「iPadに保護フィルムは必要かな…?」
こういった疑問にお答えします。
iPadのキレイな画面をそのまま楽しみたいけど、そのキレイな画面にもし傷や割れが発生したら…
と考えて保護フィルムを貼るべきか悩む人は多いでしょう。
結論、iPadに保護フィルムは不要です。
本記事では、僕がiPadに保護フィルムを貼ることをやめた理由と傷割れ対策を紹介します。

僕はiPadを10年以上使っています。
保護フィルムは貼ったり剥がしたりしていますが、最近になって「いらない」という結論になりました。
iPadに保護フィルムはいらない。僕が貼ることをやめた3つの理由


iPadに保護フィルムはいらないです。
その理由は以下の3つ。
- カバーを使えば傷はつかないから
- バッテリー消費が激しくなるから
- ペンの書き心地も悪くはないから
順番に解説します。
①:カバーを使えば傷はつかないから


「iPadの画面はカバーで守ればいいや」というのが、保護フィルムを剥がした理由です。
カバーを使えばカバンの中でiPadの画面が傷つくことはありません。
iPadのカバーは「スタンド」や「キーボード」の機能もあるため一緒に買う人も多いのではないでしょうか。
動画を見るとき


ペンを使うとき


「カバーやキーボードにゴミがついてたら閉じたときに傷つくかもしれないじゃないか」
という声もありそうですが、それはユーザー側でちょっと気をつければいいだけです。
iPadを裸で持ち運びたいなら保護フィルムは貼ったほうがいいでしょう。
しかしカバーを使うのであれば、保護フィルムはただの過保護ですよ。
なので、僕は剥がしました。
②:バッテリー消費が激しくなるから


iPadに保護フィルムを貼るとバッテリー消費が激しくなります。
これが嫌で僕は剥がしました。
というのも、保護フィルムを貼るとiPadの画面輝度が上がってしまうんですよね。
なぜ画面輝度が上がるのかというと、保護フィルムを貼ることで画面が見づらくなるからです。
- 高光沢フィルム(グレアフィルム)
→画面への映り込みが激しくなる。輝度が低いと顔や背景が邪魔で見づらい。 - 反射防止フィルム(アンチグレアフィルム)
→画面の解像度が落ちる。輝度が低いと画面が白くぼやけるため見づらい。
このように、iPadに保護フィルムを貼ると画面が見づらくなります。
画面が見づらいと目を酷使することになるため、自然と画面輝度を上げてしまうわけです。



バッテリー消費を気にしない人ならいいかもしれませんが、僕はiPadにMagic Keyboardをつけてパソコン代わりにしています。外でよく作業をするので結構気になるんですよね。
「保護フィルムなしでも映り込みはあるじゃん」
と思う方もいるかもしれませんが、iPadには反射防止コーティングが施されています。
だから意外と画面は見やすいですよ。


※iPad(第9・10世代)は反射防止コーティングなしです。
また、iPadに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは充放電を繰り返すごとに劣化していきます。
つまり「iPadのバッテリー消費が激しくなる=寿命が短くなる」というデメリットも…。
iPadのバッテリーは、フル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。
引用:Apple
iPadも安い買い物ではありません。
僕は長く大事に使いたいので保護フィルムを貼らないで使いたいと思いました。
③:ペンの書き心地も悪くはないから


Apple Pencilの書き心地をよくするために「ペーパーライクフィルム」を貼りたいと考える方も多いと思います。
しかし、意外と知られていませんが、何も貼っていないiPadの画面は少しグリップ力があるんですよ。
ガラスフィルムの印象で「ペーパーライクフィルムじゃないとペン先がツルツル滑るのでは…」と思っていましたが、そこはさすがAppleですね。ちゃんと考えられています。
もちろん、ペーパーライクフィルムのように紙に近い質感とはなりませんが、ちょっと文字を書いたり、かんたんなイラストを描いたりするだけなら、そのままでも書き心地は悪くありませんよ。
ペーパーライクフィルムは「ペン先や指紋が削れやすい」というデメリットもあるので、僕は何も貼らないで使おうかなと思いました。
iPadに保護フィルムを貼ったほうがいい人


僕はiPadに保護フィルムは不要ですが、人によっては貼ったほうがいい場合もあります。
それが以下の2つに当てはまるパターン。
- iPadで小さい子供が遊ぶ
- iPadで本格的な絵を描く
iPadを小さい子供が使うなら保護フィルムは必要です。
子供はiPadを叩いたり落としたりする可能性が高いですよね。
iPadの画面は頑丈ですが、あまりにも乱暴に扱うとさすがに割れてしまうでしょう。
画面が割れると破片が危ないので「PET素材」の保護フィルムを貼ってあげるのが対策になります(100円ショップで十分です)。
また、iPadで本格的に絵を描くなら「ペーパーライクフィルム」は必須級のアイテムです。
裸の画面でも摩擦はありますが、細かい線を描くならもっとほしいところ。
iPadをお絵描きマシンにするならペーパーライクフィルムはあったほうがいいでしょう。


iPadを保護フィルムなしで破損から守る方法


iPadに保護フィルムはいらないです。
とはいえ、「もし画面が割れたらどうしよう…」といった不安が拭えない方もいるかもしれません。



自宅に子供やペットがいる場合は少し怖いですよね。
そういった画面割れの不安があるなら「モバイル保険」で守るのもおすすめです。
モバイル保険は、iPadやiPhoneなどのモバイル機器が故障したときに補償してくれるサービスです。
主な特徴は以下のとおり。
- 月額700円で3台まで補償(スマホやPCも)
- 年間10万円まで修理費用を補償してくれる
- 補償対象端末をWebでいつでも変更できる
iPadの補償サービスはAppleCare+がありますが、
モバイル保険はAppleCare+よりもコスパがいいです。
別記事に詳細をまとめてあるので、「iPadに保護フィルムを貼りたくない、でも破損からは守りたい」という方は参考にしてみてください。
まとめ:iPadに保護フィルムはいらないです
最後まで読んでいただきありがとうございます。
iPadに保護フィルムはいらない理由について解説しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- カバーを使えば傷はつかないから
- バッテリー消費が激しくなるから
- ペンの書き心地も悪くはないから
保護フィルムは、iPadを傷や汚れから守ってくれる優れものです。
しかし、iPadのきれいな画面を楽しめなくなるデメリットが痛すぎます。
高いお金を払ってiPadを買うのは「きれいな画像や映像を大画面で楽しみたいから」だと思います。
そう考えると、わざわざ自分から使いにくくするのは本末転倒な気がしませんか?
せっかくiPadを使うなら保護フィルムなしで使わないともったいないです。
保護カバー
着脱式ペーパーライクフィルム
ペン先(摩擦の強いモノ)
iPadにおすすめなアクセサリー・周辺機器




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