「仕事を辞めたいけど、やりたいことがない、次に何がしたいかわからない…」
こういった悩みにお答えします。
転職したくてもやりたいことがないと「何をすればいいの?」という感じですよね。
僕自身も、
「どんな仕事しよう…」
「退職したところで…」
「どうせ転職しても何も変わらないでしょ…」
みたいに悩んで、なかなか転職活動に踏み出せませんでした。
そこで本記事では、仕事を辞めたいけどやりたいことがない場合の対処法を紹介します。
記事を読めば、「今何をすべきか」がわかり行動しやすくなるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。

僕は現在フリーランスのライターをしています。
元々文章を書くのは苦手でしたが、いろいろ行動しているうちに得意なことになり、今では生業になっています。
仕事を辞めたいけどやりたいことが見つからない原因とは


対処法を考えるには「原因」を知る必要があります。
そこで、まずは「なぜやりたいことがないのか?」を洗い出してみました。
あなたにやりたいことが見つからない原因。それは以下の3つでしょう。
- 仕事の選択肢に気づいていない
- 自分にはできないと諦めている
- まわりの目を気にしすぎている
順番に解説します。
①:仕事の選択肢に気づいていない
やりたいことが見つからないのは、仕事の選択肢に気づいていないだけです。
小学生のときに「将来は何になりたいの?」と聞かれても、
知らない職業を答えることはできませんよね。
YouTuberや野球選手が人気なのは、
小学生に馴染みが深いからです。
「カレーが食べたいなぁ」とふと思うことがありますが、
そもそもカレーを知らなければ「食べたい」なんて思わないはずです。
つまり、
やりたいことがないのは、
ただ自分に合う仕事を知らないだけ…です。
なので、
まずはいろいろと情報を集めることから始めましょう。
②:自分にはできないと諦めている
「自分にはできない」と無意識に諦めているケースもあります。
子供のころに憧れていた、
本当はあの仕事をしたい…そんな気持ちがあるのに…
- 「自分は頭が悪いから無理…」
- 「自分がやっても失敗する…」
- 「自分には縁のない仕事だ…」
と、無意識に諦めて、無意識に選択肢から除外する。
こういった否定的な感情があると、
「やりたいことを探す=できそうなことから探す」
となってしまうんですよ。
そうなると、狭い選択肢の中から仕事を探すことになります。
また、「できそうなこと=楽しくはない」という感じなので、
やりたい仕事としてカウントはできないんですよね。



僕自身も今はフリーランスをしていますが、高卒だし、工場でしか働いた経験ないし…でパソコン1台で仕事なんてしばらく考えたことなかったです。
なので、
やりたいことを探すときは「自分の本音」を聞くことがポイントになります。
とはいっても急には難しいですよね。
この辺りは後半で解説していますのでぜひ読んでみてください。
③:まわりの目を気にしすぎている
まわりの目を気にしすぎて本音を隠してしまっている人もいるでしょう。
たとえば以下のとおり。
- 「いい歳して夢を追うとか恥ずかしいよなぁ…」
- 「起業したいとか家族が反対するだろうなぁ…」
- 「挑戦して失敗したら絶対バカにされるなぁ…」
こういった感情があると、行動する気も失せますよね。
学校の成績があまりよくなかった場合、
「お前が起業なんて無理だよ」と言われているかもしれません。
「お笑い芸人になりたい」という場合でも、
「30歳を超えて夢を追うとか…」みたいに本音にフタをしてしまいますよね。
または
「YouTuberを本気でやりたいけど、知り合いにバレたら恥ずかしいなぁ」
みたいな気持ちもあるかもしれません。



まわりが保守的な人ばかりだと、知らず知らずのうちに自分の本音を見失ってしまいますよね。
仕事を辞めたいけどやりたいことがない場合の対処法3選


ここまで、やりたいことが見つからない原因を解説しました。
それをふまえると「やりたいことを見つける方法」は以下の3つになります。
- 世の中にある仕事を調べてみる
- 他人の人生を擬似体験してみる
- できることを小さく始めてみる
僕はこれらを実践したおかげで「フリーランスで自由に生きる」というやりたいことが見つかりました。
というわけで、順番に解説します。
①:世の中にある仕事を調べてみる
やりたい仕事が見つからない原因は「仕事の選択肢を知らないだけかも」とお伝えしました。
というわけで、
まずは世の中にある仕事を調べてみましょう。
たとえば以下がおすすめです。
- 自分で探す
→リクナビNEXTを利用する - プロに紹介してもらう
→リクルートエージェントを利用する
順番に解説します。
自分で探す→リクナビNEXT
リクナビNEXTは求人数No.1の転職サイトです。
無料登録するだけでたくさんの求人をチェックできるため、
暇なときに見ていると、
「お、ここいいな」みたいな出会いがあるかもしれませんよ。
ちなみに、以下のように職種を絞って探せます。


感覚としては、
SUUMOみたいな不動産サイトを見るのに近いですね。
賃貸アパートを探す際も、
サイトを見ているうちに「ここいいんじゃないか?」みたいな発見がありますよね。



僕はWeb業界に興味がありましたが、実際に求人内容を見たことで、より好奇心が増しました。
リクナビNEXTを見るとわかりますが、
世の中には本当にたくさんの仕事があります。
求人を見ているだけでも好奇心を掻き立てられるし、
完全無料だし、しつこい営業電話もないので登録して損なしですよ。
登録自体も3分で終わります。
トイレででもサクッと登録しちゃいましょう。



スマホで求人閲覧ができるので、日頃からチェックしておけば年中求人を募集しているブラック企業を避けられますよ。
プロに紹介してもらう→リクルートエージェント
本気で適職を見つけたいなら「リクルートエージェント」も合わせて使ってみてください。
リクルートエージェントは、業界No.1の転職エージェントです。
転職のプロがあなたに合う仕事を紹介してくれるし、
実際に企業に採用されるまでさまざまなサポートをしてくれます。
- 自分に合う仕事を提案してくれる
- ブラック企業でないか調査してくれる
- 面接対策や職務経歴書の作成を手伝ってくれる
ほかにもありますが、
大きな魅力はこんな感じですね。
自分ひとりで仕事を探すのもいいのですが、
どうしても興味のある求人ばかりチェックしがちになります。
ですが、
リクルートエージェントを利用すれば、
自分では見つけられなかったであろう求人に出会えるチャンスもあるんですよ。
たとえば、
自分の性格に合う仕事・自分の経歴を活かせる仕事
…を紹介してくれるので、
「あ、こんな仕事もあるんだ」みたいな発見があります。



僕は当時、製造業に就いていたのですが、同じ製造業でもいろいろな職種があることを発見できました。
また、ブラック企業を排除してくれるところも魅力ですね。
転職エージェントは実際に企業を訪問して、
企業の雰囲気や実際の仕事内容などを調べておいてくれます。
そこで、明らかなブラック企業と判明すれば提携を解除するみたいです。
かなり心強いですよね。
求人票ではわからない情報まで教えてくれるのは超メリットです。
「でもどうせ料金が高いんでしょ?」と思うかもですが、
リクルートエージェントは完全無料です。
転職エージェントは、人材を企業に送るごとに紹介料をもらうビジネスモデルなので、僕ら求職者は無料で利用できるんです。
「えー、でもそれだと無理やり押し込まれるんじゃないの?」と不安かもですが、
紹介した人材が半年とすぐに辞めると紹介料は入らない仕組みとのこと。
また、転職エージェントも競争が激しいので悪評を広められたくないでしょう。
なので、安心して利用できますよ。



リクルートエージェントは超大手で経営に余裕があるせいか、求職者の意見をかなり尊重してくれます。
「うーん、でもすぐに転職したいわけではないし…」という人もいますよね。
その点も安心で、リクルートエージェントは相談のみでもOKです。


ちなみに、相談はオンラインでもOKです。
最初は緊張するかもですが、一度面談すれば慣れます。
逆にいうと面談をしないかぎり、いつまで経っても慣れません。
自分の能力や経験に自信がなくても、転職エージェントの人はいろいろな人と接しているので見下してくることはないでしょう。
完全無料で相談のみでもOK。
何も損することないので、
まずは相談だけでもしてみてください。
こちらも登録は3分で終わります。
トイレででもサクッと登録しちゃいましょう。



面談するのが嫌なら「面談なし」を希望すれば、メールだけで求人紹介をしてくれます。
②:他人の人生を擬似体験してみる
やりたいことがないのは「自分にはできないと諦めている」のも原因だとお伝えしました。
これを解決するのは「他人の人生を擬似体験する」です。
世の中には以下のようにいろいろな人がいます。
- 公務員からWebデザイナーに転職した人
- ブログを書くだけで年収1億円を稼ぐ人
- 年収90万円だけど東京で暮らせている人
こういった人の生き方を擬似体験すれば、やりたいこと探しに役立つヒントを得られるでしょう。



自分の知らなかった世界や、そこに辿り着くまでの行動手順を知れば視野が広がりますよ。
擬似体験をする方法
他人の人生を擬似体験するなら「読書」がおすすめです。
といっても小説ではなく、ビジネス書や実用書ですよ。
フィクションを疑似体験しても再現性が低すぎますからね。
ビジネス書や実用書を読む大きなメリットは、自分で行動しないで失敗体験をできることです。
失敗談をたくさん知れば、
「これはやってダメなんだな」ということがわかります。
シンプルに行動しやすくなりますよね。
いわば、RPGゲームの攻略本みたいな感じです。



僕もいろいろ本を読んで「フリーランスっていいなぁ」と思いました。
それでフリーランスの人の本を読んで勉強した感じですね。
というわけで、本を読むのもおすすめです。
「忙しくて読書の時間なんてないよ…」という人は、
平日10分でも早起きすれば時間を作れます。
電子書籍なら仕事のスキマ時間でも読めますよ。
書籍代を節約したい方は「Kindle Unlimited」を利用するのがおすすめです。
月980円(初月無料)で200万冊以上の本が読み放題になります。
ちなみに以下の記事にある本は大体無料で読めます(無料対象が月毎に変動する)。
興味があればどうぞ。
③:できることを小さく始めてみる
やりたいことがないのは「周囲の目を気にして本音を隠しているから」ということもお伝えしました。
これを解決するのは「できることを小さく始めてみる」です。
たとえば副業。
副業なら周囲に言わなければバレないし、
仮に失敗してもダメージが少なく済みますよね。
また、副業で小さな成果を出せれば、
それが自信となって周囲の目なんか気にならなくなりますよ。
副業でなくても、
小さく始められることはまずやってみるといいです。
小さな行動でも何がしたいかわからない場合
「小さな行動といっても本当に自分が何をしたいかわからない…」
という人もいるでしょう。
そういった、
本当に何がしたいかわからない人は、
「手当たり次第にまずはやってみる」のがおすすめです。
手当たり次第に行動をしていると以下のような流れが起きます。
- まずはやってみる
- 少しできるようになる
- 続けていると得意になってくる
- 得意だからやっていて楽しい
- やりたい仕事になる
このように、
最初はなんとなくで始めたことも、
気がつけば「やりたいこと」になっているかもしれません。
僕が文章で独立した理由
たとえば僕の話をすると、
現在はライター・ブロガーとして暮らしていますが、
別に最初から文章を書くのが好きだったわけではありません。



「文章くらいなら書けそうだな」とWebライターの副業を始めてみたのがキッカケです。
ライターの仕事やブログを書いているうちに、
だんだん文章の書き方がわかってきて、
「自分向いてるかもしれないし文章を書いて生計を立てたいな」
と思うようになって今があります。
なので、
とりあえず「自分ができそうな副業を片っ端からやってみる」
とやりたいことが見つかるかもしれませんよ。
副業をする方法
以下のサイトに登録(無料)すれば、さまざまな案件に応募できます。
Webライター、動画編集、プログラミングなどいろいろあるので見てみてください。
ちなみに、Webライターを始めたいなら以下の記事をどうぞ。
やりたいことがない状態でも仕事を辞めていい3つの理由


ここまで「やりたい仕事の見つけ方」を解説してきました。
とはいえ、
仕事が嫌すぎて逃げ出したい人は「やりたいことを見つける時間がない…」という感じですよね。
そういった今すぐ仕事を辞めたい人は、やりたいことがなくても辞めて大丈夫です。
理由は以下の3つ。
- 自由に使える時間が増えるから
- セーフティーネットがあるから
- 身体を壊してからでは遅いから
順番に解説します。
①:自由に使える時間が増えるから
会社に所属していると1日8時間以上は拘束されてしまいます。
しかし、会社を辞めるとその8時間を「自分のため」に使えるわけです。
これってかなりのメリットだと思うんですよね。
今まで会社のために使っていた時間で「スキル習得」をしたり、
ゆっくり「転職活動」をできるので、
次を決めずに辞めるのも悪くないと思います。
「貯金がないから無理だよ」という場合でも、
失業手当で当分(半年くらい)は暮らせるので心配ありません。



自己都合退職だと失業手当の受給開始が3ヶ月後になるので「3ヶ月分の生活費」さえあればお金の心配はしなくて大丈夫ですよ。
②:セーフティーネットがあるから



もしどこにも再就職できなくて生活できなくなったらどうしよう、、
このように考えるかもしれませんが問題ありません。
なぜなら、日本には「生活保護」というセーフティーネットがあるから。
万が一、仕事が見つからなくても文字どおり国が生活を保障してくれるので「食いっぱぐれる心配」はしなくて大丈夫なんですよ。
「まわりの目が、、」と後ろめたい気持ちになるのもわかります。
しかし、
会社に自分を潰されるくらいなら無理せず、
国の制度なんだから遠慮せず使ったほうがいいですよ。
③:身体を壊してからでは遅いから
最大の理由はこれ。
嫌な仕事を続けていると精神的に病んでしまい、
社会復帰できない身体になってしまう可能性があります。
だから、
無理して一生を棒に振るくらいなら、
とりあえずでも会社を辞めたほうがいいと思うんですよね。
うつ病になると回復までかなり時間がかかるとも聞きます。
とはいえ、真面目なあなたは「次も決めないで辞めるのは甘えだ」と思うかもしれません。
でも無理して働き続けるのも、自分の気持ちから逃げる甘えだと僕は思います。
なので、
身体が壊れそうなくらい無理しているなら、
勢いで仕事を辞めてもOKですよ。



退職後に転職活動をするのは不安かもしれませんが、転職エージェントを利用すれば二人三脚なので安心ですよ。
まとめ:仕事を辞めたいけど何がしたいかわからないなら、小さくても行動を繰り返そう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
仕事を辞めたいけどやりたいことがない場合の対処法を紹介しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- 世の中にある仕事を調べてみる
- 他人の人生を擬似体験してみる
- できることを小さく始めてみる
やりたいことがないというのは、基本的に「情報不足」なだけです。
求人サイトをのぞいてみたり、
本から知識を得たり、
とりあえず小さくでも行動していれば情報は自然と集まってきます。
なので、
やりたいことを見つけたいなら、
とにかく行動することを意識してみてください。
「やりたいことを仕事にする」とめちゃくちゃ人生が充実しますよ。
- リクナビNEXT
→求人数No. 1の転職サイト
→さまざまな仕事を知るキッカケになります - リクルートエージェント
→求人数No. 1の転職エージェント
→意外な仕事が見つかるかもしれません - Kindle Unlimited
→月980円(初回無料)の読み放題サービス
→さまざまな著者の人生を擬似体験できます




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