
脱サラに役立つ本を教えてほしい。会社員辞めたいけど勇気が出ないから後押しがほしい。
こういった悩みにお答えします。
- 脱サラしたい人におすすめな本6選
- 脱サラする前にやるべき3つのこと
こんにちは、カズヤです。
脱サラっていろいろと不安だし、なかなか勇気が出ませんよね。
僕は大手ホワイト企業に勤めていましたが、フリーランスの自由さに憧れて脱サラしました。
しかし、ビビりな性格なため脱サラするまで2年ほど悩みました。それでも脱サラに踏み出せたのは本を読んで不安を解消できたからです。
そんなわけで、僕が脱サラするときに役立った本を6冊紹介します。
今回紹介する6冊を読めば、脱サラの1歩を踏み出す勇気が出ますよ。


脱サラしたい人におすすめな本6選


こちらの6冊が僕に脱サラの勇気をくれた本です。
「何をしたらいいかわからない」とか「漠然とした不安があって動けない」という人は読んでみてください。
長くなるから3冊くらいに絞ろうと思ったりもしましたが、本当に役立った本なのでそのまま紹介しますね。


①:7つの習慣
1冊目は『7つの習慣』。
日本では最も有名といっていい本であり、人生のバイブルです。
本を内容は以下のとおり。
- 第1の習慣『主体的である』
- 第2の習慣『終わりを思い描くことから始める』
- 第3の習慣『最優先事項を優先する』
- 第4の習慣『Win-Winを考える』
- 第5の習慣『まず理解に徹し、そして理解される』
- 第6の習慣『シナジーを創り出す』
- 第7の習慣『刃を研ぐ』
この本を読むと「このまま会社員をダラダラ続けていたら後悔する」と思えてくるんですよね。
自分の葬儀の場面を真剣に思い描いてみて、あなたは一瞬でも、自分の内面の奥深くにある基本的な価値観に触れたはずだ。それはあなたの内面にあって影響の輪の中心にある。あなたを導く価値観と、束の間でも触れ合ったのである。
『7つの習慣』より引用
僕はこの第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」に強い影響を受けました。
「脱サラしたいけど不安だしな」とか思っていましたが、自分の葬式のことを思い描くと、やりたいことを我慢して生きると死ぬときに絶対後悔すると思うんですよね。
ほかにも、人生を生きるうえで大切なことが書かれているので興味のある方は読んでみてください。
②:バビロン大富豪の教え
2冊目は『バビロン大富豪の教え』。
この本からは「お金持ちになるためのマインド」を学ぶことができます。
内容は以下のとおり。
- こんなに働いているのに、どうしてお金が貯まらないのだろう
- 財産を築くには不滅の「原則」があった
- 富をもたらす黄金の「七つの知恵」とは
- 「幸運の女神」が微笑む人間とは
- 金貨の袋か、「知恵の言葉」が刻まれた粘土板か
- 自ら稼いだ資金の運用は、こうして決める
- 「強固な城壁」は、人々を恐怖や不安から守ってくれる
- 奴隷に成り下がっても、「人間としての誇り」を忘れなかった男
- 「バビロンの知恵」は現代にも通用するか
- 幸福ーそれは「労働の喜び」を知ること
僕は『バビロン大富豪の教え』を読んでから「お金のためだけの労働はやめよう」という気持ちが強くなりました。
人間の輩もまるで同じじゃ。〝金貨〟と〝知恵〟を選ばせてみよ──どうなるか。知恵を無視して、金貨など選んだところで、結局どぶに捨てるようなもんじゃ。翌日になればもう金がなくなったと嘆くだけじゃろう。金貨はな、その決まりを知り、それを守るもののところに留まるものじゃ
『バビロン大富豪の教え』より引用
富というものはすぐに手に入るかと思えば、同様にすぐに消えてしまうものなのだ。いつまでも留まって、楽しみと満足を生むような財産は急速に築けるものではない。それは知識としっかりした目的から生まれるものだからじゃ。
『バビロン大富豪の教え』より引用
お金の不安からなかなか脱サラに踏み出せずにいましたが、この本を読んで「このままじゃ一生お金の不安は消えないな」と思ったんですよね。
なので、お金で悩んでいる方は読んでみてください。
③:ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく
3冊目は『ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく』。
ホリエモンが逮捕されたときの話ですね。
この本からは「仕事に対する考え方」を学ぶことができます。
内容は以下のとおり。
- それでも僕は働きたい
- 働きなさい、と母は言った
- 仕事を選び、自分を選ぶ
- カネのために働くのか?
- 自立の先にあるつながり
- 僕が働くほんとうの理由
『ゼロ』を読むと、「脱サラして失敗したら」と悩んでいる自分がバカらしくなるんですよね。
人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、次へのステップに進もうとするとき、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。 つまり、「掛け算の答え」を求めているあなたはいま、「ゼロ」なのである。 そしてゼロになにを掛けたところで、ゼロのままだ。物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない。まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。小さく地道な一歩を踏み出す。ほんとうの成功とは、そこからはじまるのだ。
『ゼロ』より引用
僕は失ったものを悔やむつもりはない。ライブドアという会社にも、六本木ヒルズでの生活にも、愛着はあっても未練はない。 なぜなら、僕はマイナスになったわけではなく、人生にマイナスなんて存在しないのだ。失敗しても、たとえすべてを失っても、再びゼロというスタートラインに戻るだけ。メディアを騒がせた「ホリエモン」から、ひとりの「堀江貴文」に戻るだけだ。むしろ、ここからのスタートアップが楽しみでさえある。 ゼロになることは、みんなが思っているほど怖いものではない。 失敗して失うものなんて、たかが知れている。なによりも危険なのは、失うことを怖れるあまり、一歩も前に踏み出せなくなることだ。これは経験者として、強く訴えておきたい。
『ゼロ』より引用
ライブドア事件で逮捕され、一度すべてを失ったホリエモンの言葉はめちゃくちゃ刺さります。
脱サラに失敗したときのことを考えて動けないなら、一読の価値ありですよ。
④:人生の勝算
4冊目は『人生の勝算』。
スッキリのコメンテーターや『メモの魔力』で有名な前田祐二さんの本ですね。
この本からは「ビジネスに対する姿勢」を学ぶことができます。
内容は以下のとおり。
- 人は絆にお金を払う
- SHOWROOMが作る新しいエンターテイメントのかたち
- 外資系銀行でも求められたのは「思いやり」
- ニューヨーク奮闘記
- SHOWROOM起業
- SHOWROOMの未来
- コンパスを持っているか
僕が脱サラを本気で目指しはじめたのは、この『人生の勝算』を読んだことがきっかけです。
「自分も会社の歯車ではなく、なにか本気で取り組めるものがほしいな」そんなふうに思わせてくれる1冊なんですよね。
SHOWROOMというサービス、その世界観。SHOWROOMという会社で働くみんな。心底、これらを愛していて、そのためなら、他のすべてを犠牲にしてでも、働きたいと思えます。24時間、365日、仕事や仲間のために身を捧げても構わない。
『人生の勝算』より引用
なぜそこまで息苦しく自分を追い込んでいくのか。それは、身近な人の死を何度か経験して、人生には終わりがあるという至極当たり前のことを、強烈に意識するようになったからです。今こうしているうちに人生の残り時間が、刻々と減っているのを感じます。人は死にます。必ず、死にます。
『人生の勝算』より引用
この本には、前田さんの会社員時代の話もあり、起業するまでの経緯を学ぶこともできます。
脱サラして、新しい何かをはじめるモチベーションがほしい人は読んでみてください。
⑤:1%の努力
5冊目は『1%の努力』。
2ちゃんねる創業者である、ひろゆきさんの本ですね。
この本からは、「人生を賢く生きるためのマインド」を学ぶことができます。
内容は以下のとおり。
- 団地の働かない大人たち
- 壺に何を入れるか
- なくなったら困るもの
- どこにいるかが重要
- 最後にトクをする人
- 明日やれることは、今日やるな
- 働かないアリであれ
この『1%の努力』を読むと、「人生ってもっと気楽に生きてもいいんだよなぁ」という安心感みたいなものが得られますよ。
「片手を空けてチャンスを待つ」「たまたま、そこにいたからうまくいった」それが成功の秘訣だと聞いて、どうだろう。残酷だと思っただろうか。
『1%の努力』より引用
世の中すべて「ネタ」だということ。受験がうまくいかなくても、就職が決まらなくても、事業で失敗しても、お金がなくなっても、家で友達と酒を飲みながら自虐を言えば、ゲラゲラ笑ってくれる。それに変わる人生の楽しみが他にあるだろうか。ツラかったり、しんどい目に遭ったりしたら、頭の中では、「これ、絶対に後で笑い話になる」と考えている。
『1%の努力』より引用
「脱サラすると大変そうだしな」とか思いがちですが、意外と頑張らなくても、考え方次第でうまく生きられるということを知ると、なんだか勇気がわいてきます。
世渡り上手な生き方を知りたい方は読んでみてください。
⑥:フランス人は10着しか服を持たない
さいご、6冊目は『フランス人は10着しか服を持たない』。
ホスト界の帝王かつミニマリストである、ローランドさんが絶賛していた本です。
この本からは「豊かに暮らすためのマインド」を学ぶことができます。
内容は以下のとおり。
- 食事とエクササイズ
- ワードロープと身だしなみ
- シックに暮らす
僕はこの本を読んでから、「お金ってそこまで必要ないかもな」と思い、脱サラ後のお金に対する不安が一気に消えました。
いつもいちばん良い物を使って、毎日を素敵な気分で過ごそう。持ち物も振る舞いも、最高のレベルを目指そう。そうすれば、ありふれた日常が特別になって、人生はもっと楽しくなるから。
『フランス人は10着の服しか持たない』より引用
「幸せとは欲しいものを手に入れることではなくて、持っている物で満足すること」という有名なことわざがある。家の問題を考えるときも、新しい物を追い求める物質主義に踊らされないようにするには、このことわざを覚えておけば役に立つ。
『フランス人は10着しか服を持たない』より引用
この本に書いてあることを実践していたら、ムダなことにお金を使う機会がグーンと減りました。
お金の不安で一歩が踏み出せないなら読んでみるといいですよ。
脱サラする前にやるべき3つのこと【後悔への対処法】


脱サラを決めたなら、読書と一緒にやるべきことも書いておきます。
以下の3つをやっておくと、会社を辞めて後悔することはないはずです。
- 最悪な事態を考えて対策しておく
- 固定費をできるだけ削減しておく
- クレジットカードを作成しておく
①:最悪な事態を考えて対策しておく



脱サラして失敗したらどうしよう。借金まみれになったら人生終わりだ、、
こういった気持ちがあるかもしれませんが、最悪の事態を想定しておくと気持ちがラクになりますよ。
たとえば、貯金がなくなっても会社員に戻るかアルバイト生活になるだけです。借金まみれになっても自己破産してクレカが作れなくなるだけですよ。
自己破産は極論ですけど、それでも死ぬことはないってわかると行動しやすくなりますよね。
『ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく』を読むとわかりますが、ホリエモンなんか一度逮捕されてますからね。
逮捕されてもイチからやり直して復活したホリエモンをみると、なんか悩んでる時間がもったいなく感じます。
なので、不安なら、1年後に稼げていなかったら就職活動しよう最悪アルバイトしよう、みたいに撤退ラインを決めておくといいですよ。
②:固定費をできるだけ削減しておく



脱サラすると会社からの固定給がなくなるから精神やばそうだな、、家賃の支払日とか恐怖のイベントになりそう、、
こういった不安があるなら、会社員である今のうちに固定費をできるだけ削減しておきましょう。
たとえばこんな感じで。
固定費を下げると、脱サラしてチャレンジできる期間が長くなります。
固定費の削減につながるマインド部分は『フランス人は10着しか服を持たない』を読むと参考になりますよ。
③:クレジットカードを作成しておく



脱サラしたらクレジットカードの審査に落ちた、、
こうならないためにも、クレジットカードは社会的信頼がある会社員のときに作っておきましょう。
「すぐに会社員よりも稼ぐから大丈夫だよ」という人であっても、収入が不安定と判断されれば審査に落ちるので作っておいたほうがいいです。
また、既に持っている人も『年会費無料』のカードに変えると固定費の削減になりますよ。
以下の3枚は年会費無料なので作っておきましょう。


まとめ
- 最悪な事態を考えて対策しておく
- 固定費をできるだけ削減しておく
- クレジットカードを作成しておく
そんなわけで、脱サラしたいと思っているなら紹介した6冊を読めば勇気がでますよ。
ちなみに、文字だけでは飽きそうなら音声読書の『Audible(オーディブル)』、読むのが疲れるなら要約読書の『flier(フライヤー)』というサービスもあります。
とにかく脱サラに踏み出せないなら本を読みましょう。



