iPadがほしいけど、スマホとパソコンがあればいらないかな?
あれば便利だと思うけど、安い買い物ではないし、買って結局使わなくてなる予感もするし…うーん買うか迷う。
こういった悩みにお答えします。
- ミニマリストの僕がiPadを手放さない理由3つ
- iPadを買っても結局使わなくなる人の特徴とは
- ミニマリストにおすすめなiPadの機種を解説
iPadって「便利そうだけど買ったら使わないガジェット」の筆頭格ですよね。
今のスマホは大画面だし、パソコンを持っている人であれば「iPad=中途半端な端末」と感じるかもしれません。
しかし、iPadはしっかり活かし方を知れば、生活を変えてくれる魔法のデバイスになります。
僕はミニマリストでMacBookも所持していますが、iPadは欠かせない道具だし、むしろミニマリストにこそiPadをおすすめしたいです。
というわけで、ミニマリストの僕がiPadをどのように活用しているのか?を解説していきます。
記事を読み終えるころには、自分にiPadが必要かどうか判断できるはずです。
iPadを買って後悔したくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ミニマリストの僕がiPadを手放さない理由
「ミニマリストならiPadはいらないのでは?」
…と思うかもしれませんが、僕にとってiPadは欠かせないアイテムです。
その理由は以下の3つ。
- 雑誌とマンガが快適に読めるから
- ノート代わりに使用しているから
- リラックス時間に欠かせないから
順番に解説します。
①:雑誌とマンガが快適に読めるから
iPadの魅力は「雑誌とマンガを快適に読める」ところです。
小説やビジネス書を読むならiPhoneでも十分ですが、雑誌やマンガの場合はiPadくらいのサイズでないと厳しいです。
「iPhoneでもマンガは読めるぞ」という方もいるかもしれませんが、僕はなるべく見開きで読みたいんですよね。
マンガは見開きページで魅せられることもありますからね。
ちなみに僕はiPhone 12 Pro Maxを使っています。6.7インチの大型スマホでも雑誌やマンガは読みにくいのでiPadが必須というわけです。
一応、MacBookでマンガを読んでみたこともあります。
でもキーボードが邪魔で僕には無理でした。
「じゃあ紙で読めばいいじゃん」という声もあるでしょう。
しかし、紙だと収納する本棚が必要になります。ミニマリスト的に本棚は持ちたくないのでiPadが最適なんですよね。
②:ノート代わりに使用しているから
僕はiPadをノート代わりとしても重宝しています。
「パソコンと紙のノートでもいいのでは?」と思うかもしれませんが、iPadをノート代わりにするとなかなか紙には戻れないですよ。
具体的には以下のとおり。
- ノートやペンを複数持たなくていい
- 間違えてもカンタンに修正ができる
- 画像を取り込んで書き込みができる
こういったメリットがあるので僕はiPadをノート代わりにしています。
とくに「GoodNotes 5」というノートアプリは使い勝手が素晴らしいです。
詳しく語ると長くなるので有識者のYouTube動画を見てみてください。
とにかく機能が充実しています。
ちなみに僕がノートを書くのは、頭の中を整理したり、アイデアを考えたり、読書の理解を深めたりしたいときです。
手書きをすることで脳が活性化するので、考えごとや勉強ではノートを活用しています。
参考:デキる人を目指すならやっぱり「手書き」。手で書くことが脳にもたらす5つの重要メリット|STUDY HACKER
iPadがあれば複数のノート・文房具を1台にまとめられます。
つまり、持ち物が減るのでミニマリストにこそおすすめですよ。
③:リラックス時間に欠かせないから
「MacBookがあればiPadはいらない」と考える人は多いでしょう。
しかし、両者は共存可能です。
僕はMacBookとiPadを「仕事」と「プライベート」で使い分けています。
これは在宅ワークの方にかぎった話ですが、自宅で仕事をしていると気持ちの切り替えが難しくないですか?
僕は一度iPadを手放して、仕事も娯楽(動画鑑賞とかネットサーフィンとか)もすべてMacBookでまかなう生活をしてみました。
しかし、MacBookだけだと、仕事のオンオフを切り替えるのに苦労するんですよね。
たとえば、仕事モードから抜け出せず眠れなかったり、全然仕事のやる気が起きなかったり…って感じです。
しかしiPadがあれば、「iPadを使う=仕事モードオフ」「MacBookを使う=仕事モードオン」とうまく気持ちを切り替えられます。
これは何かの本で読んだのですが、脳は道具や場所によってスイッチを切り替えるようになっているみたいなんですよね。
そのため、僕は仕事が終わったらiPadしか使わないように、逆に仕事中はMacBookしか使わないようにしています。
MacBookとiPadの2台持ちは「仕事」と「娯楽」で使い分けるのがおすすめです。
iPadがあれば手放せるモノ6選
「iPadはミニマリストに不要」という意見があります。
しかし、iPadはミニマリストにこそ必要です。
なぜならミニマリズムが促進するから。
iPadがあることで手放せるモノをまとめてみました。以下の6つです。
- 本棚
- 書類・ファイル
- メモ帳・手帳・ノート
- テレビ
- ノートパソコン
- デュアルモニター
順番に解説します。
①:本棚
iPadで本を読むようにすれば本棚を持つ必要がなくなります。
「紙の本で読みたい」という人もいるかもですが、電子書籍も慣れると快適ですよ。
僕は毎日読書をしていますが、すべてKindleで買っているので本棚を持っていません。
月980円の読み放題サービス「Kindle Unlimited」を活用すれば読書習慣が身につくし節約にもなります。
②:書類・ファイル
iPadがあれば書類を電子化できます。
カメラで撮影してPDF化すれば直接書き込みもできるし便利ですよ。
書類が減れば保管のためのファイルも必要なくなります。
③:メモ帳・手帳・ノート
Apple Pencilがあれば、iPadは高性能なメモ帳・手帳・ノートになります。
文房具類(ペン・消しゴム・定規など)も必要なくなるので、かなり身軽になれますよ。
iPadのおかげでカバンも小さくできました。身軽になれば思考力も上がるから仕事や勉強もはかどりますよ。
④:テレビ
iPadでYouTubeや動画配信サービスを見れば、テレビがなくても暇をつぶせます。
さらにいうと、「TVer」というアプリを使えば民法放送も”リアルタイム”で見れますよ。
TVerのリアルタイム放送はゴールデンタイムのみですが、見逃し配信もあるし困ったことはありません。
アメトーークとか水曜日のダウンタウンとかも僕はiPadで見ています。
⑤:ノートパソコン
ほとんどの人はiPadがあればパソコンが不要になります。
Office系・Adobe系のソフトを使わないのであれば、もはやパソコンは必要ありません。
趣味程度ならブログ執筆や動画編集もiPadだけでできますよ。
作業効率を考えるとパソコンには劣りますが、たまにパソコンを使うくらいならiPadに置き換えられます。
⑥:デュアルモニター
iPadは「Sidecar」という機能を使うことでMacBookのサブディスプレイになります。
「ふつうにデュアルモニター使ったほうがいい」という人もいるかもですが、iPadなら外出先でもデュアルモニターになるので便利ですよ。
カフェでは人目が気になって使いにくいですが、旅行先や出張先のホテル、コワーキングスペースで僕はよく使います。
iPadはノマドワーカーにめちゃくちゃおすすめです。
iPadを買っても結局使わなくなる人の特徴
iPadを買っても結局使わなくなるであろう人も解説します。
以下に当てはまるなら、iPadはいらないでしょう。
- 大画面で動画鑑賞したいだけの人
- パソコンの代わりに考えている人
順番に解説します。
①:大画面で動画鑑賞したいだけの人
iPadを”動画鑑賞専用機”として考えている人は結局使わなくなります。
なぜなら、大画面を求めるとテレビ・手軽さを求めるとスマホに落ち着くから。
iPadはどこでも大画面を持ち運べるのが魅力ですが、映画を観るにはちょっと迫力に欠けます。
最初はよくても数ヶ月すると「もっと大きい画面で見たいな」といって、結局は「Fire TV Stick」を使ってテレビで見るのがオチです。
「ベッドやソファーで寝転びながら動画を見たい」と考えているかもですが、結局はスマホのほうが取り回しやすくてiPadは使わなくなります。
そして最終的に「ちょっと動画見るだけならiPadはいらないな」と思うはずです。
動画鑑賞以外にも明確な使い道があるのであれば満足できますが、動画を見るためだけだと結局使わなくなると思いますよ。
②:パソコンの代わりに考えている人
iPadをパソコン代わりに考えている人も結局使わなくなる可能性が高いです。
なぜなら、iPadは完全なパソコン代わりにはならないから。
iPadがパソコン代わりにならない理由は以下の3つです。
- アプリが簡易版で機能が少ない
- パソコン専用ソフトが使えない
- 拡張性に乏しく作業効率が悪い
ネットサーフィンや趣味程度のブログ・動画編集ならiPadでも十分ですが、仕事用のパソコンにするつもりならやめておいたほうがいいですよ。
iPadではExcelやスプレッドシートの挙動が微妙だし、Adobe Premiere Proのようなプロ用の動画編集ソフトも使えません。
iPadはサブパソコンにはなりますが、完全にパソコンを手放せるわけではありません。
キーボードやマウスを揃えることを考えると、MacBook Airと価格もほとんど変わらないです(むしろiPadのほうが高くなる場合がある)。
「これならMacBookを買ったほうがよかったかも…」となるのがオチでしょう。
ミニマリストにおすすめなiPadの機種とは
iPadを買うならどの機種がおすすめなの?というと以下のとおりです。
- MacBookを持っていない人:iPad Air
- MacBookを持っている人:iPad mini
順番に解説します。
MacBookを持っていないなら「iPad Air」がおすすめ
ノートPCを持っていない人は「iPad Air」がおすすめです。
理由は、もっとも無難な選択肢だから。
ほかの機種についてコメントすると以下のとおり。
- iPad Pro 12.9インチ
→重すぎる。絵を描かないならPCを推奨 - iPad Pro 11インチ
→イラストレーターでないと宝の持ち腐れ - iPad(第10世代)
→Apple Pencilが使いにくい・ディスプレイが微妙 - iPad mini(第6世代)
→タブレットとしては小さすぎる
このように、iPad Airはもっとも使いやすい機種となっています。
iPad Proは「Apple Pencilの書き味がいい」「スピーカーの音がいい」のがメリットです。
しかし、iPad Airでも文字を書くくらいなら問題ないし、音質もイヤホンをすれば同じです。
iPad(10世代)はApple Pencilが第1世代で使いにくいし、ディスプレイもフルラミネーしょん非搭載で物足りなく感じるでしょう。
iPad miniも迷うかもですが、パソコンがないのであれば11インチくらいの画面サイズがいいと思いますよ。
MacBookを持っているなら「iPad mini 6」がおすすめ
MacBookを持っているなら、iPad miniがおすすめです。
理由はMacBookと一緒に持ち歩きやすいから。
iPad Airもおすすめですが、MacBookがあると画面サイズ的に被る用途が多いです。
iPad AirとMacBookを一緒に持ち運ぶと結構重いんですよね。旅行のときに大変ですよ。
「iPad miniはiPhoneと使い分けが難しそう」と思うかもですが、iPad miniはペンが使えるし、比較すると画面サイズもiPhoneとは結構違いますよ。
「外出先でササっと使いたいときはiPhone」「腰を据えて使いたいときはiPad mini」と使い分ければ満足できるはずですよ。
MacBookを持っているなら、iPad miniがおすすめです。
補足:iPadは中古で買うのもあり
iPadを少しでも安く手に入れない方は「中古」で買うのもおすすめです。
詳しい理由・注意点は以下で解説しているので参考にしてください。
まとめ:iPadはミニマリストにこそ必要です
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ミニマリストの僕がiPadを手放さない理由を解説しました。
要点をまとめると以下のとおり。
- 雑誌とマンガが快適に読めるから
- ノート代わりに使用しているから
- リラックス時間に欠かせないから
iPadはスマホとパソコンの中間的な存在であるため、使いこなせるか不安な人が多いかもしれません。
特にミニマリストなら「絶対必須ではないからいらないでしょ」と思う人が多いでしょう。
しかし、iPadがあれば減らせるものがたくさんでてきます。iPadはミニマリズムを促進してくれるので、ミニマリストにこそおすすめですよ。
そんなわけで、iPadの購入を迷っているなら試しに手に入れてみてください。
もしiPadを使ってみて合わなくても売却すればいいだけです。iPadはリセールバリューが高いので定価の7割くらいは戻ってきますよ。