最近のiPadは性能が高すぎるゆえに、値段もなかなか強気。
「いや、ちょっとネットと動画を観られれば十分なんだが?」と思っても、Appleはお構いなしに最新チップを詰め込んできます。
そんなときにチラッと目に入るのが、中古のiPad。
価格はお手頃で、見た目もそこそこキレイ。「これで十分じゃない?」とポチりたくなる気持ち、よくわかります。

とはいえ、中古には中古ならではの落とし穴もあります。
「すぐバッテリーがヘタった…」
「最新アプリが入らない!」なんてトラブルも珍しくありません。
そこでこの記事では、中古iPadを買う前に知っておきたいリスクと、後悔しないための賢い選び方を紹介します。
買ってから「あ〜やっぱ新品にしとけばよかった…」とならないように、ぜひ最後までチェックしてみてください!
中古のiPadはやめたほうがいい?結論は…

結論からお伝えすると、中古iPadは「安さだけで選ばなければアリ」です。
中古iPadにはたしかにリスクがありますが、
それはほとんどの場合、「見極め方を知らないまま買ってしまう」ことが原因。
つまり、ちゃんと選びさえすれば、
「新品に近い使い心地」を「お得な価格で」手に入れられます。
後ほど詳しく解説しますが、iPadは基本的に長持ちするし、数年前のモデルでもサクサク動くことが多いんですよね。
また、信頼できる中古ショップから購入すれば、動作チェックやクリーニングが徹底されているため品質面でも安心。
保証付きの店舗も多く、万が一のトラブルにも対応してもらえます。
iPad中古をやめたほうがいい5つの理由

中古のiPadには「安く買える」という魅力がありますが、選び方を間違えると「やっちまった…」と後悔することも。
そんな失敗を防ぐために、後悔しやすい5つの理由を紹介します。
- バッテリーの劣化が進んでいる
- Apple公式保証が切れている
- 最新のOSに対応していない
- アクティベーションロックが解除されていない
- フリマアプリではトラブルが多い
バッテリーの劣化が進んでいる

中古iPadでまず気をつけたいのが、バッテリーのヘタリ具合です。
iPadのバッテリーは消耗品なので、長く使われていれば当然寿命も近づいています。
数年程度の型落ちであればまだ問題ありませんが、あまりにも古いモデルだとかなり劣化している可能性が高いです。
フル充電してもすぐに電池が減ったり、動画を見ている途中で電源が落ちたり…。
そんな症状が出ると、使っていてもストレスしかありません。

Apple公式でバッテリー交換するにせよ、基本的には1万円以上かかります。
これでは中古で安く買う意味があまりなくなってしまいますよね…。
Apple公式保証が切れている

新品のiPadには、購入から1年間の「Apple製品限定保証」が付いています。
ところが、中古品はほとんどがすでに保証切れ。
つまり、買ってすぐ不具合が出ても、修理費は全額自己負担になります。
「安く買えてラッキー!」と思ったのも束の間。
修理代で一気にテンションが下がる…なんてパターンもよくあります。
最新のOSに対応していない

あまり古すぎるモデルを選ぶと、最新のiPadOSに対応していない可能性があります。
「まあ別に、動画とネットだけなら大丈夫でしょ?」と思うところですが、最新OSに対応していないと…
- アプリの動作が不安定になる
- インストールすらできなくなる
などのトラブルが起こりやすくなります。
一見問題なさそうでも、いざ使ってみると「YouTubeが落ちる」「ゲームがフリーズする」といった地味に困る不具合が出るんですよね。
それでも、長く使いたいなら最新OSに対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
最新OSに対応しているかどうかは、Apple公式サイトの「iPadOS対応機種一覧」でチェックできます。
アクティベーションロックが解除されていない

アクティベーションロックとは、前の持ち主のApple ID(iCloudアカウント)と紐づいている状態のことです。
盗難や紛失時に「第三者が勝手に使えないようにする仕組み」ですが、これが解除されていないと、初期設定すら進められません。
つまり、電源を入れても「Apple IDとパスワードを入力してください」と表示され、持ち主以外はどうにもできない…まさに“文鎮化”状態となります。
特にフリマアプリや個人取引では、出品者が意図せずロックを残したまま出品しているケースもあります。
返品できない場合、ただの高価な置物になってしまう可能性もあるため要注意です。
フリマアプリではトラブルが多い

中古iPadを探すとき、「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリをチェックする人も多いですよね。
中古ショップで買うよりも値段が安く、掘り出し物が見つかることもあります。
でも正直、トラブルもかなり多いのが現実です。
- 「写真ではキレイだったのに、届いたら画面に傷が…」
- 「動作確認済みって書いてあったのに、電源が入らない…」
- 「アクティベーションロックが残っていて、連絡もつかない…」
そんな“あるある”報告はあとを絶ちません。
出品者が悪気なくても、「初期化方法を知らなかった」「確認不足だった」なんてケースはよくあります。

しかも、フリマアプリは個人間取引。
返品・返金がスムーズにいかず、最悪は泣き寝入りになる可能性もあります。
もちろん、全ての取引が悪いわけではありません。
評価の高い出品者であれば、問題ないことがほとんどです。
ただ、「ちょっと安いから」と油断して買うと、結果的に修理代で新品より高くつく…というのは、中古iPadあるあるです。
中古iPadをおすすめする4つの理由

ここまで中古iPadのリスクばかり話してきましたが、選び方さえ間違えなければ「賢い買い物」になります。
ここからは、中古iPadをおすすめする4つの理由を見ていきましょう。
- 数年前のモデルでも性能は十分
- バッテリー耐用年数やOSサポート期間も長い
- 信頼できる中古店なら品質面も安心
- 新品よりも気軽に使える
数年前のモデルでも性能は十分

iPadは、数年前のモデルでも性能がかなり高いのが特徴です。
- 「動画を見たい」
- 「ネット検索をしたい」
- 「Kindleで本を読みたい」
このくらいの使い方なら、最新モデルとの違いはほとんど感じません。
実際、SNSを見ても「5〜7年前のiPadをまだ現役で使ってる」という声が多数見られます。
Apple製品はチップ性能が高く、OSの最適化もしっかりしているため、古いモデルでもサクサク動くケースが多いんですよね。

また、画面の発色やスピーカーの音質も年式による差も小さく、「中古だから画質が悪い」「音がこもる」といった心配もありません。
もちろん、最新ゲームをガッツリやりたいとか、動画編集をメインに使いたいなら話は別ですが、日常使いレベルなら数年前モデルで十分すぎる性能です。
むしろ中古でコスパ良く手に入れて、浮いたお金でアクセサリーを揃えるほうが、ずっと賢い選択だと思います。
バッテリー耐用年数やOSサポート期間も長い

中古iPadは「バッテリー劣化」や「OSサポート期間」が気になるところですが、実際のところは大して問題ありません。
まずバッテリーについて。
iPadはスマホに比べてバッテリー容量が大きく、消耗がゆるやか。
数年使ってもバッテリー劣化が少ないと言われています。
使用環境にもよりますが、動画視聴・ネット閲覧・ノート代わりのような一般的な使い方なら、3〜5年は快適に使えるケースが多いでしょう。
また、AppleはOSアップデートのサポート期間が長いことでも有名。
発売から5〜6年経っても最新のiPadOSに対応しているモデルが多く、中古でも長く現役で使えるケースがほとんどです。
実際に2025年秋リリースの「iPadOS 26」に対応しているモデルを見ても、2019年発売のiPad Air(第3世代)まで対応しています。
参考:iPadOS 26に対応しているiPadのモデル
つまり、「中古だからすぐ使えなくなるかも…」という不安は、かなり少なくて済むということですね。
信頼できる中古店なら品質面も安心

「中古は状態がバラバラでちょっと不安…」というイメージを持つ人も多いと思います。
でも実は、信頼できる中古ショップを選べば品質面のリスクは一切ありません。
たとえば、イオシス・ゲオ・にこスマなどの大手中古ショップでは、
- 外観や動作のチェック
- バッテリーの状態確認
- データ初期化・クリーニング
といった整備をしっかり行ったうえで販売されており、個人取引のような“届くまでわからない不安”がありません。

また、状態ランク(A・B・Cなど)が明示されているので、
「できるだけキレイな端末がいい」
「多少の使用感は気にしない」
といった希望に合わせて選びやすいのもポイントです。
さらに、ショップ独自の保証期間(1〜6ヶ月)も設けているため、万が一の初期不良にも対応してもらえます。

「中古=ギャンブル」という印象が強いかもしれませんが、それはフリマサイトやオークション取引での話。
信頼できる店舗を選べば、新品とほぼ変わらない安心感で中古iPadを購入できます。
そう考えると、無理して高いお金を出して新品を買うのは、ちょっともったいない気がしてきませんか?
新品よりも気軽に使える

あえて中古iPadを選ぶメリットもあります。
それが「気軽に使えること」です。
新品だと「傷つけたくない」「落としたらどうしよう」と、どうしても神経を使ってしまいがちですよね。
でも中古なら、最初から少し使用感がある分、いい意味で“気楽”に扱えます。
たとえば…
- 「子どもに貸したい」
- 「キッチンでも使いたい」
- 「お風呂で動画を見る専用にしたい」
そんな「壊れたらどうしよう」「新品ではもったいなくてできない」と思うような使い方も、中古なら気兼ねなくできます。
「気軽に使える=使う機会が増える」ので、結果的に”ちゃんと使い倒せるiPad”になるというのは中古ならではの良さではないでしょうか。
中古iPadを買ってもOKな人・やめたほうがいい人

ここまで、中古iPadを「やめたほうがいい理由」と「おすすめできる理由」を紹介してきました。
結論をまとめると、次の基準で判断すると後悔のない買い物ができるでしょう。
- 中古でもOKな人
→動画視聴やサブ機など”ライトに”使いたい人 - やめたほうがいい人
→仕事・クリエイティブ用途で”長く”使いたい人

「安くてそこそこ使えれば十分」という人には、中古iPadはぴったりです。
2〜3年ほどの型落ちモデルであれば性能も申し分なく快適に使えます。

一方で、仕事や制作など、長期間しっかり使いたい場合は新品のほうが安心。
OSサポートやバッテリー寿命の面では、やはり新品の安定感にはかないません。
自分の使い方に合ったiPadを選んで、賢く快適なタブレットライフを楽しみましょう。
中古iPadの購入で後悔しないためのチェックポイント

最後に、中古iPadを安心して買うためのポイントを紹介します。
- 信頼できる販売店で購入する
- 古くても3〜4年以内に発売されたモデルを選ぶ
信頼できる販売店で購入する

中古iPadを買うときは、とにかく「どこで買うか」が命です。
「メルカリのほうが安いし…」と思うかもしれませんが、フリマアプリやオークションサイトは、出品者によって商品の状態や対応がバラバラ。
写真ではキレイに見えても、実際に届いたら「画面に傷があった」「バッテリーが弱っていた」なんてことも珍しくありません。
その点、イオシス・ゲオ・にこスマなどの大手中古ショップは安心。
- 外観・動作チェック
- バッテリー状態の確認
- データ初期化・クリーニング
といった整備やチェックを行ってから販売されています。
さらに、1〜6ヶ月の保証期間を設けている店舗も多く、万が一の初期不良にも対応してもらえます。
中古iPadを賢く選ぶなら、“安さ”より“信頼性”を重視するのが鉄則です。
▼おすすめ購入店
古くても3〜5年以内に発売されたモデルを選ぶ

中古iPadを選ぶときは、発売から3〜5年以内のモデルを目安に選ぶのがおすすめです。
古すぎるモデルはOSのサポートが切れやすく、バッテリーも劣化している可能性が高くなります。
せっかく安く買っても、「最新のアプリが入らない」「動作がカクカクする」なんてことになっては本末転倒です。
一方で、3〜5年以内のモデルであれば、性能も十分でまだまだ現役。
最新OSにも対応している可能性が高く、今から買ってもあと数年は快適に使えるケースがほとんどです。
2025年時点なら、以下の機種が狙い目となります。
- iPad(第9〜10世代)
- iPad Air(第4世代以降)
- iPad mini(第6世代)
- iPad Pro(2020年モデル以降)
このあたりの世代を選べば、価格と性能のバランスがちょうどいいでしょう。
まとめ:中古iPadは“選び方次第”で賢い買い物になる

中古iPadは、「安いけど不安…」というイメージを持たれがち。
ですが、実際のところは選び方さえ間違えなければ、とても賢い買い物になります。
特に…
- 「動画視聴用に1台ほしい」
- 「子どもや家族と共用したい」
- 「サブ機として使いたい」
そんな人にとって、中古iPadはコスパに優れたベストな選択です。
信頼できる販売店で、状態の良い端末を選べば、新品とほとんど変わらない快適さで、長く愛用できます。
自分の使い方に合った1台を、無理なく・お得に手に入れましょう。
▼中古iPadのおすすめ購入店

