iPad(第9世代)は、39,800円から購入できます。
ほかのiPadに比べても価格が圧倒的に安いため「これでいいんじゃない?」と思う人も多いでしょう。
とはいえ、「安すぎて機能面が不安」「実はコスパ悪いんじゃないの?」「買ってから後悔したくない」と考える人もいますよね。
そこで今回は、これまで5台以上のiPadを使用してきた僕が以下を解説します。
本記事の内容
- iPad(第9世代)のメリット3つ
- iPad(第9世代)のデメリット3つ
- iPad(第9世代)がおすすめな人とは
結論をいうと、iPad(第9世代)は親や子供にあげるのにおすすめです。
クリエイティブ用途には向きませんが、動画鑑賞やゲームをするだけなら十分すぎる性能を備えています。
この記事を読めば、iPad(第9世代)のメリット・デメリットがわかり、自分に必要かどうかの判断ができるようになるでしょう。
メリット | デメリット |
---|---|
価格が圧倒的に安い 価格のわりにサクサク動く ベゼルが太いぶん持ちやすい | 充電端子がLightning ディスプレイに難あり Apple Pencilがダサい |
iPad(第9世代)の基本スペック
iPad(第9世代)の基本スペックは以下のとおり。
価格 | 39,800円〜 |
画面サイズ | 10.2インチ |
重さ | 487g |
チップ | A13 Bionic |
キーボード付きケース | Smart Keyboard |
Apple Pencil | 第1世代 |
搭載ポート | Lightning |
ProMotion | なし |
フルラミネーション | なし |
生体認証 | Touch ID |
ストレージ | 64GB/256GB |
というわけで、iPad(第9世代)のメリット・デメリットを見ていきましょう。
iPad(第9世代)のメリット3つ
iPad(第9世代)のメリットは以下の3つ。
- 価格が圧倒的に安い
- 価格のわりにサクサク動く
- ベゼルが太いぶん持ちやすい
①:価格が圧倒的に安い
iPad(第9世代)の最大のメリットは、圧倒的な価格の安さです。
ほかのiPadと比較してどれくらい安いのか見てみましょう。
機種名 | iPad(第9世代) | iPad Air(第5世代) | iPad Pro 11インチ | iPad Pro 12.9インチ | iPad mini(第6世代) |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 39,800円〜 | 74,800円〜 | 94,800円〜 | 129,800円〜 | 59,800円〜 |
このようにiPad(第9世代)は、ほかのiPadよりも圧倒的に安いモデルになっています。
特に迷うであろう「iPad Air(第5世代)」とも35,000円の価格差があり、これは結構大きいですよね。
②:価格のわりにサクサク動く
「価格は安いけど処理速度はどうなの?」と気になりますよね。
安心してください。iPad(第9世代)は処理速度も優秀です。
iPad(第9世代)のCPUは「A13 Bionic」。これはiPhone 11と同じもので、ゲームやブラウジングがストレスなく快適にできます。
高画質な動画編集は厳しいですが、大半の用途では問題なく使用できるはずです。
同価格帯のAndroidタブレットは動作がモッサリするものばかりなので、コスパはかなり高いといえます。
③:ベゼルが太いぶん持ちやすい
iPad(第9世代)は、ベゼルが太いデザインをしています。
デザイン的には古臭くてダサいかもですが、使用する上ではむしろメリットですよ。
たとえば、読書をしたり、ゲームをしたりするときはベゼルが太いほうが持ちやすくて快適です。
iPad AirやiPad Proの細ベゼルはスタイリッシュでかっこいいのですが、指を引っ掛けるところがなくて意外と持ちにくいんですよね。
親指が不意に当たって誤操作したり、変に持って落下させたりしてしまうことは日常茶飯事。
しかし、iPad(第9世代)なら、ベゼルが太いので安心して快適に持てます。
iPad(第9世代)のデメリット3つ
iPad(第9世代)のデメリットは以下の3つ。
- 充電端子がLightning
- ディスプレイに難あり
- Apple Pencilがダサい
①:充電端子がLightning
ほかのiPadはすべてUSB-Cになっていますが、iPad(第9世代)だけiPhoneと同じLightning端子です。
「別にいいじゃん」と思うかもですが、Lightning端子だと以下のデメリットがあります。
- 周辺機器に接続しにくい
- ケーブルの管理が増える
- データの転送速度が遅い
iPad(第9世代)でクリエイティブなことをする人は少ないと思いますが、せっかく高性能チップを搭載しているのにもったいない気がします。
また、iPhoneをMagSafe充電化しているとLightningケーブルなんてもう邪魔でしかありませんよね。
iPhoneはもういいから、iPadくらいUSB-Cに統一してほしかった…。
②:ディスプレイに難あり
iPad(第9世代)は、ほかのiPadに比べてディスプレイ性能が劣っています。
具体的には以下の2つ。
- 反射防止コーティングなし
- フルラミネーション非対応
iPad(第9世代)は反射防止コーティングが施されていません。そのため屋外や照明の強い場所で使うと自分の顔や背景がかなり映り込んでしまいます。
また、フルラミネーションにも非対応。ほかのiPadはタッチパネルとガラスが一体となっていますが、iPad(第9世代)は少し画面に隙間があって奥まって見えます。
正直そこまで大した差はありませんが、ほかのiPadよりも少しだけ画面が見にくく、操作もしにくいということは理解しておいてください。
③:Apple Pencilがダサい
iPad(第9世代)に対応しているApple Pencilは「第1世代」。
Apple Pencil(第1世代)は充電方法がとにかくダサいんですよね。
こんな感じで、Apple Pencil(第1世代)はLightning端子にぶっ挿して充電します。
一方で、Apple Pencil(第2世代)の充電方法は以下。
Apple Pencilに対応しているだけありがたいですが、できれば第2世代にしてほしかったですよね。
iPad(第9世代)がおすすめな人とは
ここまでの話をまとめると、iPad(第9世代)は以下のような人におすすめです。
- コストを抑えたい人
- 親や子供用に買う人
- 生産行動をしない人
①:コストを抑えたい人
iPad(第9世代)は、39,800円から購入できます。
安いからといって処理性能が悪いわけではなく、ゲームや動画視聴といった一般的な用途では十分すぎるスペックです。
1番近いモデルのiPad Air(第5世代)とは価格差が35,000円もあり、逆にこちらはライトユーザーにはオーバースペック。
そのため、とにかくコストを抑えたいならiPad(第9世代)はベストな選択肢となるでしょう。
②:親や子供用に買う人
親や子供にiPadをあげる場合、高額なモデルだと宝の持ち腐れになる可能性が高そうですよね。
動画鑑賞・ゲーム・ブラウジングくらいの用途であればiPad(第9世代)で十分です。
なので、親や子供世代にiPadをプレゼントしようと考えているなら、iPad(第9世代)がいいでしょう。
③:生産行動をしない人
高度な動画編集やイラスト描写をしないのであれば、iPad(第9世代)で十分です。
一応iPad(第9世代)でも動画編集したり、絵を描いたりできるのですが…
- ストレージ容量が足りなくなる可能性大
- Lightning端子だから周辺機器に繋げない
- フルラミネーションなしだと本格的な絵を描くいのは厳しい
このようなデメリットがあるので、あまり向かないんですよね。
なので、iPad(第9世代)はコンテンツ消費専用機として購入するのがおすすめです。
クリエイティブ活動をするなら「 iPad Pro」を買いましょう。
まとめ:iPad(第9世代)は大半の人が満足するモデル
メリット | デメリット |
---|---|
価格が圧倒的に安い 価格のわりにサクサク動く ベゼルが太いぶん持ちやすい | 充電端子がLightning ディスプレイに難あり Apple Pencilがダサい |
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
iPad(第9世代)のメリット・デメリットを解説しました。
iPad(第9世代)は価格が安いわりに高性能チップを備えています。
本格的なクリエイティブ活動には向いていませんが、コンテンツ消費がメインなら十分すぎるモデルですよ。
むしろほかのiPadはオーバースペックで使いこなせない人が大半なので、迷っているならiPad(第9世代)を選んでおけば間違いありません。
Apple製品はリセールバリューが高いので、まずは安いモデルを買って、ほかが欲しくなったら売却して買い直せばいいだけですよ。