「最初の1台はiPadとMacBookのどっちがいい?」と迷う方は多いのではないでしょうか。
一昔前なら即決でMacBookだったのですが、今はiPadもパソコンのように使えるため悩みますよね。
結論をいうと、最初の1台は「iPad」がおすすめです。
僕はApple製品が好きでiPadとMacBookの両方を持っています。最近はiPadだけで仕事も完結するので、もしかしたらMacBookは手放すかもしれません。ちなみに、仕事はフリーランスでライターをしています。
もちろん、使用目的によってはMacBookでないとダメな場合もありますが、ほとんどの人はiPadから買ったほうが満足できるはずです。
本記事では、僕がMacBookよりもiPadをおすすめする3つの理由を解説します。気持ちよく買い物をしたい方はぜひ参考にしてください。
iPadかMacBookか。僕がiPadをおすすめする3つの理由
僕は最初の1台にiPadをおすすめします。その理由は以下の3つ。
- iPadでほとんどのことはできるから
- iPadのほうが汎用性高く使えるから
- iPadは買わないとモヤモヤするから
順番に解説します。
①:iPadでほとんどのことはできるから
この記事を読む大半の人は「本当はiPadを選びたい」「でもパソコンならMacBookを選ぶのが無難かな?」という考えだと思います。
その点でいうと、ほとんどのことはiPadだけで完結するので問題ありません。
実際、僕はiPadだけでこのブログを書いているし、iPadだけで動画編集をしているYouTuberもたくさんいます。キーボードやマウスにも対応しているため、iPadはもはやパソコンと大差ないですよ。M1チップ以降は外部ディスプレイ出力も可能ですしね。
パソコン専用ソフトが使えないため「ほとんどのことはできる」という表現にしましたが、よほどの効率厨でないかぎりはiPadだけでも生活に困ることはありません。
「いやいや、iPadは使いにくいからMacを買うべきだよ」という声も多いのですが、それは”パソコン操作に慣れきっている人”の意見だと僕は思います。
iPadが仕事で使いにくいと言われる主な原因は「アプリがタッチ操作を前提に作られているから」です。スマホ時代を生きる若者なら、むしろiPadのほうが使いやすいと感じるのではないでしょうか。
動画編集や写真編集も「パソコンだと難しそうだけど、iPadならできそうだな」という気持ちになる方も多いと思います。
iPadは創作意欲を高めてくれるデバイスです。僕はiPadによって人生が変わったので全力でおすすめします。
②:iPadのほうが汎用性高く使えるから
「同じようなパソコンならMacBookでよくない?」、そんな意見が上がるでしょう。
僕がなぜMacBookよりもiPadをおすすめするのか?というと「iPadのほうが汎用性高く使えるから」です。
MacBookはパソコンとしてしか使えませんが、iPadはパソコンにもタブレットにもなります。
たとえば、以下にあげることはiPadじゃないと難しいです。
- 電子書籍を読む
- イラストを描く
- ノート代わりにする
- ゲームアプリで遊ぶ
- 寝ながら動画を見る
上記をMacBookでやるのは難しいですよね。
iPadは仕事にも娯楽にも使えます。シンプルに使い道が多いので最初の1台はiPadを選んだほうが満足できるはずです。
とくにiPadはApple Pencilを使えるのが大きい。iPadをノート代わりにすれば、荷物が減るし、楽しくノートを書けるし、仕事や勉強が捗りますよ。
③:iPadは買わないとモヤモヤするから
ネットを見ると「最初の1台はMacBookを選んだほうが無難」という意見ばかりです。
たしかに、パソコンでしか使えないソフトが存在する以上はMacBookを選んだほうが無難かもしれません。しかし、ここでMacBookを選んでもずっとモヤモヤするだけだと思います。
あなたもMacBookを選んだほうが無難なことはわかっているはずです。でも本当はiPadがほしいから情報収集をしているんですよね。
そんな中でMacBookを選んでも「やっぱりiPadいいなぁ」「実はiPadだけでも問題ないんじゃないかなぁ」など、ずっとモヤモヤ考えてしまいませんか?
だったら、まずはiPadを使ってみる。そして、iPadに限界を感じたらMacBookに買い替えればいいと僕は思うわけです。そのほうが納得して仕事や勉強に打ち込める気がしませんか?
「買い替えるほど資金に余裕ないよ」と思うかもしれませんが、Apple製品は値崩れがしにくいです。中古ショップやフリマサイトで売却すれば定価の7~8割は返ってくるので小さな損だけで済みますよ。
先述したとおり、ほとんどの人はiPadで十分です。モヤモヤ考えている時間がもったいないので、まずは実際に使ってみるのがおすすめです。
iPadを買う前に知っておくべき3つのポイント【注意点】
最初の1台はiPadがおすすめですが、いくつか注意点もあります。それが以下の3つです。
- パソコン専用ソフトが使えない
- MacBookよりバッテリー持ちが悪い
- 実はMacBookと価格差があまりない
上記3つが気になるならMacBookを選んだほうがいいでしょう。
では、順番に解説します。
①:パソコン専用ソフトが使えない
iPadはキーボードやマウスを接続することでMacBook化できます。
ただ、MacBookとの大きな違いがあり、それが「パソコン専用ソフトが使えない」という点です。
たとえば以下はiPadでは使えません。
- Google Chromeの拡張機能
- Rank Tracker
- Better Touch Tool
なぜiPadで使えないのか?というと、macOSとiPadOSでは仕様が異なるからですね。
僕自身はまったく使っていないから問題ないのですが、「パソコン専用ソフトが使えないと困る」という方はMacBookを選んだほうがいいかもしれません。
②:MacBookよりバッテリー持ちが悪い
iPadはMacBookと比べてバッテリー持ちが悪いです。
Apple公式サイトによると、両者のバッテリー持ちは以下のようになっています。
- iPad:約10時間
- MacBook:約20時間
少し前まではiPadのほうがバッテリー持ちがよかったのですが、Appleシリコンが登場してからはMacBookのほうが省エネになったんですよね。
iPadの10時間でも十分ではありますが、MacBookは「丸1日外で作業するぞ」という日でもモバイルバッテリーが必要ないのが強いです。
③:実はMacBookと価格差があまりない
iPadはMacBookよりも安いイメージですが、いろいろアクセサリーを揃えると実は価格差があまりありません。
- MacBook Air(M2):164,800円〜
- MacBook Air(M1):134,800円〜
- iPad Pro 11インチ+Magic Keyboard:169,600円〜
- iPad Air 5+Magic Keyboard:137,600円〜
ご覧のとおり、価格面でiPadを選ぶのは微妙です。
これに加えてApple Pencilを買ったり、iPad Pro 12.9インチを選んだりするとMacBookよりも高くなってしまいます。
本体価格だけでiPadを選ぶと後悔するので、しっかり機能面で選ぶようにしてください。
iPadを購入する際によくある質問
ここからはiPadを購入する際によくある質問にお答えします。
iPadを買う前に参考にしてください。
- iPad ProとAirの違いって何?
- iPadのおすすめストレージ容量は?
- iPadにセルラーモデルって必要?
- iPadを中古で買うのはどうなの?
- iPadとMacBookの2台持ちはあり?
①:iPad ProとAirの違いって何?
iPad ProとAirの大きな違いは以下の5つです。
- 容量
- Promotionテクノロジー
- スピーカー
- カメラ
- 生体認証
iPad ProとAirはどっちを買うべきか悩みがちですが、プロのクリエイターでないのであれば、無理にProを買う必要はありません。ほとんどの人はiPad Airで十分満足できます。
詳細は以下の記事でまとめているので、悩んでいるなら読んでみてください。
②:iPadのおすすめストレージ容量は?
iPadのストレージ容量で迷うなら「64GB」がおすすめです(Proは128GB)。
というのも、容量が足りなくなっても「外付けSSD」を購入すれば問題ないんですよね。
もちろん予算に余裕があるなら大きい容量を選んだほうがいいのですが、容量はあとからでも増やせるので無理する必要はありません。iPadは高値で売却もできますしね。
実際に僕は64GBで仕事も娯楽も楽しんでいますが、容量不足に困ったことはないです。
③:iPadにセルラーモデルって必要?
iPadはWi-Fiモデルでも十分です。
セルラーモデルはどこでも通信ができて便利ですが、大半のカフェにはフリーWi-Fiがあるし、iPhoneのテザリングでも快適に使えます。
こちらも予算に余裕がないなら無理してセルラーにする必要はありません。
④:iPadを中古で買うのはどうなの?
iPadは中古で買うのもおすすめです。むしろ最新機種にこだらないなら賢い選択ですよ。
理由は以下の3つ。
- iPadは2018年以降あまり進化していない
- 最新モデルはスペックを持て余している
- AppleはOSのサポート期間が長い(約5年)
中古品は傷が心配かもしれませんが、iPadは値崩れがしにくいため「売却前提でていねいに扱う人が多い」という傾向があります。
また、バッテリーの劣化についても、iPadを仕事でバリバリ使う方以外はそこまで気にならないはずです。
なので、まずは中古で買ってみて、iPadが生活に馴染んだら新品を買うのもおすすめですよ。
⑤:iPadとMacBookの2台持ちはあり?
iPadとMacBookは2台持ちもありです。
僕は実際に2台持ちをしていますが、以下のようなメリットを感じています。
- ノマドでも生産性が落ちない
- 仕事とプライベートで分けられる
- ミニマリズムが促進される
なので、iPadとMacBookのどっちを買うか決められない方は「中古で両方買う」のも結構おすすめですよ。
まとめ:最初の1台はiPadを選ぶのがおすすめです
最後まで読んでいただきありがとうございます。
iPadとMacBookはどっちがいいか。僕がiPadをおすすめする理由を解説しました。
もういちど振り返りましょう。
- iPadでほとんどのことはできるから
- iPadのほうが汎用性高く使えるから
- iPadは買わないとモヤモヤするから
世間的に「iPadはMacBookの劣化版」として扱われがちですが、パソコン専門ソフトを使ってゴリゴリ仕事をする人以外であればiPadでも十分です。
むしろ、スマホ操作に慣れている現代人にとってはiPadの直感的な操作のほうが使いやすいと思いますよ。iPadはMacBookよりも汎用性高く使えるのでコスパもいいです。
とくにこの記事を読んでいる人の大半は「本当はiPadがほしい」という状況なはず。そこでMacBookを選んでもモヤモヤすると思うので、まずはiPadを実際に使ってみるのがおすすめです。