iPhoneを大切に使いたい人は、保護フィルムを貼る必要があると考えるかもしれません。
しかし、実はiPhoneに保護フィルムは不要です。むしろデメリットがあるので何も貼らないで使用したほうがいいですよ。
この記事では、iPhoneに保護フィルムはいらない理由、保護フィルムなしで画面を守る方法を解説します。
僕はiPhoneを保護フィルムなしで2年ほど使っています。保護フィルムなしでも画面に傷はつかないので不要ですよ。
この記事を読めば、iPhoneに保護フィルムを貼るべきかどうかの迷いが晴れるはずです。
iPhoneに保護フィルムを貼りたくない方は参考にしてください。
iPhoneに保護フィルムはいらない3つの理由

iPhoneに保護フィルムは不要です。
理由は以下の3つ。
- iPhoneのディスプレイは硬いから
- バッテリーの寿命が短くなるから
- 保護フィルムを貼っても割れるから
順番に解説します。
①:iPhoneのディスプレイは硬いから
iPhoneのディスプレイには「セラミックシールド」という非常に硬いガラスが使われています。
セラミックシールドは、Appleがコーニング社と共同開発したガラス。公式サイトには「どんなスマホのガラスよりも頑丈」と記されています。

実際にどれくらい硬いのか?と疑問な人は以下の動画をご覧ください。
動画はiPhone 13シリーズの落下テストをしているのですが、ふつうに落としただけではiPhoneの画面は割れません。
また、ガラスは擦り傷や引っかき傷に強いです。
特にiPhoneは「二重イオン交換プロセス」を採用していて、一般的なガラスよりも傷がつきにくくなっています。
鍵やカメラのレンズのようなガラスよりも硬い素材に当たると傷はつきますが、ユーザー側で配慮すればいいだけです。
iPhoneは保護フィルムなしでも傷や割れはよほど発生しませんよ。
保護フィルムなしで2年間使ったiPhoneの様子
僕はiPhone 12 Pro Maxを2年間保護フィルムなしで使いました。
実際にどれくらい傷がついたか?をご覧ください。




ご覧のとおり「無傷」です。もちろん毎日ポケットに入れて持ち運んでいました。
鍵と一緒にポケットに入れたり、画面を下にして置いたり、乱暴にカバンに放り込んだりしなければiPhoneの画面は傷つきませんよ。
②:バッテリーの寿命が短くなるから
iPhoneに保護フィルムを貼ると「バッテリーの寿命が短くなる」というデメリットがあります。
なぜなら、画面輝度を上げがちになるから。
画面輝度を上げる→バッテリー消費が激しくなる→充電回数が多くなる→バッテリーの寿命が短くなる
というロジックです。
毎年iPhoneを買い替えている人なら気にならないかもですが、2年以上継続使用する人にとってはなるべくバッテリーの劣化は抑えたいですよね。
保護フィルムを貼ると見づらくなる
なぜ保護フィルムを貼ると画面輝度が上がるのか?それはシンプルに画面が見づらくなるからです。
iPhoneには反射防止コーティングがされています。これによって輝度を下げた状態でも画面が見やすいわけです。
しかし、保護フィルムを貼ると以下のように画面が見づらくなります。
- 光沢フィルム(グレア)
→顔面や背景が反射して見づらい - 非光沢フィルム(アンチグレア)
→画面が白っぽくなって見づらい
多くの人は画面が見づらいと輝度を上げるはずです。
仮に我慢したとしても眼精疲労で健康に悪影響を与えます。
保護フィルムを貼ることで「iPhoneのバッテリー・自分の健康」に悪影響を与えていることは頭に入れておいたほうがいいでしょう。
保護フィルムなしのiPhoneは外でも輝度を上げずに使えるので快適ですよ。
③:保護フィルムを貼っても割れるから
「保護フィルムがあれば防御力が上がる」「バッテリー劣化より画面割れ対策のほうが重要」。
そんな考えの人もいるでしょう。しかし、iPhoneに保護フィルムを貼っても割れるときは割れますよ。
なぜなら、保護フィルムは側面からの衝撃に無力だから。
保護フィルムを貼っていても落下時の当たりどころが悪いとふつうに画面は割れます。特に角から落ちると問答無用に割れるでしょう。
もちろん何の貼っていないよりは助かる確率が上がるかもしれません。
しかし保護フィルムなしだと「絶対に落としてはいけない」という覚悟からiPhoneを大事に扱うようになりますよ。
防御力を上げるより、ていねいに扱う癖を身につけたほうが余程対策になると思いませんか?
番外編:iPhoneに傷がつくと査定額が下がる?
「iPhoneに傷があると売却査定額が下がる」「だから絶対に傷をつけたくない」。
そんな人もいるでしょう。
しかし、「お金がないならそもそもiPhoneを買わなければいいのでは?」と僕は思います。
今はiPhoneもAndroidもそこまで機能や使い心地に差はありません。むしろAndroidのほうが安いし高機能ですよ。
どうしてもiPhoneが使いたい人なら、はじめから中古を選べばいいと思います。
何が言いたいかというと、「売却査定額のためだけに無理して保護フィルムを貼る必要はない」ってことです。
せっかくiPhoneを買ったなら本来の美しい状態で使いたいじゃないですか。
iPhoneを保護フィルムなしで守る方法3選

保護フィルムなしiPhoneの傷や割れ対策を紹介します。
以下の3つです。
- ガラスコーティングする
- スマホリングで操作する
- モバイル保険に加入する
順番に解説します。
①:ガラスコーティングする

iPhoneの画面はガラスコーティングをするのがおすすめです。
ガラスコーティングとは、iPhoneの画面に特殊なコーティング剤を塗ることで保護フィルム同等の役割を担うものです。
ガラスコーティングのメリットは以下のとおり。
- 厚みがないから操作感が変わらない
- 指紋や汚れがついてもすぐ落とせる
- 1度の施工で2年ほど効果が持続する
iPhoneのディスプレイは頑丈ですが、ガラスコーティングをすればより安心ですよね。
iPhoneを2,3年使い込むと指紋がつきやすくなる問題もガラスコーティングで解決します。
ガラスコーティングは自分でもカンタンにできるので試してみてください。

②:スマホリングで操作する
スマホリング(バンカーリング)を使えば、iPhoneを操作中に落とす心配がなくなります。

スマホリングに指を引っかければ操作中に落とす心配がありません。

「スマホリングを付けるとワイヤレス充電ができなくなるからなぁ…」と思うかもですが、僕が使っているのはマグネットで着脱可能なタイプです。

磁力もかなり強い。

スマホリングがあれば、人とぶつかってもiPhoneを落とす心配がありません。
操作性もアップするし、動画視聴時のスタンドにもなるのでぜひ導入してみてください。
③:モバイル保険に加入する

iPhoneの破損が不安なら「モバイル保険」に入りましょう。
モバイル保険とは、iPhoneが破損したときに補償してくれるサービスです。
モバイル保険の特徴は以下のとおり。
- 月額700円で3台まで補償(iPadやMacも)
- 補償対象端末をWebでいつでも変更できる
- 年間10万円までなら補償回数に制限がない
iPhoneだけでなく、iPadやMacも補償端末に加えられます。しかも月700円は変わりません。
3台契約すれば実質月233円になります。1年利用しても2,796円。下手にケースを買うよりもお得ですよね。
モバイル保険に入れば「万が一の不安」がなくなりますよ。
個人的には半年だけ加入してみて、保険なしでも平気なら解約…みたいな運用がおすすめです。
\ 3台同時加入でも月700円 /
まとめ:iPhoneに保護フィルムは不要です
最後まで読んでいただきありがとうございます。
iPhoneに保護フィルムはいらない理由と傷割れ対策を解説しました。もういちど振り返りましょう。
- iPhoneのディスプレイは硬いから
- バッテリーの寿命が短くなるから
- 保護フィルムを貼っても割れるから
- ガラスコーティングする
- スマホリングで操作する
- モバイル保険に加入する
「保護フィルムは貼っておいて損ない」という意見が多いです。
しかし、iPhoneに保護フィルムを貼ると画面が見づらくなります。画面輝度を上げるとバッテリー劣化が早まるデメリットがあるので僕はiPhoneに保護フィルムは貼りません。
iPhoneはセラミックシールドで傷や割れに強いので保護フィルムなしでも問題ないですよ。
\ 3台同時加入でも月700円 /
ガラスコーティング

スマホリング(MagSafe対応)
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