
今の仕事辞めたいな。でも本当に辞めていいのだろうか?今よりもっと悪い人生になったら嫌だし、転職活動するのも面倒くさいし決断できない…。
こういった悩みにお答えします。
- 会社を辞めるなら早いほうがいい理由3つ
- 会社を辞めるかどうかの判断ポイント3つ
- 会社を辞める前に確認すべきポイント3つ
会社を辞める決断ってなかなかできないですよね。
過去の僕も「ああ、辞めたいな」と思いながらも、なんだかんだ言い訳をしてずっと行動できずにいました。
しかし、決断を後回しにしても何も変わりませんし、むしろ将来の自分の首を絞めるだけとなります。
だから僕はビビりながらも「えいやっ」と会社を辞める決断をしました。
この記事を読めば、会社を辞めるかどうか悩んでいる自分のケツに火をつけられるでしょう。
会社を辞める背中を押してほしい…そんな人はぜひ最後まで読んでみてください。


会社を辞めるなら早いほうがいい3つの理由


会社や仕事を辞めるなら、なるべく早いほうがいいです。
その理由は以下の3つ。
- 転職活動は若いほうが有利だから
- 責任が増すと辞めづらくなるから
- 結局、悩んでもどうせ辞めるから
順番に解説します。
①:転職活動は若いほうが有利だから


最大の理由はこれですね。
転職活動は若いほうが有利なので、早めに動かないと選択肢がどんどんなくなります。
後回しにばかりしていると、気づいたときには、転職先がない…派遣の安い給料でこき使われるしかない…なんてことになるかもしれません。
では、なぜ転職は若いほうが有利なのか?
理由は以下のとおり。
- 同じ能力なら若いほうが選ばれる
- 年上の新人だと扱いにくいと思われる
- 未経験転職はポテンシャルが重視される
こうやって並べると当たり前ですよね。
自分が企業の採用担当でも若い人を重視しちゃいます…。
だって若いほうが物覚えがいいし、体力もあるし、長い期間働けるわけですから。
ステップアップで転職するなら別かもしれませんが、
誰でもできる仕事や、未経験枠の転職だと年齢ではじかれる可能性が高くなります。
元同僚からの話で震え上がった


実際、僕の元同僚で38歳で会社を辞めた人がいたんですけど、転職活動をしても書類選考がまったく通らなくて大変だったみたいです。
転職サイトを見て未経験募集が多かったから「自分も大丈夫やろ」と楽観視していたみたいですが、現実はかなり厳しかったようですね。
その人は結婚もしていて子供も3人います。
だから仕方なく派遣で働くしかなくて、「これなら辞めなきゃよかった…」って嘆いていました。
これを聞いて僕は震え上がりました。
当時27歳でしたが、時間があっという間に過ぎる感覚がすごいあったし、楽観視している場合じゃないな…と。
僕は現在フリーランスとして働いていますが、「もし辛くなったら会社員に戻ろう」と思っています。
だから、少しでもやり直しが効くように若いうちから動こうと思いました。
ぼーっとしてると将来マジで詰む…


「自分はまだ若いから大丈夫」なんて考えも危険です。
ぼーっとしていると、時間なんてあっという間に過ぎます。
実際「え!?もう今年も半分過ぎたの!?」みたいな会話よくしますよね。
「最悪、派遣でもアルバイトでもいいや」みたいな考えも危ない。
30代ならギリギリそれでもいいかもですが、40代で派遣やアルバイトって結構きついですよ。
「あの人40超えてるくせに派遣って大丈夫なの?」
「あのおっさん、俺らと同じアルバイトらしいよ」
みたいな陰口を言われると思います。
「別に死なないからいいや」と思っていても、だんだん自分が惨めになってきて、だんだん耐えられなくなってくる。
で、精神的にかなりヤバくなって最悪の決断をする…なんてことは十分に考えられますよね。
そんなことを考えると、全然他人事じゃないです。
だから僕は「少しでも若いうちに行動しておこう」と思いました。
ちなみに、今は大企業でもまったく安泰じゃないです。
僕も大企業にいたから辞めるのはもったいない気がしましたが、今の時代はもう関係ないですよ。
②:責任が増すと辞めづらくなるから


これもありますね。
サラリーマンは年齢を重ねるごとに責任が増すものです。
「このままモジモジ悩んでいると辞めにくくなるかも…」
という考えもあって、僕は動こうと思いました。
たとえば…
- 仕事を増やされて辞めにくくなる
- 役職を与えられて辞めにくくなる
- 上司の期待感から辞めにくくなる
という状況になるかもしれません。
「辞めるなんてとてもじゃないけど言えない…」
こうなるのが僕は怖かったです。
先述したとおり、転職活動は年齢が上がるほど不利になります。
「今は辞めにくいから…」と決断を先延ばしにしているうちに、「気がついた頃には選択肢が狭くなっていた…」となったら後悔しますよね。
先延ばしにすると辞めるタイミングを逃すかも


また、先にほかの人が退職を切り出す可能性だってあります。
せっかく退職を決断して「よし、明日上司に言おう」としても、ほかの人が先に切り出していたら言いにくいですよね。
法律上は問題ないとしても…
「え、今!?もう少しタイミング考えろよ!」とか言われるだろうし、せっかくポジティブに人生を変えたいのに気分が悪いですよね。
それでズルズル退職が先延ばしになる。
繁忙期になってまた辞めにくくなる。
そして、どんどん転職の選択肢も狭くなる。
最悪ですよね。
「あーーーあのとき辞めるって言えばよかったぁぁぁ….」
となっても遅いのです。
悪いのは早く動かなかった自分なんだから…。
あとは繁忙期の最中も言い出しにくいですよね。
なので僕は、「今ならスッと辞められそう、ここを逃したらまたズルズル行ってしまうし今動くしかない」と退職を伝えに行きました。
ちなみに「上司に退職を切り出すのが怖い…」という方は以下の記事を役立ててください。
③:結局、悩んでもどうせ辞めるから


最後に伝えたいのはこれです。
結局、悩んでもどうせいつか辞める。
それなら早いうちに動いたほうがお得です。
僕は会社を辞めるかどうかで2年ほど悩みました。
「悩みすぎだろw」と思うかもですが、マジです。本当にビビって動けませんでした。
「時間が経てば考えが変わるかも」とか「辞めて後悔したら嫌だな」とかうじうじ悩んでいたんですよね…。
しかし、そんなビビリな僕でも、結局は「会社を辞める」という選択をしています。
つまり、悩んでいた2年間は時間の無駄だったわけです。
そもそも悩んで解決するの?


これは過去の僕にも言いたいことですが、「そもそも、今悩んでいることは悩んで解決するんですか?」
悩んだ結果ポジティブな結果を得られるなら、思う存分悩むべきです。
しかし、多くの場合は「辞めて大丈夫かな…」という、行動しないかぎり何も解決しない悩みだと思います。
- 辞めて後悔したら嫌だな…
→実際に辞めてみないとわからない - 次の職場に馴染めなかったら嫌だな…
→実際に転職してみないとわからない - 起業・独立で失敗したら嫌だな
→実際にやってみないと失敗すらできない
おそらく、こんな悩みではありませんか?
結局、悩みと言いながらも「誰かの後押し」を待っているだけなんです。
実際この記事を読もうと思ったのも、「辞める後押しをしてくれないかな」という気持ちからではないでしょうか。
どうせ辞めるなら早いほうがいい


あなたは悩んでも、どうせいつか辞める決断をします。
それなら、もうさっさと行動して、ポジティブなことで悩んだほうがいいと思いませんか?
たとえば、
「どんな仕事をしよう」
「どうやって職場の人と仲良くなろう」
「どうやって収入を増やしていこう」
みたいな感じですね。
そっちのほうが断然楽しいです。
なので、少しでも会社を辞めたいなら、さっさと辞めたほうがいいと僕は思いました。
次の仕事が決まっていないと怖いかもしれませんが、仕事なんて腐るほどあるし、生活保護もあるし、会社を辞めたところで死ぬことはありません。
だから大丈夫。
むしろこのまま何も決断しないで時間だけが過ぎる…こっちのほうがリスクですよ。
とはいえ、「やりたい仕事がない」とか「将来が不安」とかで決断できない人もいますよね。その解決策も書いたので以下の記事を参考にしてください。
会社を辞めるべきか判断する3つのポイント


会社を辞めるなら早いほうがいいです。
とはいえ、まだ会社を辞める決断ができない人もいるでしょう。
僕自身もかなりビビっていたので気持ちはわかります。
そこで僕が参考にした「会社を辞めるかどうかの判断基準」も紹介しましょう。
以下の3つです。
- 上司のようになりたいか?
- コイントスで納得するか?
- 死ぬときに後悔しないか?
この3つを基準にすれば辞める決断をしやすくなりますよ。
順番に解説します。
①:上司のようになりたいか?


会社を辞めるかどうか決められないなら、「上司のようになりたいか?」と考えてみてください。
「上司=数年後の自分」です。
つまり…
- 上司が楽しそうに働いている
→今は不満があっても出世すれば報われる - 上司がいつも不機嫌にしている
→出世しても不満を抱き続けることになる
このように考えられますよね。
もちろんまったく同じような人間になるわけではありませんが、会社というのは仕組み化で成り立っているのであまり大きくは外れないでしょう。
僕は上司からまったく希望を感じなかったので「あ、退職しても後悔しないな」と思いました。
②:コイントスで納得するか?


もういっそのこと「コイントス」に決めてもらうのもおすすめです。
コイントスとは硬貨を投げ上げて、落ちた裏表で物事を決めること。
サッカーのキックオフ時に見られるアレです。
これを聞くと、「大事な決断を運任せにするなんて嫌だ」と思うかもしれません。
しかし、コイントスをすると「自分の本音」をあぶり出せるんですよ。
たとえば、コインの「表=辞める」「裏=辞めない」としましょう。
出た目の反応をよーーーく観察してください。
具体的には以下のとおり。
- 表(辞める)が出る
→よし辞めよう→辞める
→もう一回やりたい→もう少し考える - 裏(辞めない)が出る
→やっぱりそうだよね→もう少し考える
→もう一回やりたい→辞める
ちょっとわかりにくいかもですが、こんな感じです。
とにかく、コイントスは自分の本音をあぶり出すのに役立ちます。
また、人間は自分の選んだ道を正解にしようとする習性があります。
なので、悩みすぎて頭がおかしくなるくらいならコイントスで決断。
そして「選んだ道を正解にする努力をする」のがおすすめです。
ちなみに、僕はこの考え方を以下の本から学びました。
ほかにもたくさんの思考法が書かれているので興味のある方は読んでみてください。
③:死ぬときに後悔しないか?


僕が最終的に会社を辞めようと決断したのは「死ぬときに後悔しそうだったから」です。
なぜそう思ったかというと、
という記事を読んだのがきっかけになります。
記事によると、人間が死ぬ間際にする後悔は以下が多いそうです。
- もっと自分らしく生きればよかった…
- あんなに働かなくてもよかった…
- もっと自分の幸せを追求すればよかった…
病床で寝たきりになっている自分を想像してみてください。
あなたはこのままの人生で後悔しませんか?
人生は長いようであっという間です。
現に社会人になってから「もう1年の◯分の1が終わったの!?」と口癖のように言っていますよね。
自己啓発本によくある言葉ではありますが、
「明日死んでも後悔のない毎日を送る」のが大切だと思います。
行動するのは面倒ですが、
死ぬときに後悔したくないなら動くしかありません。
「会社を辞めたら人生終わりそう…」
と感じる方もいるかもですが、会社を辞めたところで死ぬことはありませんよ。
マジで死ぬことないし、むしろ野垂れ死ぬほうが難しいです。
このあたりは以下の記事で解説しています。どうしても不安な方は参考にしてください。
会社を辞める前に知っておくべき注意点3つ


会社を辞めるなら早いほうがいいです。
とはいえ、何も考えずいきなり辞めると後悔する可能性もあります。
会社を辞めるなら以下の3つは最低限知っておいてください。
- 失業保険はすぐにもらえない
- 税金の支払いがまとめてくる
- 会社員の社会的信用はスゴい
順番に解説します。
①:失業保険はすぐにもらえない


貯金が少ない方は、会社を辞めた後に支給される「失業保険」をあてにしているかもしれません。
しかし、自己都合退職の場合は、失業保険の支給までに「3ヶ月+7日」の待機期間があるので注意してください。
つまり、会社を辞めた後の3ヶ月+αは貯金を切り崩す生活になります。
貯金がなくても先月の給料や退職金でなんとかなると思いますが、できるなら3ヶ月分の生活費を確保してから辞めたほうが無難です。
②:税金の支払いがまとめてくる


会社員をしているときは給与天引きで税金が支払われていました。
しかし当然ですが、会社を辞めると自分で税金を支払わないといけません。
転職先がすぐに決まる(すでに決まっている)なら問題ありませんが、そうでないなら急に高額な納付書が届いてひっくり返るので注意してください。
もし不安なら在職中に転職先を決めておきましょう。
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③:会社員の社会的信用はスゴい


すぐに転職しないのであれば、クレジットカードの作成や引越しは済ませておきましょう。
なぜなら、個人事業主やフリーターは審査に落ちやすいからです。
理由は以下のとおり。
- 会社員:収入が安定していて信用できる
- その他:収入が不安定だから信用がない
日本では「会社員じゃないと信用できない」といった価値観がまだ強いです。登録者10万人を超えるYouTuberでも賃貸の審査に落ちるくらいですからね。
そのため、審査が必要な「クレジットカード作成」や「賃貸契約」は会社員のうちに済ませておきましょう。
まとめ:会社を辞めるなら早いうちに動こう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
会社を辞めるなら早いほうがいい理由を解説しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- 転職活動は若いほうが有利だから
- 責任が増すと辞めづらくなるから
- 結局、悩んでもどうせ辞めるから
会社を辞めるなら早いほうがいいです。
「もっとじっくり考えてから…」と思うかもですが、その考えている間も時間は進んでいます。
年齢を重ねるとやり直しが効きにくくなるし、辞めないでいるのも結構リスクですよ。
というわけで、少しでも退職を考えている、そして後悔したくないなら小さくてもいいから行動に移してください。
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あなたに一切損はないし、むしろこれくらいの行動もできない人は一生何も変わりません。
ずっと愚痴を言うだけの人生を歩むことになるでしょう。
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