「電子書籍を読むためにiPad買おうかな、でも容量は64GBで足りる?」
…という疑問にお答えします。
iPad Pro以外はストレージ容量が64GBと256GBに分かれており、どっちを選ぶべきか迷いますよね。
「256GBは必要ないけど、64GBを選んで容量不足に困るのも嫌だな…」と頭を悩ませる人は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、iPadで電子書籍を読むのに必要な容量・iPadが容量不足になったときの対処法を解説します。
記事を読めば、ご自身に合うiPadのストレージ容量を選べるようになるでしょう。
ぜひ最後まで読んでみてください。
僕はiPadで読書をするのが5年以上続く日課です。
漫画や雑誌もiPadで読んでおり、このブログもiPadで書いています。
iPadで電子書籍を読むのに必要な容量は?
結論:64GBで十分足りる
iPadは電子書籍を読むくらいであれば「64GB」で十分足ります。
僕はビジネス書・実用書・漫画・雑誌とオールジャンルをiPadで読みますが、容量不足で困ったことはありません。
とはいえ、
- うまくデータの削除を繰り返してるだけでしょ?
- 漫画をたくさん保管するとさすがに厳しいのでは?
- 写真とかアプリとかが少ないだけなんじゃないの?
こういった疑問もあるかもしれません。
なので、実際に電子書籍の容量を見てみましょう。
電子書籍の容量とは
電子書籍の容量をまとめてみました。
大まかではありますが参考にしてください。
1冊あたりの容量 | 1GBで保存できる冊数 | 64GBで保存できる冊数 | |
---|---|---|---|
小説・ビジネス書 | 1MB~20MB | 50~1,000冊 | 3,200~64,000冊 |
漫画 | 40MB~150MB | 10~25冊 | 640~1,600冊 |
雑誌・写真集 | 50~300MB | 3冊~200冊 | 192~12,800冊 |
どうでしょう。
64GBでも十分足りると思いませんか?
ほかに写真やアプリのデータもあるので、実際は上記よりも少なくはなりますが、仮に半分の32GBで計算しても十分すぎるほど保存できますよね。
電子書籍はiPadから削除してもクラウド(インターネット)上には残っています。
買った本全部をiPadに保存しておく必要はないので、64GBでも長い間使えますよ。
注意:iPadの容量は表記よりも少ない
一応補足ですが、iPadの容量は表記してある数字すべてを使えるわけではありません。
というのも、iPadはシステムデータだけで10GB以上使うからです。
システムデータとは、iPadOSのデータやキャッシュデータなど、iPadを動かすのに欠かせないデータのことを指します。
一応、キャッシュデータを削除すればいくらか容量は空きますが、またすぐにデータが溜まるので10~15GBくらいは空けておいたほうがいいです。
つまり、iPadで実際に使える容量は表記よりも10~15GBほど少ない…ということになります。
たとえば、64GBのストレージなら「実際に使えるのは50GBくらい」です。
256GBなら240GBほど。
まぁそこまで影響を与えるわけではありませんが、一応この補足を意識した上で容量を選んでください。
iPadが容量不足になったときの対処法3選
電子書籍を読むくらいなら64GBで十分です。
しかし、写真や動画データが増えて容量不足になることも考えられますよね。
そんなときの対処法もご紹介します。
iPadが容量不足になったときの対処法は以下の3つ。
- 読んでいない本を削除する
- 外付けストレージ・クラウドストレージを使う
- 容量の大きいiPadを買い直す
順番に解説します。
①:読んでいない本を削除する
電子書籍の容量がいっぱいなら、読んでいない本を削除すればOKです。
「あとで読み返すかもしれないから…」と感じるかもしれませんが、電子書籍は端末から削除してもクラウド(インターネット)上に残ります。
読み返したくなったら再ダウンロードすればいいだけなので、気軽に削除してOKです。
②:外付けストレージ・クラウドストレージを使う
写真・動画・音楽のデータが多い場合は、外付けストレージやクラウドストレージに移しましょう。
- 外付けストレージ:周辺機器にデータを保存(買い切り料金)
- クラウドストレージ:インターネット上にデータを保存(月額料金)
外付けストレージは容量にもよりますが、大体1~3万円ほどで購入可能です。
クラウドストレージは、iPadのiCloudなら「5GBまで無料」「50GBまで月130円」で利用できます(もっと容量の大きいプランもある)。
ほかにもクラウドストレージサービスは探せばいろいろあるので、容量不足で困ることは意外とないはずですよ。
③:容量の大きいiPadを買い直す
ちょっと暴論ですが、容量の大きいiPadを買い直すのも手段のひとつです。
というのも、iPadは中古でも値段が落ちにくいため「高く売れる」んですよね。
買取額は商品状態や年式によって変動しますが、定価の5~8割くらいの値段がつく場合がほとんどです。
たとえば、2018年に発売したiPad Pro 11インチ(64GB/Wi-Fiモデル」の買取額を見てみましょう。
上記のiPadの定価は「89,800円」でした。
対して買取額は「50,000円前後」。
約5年落ちとなった状態でも半額以上の値がつくのはスゴいですよね。
なので、今そこまで容量が必要ないなら小さい容量のiPadを買って大丈夫ですよ。
ちなみに、iPadは中古で買うのも結構おすすめですよ。
価格を少しでも抑えたいならチェックしてみてください。
iPad×電子書籍についてよくある質問
最後に、iPadと電子書籍についてよくある質問にお答えします。
- iPadで電子書籍を読むメリットは?
- iPadにおすすめな電子書籍アプリは?
- iPadで電子書籍を読むのに最適な機種は?
①:iPadで電子書籍を読むメリットは?
iPadで電子書籍を読むメリットは以下の3つです。
- アプリで安くお得に読める
- メモやノートをすぐ書ける
- 本棚を持つ必要がなくなる
詳しくは以下の記事で解説しているので読んでみてください。
②:iPadにおすすめな電子書籍アプリは?
iPadにおすすめな電子書籍アプリは以下の5つです。
詳細は以下の記事をご覧ください。
③:iPadで電子書籍を読むのに最適な機種は?
個人的には以下の基準でおすすめです。
- 小説・ビジネス書・漫画を読みたい
→iPad mini(第6世代) - 参考書・雑誌を読みたい
→iPad Air(第4・5世代)
どうしても迷うなら、無難になんでもできる「iPad Air」がおすすめです。
詳細は以下の記事をご覧ください。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
iPadで電子書籍を読むなら容量はどれくらい必要かを解説しました。
要点をまとめると以下のとおり。
- 電子書籍を読むくらいなら64GBで十分
- もし容量不足になっても「本の削除」「外部ストレージ」で解決可能
電子書籍はほとんど容量を使いません。
64GBでも漫画を500冊以上保存できるので、迷うなら小さい容量を選んでOKですよ。
というわけで、iPadで楽しい電子書籍ライフを送ってください。