MacBookにAppleCare+って必要かな?仕事道具だから壊れたらまずいし、一応入るべき?でも保険料が高すぎるんだよなぁ…。MacBookを使っている人ってどうしてるんだろう?
こういった疑問にお答えします。
MacBookはかなり高価なパソコンです。万が一に備えて「AppleCare+ for Mac」に入るべきか悩む人は多いでしょう。
AppleCare+ for Macに加入しておけば、もし故障しても修理費用が安く済みますからね。
しかし、AppleCare+ for Macは不要です。理由は以下の3つ。
- 修理に自己負担金が発生するから
- バッテリー無償交換に条件があるから
- 1年間は無償のメーカー保証があるから
僕はこれまでMacBookを3台ほど使用していますが、いずれもAppleCare+には未加入だし後悔したこともありません。
この記事では、AppleCare+ for Macがいらない理由を解説します。
記事を読めば、MacBookをAppleCare+に入れるべきかの迷いがスッキリ晴れるでしょう。
ぜひ最後まで読んでみてください。
AppleCare+ for Macとは
AppleCare+ for Macとは、Appleが提供するMacの保証延長サービスです。
Macには購入後1年間のハードウェア製品限定保証がついていますが、保証されるのは自然故障のみとなっています。
しかし、AppleCare+ for Macに加入すると…
- 保証期間が「1年→3年」に延長される
- 保証内容が「自然故障のみ→過失による故障も対象」になる
という保証内容に変更されます。
保険料
AppleCare+ for Macの保険料は機種により異なります。
各機種の保険料は以下のとおり。※税込価格。
機種名 | 1年間 | 3年間 |
---|---|---|
MacBook Air(M1) | 10,400円 | 27,800円 |
MacBook Air(M2) | 11,800円 | 31,800円 |
13インチMacBook Pro | 12,800円 | 34,800円 |
14インチMacBook Pro | 14,400円 | 38,800円 |
16インチMacBook Pro | 19,800円 | 53,800円 |
iMac | 10,400円 | 27,800円 |
Mac mini | 5,800円 | 15,400円 |
Mac Studio | 10,400円 | 27,800円 |
Mac Pro | 15,800円 | 42,800円 |
若干ですが、1年契約よりも3年契約のほうが保険料は安いです。
また、1年契約は解約しないかぎり永年保証(自動継続)されます。
保証内容
AppleCare+ for Macの保証内容は以下のとおり。
- ハードウェアの修理費用を減額(過失や事故もOK)
- バッテリー無償交換補償(最大容量が80%未満限定)
- テクニカルサポートへの優先アクセスができる
保証の利用回数に制限はありません。
注意点は紛失・盗難は対象外なところですね。
修理費用
勘違いする人が多いのですが、AppleCare+ for Macは無償修理ではありません。
修理するときは自己負担金額が発生します。
修理内容 | 自己負担額(税込) |
---|---|
画面または外部筐体の損傷 | 12,900円 |
そのほかの損傷 | 37,100円 |
自己負担額はどの機種でも同じです。
ただし、故障内容が「修理不能」と判断された場合はこちらで全額負担になるみたいですね。
AppleCare+に入っているからといって必ずしも保証価格で修理できるわけではありません。
MacBookにAppleCare+はいらない3つの理由
MacBookは修理費用も高額なのでAppleCare+は必要と思うかもしれません。
しかし、僕はMacBookにAppleCare+は不要だと思っています。理由は以下の3つ。
- 修理に自己負担金が発生するから
- バッテリー無償交換に条件があるから
- 1年間は無償のメーカー保証があるから
順番に解説します。
①:修理に自己負担金が発生するから
MacBookにAppleCare+がいらない最大の理由は「価格」ですね。
ここでもう一度AppleCare+ for Macの保険料と修理費用を確認しましょう。
まずは保険料。
機種名 | 1年間 | 3年間 |
---|---|---|
MacBook Air(M1) | 10,400円 | 27,800円 |
MacBook Air(M2) | 11,800円 | 31,800円 |
13インチMacBook Pro | 12,800円 | 34,800円 |
14インチMacBook Pro | 14,400円 | 38,800円 |
16インチMacBook Pro | 19,800円 | 53,800円 |
iMac | 10,400円 | 27,800円 |
Mac mini | 5,800円 | 15,400円 |
Mac Studio | 10,400円 | 27,800円 |
Mac Pro | 15,800円 | 42,800円 |
次に修理費用(自己負担額)。
修理内容 | 自己負担額(税込) |
---|---|
画面または外部筐体の損傷 | 12,900円 |
そのほかの損傷 | 37,100円 |
価格について感じ方はそれぞれあるかもですが、僕は高額すぎると感じますね。
高い保険料を支払っているのに、さらに修理費用まで上乗せとなると結構な負担になります。
たとえば、MacBook Air(M1)を3年間で1度修理した場合、費用負担は40,700〜64,900円です。
あとで紹介する「モバイル保険」なら3年間の保険料+修理負担が25,200円で済みます。
Apple公式サービスの安心感はありますが、15,000円以上の差額ならPCケースやカバーを購入したほうがいいのではないかと思うんですよね。
②:バッテリー無償交換に条件があるから
「保険料はバッテリー無償交換サービスでペイできる」と考える人もいるかもしれません。
たしかに、MacBookのバッテリー交換費用は15,800~37,500円するので一度も筐体修理をしなくても加入の価値はあるかもしれません。
しかし、MacBookのバッテリー無償交換には「最大容量が80%未満になった場合のみ」という条件があります。
バッテリーの劣化具合はユーザーによって変動しますが、ほとんどの人は3年経過しても80%未満になる確率のほうが低いです。
計算上は3年で最大容量78%になりますが、AppleCare+の加入中に80%を切るかは微妙なラインですよね。
もし3年間で無償交換の対象にならなければ、今まで支払った保険料は丸々無駄になるわけです。
そう考えると、バッテリー無償交換に期待してAppleCare+に加入するよりも、最初から実費で交換するつもりでいたほうがお得になる可能性が高いでしょう。
③:1年間は無償のメーカー保証があるから
「MacBookを購入してから不具合があったら嫌だなぁ…」と心配な人もいるかもしれません。
しかし、Apple製品には購入後1年間のハードウェア製品限定保証がついています。
もし初期不良やトラブルがあっても1年間なら無償保証してくれるので心配無用ですよ。
メーカー保証は自然故障のみではありますが、過失故障はPCケースに入れて持ち運んだり、高温多湿化での使用を避けたりすれば十分防げます。
最低限のメーカー保証はついているので無理してAppleCare+に入らなくてもいいですよ。
MacBookの保険は「モバイル保険」がおすすめ
「カフェ作業中に飲み物をこぼしたら…」「子供が壊してしまうかも…」「スペック盛り盛りだから買い直すのは…」
上記のような人の場合、保険未加入は不安かもしれません。
そんなどうしても不安な人には「モバイル保険」がおすすめです。理由は以下の3つ。
- 月700円で3台まで入れる
- 自己負担額0円で修理できる
- Webから5分で手続きできる
要するに、AppleCare+よりもコスパがいいんですよね。
AppleCare+は端末1台ごとに保険料が発生しますが、モバイル保険なら3台加入しても月700円です。
また、3台加入すると実質月233円になります。
対象端末もWi-FiやBluetooth機器なら何でもOK。iPhoneやiPadも契約できるのでかなりお得ですよ。
修理費用も年間10万円までなら0円で修理してくれます。
MacBookを保険に入れるならモバイル保険が断然おすすめですよ。詳しくは以下の記事を読んでみてください。
\ AppleCare+よりも断然お得 /
まとめ:MacBookにAppleCare+は不要です
最後まで読んでいただきありがとうございます。
MacBookにAppleCare+はいらない理由を解説しました。
もう一度振り返ると以下のとおり。
- 修理に自己負担金が発生するから
- バッテリー無償交換に条件があるから
- 1年間は無償のメーカー保証があるから
MacBookをAppleCare+に加入させても大半の人は恩恵を受けません。
たしかに保険に入っているとMacBookをストレスなく使えますが、保険に入るなら「モバイル保険」のほうが断然お得です。
AppleCare+は価格が高いだけの保険なのでおすすめしません。モバイル保険に入りましょう。
\ AppleCare+よりも断然お得 /