iPadに AppleCare+はいらない3つの理由【お金の無駄】

「iPadにAppleCare+は必要?」

こういった疑問にお答えします。

iPadはかなり高価な板です。
万が一に備えて「AppleCare+ for iPad」の加入を検討している人も多いでしょう。

しかし、AppleCare+ for iPadは不要です。

理由は以下の3つ。

  1. 保証を受けるケースは稀だから
  2. バッテリー交換の条件が厳しいから
  3. 自然故障は1年間無償で保証されるから

僕は5年以上iPadを使っていますが、AppleCare+ for iPadに未加入だし後悔したこともありません。

この記事では、AppleCare+ for iPadがいらない理由を詳しく解説します。

記事を読めば、AppleCare+ for iPadに入るべきかどうかの迷いがスッキリ晴れるはずです。

ぜひ最後まで読んでみてください。

iPadの破損・故障が不安なら「モバイル保険」のほうがコスパが高くておすすめです。

目次

AppleCare+ for iPadとは

出典:Apple

AppleCare+ for iPadとは、Appleが提供するiPad専用の保証延長サービスです。

iPadには、購入後1年間のハードウェア製品限定保証がついていますが、保証されるのは自然故障のみとなっています。

しかし、AppleCare+ for iPadに加入すると…

  • 保証期間が「1年→2年」に延長される
  • 保証内容が「自然故障のみ→過失による故障も対象」になる

という保証内容に変更されます。

保険料

AppleCare+ for iPadの保険料は機種により異なります。

各機種の料金表は以下のとおり。※価格は税込。

月払い年払い(2年間)
12.9インチiPad Pro1,100円21,800円
11インチiPad Pro980円19,400円
iPad Air580円11,800円
iPad・iPad mini550円10,800円

月払いは解約しないかぎり永年保証(自動継続)されます。

保証内容

AppleCare+ for iPadの主な保証内容は以下のとおり。

  • ハードウェアの修理費用を減額(過失や事故もOK)
  • Apple Pencil・iPad用キーボードの修理費用も負担
  • バッテリー無償交換補償(最大容量が80%未満限定)

修理回数に制限はありません。また、紛失・盗難は対象外です。

修理費用

勘違いする人が多いのですが、AppleCare+ for iPadは無償修理ではありません。

修理するときは自己負担額が発生します。

修理対象自己負担額
iPad(本体)4,400円(税込)
Apple Pencil・iPad用キーボード3,700円(税込)

自己負担額どんな機種・修理内容でも一律料金です。

余談:保険未加入のときの修理費用

ちなみに、AppleCare+ for iPadに未加入なときの修理費用は以下のとおり。

スクロールできます
端末保険未加入での修理費用
12.9インチiPad Pro
(第6世代)
Wi-Fiモデル:128,800円
セルラーモデル:136,800円
11インチiPad Pro
(第4世代)
Wi-Fiモデル:90,800円
セルラーモデル:102,900円
iPad Air(第5世代)Wi-Fiモデル:64,800円
セルラーモデル:73,800円
iPad mini(第6世代)Wi-Fiモデル:54,800円
セルラーモデル:63,800円
iPad(第10世代)Wi-Fiモデル:51,800円
セルラーモデル:59,800円
iPad(第9世代)39,800円
Apple Pencil(第2世代)16,800円
iPad用キーボード対象外

未加入時の修理費用はかなり高額ですね。ほとんど本体購入費用と変わりありません。

この修理費用を知ってしまうと保険未加入はリスクが大きすぎる気がしますよね。

しかし、僕はiPadにAppleCare+は必要ないと思っています。

iPadに AppleCare+はいらない3つの理由

iPadにAppleCare+はいらないです。

理由は以下の3つ。

  1. 保証を受けるケースは稀だから
  2. バッテリー交換の条件が厳しいから
  3. 自然故障は1年間無償で保証されるから

順番に解説します。

①:保証を受けるケースは稀だから

「もしiPadを落としたら…」と考えるとAppleCare+は必要な気がするかもしれません。

しかし、iPadはiPhoneと違って落下のリスクが低いです。

外で歩きながらiPadを扱うシーンってあまりないですよね。ほとんどの人が室内で使うはずです。

持ち運ぶときも、カバンに入れておけば落下の心配はありません。

「自分は屋外でもiPadを使う」「室内でも落とすと壊れそう」という声もありそうですが、心配ならケースやフィルムで守ればいいだけです。

AppleCare+は「保険料+修理代金」がかかります。
ケースやフィルムで守ったほうがコスパいいですよ。

ケースやフィルムが嫌な人は「モバイル保険」がおすすめです(あとで解説します)。

②:バッテリー交換の条件が厳しいから

AppleCare+に加入していると「バッテリー無償交換サービス」を受けられます。

未加入でバッテリー交換をすると、費用が15,000円〜28,800円ほどかかるので無償交換は嬉しいサービスです。

しかし、このバッテリー無償交換サービスには「最大容量が80%未満のみ」という条件があるんですよね。

出典:Apple修理サービス

僕の経験や周りを見ても、保証期間(2年)でバッテリー容量が80%を切るケースは見たことがありません。

つまり、AppleCare+に加入していてもバッテリー交換は有償になる可能性が限りなく高いです。

「保険料はバッテリー交換でペイできる」と期待していたかもですが、残念ながら大半の人は保険料を無駄に支払うだけになるでしょう。

バッテリー無償交換サービスはあってないようなものです。

iPadの最大バッテリー容量を自分で確認する方法はありません。
確認したい人はApple Storeや公式プロバイダに持っていきましょう。

③:自然故障は1年間無償で保証されるから

「万が一の自然故障が怖い…」と考える人もいるかもしれません。

しかし、iPadは購入後1年間のハードウェア製品限定保証がついています。

もし初期不良があっても1年間は無償でiPadを交換してくれるので心配ないですよ。

1年以上経過してから初期不良が見つかるなんて聞いたことありませんからね。

iPadの保険は「モバイル保険」がおすすめ

出典:モバイル保険

ここまで解説したとおり、iPadにAppleCare+はいらないです。

ただ、どうしても保険に入りたい人もいるでしょう。小さい子供がいる人や裸でiPadを使いたい人など。

そんな人には「モバイル保険」がおすすめです。

理由は以下の3つ。

  1. 月700円で3台まで入れる
  2. 自己負担額0円で修理できる
  3. Webから5分で手続きできる

モバイル保険は月700円で3台まで補償対象にできます。

1台のみの契約だとそこまで安い保険料ではありませんが、3台契約すると実質月233円で利用できる計算です。

対象端末もWi-Fi・Bluetooth搭載機器なら何でもOK。
iPhoneやMacと一緒に保険をかけられます。

修理費用も年10万円まで無償なのでAppleCare+よりも断然コスパに優れていますよ。

ちなみに、モバイル保険は購入から1年までの端末が入れます。
AppleCare+と違ってあとから入ることも可能です。

\ AppleCare+より断然お得 /

モバイル保険については以下の記事で解説しています。
興味があれば読んでみてください。

まとめ:iPadにAppleCare+は不要です

最後まで読んでいただきありがとうございます。

iPadにAppleCare+はいらない理由を解説しました。

もう一度振り返ると以下のとおり。

  1. 保証を受けるケースは稀だから
  2. バッテリー交換の条件が厳しいから
  3. 自然故障は1年間無償で保証されるから

iPadをAppleCare+に加入させても大半の人は恩恵を受けません。

たしかに保険に入っているとiPadをストレスなく使えますが、保険に入るなら「モバイル保険」のほうが断然お得ですよ。

AppleCare+は価格が高いだけの保険なのでおすすめしません。モバイル保険に入りましょう。

\ AppleCare+より断然お得 /

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