
iPadにおすすめなノートアプリ

②:簡単に書き直しや編集ができる
書き直しや編集が簡単にできるのもiPadのメリットです。
たとえば、
- 文字色やサイズの変更
- 間違えたところの削除
- テキストや図形の移動
上記のことがiPadでは簡単にできます。
簡単に書き直しや編集ができるのでページのレイアウトを気にする必要がありません。
「最初の文字が大きすぎてページに収まらない…」といった場合でも、iPadであれば簡単にサイズ変更ができます。
iPadは失敗を気にせずに書けるのでかなり快適です。
③:勉強のモチベーションが上がる
iPadをノート代わりにすると「iPadを使いたいから」と勉強や仕事が捗ります。
書くのが楽しくなると…
- iPadで勉強したい
- 勉強したから成績が上がった
- もっと勉強したい
こういった好循環が生まれます。
お気に入りの服を着ると外出したくなるし、1日気分良く過ごせますよね。それと同じです。
もちろん全員に当てはまることではありませんが、紙のノートでモチベーションが上がらないなら試してみる価値はあると思います。

ノート代わりには「iPad Pro」がおすすめな理由

iPadはいろいろな種類がありますが、ノート代わりにおすすめな機種は「iPad Pro」です。
理由は以下の3つ。
- iPad Air
→意外と価格差が小さい - iPad(無印)
→ディスプレイに難あり - iPad mini
→小さすぎて書きにくい
順番に解説します。
iPad Air【意外と価格差が小さい】

「iPad Proは価格が高いからAirで十分じゃない?」と思う人が多いかもしれません。
しかし、iPad ProとiPad Airの価格差って実はそこまで大きくないんですよね。
iPad ProとiPad Airの価格比較
モデル | iPad Pro 11インチ | iPad Air 5 |
---|---|---|
64GB | ー | 74,800円 |
128GB | 94,800円 | ー |
256GB | 106,800円 | 92,800円 |
512GB | 130,800円 | ー |
1TB | 178,800円 | ー |
2TB | 226,800円 | ー |
ご覧のとおり、同じ容量である256GBで比較すると、価格差は14,000円しかありません。
さらに「256GBのAir」と「128GBのPro」では2,000円しか差がないです。
これくらいの価格差しかないなら素直にiPad Proを買ったほうがいいと思いませんか?
もちろん14,000円が大金だという人もいると思いますが、ProとAirの性能差を考えたら支払う価値はあると僕は思います。
iPad ProがiPad Airよりも優れている点
- Face ID搭載
→キーボード使いは指紋より楽 - ProMotionテクノロジー搭載
→Apple Pencilが書きやすい
→画面が2倍ヌルヌル動く - 4スピーカーオーディオ搭載
→外部スピーカーがいらない
iPad Proはこの3点においてiPad Airよりも優れています。
特にiPadをノート代わりにするなら「ProMotionテクノロジー」はあったほうが快適です。
iPad Airでも不満を感じるほどではありませんが、1度iPad Proを体験すると結構気になる部分なんですよね。
なので後悔したくなければ「iPad Pro」を選んでおくのをおすすめします。

ProMotionありなしの違い

iPad(無印)【ディスプレイに難あり】

iPad(無印)は価格が圧倒的に安いため「これで十分じゃない?」と思うかもしれません。
しかし、iPad(無印)はディスプレイが微妙なのでノート代わりにはおすすめできません。
iPad(無印)のデメリット
- フルラミネーション非搭載
→画面が奥まって見えるため書き心地が悪い - 反射防止コーティングなし
→自分の顔や照明が映り込んで画面が見にくい
こんな感じでiPad(無印)はノート代わりには適さないんですよね。
店頭で見るとあまり差がないように感じますが、長くiPadを使うほど気になってくる差だと思います。
Apple Pencilも使いにくい
ちなみに、iPad(無印)はApple Pencilが第1世代のみの対応です。
ぶっちゃけ第1世代も第2世代も書き味に違いはないのですが、第1世代は微妙に使いにくいんですよね。
Apple Pencil「第1世代」と「第2世代」の違い
Apple Pencil | 第1世代 | 第2世代 |
---|---|---|
管理方法 | iPadと別々で管理 | iPadに磁石でくっつけて管理 |
充電方法 | iPadの端子に挿して充電 | iPadに磁石でくっつけて充電 |
ツール切り替え方法 | iPadの画面内から選んで切り替え | Apple Pencilをダブルタップして切り替え |
こんな感じでApple Pencil第1世代は微妙に使いにくいです。
まとめると、
- 画面の性能が低くて文字が書きにくい
- Apple Pencilの性能が低くてストレス
ということなので、iPad(無印)はノート代わりにおすすめできません。

iPad mini【小さすぎて書きにくい】

「iPad miniは軽くてコンパクトだから持ち運びに良さそう」と思うかもしれません。
しかし、iPad miniではやっぱり画面が小さすぎます。
たとえば…
- マインドマップがページ内に収まらない
- イラストや画像を交えると文字が書きにくい
- Split Viewで画面分割すると文字が小さすぎる
こんな感じで使いにくいです。
実際に11インチと比較すると「書きにくそう…」と思うはず。


iPad miniはメモ帳や手帳代わりにはなるのですが、ガッツリとノートを書き込むとなると結構ストレスに感じます。
というわけで、ノート代わりにおすすめなのは「iPad Pro 11インチ」です。


まとめ:iPadをノート代わりにして快適に過ごそう
メリット | デメリット |
---|---|
持ち物が減り管理がラクになる 簡単に書き直しや編集ができる 勉強のモチベーションが上がる | バッテリーを気にする必要がある ついほかのアプリを開いてしまう 静かな場所ではコツコツうるさい |
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
iPadをノート代わりにするメリット・デメリットを解説しました。
紙のノートと比べると書き心地は劣りますが、持ち物をコンパクトにできるのはiPadの魅力です。
iPadをノート代わりにすると勉強や仕事のモチベーションも上がるのでぜひ試してみてください。
高価な買い物なので迷うかもしれませんが、iPadはリセールバリューが高いので、合わなかったら売却すればいいだけです。
なので、気軽に購入して大丈夫ですよ。





