- 「製造業はやめとけと言われるけど実際どうなの?」
- 「製造業に興味があるけどやめたほうがいいかな…」
- 「製造業以外で働くならどの仕事がいいんだろう?」
この記事はそんな人へ向けて書いています。
製造業について調べると「やめとけ」「オワコン」という意見があり、これから働くつもりの人はなんだか不安ですよね。
ネットの意見を鵜呑みにせず自分の目で確かめるのが一番ですが、とはいえ、なるべく時間を無駄にしたくない人が多いでしょう。
そこで今回は、「製造業はやめとけ」と言われる理由について詳しく解説していきます。
僕は製造業に9年間携わっていました。
今は退職してフリーランスとして活動しています。
この記事を読めば、製造業で働くべきかどうかの判断ができるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
- リクルートエージェント
→製造業の管理職に就きたい人におすすめ - Kaguya
→製造業のエンジニアに就きたい人におすすめ - 工場求人ナビ
→製造業のライン工に就きたい人におすすめ

製造業はやめとけと言われる「本当の理由」

「製造業はやめとけ」と言われる本当の理由は、ライン作業しか経験していないからです。
インターネットでよく見る「製造業はやめとけ」という意見を見ると、ライン作業のことしか書かれてないんですよね。
しかし、製造業といっても管理職や技術職など、さまざまな職種があります。
「製造業=ライン作業」ではないので、一概に「製造業はやめとけ」とは言えませんよ。
製造業はライン工だけじゃない
製造業の職種は以下のとおり。(参考:リクルートエージェント)。
- 加工・組み立て
- 営業・販売
- 生産管理・品質管理
- 商品企画
- 研究開発
- 設計
- 生産技術・製造技術
- 資材調達
ご覧のとおり、製造業といっても幅広い職種があります。
ですが、インターネットにあるのは、ライン工にあたる「加工・組み立て」の情報ばかりです。
「同じ作業で飽きる」とか「夜勤が健康に悪い」とかはよく聞くと思いますが、製造業に就くすべての人に当てはまるわけではありません。
そう考えると、製造業という大きな括りだけで「やめとけ」というのは少し違いますよね。
ライン工はやめとけと言われる理由
では、なぜ「ライン工はやめとけ」と言われるのか?
その理由は以下の3つです。
- 身体と精神が壊れるから
- 考える力が失われるから
- ストレスで散財するから
実際に僕もライン工をしていましたが、ほかの人が言うとおり、ライン工だけはおすすめしません。
製造業はAIに仕事を奪われる?
「製造業はAIに仕事を奪われるからオワコン」という声もあり、不安な人もいるかもしれません。
これについて答えると、製造業がオワコン化するのはまだまだ先の話です。
理由は以下のとおり。
- AI化が進んでも、指示する人・メンテナンスする人は必要だから
- AIにできるのは単純作業のみ。企画や開発をするのは人間だから
- 世の中からモノづくりがなくなることは、まず考えられないから
要するに、AI化が進んでも「仕事内容が変わるだけ」です。
ライン工はオワコンになるかもですが、役職を得て指示する側に回れば問題ないし、管理職や技術職ならまったく心配する必要ありません。
逆に、AIが製品を作ってくれるから「短時間で高収入を得られる仕事」になるかもしれませんよ。
なので、製造業のオワコン説は気にしなくて大丈夫です。
製造業で働きたい人におすすめな行動3選

ここまで「製造業はやめとけ」という理由を解説しました。
それを踏まえると、これから製造業で働くなら以下の行動がおすすめです。
- ライン工ではない仕事を選ぶ
- 工場で働きながら副業をする
- プログラミングの勉強をする
順番に解説します。
①:ライン工ではない仕事を選ぶ
製造業で働くならライン工以外を選んだほうがいいです。
多くの人が言うとおり、ライン工は肉体的にも精神的にもキツい仕事なのであまりおすすめできません。
前半でも言いましたが、「製造業はやめとけ=ライン工はやめとけ」です。
詳しくは「【暴露】工場勤務はやめとけと言われる3つの理由」で解説しています。
ちなみに、製造業の仕事を探すなら転職エージェントを利用したほうがいいです。
- リクルートエージェント
→「管理職」を探している人におすすめ - Kaguya
→「技術職」を探している人におすすめ
②:工場で働きながら副業をする

自分に管理職とか技術職とかは無理だ…。ライン工しかできない人はどうすればいいんだろう…。
このような人もいますよね。
もしライン工として働くなら「副業」をするのがおすすめです。
副業をして「個人で稼ぐ力」を身につけると、フリーランス独立、異業種転職につなげられますよ。
実際、僕は「ブログ」を書いていたら、なんとなくスキルや知見が身についてIT業界に身を移せました。
IT業界はリモートワーク中心なので、自宅に引きこもりながらだったり、お洒落なカフェだったりで仕事ができて最高です。
「副業って大変そうだなぁ…」と思うかもですが、ブログならマイペースに取り組めるのでおすすめですよ。
工場勤務とブログの相性については以下で詳しく書いています。興味があれば読んでみてください。


③:プログラミングの勉強をする



うーん、なんか工場で働く気が失せたなぁ…。でも自分はライン工しかできないし、副業も面倒くさい。どうしようかなぁ…。
このような人は「プログラミング」を勉強するのがおすすめです。
プログラミングとは、「コンピューターを動かすための指示を書くこと」を指します。
インターネットの普及でプログラミングの需要は高まっており、スキルを身につけると仕事に困らないし、年収1,000万円も目指せるみたいですよ。
最近は「GEEK JOB」のような完全無料かつ転職サポートありのプログラミングスクールもあります。
IT業界に興味のある人はぜひチェックしてみてください。
\ 29歳まで完全無料・転職サポートあり /
まとめ:製造業自体はオワコンではない
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「製造業はやめとけ」と言われる理由について解説しました。
要点をまとめると以下のとおりです。
- 製造業はやめとけ=ライン工だけの話
- 製造業に就きたいなら管理職かエンジニアがおすすめ
- もしライン工をするなら辞める前提で働こう
製造業について調べると否定的な意見が多いですが、ほとんどは「工場勤務(ライン工)」の話です。
製造業といっても管理職や技術職もあるので、モノづくりが好きな人は気にせず応募して大丈夫ですよ。
ライン工志望の人も副業や勉強を頑張れば全然問題ありません。
というわけで、少しでも製造業に興味があるならぜひチャレンジしてみてください。
もしやってみて合わなくても、今は転職が当たり前の時代なのでサクッと転職すればいいだけです。
- リクルートエージェント
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→製造業のエンジニアに就きたい人におすすめ - 工場求人ナビ
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