こんにちは、カズヤです。
KAZUROOMをご覧いただきありがとうございます。
- AirPods Proを選ぶメリットって何?
- ノイキャンなら他の製品でも良くない?
- 音質も微妙らしいし3万円は高くない?
こういった疑問にお答えします。
AirPods Proの魅力といえば、周囲の雑音をスッと消してくれる「ノイズキャンセリング機能」ですよね。
発売当初は、「神!」「化け物!」「結婚してくれ!」など、とにかく絶賛の嵐でした。
しかし、いまやノイズキャンセリングはAirPods Proと同レベル、音質はAirPods Proよりも優れている製品がたくさんあります。
たとえば、「SONY」「BOSE」「ゼンハイザー」はノイズキャンセリングも音質もかなり良いです。
そんなノイズキャンセリングイヤホン戦国時代において、「AirPods Proを選ぶメリットは何なのか?」について、他のメーカーと1年間使い比べてみた僕がまとめてみました。
後半ではデメリットもしっかり書いたので、AirPods Proを購入する際の判断材料にしてみてください。
目次
『AirPods Pro』を選ぶ7つのメリット
AirPods Proの最大のメリットであった「ノイズキャンセリング」も、いまや独自のメリットではなくなりました。
それでもAirPods Proを買うメリットはたくさんあります。それが以下の7つです。
- 作業に集中しやすい
- 長時間でも疲れない
- 端末切り替えが神速
- 映画をより楽しめる
- 誤操作の心配がない
- ケースがコンパクト
- ケースの種類が豊富
上記の7つが「AirPods Proを選ぶメリット」です。
ちなみに個人的に重要だと思っている順に並べてみました。
①:作業に集中しやすい

1番重要なのはこれです。
ノイズキャンセリングイヤホンを買う理由が「じっくり音楽を聴くため」ではなく「じっくり作業をするため」であるなら、選択肢はAirPods Proの一択です。
AirPods Proは、ノイズキャンセルのほかに音質面でも集中力を高めてくれるからです。
良くも悪くも「フラットな音」をしているため、他のイヤホンよりも、音楽が作業に寄り添ってくれるんですよね。
高音質を謳っているイヤホンは、総じて「低音域」や「高音域」を強調したものが多いです。これだと集中力が音楽のほうに持って行かれませんか?
もちろん個人差はあると思いますが、現状で集中力を保てないのであれば、AirPods Proを試してみてください。魔法にかかります。
②:長時間でも疲れない

イヤホンって長時間使用していると耳が痛くなってきますよね。しかしAirPods Proは、長時間使用していても耳が痛くなりません。その理由は以下です。
- 耳障りにならない音質
→クリアでフラット傾向の音 - 耳が痛くならない装着感
→内側に向けて細くなった形状
上記のように、AirPods Proは長時間使用していても疲れることがありません。つまり、長時間作業に向いているイヤホンなんです。
カナル型イヤホンは、耳の中にイヤーチップを押し込む構造上どうしても圧迫感による疲れが生じますが、AirPods Proはまるで何もつけていないかのような装着感で最高です。
僕は気合い入れてデスクワークをするときなんかは、ほかのイヤホンよりもAirPods Proを選びますね。
③:端末切り替えが神速

もし複数のApple製品を使っているのなら、もうAirPods Proを手放せなくなります。
AirPods Proには接続先が自動的に切り替わる機能があるからです。(Apple製品のみ)
たとえば、iPhoneで音楽を聴いているときに、iPadで動画を再生すると、AirPods Proは自動的にiPadに切り替わります。
「この機能、必要?」と思うかもしれませんが、外ではiPhone、家ではiPadという感じで運用していると、いちいち接続先を切り替えるのが面倒になるんですよね。
この自動切り替え機能を一度体験してしまうと、なかなか他のメーカーのイヤホンに手を出せなくなります。
自動切り替え機能は、Appleデバイス間でしか発動しません。
④:映画をより楽しめる

AirPods Proがあれば、iPhoneやiPadで映画をみるのが100倍楽しくなります。
AirPods Proには、映画館さながらの臨場感を楽しめる「空間オーディオ機能」が備わっているからです。
空間オーディオ機能によって、音が左右に分かれるのではなく、前後や上下からも聞こえるようになります。もはや映画館です。
現状では「Apple TV」や「iTunes Store」のビデオのみの対応ではありますが、ほかの動画配信サービスから乗り換えてしまうほどの感動が「空間オーディオ」にはあります。
「AirPods Proは音質が…」という人は一度この「空間オーディオ」を体験してみてください。気がついたら土下座しています。
空間オーディオ機能は、「Netflix」「Hulu」「アマゾンプライムビデオ」では体験できません。
⑤:誤操作の心配がない

AirPods Proは、棒の部分を二本指でつまむことで様々な操作ができます。
「タッチ式操作の方が軽くて楽なんだけどな…」と最初は思っていたのですが、タッチ式操作って軽い分、誤操作もかなり多くてストレスになるんですよね。
AirPods Proの「つまむ」という操作方法は、意識的にやらないと操作ができないので誤操作がありません。
Apple製品はユーザーの細かいストレスについてもしっかり考えられていて毎回感心します。ちなみに感度も自分好みにカスタマイズ可能です。
⑥:ケースがコンパクト

ケースがコンパクトなのもメリットですね。おそらくノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスイヤホンの中では最小なはずです。
「他のメーカーでも十分コンパクトだよ!」と思うかもしれませんが、ズボンのポケットに入れるとちょっと窮屈になりませんか?
AirPods Proのケースは、ズボンのポケットに入れてもまったく窮屈に感じないので、手ぶらで外出するときに楽なんですよね。
ズボンのポケットが膨れたりもしませんので、特にポケットにいろいろと詰めがちな男性には大きいメリットかと思います。
⑦:ケースの種類が豊富

また、シェア率の高いApple製品ということで、AirPods Proはたくさんのケースが販売されています(ケースのケースです)。
自分好みのケースにできるので愛着も湧きますよね。AirPods Proは本当に様々なケースがあるので必ず自分好みのケースに出会えますよ。
たとえば、、、
レザーのケース。
スポーツブランドのケース。
キャラクターのケースなど、たくさん種類があります。
ちなみに僕は『Incase』のファブリック調ケースを愛用しています。Apple Storeでも販売されているほど完成度が抜群で最高のケースです。
『AirPods Pro』の3つのデメリット
- 連続再生できる時間が短い
- 本体で音量調整ができない
- イヤーピースの種類が少ない
上記の3つがAirPods Proを1年間使用して感じているデメリットです。
①:連続再生できる時間が短い
AirPods Proの連続再生時間は4.5時間です。つまり4.5時間に1回は充電しないといけません。
これを短いと感じるかは個人差があるかと思いますが、以下のように少なくとも他のメーカーよりは短いです。(同じ価格帯のイヤホンとの比較です)
- Apple『AirPods Pro』
→4.5時間 - SONY『WF-1000XM3』
→6時間 - BOSE『QuietComfort』
→6時間 - SENNHEISER『MOMENTUM True Wireless 2』
→7時間
ケースで5分充電すれば1時間の使用が可能なので気にしなくてもいいのですが、他のメーカーに比べるとちょっと面倒だったりします。
②:本体で音量調整ができない
AirPods Pro本体で音量調節ができないという点もちょっと不便です。
外で音楽を聴いていると、その場の環境によって音量を上げたり下げたりしたくなるときがありますよね。電車に乗っている間、降りた後など。
Apple Watchをつけていれば腕で音量調節が可能にはなりますけどね。
③:イヤーピースの種類が少ない
こだわりのイヤーピースを使用している場合、そのイヤーピースはAirPods Proで使うことはできません。
というのも、AirPods Proはイヤーピース部分が特殊な形状をしているからです。

こんな感じで形状が違うので、イヤーピースを変えたければ改めて買い直す必要があります。
徐々に種類が増えてきてはいますが、お気に入りのイヤーピースがAirPods Pro専用でもあるかはわからないので一度確認してみた方が良いです。
まとめ
【AirPods Proを選ぶメリット】
- 作業に集中しやすい
- 長時間でも疲れない
- 端末切り替えが神速
- 映画をより楽しめる
- 誤操作の心配がない
- ケースがコンパクト
- ケースの種類が豊富
【AirPods Proを選ぶデメリット】
- 連続再生できる時間が短い
- 本体で音量調整ができない
- イヤーピースの種類が少ない
こんな感じで、AirPods Proのメリット・デメリットをまとめてみました。AirPods Proはノイズキャンセリングだけが魅力と思われがちですが、そんなことはありません。
「この音質だったら他のメーカーの方がいいなぁ…」と最初は思っていましたが、デスクワークや映画なんかではAirPods Proが最強ですね。iPadやMacで動画を見るときの「自動切り替え機能」も便利すぎます。
特段、音質を求めていないのであれば、AirPods Proですべて満足するはずですよ。
ちなみに「音楽鑑賞用」でワイヤレスイヤホンを探しているのであれば、ゼンハイザーの『MOMENTUM True Wireless 2』がオススメです。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!