読書したいけど毎日忙しくて時間がない。平日は仕事に追われてるし、休日もいろいろと忙しくてなかなか読めない。これじゃ1冊読むのにどれだけ時間がかかるんだろう、、、
こういった悩みにお答えします。
- 読書したいけど時間がないときの対処法5選
- 時間の無駄にならない価値ある本の見つけ方
こんにちは、カズヤです。
「読書は大切」と言われるものの、社会人になると忙しくてなかなか読書する時間がないですよね。
そこで働きながら週に1〜2冊の本を読む僕が、忙しい人向けの読書方法を紹介します。
この記事を読めば、少ない時間で効率よく本を読む方法がわかりますよ。
読書時間の平均値
本題の前に「そもそも世の中の人たちはどれくらい読書してるの?」というのを見てみましょう。
以下のデータはオンライン書店の「honto」が20~40代の男女300人に実施した読書実態アンケートです。
1番読書時間の多い20代男性でも1日の読書時間は40分ほど。
なので、1日40分以上の読書時間はほしいところですよね。
平均を超えている人なら問題ありませんが、「40分も読書する時間ないよ!」という人はこの記事で紹介する対処法を実践しましょう。
読書したいけど時間がないときの対処法5選
対処法は以下の5つ。
- スマホで読む
- 早起きをする
- 音声読書する
- 時短読書する
- 全部読まない
①:スマホで読む
読書する時間がないなら、スマホで読むのがおすすめです。
電子書籍リーダーやタブレットで読む手もありますが、肌身離さず持ち歩いているスマホのほうが手軽に読めます。
- 電車を待っているとき
- 昼食を食べているとき
- レジに並んでいるとき
こういったスキマ時間ができたとき、スマホならポケットから取り出すだけだし簡単に読めますよね。
たかが5分10分のスキマ時間でも1日に何度も積み重なれば大きな時間となります。時間がないと悩むくらいなら利用しない手はありませんよ。
Amazonが提供する月額980円の読み放題サービスを利用すればお得に本が読めます。
②:早起きをする
シンプルに早起きをするのも有効です。
いやいや、読書する時間もないくらい毎日忙しいのに早起きなんて無理だよ。疲れてるんだから1分でも多く寝かせてくれよ、、
という感じだと思いますが、誰も1時間早く起きろとは言ってません。
いつもより10分早起きするだけでOKです。毎日10分でも1週間続ければ70分になるし、週に70分もあれば月1冊は読めそうですよね。
そんな簡単に早起きできるなら悩んでないって。朝はボーッとするし結局二度寝するのがオチだよ、、
と思う人もいるでしょう。
そういった朝が苦手な人は「光目覚まし時計」がおすすめです。
光目覚まし時計は名前のとおり、音ではなく光の強さで起床時間を知らせてくれるため爽やかに目覚めることができますよ。
ウソのようにスッキリと目覚めれるので朝が苦手な人は導入してみてください。
③:音声読書する
もっと読書時間を増やしたい人は音声読書もおすすめです。
音声読書とは文字どおり「耳で聴く読書」で、プロのナレーターが本の朗読をしてくれます。目で文字を追う必要がないので「〜しながら読書」できるのが魅力です。
たとえば、
- 支度しながら
- 通勤しながら
- 家事しながら
こういった目で文字を追うのがしんどい場面でも音声を聴くだけならできそうですよね。
音声って内容が頭に入らないのでは?
と思うかもしれませんが、内容が頭に入らなかったら繰り返し聴けばいいだけです。たしかに文字よりも頭に残りにくいですが、まったく読書をしないよりはマシですよ。
音声読書はAmazonが運営する「オーディブル」がおすすめです。無料体験もあるので試してみてください。
④:時短読書する
本の要約サイトを利用するのもおすすめです。
要約サイト「flier(フライヤー)」では、1冊の本の内容を約10分で読めるのでかなり時短になります。
500~2000円の月額料金はかかりますが、プロの編集者が要約をしているため10分でもしっかり要点を把握できますよ。
あなたがインプット目的で読書をするなら利用してみてください。
⑤:全部読まない
本を読むのが遅いから1冊読むのにかなり時間がかかる、、。時間もないし速く読む方法ないかな?
こういった人におすすめなのが「全部読まない」です。小説には使えませんが、ビジネス書や実用書の場合、1ページ目から最後のページまで全部読む必要はありません。
なぜなら、ビジネス書や実用書を読む目的は「知識を得て行動に移すため」だから。
「せっかく買ったし全部読まないともったいない」と思うかもしれませんが、今の自分に必要のない知識を入れても1週間後には忘れてますよ。
全部読んで頭に残らないのと、知りたい情報だけを次々に得て行動を変えていくのとでは後者のほうが良いですよね。
なので、時間がないなら自分の読みたいところだけを読んで、さっさと次の本に移りましょう。
ちなみに、効率のいい読書術は「レバレッジ・リーディング」という本で詳しく学べます。僕はこの本を読んでから読書に対する考えが変わりました。
時間の無駄にならない価値ある本の見つけ方
ここまで読書の時間がない場合の対処法を紹介してきましたが、時間がない中で本を読むわけなので「無駄に本を読む時間」も減らしたいですよね。
「おもしろそうだったから買ったけど期待外れだった」「難しすぎてよくわからなかった」となってしまっては時間の無駄です。
なので、本を探すときは以下の3つを意識しましょう。
- 目次で気になった章から読む
- ネットにある要約記事を読む
- 尊敬する人のおすすめを読む
①:目次で気になった章から読む
本を読むときは自分の知りたいところから読みましょう。
目次を見て、自分の気になるところだけをじっくり読む。これだけで本の内容が頭に定着して「価値のある本」になりますよ。
初めてのレストランで食事をするとき、まずはメニューを見て、自分が美味しそうに見えた料理を頼みますよね。
「ほかの料理も食べてみたい」と思うのは、最初に頼んだ料理が美味しかったから出てくる感想です。
反対にメニューの先頭にある料理を頼んで口に合わなかったら、「ほかの料理も不味いんだろうな」という感想になりますよね。
本もレストランと一緒で必ず1ページ目から読む必要はありません。
②:ネットにある要約記事を読む
気になる本があるなら、まずはネットにある要約記事を読むのもおすすめです。
予告編を見てから映画館に足を運ぶように、最初に全体像を把握していることで外れ本を引く可能性がかなり下がりますよ。
ちなみに、Amazonのレビューはあまり参考にならないので実際に自分で検索することをおすすめします。
「(本の題名) 要約」で検索すれば、ブログ記事やYouTube動画が出てきますよ。
無料の情報よりも詳しい要約を知りたい人は、プロの編集者が要約する「flier(フライヤー)」を使ってください。
③:尊敬する人のおすすめを読む
自分が尊敬する人がおすすめしてる本は、まず読んで外れることはありません。
なぜなら、そのおすすめの本たちがその人の価値観を作っているから。
自分が尊敬している人の価値観を作った本ってシンプルに興味がありますよね。興味がある本の内容は頭に入ってきやすいので無駄な読書にはなりません。
なので、尊敬する人が身近にいるなら「なにかおすすめの本ありますか?」と聞いてみるといいですよ。
手の届かない人であってもググれば意外とわかったりします。
こんな感じで「自分が興味のある本」を探していけば、読書が時間の無駄になりませんよ。
まとめ:どんなに忙しくても読書時間は作れます
- スマホで読む
- 早起きをする
- 音声読書する
- 時短読書する
- 全部読まない
- 目次で気になった章から読む
- ネットにある要約記事を読む
- 尊敬する人のおすすめを読む
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
読書したいけど時間がない場合の対処法と時間の無駄にならない本の探し方を紹介しました。
忙しい社会人でも今回紹介した方法を実践すれば読書時間を確保できます。
読書といえば、まとまった時間で、コーヒーを入れて、椅子に座って、、というイメージかもしれませんが、もっとハードルを下げてください。
スキマ時間でも積み重なれば大きな時間になるので、もっと気軽に読書を楽しみましょう。
活字が苦手な人には「音声読書」を活用すればOKです。
読むと読書の概念が変わります