「MacBookにスタンドって必要?」
「ノートパソコンスタンドのメリットは?」
こういった疑問にお答えします。
MacBookユーザーは自宅でもカフェでも「ノートPCスタンド」を愛用している人が多いです。
「自分も導入しようかな」と思う反面…
「キーボードに傾斜があると逆に打ちにくそう…」
「カフェで使うと目立つし邪魔なだけじゃない?」
「価格も結構高いしわざわざ導入する意味ある?」
など、必要性に疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では以下を解説します。
- MacBookにスタンドは必要である3つの理由
- MacBookにおすすめなノートPCスタンド5選
記事を読めば、MacBookにスタンドが必要だと理解し、自分にピッタリな製品まで見つけられるでしょう。
僕が使っているPCスタンドはコレ
MacBookにノートパソコンスタンドは必要である3つの理由
MacBookにスタンドは絶対に必要です。
僕自身、昔は「MacBookにスタンドなんて不要だよ」と考えていましたが、実際に試してみると手放せなくなりました。
その理由は以下の3つです。
- 肩こりや首の痛みが軽減される
- パソコンの排熱効率が良くなる
- 仕事のパフォーマンスが上がる
順番に解説します。
①:肩こりや首の痛みが軽減される
MacBookで長時間作業していると、肩こりや首の痛みがめちゃくちゃ辛いですよね。
僕は仕事柄ずっとMacBookを触っているので慢性的な痛みに悩んでしました。
しかし、これもノートパソコンスタンドを導入すれば解決します。
なぜなら、ノートパソコンスタンドがあれば以下のように姿勢が改善されるからです。
そもそもなぜノートパソコンで作業をすると肩こりや首の痛みが出るのか?
というと「猫背になると頭の重さを支えるための負荷が肩や首に大きくかかるから」です。
ノートパソコンは画面とキーボードが一体化されているため、下にある画面を見ようとすると、どうしても猫背になってしまいます。
また、人間の頭の重さは体重の約10%を占めるとも言われており、その頭が10度傾くだけでも+5kgの負荷が首や肩にかかるみたいです。
参考:げんきや接骨院高幡不動
たとえば、体重60kgであれば、10度傾けば11kgの負荷、20度傾けば16kgの負荷がかかります。
11kgってボーリングの玉2つ分ですからね…。
負荷かかりすぎでしょ…って感じですよね。
そのため、猫背で作業をすると、頭を支えるための負荷が肩や首に大きくかかってしまう。
そして痛めてしまうわけです。
なので、MacBookで長時間作業をするならノートパソコンスタンドで姿勢改善をする必要があります。
自分の体を大事にしたいならパソコンスタンドは絶対に導入しましょう!
僕は長いこと猫背で作業していたので多分骨の形もおかしくなっています…。
そうならないためにもパソコンスタンドは早めに使ったほうがいいですよ。
②:パソコンの排熱効率が良くなる
ノートパソコンスタンドは排熱効率の面でも役立ちます。
MacBookで動画編集や写真編集をする方ならわかると思いますが、本体が熱くなることがありますよね。
その際にMacBookの底面が地面と接していると、熱がなかなか逃げずに本体に負荷がかかってしまうんです。
ちなみに、MacBookに熱がこもると…
- 単純にファイルの書き出しが遅くなる
→発熱を抑えるためにパフォーマンスを下げる - バッテリーの劣化が早く進んでしまう
→内蔵されているリチウムイオン電池は熱に弱い
というデメリットがあります。
しかし、パソコンスタンドを導入すれば、MacBookの底面が浮いて空気の通り道ができます。
空気の通り道があるだけで、MacBookに熱がこもらなくなるわけです。
そのため…
- 動画や写真の書き出し速度が上がる
- バッテリーの劣化が遅くなり、長く使える
というメリットが生まれます。
なので、動画や写真など重いファイルを扱うのであればパソコンスタンドを導入したほうがいいですよ。
最近のMacBook(Mチップ搭載以降)はそこまで発熱しなくなりましたが、それでもパソコンスタンドの有無でパフォーマンスと寿命は変わってくるはずです!
③:仕事のパフォーマンスが上がる
僕が伝えたい最大の理由はこれです。
パソコンスタンドの有無で仕事のパフォーマンスが段違いに変わります。
理由は以下のとおり。
- 肩こりや首の痛みを気にせず、長時間集中して作業できる
- 排熱効率アップで、動画や写真などの書き出し速度が上がる
- キーボードに傾斜がつくから、タイピングの速度が上がる
上2つは解説しましたが、
「タイピングしやすくなるって本当?」と疑問かもしれません。
僕自身も「傾斜があると逆に打ちにくそう…」と最初は思っていたのですが、実際にパソコンスタンドを使ってみたら翻りました。
「なんでもっと早く使わなかったんだ…」と後悔するほどマジで打ちやすくなります。
スタンドなし
スタンドあり
このあたりの感覚は言語化が難しいですが、とにかく試してみてほしいです。
僕は主にライター・ブロガーとして長文を書くのが仕事ですが、
「体の負担減+タイピング速度向上=長時間でも集中して作業ができる」
という感じで仕事のパフォーマンスが上がりました。
集中して爆速で仕事を終わらせられれば、その時間で遊んだり、副業したり、読書したりできるので人生が有意義になります。
体の負担も少ないからイライラしないし、余裕があると家族や恋人との関係性もよくなりますし、
たかがスタンドですが、使うと人生が変わりますよ。
本当にパソコンスタンドを導入してよかったです。
MacBookを仕事(副業でも)のメイン機にしているなら、パソコンスタンドを導入しないのはもったいないですよ。
MacBookにおすすめなノートPCスタンド5選
MacBookにおすすめなスタンドを5つまとめました。
「え、5つもあるのかよ、おすすめを1つ選んでくれよ…」と思うかもですが、
MacBookのスタンドには5種類のタイプがあるんですよね。
まずは各タイプのメリット・デメリットをまとめたのでご覧ください。
スタンドタイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
自宅専用タイプ | ・最も高さを出せる ・スタンドの下に物を置ける ・複数デバイスで使い回せる | ・持ち運びは厳しい ・外部キーボードが必須 ・角度調整に力が必要 |
携帯重視タイプ | ・カバンに入れて持ち運べる ・iPadでペンを使うときも便利 ・価格が安いものが多い | ・組み立てが若干面倒 ・安定感があまりない ・耐久性もあまりない |
ハイブリットタイプ | ・タイピング時に揺れない ・折りたたんで持ち運べる ・複数デバイスで使い回せる | ・持ち運べるけど重い ・セッティングの手間がある ・人によっては中途半端 |
貼り付けタイプ | ・いつでも即展開できる ・持ち運び忘れが起こらない ・MacBookの底面を保護できる | ・タイピング時に揺れる ・複数デバイスで使いまわせない ・角度調整ができるものが少ない |
ケース一体型タイプ | ・MacBook全体を保護できる ・本体のインチ変更で使えなくなる ・カバンに入れず持ち運びも可能 | ・安定感はあまりない ・角度調整があまりできない ・価格が高いものが多い |
上記の中から僕のおすすめを1つずつ選びました(すべて実際に使っています)。
ぜひご自身に合ったパソコンスタンドを導入してみてください。
①:BoYata ノートパソコンスタンド(自宅専用)
「自宅だけかつ外部キーボードを接続して使いたい…!」
という人には「BoYata ノートパソコンスタンド」がおすすめです。
サイズは大きいし重いしで持ち運びは厳しいのですが、その分「安定感抜群」かつ「高さを出せる」という特徴があります。
とくに高さが出せるのは大きな魅力。
上記の写真のとおり、MacBook下のスペースにiPadを置いたり、作業が終わったら外部キーボードを収納してデスクをスッキリさせたりできます。
デュアルディスプレイを導入している方もこのスタンドがあれば、MacBookをサブモニターとして使いやすくなりますよ。
②:BoYata 折りたたみ式ノートパソコンスタンド(携帯重視)
「どんなデバイスでも使える持ち運び用スタンドがほしい…!」
という人には「BoYata 折りたたみ式ノートパソコンスタンド」がおすすめです。
こちらは折りたたむとコンパクトになるので、カバンの中にスッと入れて持ち運べます。
スタンドの支えが左右で独立しているため、タイピングすると若干カタカタ揺れるのが弱点ではありますが、
とはいえ、他の同じような商品よりは全然マシでした。
他の中華メーカーはヒンジがすぐ緩くなるのですが、BoYataはパソコンスタンド制作の実績が豊富なだけあって信頼できる作りです。
コンパクトだからiPadでも使いやすいですよ。
③:WORLD GADGETS ノートパソコンスタンド(ハイブリッド)
「MacBookの内蔵キーボードで安定したタイピングがしたい…!」
という人には「WORLD GADGET ノートパソコンスタンド」がおすすめです。
こちらのスタンドは「携帯性」と「安定性」を両立させたハイブリッド型になっています。
「こんな薄っぺらいので大丈夫なの?」と思うところですが、スタンドの支えが広いから安定感が素晴らしいんですよ。
一般的な折りたたみスタンドって、左右のどちらかのスタンドが微妙になって安定しなくなるのですが
WORLD GADGETのスタンドは左右一体となった作りなので耐久性も安心です。
重量がそこそこ重いため毎日持ち運ぶのは厳しいですが、「基本は自宅用」「たまに持ち運びたい」という場合は最高のスタンドですよ。
僕は外部キーボードを使わないでミニマルに作業したいのでこれを自宅用に使っています。
④:Native Union Rise Laptop Stand(貼り付け)
「MacBookを持ち運ぶ機会が多い!スタンドもすぐに展開したい…!」
という人には「Native Union Rise Laptop Stand」がおすすめです。
こちらのスタンドは、MacBookの裏面に貼り付けるタイプのスタンドになります。
いつでもMacBookに貼り付いているため、使いたいときにすぐ展開できるし、何より持ち運びが圧倒的に楽です。
貼り付け型のスタンドって、MacBookのデザインが損なわれたり、耐久性や安定性に難があったりするのですが、
Native Unionのスタンドはかなりマシなほうですね。
というか、デザインに関しては貼ったほうがMacBookの格式が上がる気さえします。
ちなみに、Native Unionは「Apple Store」でも取り扱われるブランドです。
デザイン性が高いのは納得ですよね。
角度調整はできないですが、意外と誰も使っていないスタンドだし、「M⚪︎FTはみんな使っているから嫌だ!」という人にもおすすめですよ。
めちゃくちゃ薄いし、底面の保護にもなるから貼っておいて損ないですよ。
⑤:MOFT パソコンスリーブケース(ケース一体型)
「MacBookはスリーブケースに入れて持ち運びたい!」
という人なら「MOFT パソコンスリーブケース」がおすすめです。
こちらはパソコンスリーブでありながら、スタンド機能も兼ねる優れものとなっています。
使ってみると驚きますが、意外と安定性もあるんですよ。
もちろん本格的なスタンドには劣りますが、軽いタイピングをするくらいなら全然これでいいと思いました。
角度も2段階調整可能、また小物ポケットも備わっている充実ぶり。
ちなみに素材はフェイクレザーです。
とはいえ、質感はサラサラしていて結構いいですよ。
スリーブケースとして若干サイズが大きいのがネックですが、MacBookをスリーブケースで持ち運ぶならこれも選択肢にしてみてください。
価格は8,500円ほどしますが、スタンドとスリーブケースを一緒に買うことを考えれば高くはないです。
まとめ:MacBookを買ったら、パソコンスタンドも一緒に買おう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
MacBookにノートPCスタンドは必要である理由とおすすめなパソコンスタンドを紹介しました。
- 肩こりや首の痛みが軽減される
- パソコンの排熱効率が良くなる
- 仕事のパフォーマンスが上がる
MacBookにノートPCスタンドは「マストアイテム」といえるものです。
たまにしか使わないならいらないかもしれませんが、仕事や趣味で使うなら絶対に導入したほうがいいですよ。
身体の負担や作業効率が目に見えて変わります。
そんなわけで、自分に合ったノートPCスタンドをチェックしてみてください。
MacBookにおすすめなパソコンスタンド