- 「iPadにペーパーライクフィルムを貼るデメリットを知りたい」
- 「iPadにペーパーライクフィルムはやめたほうがいいかな?」
- 「iPadにペーパーライクフィルムはいらない気がするけどなぁ…」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
ペーパーライクフィルムは、iPadの画面を「紙の質感」に近づけてくれる保護フィルムです。
Apple Pencilで絵を描いたり、文字を書いたりするなら必須アイテムのように感じるでしょう。
しかし、ペーパーライクフィルムは良いことばかりではないんですよね。
そこで今回は、iPadにペーパーライクフィルムを貼るデメリット3つと代替案を紹介します。
僕はiPadをノート代わりにしていますが、ペーパーライクフィルムは貼って1週間ほどでやめました。
正直、イラストレーター以外はやめたほうがいいですよ。
この記事を読めば、ペーパーライクフィルムが本当に必要かどうか判断できるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
【結論①】ペーパーライクフィルムのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
紙のような描き心地になる 画面の反射が抑えられる 指紋や汚れが目立たなくなる | ペン先が削れやすくなる タッチ操作が不快になる 画質が落ちて目が疲れる |
【結論②】Apple Pencilを使うなら「ペン先」を変えるのがおすすめ
ちなみに僕は、iPadに保護フィルムは貼らないで運用しています。

ペーパーライクフィルムのメリット3つ

まずはペーパーライクフィルムのメリットを3つ簡単に解説します。
- 紙のような描き心地になる
- 画面の反射が抑えられる
- 指紋や汚れが目立たなくなる
①:紙のような描き心地になる
ペーパーライクフィルムは表面がザラザラしています。
そのためペン先が滑ることなく、まるで紙に書いているかのような感覚を味わえるんですよね。
細部までこだわって絵を描く人や、大量の文字を書く人なんかは便利でしょう。
②:画面の反射が抑えられる
ペーパーライクフィルムは非光沢(アンチグレア)タイプです。
そのため太陽や照明の反射を大幅に抑える効果があります。
屋外や照明の強い場所でiPadを使う人は画面が見やすくなりますよ。
③:指紋や汚れが目立たなくなる
ペーパーライクフィルムはマットな質感をしています。
そのため指紋や汚れがついてもほとんど目立ちません。
クリーニングクロスで画面を拭くのが面倒な人はストレスがなくていいでしょう。
ペーパーライクフィルムのデメリット3つ

ここまでの流れでは「ペーパーライクフィルムいいじゃん!」と思うでしょう。
しかし、ペーパーライクフィルムには以下のデメリットがあるんですよね。
- ペン先が削れやすくなる
- タッチ操作が不快になる
- 画質が落ちて目が疲れる
僕はメリットよりもデメリットが大きいと感じたので、ペーパーライクフィルムはやめました。
順番に解説します。
①:ペン先が削れやすくなる
ペーパーライクフィルムはペン先に抵抗感を与えるアイテムです。
抵抗感があることで紙のような質感になるのですが、反面でペン先の摩耗が早くなるんですよね。
毎日使用していると1ヶ月くらいでペン先から金属がはみ出てきます。
ペン先を交換すればいいだけの話ですが、Apple Pencilのペン先って1個500円くらいしますからね。
プロのイラストレーターならまだしも、素人にとっては無駄なランニングコストな気がします。
②:タッチ操作が不快になる
ペーパーライクフィルムは、ふつうのアンチグレアフィルムよりも表面がザラザラしています。
そのため、タッチ操作をするときに指が引っかかるんですよね。
画面をスクロールしていると皮脂が削れている感じがして僕はかなり不快でした。
「Apple Pencilで操作すればいいじゃん」と思うかもですが、先述のとおり、それではペン先の摩耗がさらに早くなります。
なので、ペーパーライクフィルムは本格的に絵を描く人でないとおすすめできません。
③:画質が落ちて目が疲れる
ペーパーライクフィルムは画質がかなり劣化してしまいます。
太陽や照明の強いところでは見やすいのですが、室内でふつうに画面を見ると「白く曇って見える」ので目が疲れるんですよね。

ぱっと見ではあまり気にならないかもですが、使っているうちに「やっぱり無理だ…」となる人が多いはず。
僕はiPadで動画を見たり、読書をしたりするので耐えられませんでした。
iPadはコンテンツ消費に優れたデバイスです。せっかく綺麗な画面を見にくくするのはもったいないと思います。
Apple Pencilを快適に使うための方法3選

ペーパーライクフィルムはデメリットの影響が大きいのでおすすめしません。
とはいえ、Apple Pencilの描き心地も大切にしたいですよね。
そこでおすすめなのが以下の3つ。
- ペーパーライクフィルムを「着脱式」にする
- Apple Pencilの「ペン先」を滑りにくくする
- iPadを「2台持ち」して用途ごとに使い分ける
①:ペーパーライクフィルムを「着脱式」にする

どうしてもペーパーライクフィルムを使いたいなら「着脱式」がおすすめです。
着脱式ならシーンに応じて使い分けられるのでストレスがありません。
たとえば、文字や絵を描くときは貼って、動画鑑賞や読書のときは剥がす、みたいに使えます。
フィルムの端が特殊な素材になっており、何度でも簡単に着脱可能です。
また、持ち運び用のケースも付属してくるので邪魔になることもありません。
価格も通常のペーパーライクフィルムと大して変わらないため、どうしても紙のような質感がほしいなら「着脱式」がおすすめです。
YMYWorldの着脱式ペーパーライクフィルムは、粘着面が広くしっかり貼り付いてくれます。
②:Apple Pencilの「ペン先」を滑りにくくする

「着脱式ペーパーライクフィルムは面倒だ」という人は、Apple Pencilのペン先を工夫しましょう。
ペン先を滑りにくくすれば、「画面の鮮やかさ」と「ペンの描きやすさ」を両立できます。
ペン先の摩耗が早いのは変わりませんが、ペーパーライクフィルムにするくらいならペン先を変えたほうがいいですよ。
③:iPadを「2台持ち」して用途ごとに使い分ける

あまり現実的ではありませんが、iPadを2台持ちする方法もあります。
- 1台目:お絵描き用
- 2台目:動画鑑賞用
このようにすれば、最高の環境でiPadを使用できますよね。
「そんなお金ないわ」という声が聞こえますが、中古ショップを覗くと結構掘り出し物がありますよ。
特に「イオシス」は大手ということもあり、品揃え・状態ともに優れています。
iPadは3~4年前のモデルでも十分使用できるので、中古を買って2台運用するのもおすすめです。
\ 2台目のiPad購入におすすめ /

まとめ:ペーパーライクフィルムはやめたほうがいいです
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ペーパーライクフィルムのメリット・デメリットを解説しました。
もういちど確認すると以下のとおり。
メリット | デメリット |
---|---|
紙のような描き心地になる 画面の反射が抑えられる 指紋や汚れが目立たなくなる | ペン先が削れやすくなる タッチ操作が不快になる 画質が落ちて目が疲れる |
ペーパーライクフィルムは便利ですが、iPadの画質が下がったり、ペン先の消耗が激しくなったりとデメリットがかなり目立ちます。
なので「プロのイラストレーター」や「ノート代わりにする大学生」以外にはあまりおすすめできません。
どうしてもApple Pencilの描き心地にこだわりたいなら「着脱式」や「ソフトなペン先」があります。そちらを使いましょう。



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