AirPodsだけはAppleCare＋に絶対入ったほうがいい理由3つ

こういった疑問にお答えします。

AirPodsを購入する人の多くは「AppleCare+ for Headphones」に入るべきか迷うところでしょう。

AppleCare+ for Headphonesに入っておけば、もしAirPodsを壊してしまっても安く修理ができます。

とはいえ、AirPodsを壊す自信がない人は「保険は無駄だしいらないのでは？」と考えちゃいますよね。

結論、AirPodsはAppleCare＋に入ったほうがいいです。理由は以下の3つ。

僕はこのブログで「iPhone・iPad・Mac・Apple WatchにAppleCare＋はいらない」と言ってきましたが、AirPodsだけは必要です。

この記事では、AppleCare+ for Headphonesが必要な理由を解説します。

記事を読めば、AirPodsをAppleCare＋に入れるべきかの迷いがスッキリ晴れるでしょう。

ぜひ最後まで読んでみてください。

AppleCare+ for Headphonesとは

AppleCare+ for Headphonesは、Appleが提供する保証延長サービスです。

AirPodsには購入後1年間のハードウェア製品限定保証がついていますが、保証されるのは自然故障のみとなっています。

しかし、AppleCare+ for Headphonesに加入すると…

と保証内容が変更されます。

保険料

AppleCare+ for Headphonesの保険料は以下のとおり。

機種名	保険料（2年間）
AirPods	4,600円（税込）
AirPods Pro	4,600円（税込）
AirPods Max	7,800円（税込）

月払いプランはありません。

保証内容

AppleCare+ for Headphonesの主な保証内容は以下のとおり。

補償の利用回数に制限はありません。

修理費用

勘違いする人が多いのですが、AppleCare+ for Headphonesは無償修理ではありません。

修理するときは自己負担額が発生します。

機種名	修理費用
AirPods	3,700円（税込）
AirPods Pro	3,700円（税込）
AirPods Max	3,700円（税込）

AppleCare＋加入時の修理費用は上記のとおりです。

余談：AppleCare＋未加入なときの修理費用

ちなみにですが、AppleCare＋に入っていないと以下の修理費用がかかります。

機種名	修理費用（通常価格）
AirPods	イヤホン：10,800円（片方） 充電ケース：9,000~10,800円
AirPods Pro	イヤホン：14,400円（片方） 充電ケース：14,400円
AirPods Max	明記なし

AppleCare＋未加入だと修理費用がかなり高額ですよね。

イヤホンも充電ケースもすべて壊してしまうと、なぜか製品購入価格よりも高くなってしまいます。

注意点

AppleCare+ for Headphonesの注意点は以下の3つ。

加入するときは上記を頭に入れておいてください。

AirPodsだけはAppleCare＋に絶対入ったほうがいい

AirPodsだけはAppleCare＋に絶対入ったほうがいいです。

理由は以下の3つ。

順番に解説します。

①：故障リスクが高いから

「AppleCare＋に入ってもどうせ保証を使わないよ」と楽観視する人もいるでしょう。

しかし、AirPodsは故障するリスクがかなり製品です。保証に入らないと後悔する可能性が高いでしょう。

たとえば…

こんな感じです。

ヘッドフォンタイプのAirPods Maxなら心配ないかもですが、イヤホンタイプのAirPods、AirPods Proはかなり故障のリスクが高いでしょう。

「AirPodsは防水だから洗濯しても平気」と思うかもですが、AirPodsの防水性能はIPX4等級で水しぶきにしか耐えられません。

また、充電ケースはカバーで守れますが、イヤホン本体は裸で使うしかないためアスファルトに落下すると壊れるでしょう。

このようにAirPodsは故障リスクの高い製品です。安心して使いたい人はAppleCare＋に加入しましょう。

②：バッテリーが劣化しやすいから

AppleCare＋に入っておけば、バッテリーの劣化したAirPodsを無償交換してくれます。

AppleCare＋未加入でのバッテリー交換費用は7,500円（片方）なので、これだけでも加入する価値はあるでしょう。

「いやいや、でも最大容量が80％を切ったときだけでしょ？iPhoneは2年でバッテリー交換対象にならなかったよ？」と思うかもしれません。

たしかにiPhoneのバッテリー無償交換は滅多にできません。しかしAirPodsは保証期間内に80％未満まで劣化する可能性がかなり高いですよ。

AirPodsやiPhoneに使用されるリチウムイオン電池は、一般的に0％から100%までの充電を500回繰り返すと最大容量が80%未満になるといわれています。

iPhoneはバッテリーが20時間以上持つからいいのですが、AirPodsはイヤホン本体が6時間しか持ちません。

そのため、AirPodsはiPhoneよりも早くバッテリーが劣化します。毎日使用する人はバッテリー無償交換対象になる可能性が高いですよ。

バッテリーを一度交換すれば保険料の元を取れます。そう考えるとAppleCare＋に入っておいて損はないですよね。

③：エクスプレス交換を利用できるから

AppleCare＋はエクスプレス交換が利用できるのもメリットでしょう。

エクスプレス交換とは、修理端末の交換機をいち早く届けてくれるサービスです（1~3日で届きます）。

もしAirPodsを修理に出しても、手元にない時間を減らせるので日常に支障がでません。

修理となると1~2週間ほどかかるのが一般的ですからね。

サブイヤホンがあれば気にならないかもですが、AirPodsは唯一無二なイヤホンと考える人も多いと思います。

また、テレワークをしている人はイヤホンがないとかなり困るでしょう。

AppleCare＋なら修理の待ち時間がないので、ほかの保険サービスよりもおすすめです。

AppleCare+ for Headphonesはあとからでも入れる？

「AirPodsを買ったけどAppleCare＋に入るのを忘れた…」という人もいるでしょう。

しかし大丈夫です。AppleCare＋は購入後30日以内であれば、あとからでも入れます。

購入後30日以内なら入れる

AppleCare+ for Headphonesにあとから加入する方法は以下のとおり。

これでOKです。

もしわからない人は「Apple直営店」や「電話」で加入もできます（詳しくは公式サイトをどうぞ）。

30日を過ぎた場合の対処法

「AppleCare＋に入ろうとしたら購入日から30日が過ぎてて入れなかった…」。

そんな人は「モバイル保険」に入るのがおすすめです。

モバイル保険の特徴は以下のとおり。

モバイル保険は「バッテリー交換ができない」「エクスプレス交換がない」のはデメリットですが、単純な修理だけならAppleCare＋よりもお得です。

iPhoneやiPad、Apple Watchなどと一緒に入れば実質月233円で利用できます。

僕自身、iPhoneとiPadはAppleCare＋ではなくモバイル保険に入っています。

モバイル保険については以下の記事で解説しているので興味のある方はどうぞ。

＼ iPhoneと一緒に入るとお得 ／

まとめ：AirPodsにAppleCare＋は必要です

最後まで読んでいただきありがとうございます。

AirPodsにAppleCare＋が必要な理由を解説しました。

もう一度振り返ると以下のとおり。

iPhoneやiPadにAppleCare＋はいらないです。

しかし、AirPodsだけは故障のリスクが高すぎるし、バッテリー劣化もしやすいので入っておいたほうがいいですよ。

あとから「AppleCare＋に入っておけばよかった…」と後悔しても遅いです。迷っているならとりあえず加入しましょう。

AirPods以外のApple製品は「モバイル保険」がおすすめです。