すぐできる、退職を切り出す勇気が出ないときの対処法3選

仕事を辞めたいけど、上司に退職を切り出すのが怖い。いつかは言わないといけないのはわかるけど勇気が出ないんだよなぁ…。どうすればいいんだろう。

こういった悩みにお答えします。

本記事の内容
  • 退職を切り出す勇気が出ない原因
  • 退職を切り出す勇気が出ないときの対処法3選
  • 退職を切り出すベストタイミングとは

終身雇用の崩壊を受けて、今や転職するのが当たり前の時代になっています。

とはいえ、会社を辞めるのは上司にその意思を伝えなければなりません。

「会社辞めたいです」の一言ではありますが、これがなかなか言い出せないですよね。

僕も上司に退職の意思を伝えられず、モヤモヤした日々を2週間くらい過ごした経験があります。

「今日こそは!」と決意するものの、いざ上司に近づくと怖くなって「明日にしようかな…」と思ってしまってたんですよね。

しかし、そんなビビりな僕でも「ある行動」をしたことで、勇気を出さずに上司に退職を切り出すことに成功しました。

この記事を読めば、あなたもきっとスムーズに退職を切り出せます。

早く会社を辞めたい…という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

退職を切り出す勇気が出ない原因とは

対策を立てるには「原因」を知る必要があります。

なので、まずは「なぜ退職を切り出せないのか?」を洗い出してみましょう。

おそらく、退職を切り出せない原因は以下の3つではないでしょうか。

  • 上司がどんな反応をするのか怖い
  • 退職を伝えた後の時間が気まずい
  • 退職してから後悔しないか不安

過去の僕はこれらが原因でなかなか退職を言い出せない日々が続きました。

順番に解説します。

※今すぐ対策を知りたい方はこちらでジャンプできます。

①:上司がどんな反応をするのか怖い

僕はこれが最大の理由でした。

自分が退職を切り出したときの上司の反応を想像すると、「億劫だなぁ…」「緊張するなぁ…」という気持ちが強かったです。

たとえば…

  • しつこく引き止められるんじゃないか…
  • 理由をいろいろ聞かれるんじゃないか…
  • 急に罵声を浴びせてくるんじゃないか…

みたいなことを想像していました。

当時は上司に近づいては離れて…近づいては離れて…

みたいなことをバカみたいに繰り返していました…笑

しかし、上司の反応なんて、実際に退職を切り出してみないと一生わかりません。

それに、退職希望者を引き止めるのは、上司にとって「儀式」みたいなものです。

退職を伝えてきた部下に対して「うん、わかった!お疲れ!」と即答する上司なんていないですよね。

いつどんなタイミングで退職を切り出しても、大なり小なり、必ず引き止めには合います。

そう考えると、悩んでも意味ないし、退職を切り出すしか解決方法はありません…!

②:退職を伝えた後の時間が気まずい

これも嫌ですよね。

退職を伝えた後も、引き継ぎやら退職手続きやらで1~3ヶ月は出勤しないといけません。

そのため、上司とはもちろん、退職の噂が広まった場合は同僚とも気まづくなる可能性も…。

僕自身も、

  • 上司から冷たくされるのではないか…
  • 同僚から変に気を使われるのではないか…
  • 陰口とかいじめとか始まったら嫌だな…

みたいな不安がありました。

僕の場合、人間関係は良好だったので不安は杞憂で終わったのですが、職場でうまくいっていない人はめちゃくちゃ怖いですよね。

しかし、これもあまり心配しなくてOKです。

というのも、会社を辞めたら職場の人との繋がりはほとんどなくなるから

もし職場で気まずくなっても「数ヶ月の我慢」です。

辞めるまでの期間は辛いかもですが、辞めたら関係がなくなるので気にしなくていいかと。

まぁ退職理由がポジティブだと大半の人は応援してくれますよ!

③:退職してから後悔しないか不安

「退職を伝えてしまうと後戻りができない…」

こういった不安もあるかもしれません。

今の会社が嫌で仕方ないなら別ですが、そこそこ満足できる環境だと迷いますよね。

  • 転職先で馴染めなかったらどうしよう…
  • 今の会社も実はそこまで悪くないかも…
  • 退職して人生転落していったら嫌だな…

みたいに考える人も多いと思います。

ですが、これもそこまで心配いらないです。

なぜなら、今は再就職がカンタンにできるから。

今は少子高齢化で仕事がたくさん余っています。
転職後に後悔したら、また次の仕事を探せばいいだけです。

また、会社によっては「出戻り歓迎」としているところも多いみたいですよ。

それくらい日本の労働力不足は深刻なんです。
だから楽観的に考えて大丈夫ですよ!

このあたりは以下の記事で詳しく解説しています。
興味があれば読んでみてください。

退職を切り出す勇気が出ないときの対処法3選

ここまでの解説だけで吹っ切れた方もいるかもですが、

どうしても退職を切り出す勇気が出ない…

そんなときは以下の3つを試してみてください。

  1. 友人に宣言してしまう
  2. 転職先を決めてしまう
  3. 退職代行に丸投げする

上記を実行すれば、あなたも退職を切り出せるはずです。

順番に解説します。

①:友人に宣言してしまう

どうしても退職を切り出せないなら、

「明日上司に辞めるって言ってくる…!」

…と友人に宣言してください。

というのも、宣言することで、無理してでも退職を切り出さないといけない状況を作り出せるんですよね。

宣言したのに、いつまでも退職を切り出さないのは少しダサいじゃないですか。
だから「宣言した手前もう辞めるしかない」という強制力が働きます。

もし宣言できるような友人がいないならSNSで宣言してください…!

SNSをやっていないなら、紙に書いて部屋に貼るでもOKです。

とにかく「締め切り」を作ることで格段に退職を切り出しやすくなりますよ。

②:転職先を決めてしまう

まだ次の仕事を決めていないなら、先に転職先を決めてしまうのも有効です。

転職先が決まっていれば、無理やりにでも退職を切り出すしかありませんよね。

次の仕事が決まると「いつから出勤できる?」と聞かれます。
入社日がざっくりでも決まると「今すぐ退職を切り出さないと…」と焦るはずです。

忙しくて転職活動できない?

とはいえ、仕事が忙しいとなかなか転職活動ができませんよね。

ハローワークは平日しかやっていないし、夕方で閉まってしまうし…。

そんな忙しい方は、転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントは”無料で転職活動をサポートしてくれるサービス”です。

スマホで求人チェックしたり、オンライン相談ができたりするので、忙しい人でもスムーズに転職活動できますよ。

転職エージェントの魅力

転職エージェントの魅力
  • プロが自分に合う仕事を提案してくれる
  • 求人票ではわからない企業の内情を教えてくれる
  • 面接対策や職務経歴書の作成も手伝ってくれる
  • 企業との連絡を代わりにやってくれる

転職エージェントに登録すると担当者がつきます。

いろんな相談に乗ってくれるので、自分ひとりで転職活動するよりもかなり心強いですよ!

「転職したいけどやりたいことがない…」とか「ブラック企業じゃないか不安だな…」とかいう悩みは転職エージェントを使えば解消されます…!

僕も一度使ったことありますが、「こんな仕事あるのか」とか「実際の勤務はこんな感じなんだ」とか発見があってかなり参考になりました。

転職エージェントは完全無料です

「でも料金がかかるんでしょ?」と思うかもですが、転職エージェントは完全無料です。

なぜ無料なのかというと、転職エージェントは企業に人材を送るごとに紹介料を受け取っているからです。

なので、僕ら求職者は一切お金を払う必要ないんですよ…!

これをいうと「報酬のために無理やり押し込まれそう…」と心配かもですが、

転職エージェントへの報酬は、転職者が半年以内とかすぐに辞めると支払われない仕組みになっているそうです。

それに、転職エージェントは競争が激しいので、悪評が広まるのは避けたいでしょう。

なので、とくに心配する必要ありませんよ。

実際、僕は「フリーランス独立することを決めました」と言って紹介を断ったのですが、快く応援してくれました。

相談だけでもOK!

「でも、すぐに転職したいわけではないしな…」

という方もいるかもですが、転職エージェントは相談のみでもOKです。

出典:リクルートエージェント

今後のキャリアを相談したり、自分に合う仕事のアドバイスをもらったりするだけでも将来のためになります。

なので、気軽に利用してみてください。

おすすめな転職エージェントは…

出典:リクルートエージェント

ちなみに、僕のおすすめは「リクルートエージェント」です。

リクルートエージェントをおすすめする理由
  • 求人数No.1
    →自分に合う仕事を見つけやすい
  • 超大手のリクルートが運営
    →経営に余裕があるからしつこい営業電話がない
  • アプリで求人チェックのみも可能
    →面談が嫌な人でもとりあえずで利用できる

上記のとおり。

繰り返しますが、完全無料・相談のみでもOK・面談なしも可能です。

僕らは一切損しないので、まだ次の仕事を決めていないなら「とりあえず」でも登録してみてください。

登録作業も3分で終わります。
トイレででもサクッと登録しちゃいましょう…!

\ まずは無料相談から /

③:退職代行に丸投げする

「上司と話したくないし、絶対に罵倒される…」

という方もいるでしょう。

上司からパワハラを受けていたり、何かしらの理由で気まずかったりすると一生切り出せませんよね。

そんなどうしても上司に退職を切り出せない人は、

「退職代行サービス」を使うのがおすすめです。

退職代行サービスとは

退職代行サービスとは、自分の代わりに退職手続きをしてくれるサービスです。

退職代行サービスの魅力
  • 依頼すれば翌日から会社に行かなくてOK
  • 退職金や有給休暇の交渉も代行してくれる
  • 業者とのやりとりはチャットのみで完結

どうでしょうか。
かなり魅力的なサービスですよね。

料金相場は3万円ほどで決して安くはありませんが、いつまでも嫌な仕事を続けて時間と体力を無駄にするよりは100倍いいと思います。

以下の記事で解説していますが、転職をするなら早めに決断しないと後悔してもしきれない状態になりかねませんからね。

なので、辞めたいのにいつまでも辞められない…というくらいならサービスに頼ったほうがいいと思います。

退職代行は気軽に利用してOK!

「退職代行を使うなんて恥ずかしい…」

と思う方もいるかもですが、退職者の3割は利用しているみたいですよ。

参考:退職代行サービスに関するアンケート結果発表|日本労働調査組合

なので、恥ずかしがる必要はありません。

むしろ、退職するかどうかでうじうじ悩んでいるほうが恥ずかしいと思います。

料金についても、1〜2ヶ月の間ちょっと卵かけご飯を増やすだけでまかなえるはずです。

おすすめな退職代行サービス

出典:退職代行Jobs

ちなみに、僕が調べた感じ「退職代行Jobs」が人気みたいですね。

退職代行Jobsをおすすめする理由
  • 弁護士監修だから安心して利用できる
  • 料金が27,000円でそこまで高くない
  • やりとりが「LINE」のみで完結する(電話も可)

退職代行サービスはいろいろあるのですが、変なところを使うと会社とトラブルになる事例もあるみたいです。

しかし、「退職代行Jobs」は弁護士監修なので安心して任せられます。

まぁ自分で退職を切り出すことに越したことはありませんが、「どうしても無理…」というなら使ってみてください。

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退職を切り出すベストタイミングとは

「退職を切り出すタイミングがわからない…」

という人もいるでしょう。

実際、僕も「いつ言うのがベストなんだろう…」とかなり調べまくりました。
ビビりすぎですよねw

で、僕が決めたおすすめ順は以下のとおりです。

  1. 上司が暇そうなとき
  2. 金曜日の仕事終わり
  3. 退職希望日の1~3ヶ月前

上記を参考にご自身のタイミングで切り出してみてください。

順番に解説します。

①:上司が暇そうなとき

退職を切り出すタイミングは、上司が暇そうなときにしましょう。

なぜなら、ゆっくり確実に聞いてもらえるから。

「忙しいタイミングを狙ってさっさと終わらせたい」と感じる人もいるかもしれませんが、上司が忙しいタイミングだと以下のデメリットがあります。

  • 仕事優先で退職話は後回しにされる
  • 退職話について忘れたふりをされる
  • 機嫌が悪くて後から言いにくくなる

せっかく勇気を振り絞って切り出したのに、またこちらから切り出さないといけないのは面倒ですよね。

退職を切り出すなら、まずは上司がいつも暇してる時間を探るようにしましょう。

中野

僕は上司が暇な時間を徹底的にリサーチして臨みました。

②:金曜日の仕事終わり

上司の暇なタイミングがなかなか見つからないなら、金曜日の仕事終わりがおすすめです。

なぜなら、機嫌がいい可能性が高いから。

会社員なら誰でも休日はテンションが上がるはずです。
機嫌が良ければ退職話をしても変にこじれることはないでしょう。

もし話がこじれても、休日をはさめば上司も落ち着きを取り戻すと思います。

なので、金曜日の仕事終わりも結構おすすめですね。

中野

「金曜日の仕事終わりまでには絶対に切り出す」と決めておけば言いやすくなりますよ。

③:退職希望日の1~3ヶ月前

退職を伝える時期は「退職日の3ヶ月前くらい」がベスト。
どんなに遅くても1ヶ月前までですね。

なぜなら、会社に迷惑をかけず円満に退職できるから。

法的には14日前までに伝えれば問題ないのですが、引き継ぎ期間を考えると余裕を持って伝えたほうが印象はいいでしょう。

退職日で会社と揉めると、退職手続きで嫌がらせをされるケースがあるみたいです(転職に必要な書類が届かない・給料未払いなど)

中野

あとから会社に資料を取りに行くのは面倒だし、どうせ辞めるなら気持ちよく辞めたいですよね。

スムーズな退職手続きをするためにも、退職はなるべく3ヶ月くらい余裕を持って言い出しましょう。

補足:退職を伝えるときの注意点

退職を伝えるときの注意点は「ウソでも前向きな退職理由を言う」です。

なぜなら、後ろ向きな退職理由を言うと引き止められて面倒になるだけだから。

たとえば以下のように。

  • 仕事がつまらないから辞めます
    →ほかの仕事やってみるか?
  • 人間関係が合わないから辞めます
    →部署を変えてみるか?
  • 残業が多すぎて嫌だから辞めます
    →ちょっと残業減らしてやるぞ?

このように引き止められたら突破するのが難しくなりますよね。

スムーズに退職するためにも、退職理由はウソでもいいので前向きにしましょう。

たとえばこんな感じです。

  • やりたいことを見つけたので辞めます
  • 家業を継ぐことになったので辞めます
  • 資格の勉強に集中したいので辞めます

前向きな退職なら上司も「引き止めても無駄だな…」と判断するはずです。

ウソをつくと突っ込まれたときに大変と思うかもですが、退職理由を詳しく教えないといけない義務はありません。

中野

退職理由をしつこく聞いてきたら「これ以上は控えさせていただきます」と言えば問題ありません。

ちなみに書面では「一身上の都合により退職いたします」だけでOKです。

この記事で紹介したおすすめサービス

まとめ:退職を切り出す勇気が出ないなら「期限」を設定しよう

最後まで読んでいただきありがとうございます。

上司に退職を切り出す勇気を出ないときの対処法を解説しました。

もういちど振り返ると以下のとおり。

  1. 友人に宣言してしまう
  2. 転職先を決めてしまう
  3. 退職代行に丸投げする

退職を切り出す勇気が出ないなら、期限を設定するのがおすすめです。

友人に宣言する・先に転職先を決める…と無理やり退職までの期限が決まります。
期限があると「えいやっ」と退職を切り出せるのでやってみてください。

というわけで、

次の仕事が決まっていないなら「リクルートエージェント」

今すぐとりあえず退職したいなら「退職代行Jobs」

をどうぞ!

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