
iPadとかiPhoneの電子書籍アプリって何がおすすめなんだろう?いろいろありすぎてよくわからないな…。純正アプリのApple Booksはどうなのかも知りたい。
こういった疑問にお答えします。
iPhoneやiPadで電子書籍を読もうとしてもアプリが多すぎて迷いますよね。
「電子書籍はどこで買うのがお得なの?」「アプリごとの便利機能は?」と疑問はたくさんあるでしょう。
この記事では、おすすめな電子書籍アプリとApple Booksが微妙な理由を解説します。
僕は毎日読書をする本の虫です(マンガや雑誌も読みます)。
これまで電子書籍アプリはいろいろ試してきたので詳しく解説します。
この記事を読めば、ご自身に合う電子書籍アプリが見つかるでしょう。
ぜひ最後まで読んでみてください。
純正アプリ「Apple Books」が微妙な理由


Apple純正の電子書籍アプリ「Apple Books」は微妙です。
iPhoneやiPadで電子書籍を読むなら、ほかのアプリを使いましょう。
Apple Booksが微妙な理由は以下の2つ。
- 値引きやポイント還元がない
- Appleの端末でしか読めない
ほかの電子書籍アプリでは定期的にセールを開催していたり、ポイント還元があったりするのでお得に本を購入できます。
しかし、Apple Booksでは常時定価です。シンプルに損ですよね。
また、Apple Booksは「iPhone」「iPad」「Mac」でしか利用できません。
つまり、AndroidやWindowsの端末に買い替えた場合、今まで購入した本が読めなくなってしまうわけです。
「絶対にApple端末を手放さない」「Apple Booksのデザインしか受け付けない」という人ならいいかもですが、基本的にはほかのアプリを使ったほうがいいでしょう。
電子書籍アプリを選ぶときのポイント4つ


電子書籍アプリを選ぶポイントは以下の4つです。
- どれくらい本を読むか
- 特定ジャンルに強いか
- アプリが使いやすいか
- 運営が安定しているか
順番に解説します。
①:どれくらい本を読むか
電子書籍アプリは大きく分けて以下の2種類があります。
- 買い切りタイプ(読みたい本を都度購入)
- 読み放題タイプ(月額料金制で読み放題)
それぞれどんな人におすすめか?をカンタンに解説します。
買い切りタイプがおすすめな人
- 読みたい本だけ購入したい
- 最新の本を読むことが多い
- 月に1冊未満しか読まない
このような人は「買い切りタイプ」がおすすめです。
「大量に本を読むと費用がかさむ」のはデメリットですが、あまり読まない・じっくり読むのであれば買い切りタイプを選びましょう。
読み放題タイプがおすすめな人
- 代金を気にせずお得に読みたい
- 本を読んで勉強することが多い
- 月に1冊以上は読書をしている
このような人は「読み放題タイプ」がおすすめです。
「読める本が限られる」のはデメリットですが、対象の本を読めればいいなら読み放題タイプを選びましょう。
②:特定ジャンルに強いか
各電子書籍アプリは扱っているジャンルや強みが異なります。
たとえば以下です。
- ビジネス書や実用書が豊富なアプリ
- マンガの種類や特集が豊富なアプリ
- 雑誌のみだけど格安で読めるアプリ
それぞれのアプリで強みが異なるので「自分が読みたいジャンルに強いアプリはどれだろう」と考えて選ぶようにしましょう。
③:アプリが使いやすいか
上記と似たような話にはなりますが、「アプリの使いやすさ」も重要です。
たとえば以下のとおり。
- アプリがシンプルで本を探しやすい
- おすすめな本の特集が組まれている
- マーカーを引いたり辞書機能がある
ストレスなく快適に本を読みたいなら、アプリの使い勝手も重要視しましょう。
④:運営が安定しているか
「運営が安定しているか?」も重要な確認ポイントです。
なぜなら、運営会社がサービスを終了すると本が読めなくなるから。
読み放題サービスならいいかもしれませんが、購入した本が突然読めなくなったらショックですよね。
そのため、安心して電子書籍を読みたいなら以下の3つを確認しましょう。
- 運営会社が大企業か
- 本の品揃えが豊富か
- 再編の実績はあるか
ちなみに、この記事で紹介するアプリはどれも運営会社に実績があります。安心してください。
iPhone・iPadにおすすめな電子書籍アプリ6選


iPhoneやiPadにおすすめな電子書籍アプリは以下の6つです。
それぞれの特徴を解説するのでぜひ自分に合ったアプリを使ってみてください。
①:Kindle【品揃えNo. 1の王道アプリ】


ビジネス書や実用書を中心に読むなら『Kindle』がおすすめです。
おすすめポイントは以下のとおり。
- Amazonが運営しており取扱冊数が多い
- マーカーやメモ機能が勉強に使いやすい
- 月980円で200万冊以上が読み放題になる
Kindleは、Amazonが運営する電子書籍サービスです。
基本的には買い切り型ですが、Kindle Unlimitedという読み放題プランもあります。
世界最大の取扱冊数を誇っているため、電子書籍を読むならもっとも無難なサービスといえるでしょう。
「読みたい本がストアにないから仕方なく紙で買おう…」なんてことがKindleでは起こり得ません。
手軽に引けるマーカー機能が便利
Kindleはマーカー機能がかなり便利です。
ビジネス書や実用書を読むのであれば、印象に残った文章にマーカーを引けます。
マーカーを引いた部分は、アプリ内のノートにまとめられるので復習したいときに便利ですよ。






定額読み放題サービスもある
Kindleには『Kindle Unlimited』という月980円の読み放題サービスもあります。
読み放題になるのは「月ごとに変わる対象本だけ」ではありますが、和書12万冊以上、洋書120万冊以上が読み放題でお得です。
もちろん、雑誌やマンガも読み放題対象になりますよ。
Kindle Unlimitedは僕も利用しており、「買うほどではないけど読みたいなぁ」という欲求を満たしてくれる素晴らしいサービスです。
ラインナップは毎月変わるのでご自身で確かめてください(30日間の無料体験があります)。
\ 読書習慣を作りたい人におすすめ /
②:楽天kobo【楽天経済圏ならかなりお得】


楽天経済圏で暮らしているなら『楽天kobo』がおすすめです。
おすすめポイントは以下のとおり。
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- Kindleに次いで取扱冊数が豊富
- キャンペーンやクーポンも豊富
楽天koboは、楽天の子会社コボが運営する買い切り型の電子書籍ストアです。
Kindleには及ばないものの400万冊の本を揃えており、国内企業では頭ひとつ抜けている品揃えですね。
楽天経済圏で暮らしている人は「楽天SPU」で最大15%以上のポイント還元があるのでお得です。
お得なキャンペーンやクーポンが豊富
楽天koboは、楽天市場と同様にキャンペーンやクーポンが豊富なのも特徴です。
たとえば以下のとおり。
- 毎月1日の『ワンダフルデー』
- 『5と0のつく日』
- 毎月開催の『お買い物マラソン』
- 年4回開催の『楽天スーパーセール』
- 年1回開催の『楽天ブラックフライデー』
楽天はキャンペーンが豊富です。
楽天ヘビーユーザーでキャンペーンを活用すれば、実質無料で本を購入できますよ。
まとめ買いで最大25%のクーポンがもらえたり、対象の本が半額以下で購入できたりもします。
楽天経済圏で暮らしているなら、電子書籍も楽天koboの一択でしょう。
\ 楽天ヘビーユーザーならこれ一択 /
③:楽天マガジン【雑誌が最安値で読める】


雑誌だけ読みたいなら『楽天マガジン』がおすすめです。
おすすめポイントは以下のとおり。
- 月418円(年3,960円)で圧倒的に安い
- 楽天ポイントを使えば実質無料になる
- 読めない雑誌がない(700誌以上対象)
楽天マガジンは、楽天が運営する雑誌読み放題サービスです。
雑誌のみの取扱いですが、各雑誌読み放題サービスの中で最安値となっています。
雑誌読み放題サービスの料金比較
サービス(読み放題) | コンテンツ数(雑誌) | 月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天マガジン | 700誌以上 | 418円(年額3,960円) |
dマガジン | 700誌以上 | 440円 |
ブックパス | 300誌以上 | 418円 |
ブック放題 | 500誌以上 | 550円 |
Kindle Unlimited | 300誌以上 | 980円 |
U-NEXT | 110誌以上 | 2,189円 |
楽天マガジンはコンテンツ数もNo. 1。
「読みたい雑誌が対象じゃない…」なんてことは楽天マガジンで起こり得ません。
雑誌だけ読みたいなら「楽天マガジン」が1番お得ですよ。
楽天ポイントが貯まる・使える


楽天マガジンは、初回登録に楽天ポイント還元キャンペーンがあります。
年額プラン限定ではありますが、申し込むと1,000ポイントゲットできますよ。
楽天マガジンの月額料金はポイントで支払うこともできます。
楽天ヘビーユーザーなら実質無料でサービスが使えるのでお得ですよ。
「雑誌をたくさん読む」「雑誌だけ読めればいい」という人はぜひ利用してみてください(31日間の無料体験あり)。
\ 雑誌読み放題サービスはここが最安値 /
④:BookLive!【毎日クーポンがもらえる】


とにかくお得に電子書籍を購入したいなら『BookLive!』がおすすめです。
おすすめポイントは以下のとおり。
- 使いやすさNo. 1の実績あり
- 毎日のクーポンガチャがお得
- Tポイントが貯まる・使える
BookLive!は、凸版印刷の子会社であるカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する買い切り型の電子書籍サービスです。
アプリではマンガ中心のUIになっていますが、ビジネス書・小説・雑誌とジャンルを問わずなんでも揃っています。
取り扱い冊数も100万冊以上あり、Kindleにも引けを取らない品揃えです。
使いやすさNo. 1の実績あり


BookLive!はアプリが使いやすいです。
2020年には「使いやすい電子書籍ストアNo. 1」に選出されています。
使いやすさの理由は主に以下です。
- 本の品揃えが豊富
- アプリがシンプル
- マーカー機能あり
BookLive!はKindleと比較して取扱冊数は少ないのですが、アプリの使いやすさは上ですね。
iPhoneでKindleを使うと、Appleの仕様でアプリから本が買えないんですよね(本の購入はWebに飛ぶ必要がある)。
一方で、BookLive!ならアプリから直接購入できます。
アプリの使いやすさ重視ならBookLive!がおすすめです。
毎日クーポンガチャがお得


BookLive!最大のメリットは「1日1回引けるクーポンガチャサービス」です。
クーポンガチャでは、最大50%OFFまでのクーポンが入手できます。
具体的には「○○ジャンルの本が10%OFF」のようなクーポンです。
自分のほしいクーポンが手に入るわけではありませんが、ハズレはないのでお得ではありますよ。
Tポイントが貯まる・使える


Tポイントを活用しているならBookLive!がお得です。
ちなみに、ポイントの付与率は会員ランクによって変動します。
具体的には以下のとおり。


月に10,000円以上購入すれば3%付与。マンガを一気買いする人はかなりお得になります。
「アプリのUIを重視する人」「とにかく安く本を買いたい人」「Tポイントユーザー」はぜひ利用してみてください。
\ アプリの使いやすさNo.1の実績あり /
⑤:ebookjapan【背表紙機能がたまらない】


マンガをコレクションしたいなら『ebookjapan』がおすすめです。
おすすめポイントは以下のとおり。
- 背表紙機能でコレクションできる
- Yahoo!と提携していて安心できる
- PayPayポイントの還元率がお得
ebookjapanは、ヤフーのグループ会社である株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営する買い切り型の電子書籍ストアです。
取扱いジャンルは漫画がほとんどですが、一応ビジネス書や雑誌もあります。
背表紙機能がマンガ好きにはたまらない
ebookjapanの特徴はなんといっても「背表紙機能」です。
これは電子書籍サービスの中でも唯一の機能で、「まるで紙の本を集めているかのように」本棚にコレクションできるんですよ。
マンガ好きならこの背表紙機能は嬉しいですよね。
まさに本棚をどこへでも持っていけます。
PayPayユーザーはポイント還元がお得


また、PayPayユーザー向けのお得なキャンペーンもたくさんあります。
たとえば以下のとおり。
- Yahoo!プレミアム会員特典で+1%還元
- 金曜日に購入で誰でも+10%還元
- 金曜日に全額PayPay決済で+5%還元
- Yahoo!プレミアム会員が金曜日に購入で+3%還元
キャンペーン内容はその時々で変わりますが、PayPayユーザーはかなりお得に本を買えますよ。
「電子書籍でも漫画をコレクションしたい人」「PayPayを使っている人」はぜひ利用してみてください。
\ 漫画をコレクションしたい人におすすめ /
⑥:U-NEXT【動画サービスと併用可能】


電子書籍と動画をセットで楽しみたいなら『U-NEXT』がおすすめです。
おすすめポイントは以下のとおり。
- 動画も書籍もセットで楽しめる
- 毎月1,200ポイントが付与される
- 本の購入で最大40%ポイント還元
U-NEXTは、株式会社U-NEXTが運営する動画見放題・電子書籍サービスです
U-NEXTは動画配信サービスとして注目されがちですが、実は電子書籍もかなり豊富に取り扱っています。
ビジネス書やマンガの購入はもちろん、雑誌は170誌以上が読み放題です。
ラインナップも有名どころならほとんど揃っています。
毎月付与される1,200ポイントで本を買える
U-NEXTの料金は月2,189円です。
少し高いと感じるかもですが、毎月1,200円が付与されるため実質989円で利用できます。
毎月1,200ポイントは電子書籍の購入にあてることも可能です。マンガ2冊が無料とも考えられますね。
ポイントは3ヶ月まで繰り越せます。
毎月無理に使う必要はありませんので安心してください。
最大40%の「ポイントバックプログラム」がお得
U-NEXTは、電子書籍をたくさん読む人もお得に利用できます。
なぜなら、電子書籍の購入で40%のポイント還元があるから。
たとえば、マンガを600円で購入すれば240ポイントが付与。実質360円でマンガを買ったことになります。
かなりお得ですよね。
「毎月2冊以上の本を買う人」「マンガを大人買いしたい人」「動画と本を一緒に楽しむ人」はぜひ利用してみてください。
31日間の無料体験もあります。
\ 本が実質40%OFFで買える/
まとめ:自分に合った電子書籍アプリを見つけよう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
iPhone・iPadにおすすめな電子書籍アプリを紹介しました。
もういちど確認すると以下のとおり。
電子書籍アプリはほかにもいろいろありますが、サービス終了のリスクがない大手企業が運営するアプリを使うのがおすすめです。
今回紹介した電子書籍アプリはすべて安心して利用できます。
ぜひご自身に合ったアプリを見つけてみてください。
月1冊以上読むなら「Kindle Unlimited」を使おう
「Kindle Unlimited」を利用すれば初月無料で読めます。



