「中古のiPadはどのモデルが狙い目?」
そんな疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。せっかく安くiPadを購入できても使い物にならなければ意味がないですからね。
そこで本記事では、2023年の中古iPadの狙い目モデルを3つ紹介します。
僕はApple製品大好き人間です。iPadについての知識は豊富なのできっと役に立てると思います。
後半では中古iPadを買うときの注意点・購入前によくある質問も書いたので、iPadの購入で失敗したくない方はぜひ最後まで読んでみてください。

中古iPadの選び方【選定基準】
本題の前に、僕がどういった基準でおすすめな中古iPadを選定したのか整理しておきます。
今回の選定基準は以下の3つです。
- A12 Bionicチップ以降を搭載している
- 汎用性の高い「11インチ級」がおすすめ
- 上記の中でもなるべく価格が安いもの
A12 Bionicチップは2018年9月に登場したチップ(iPhone XSシリーズと同じ)です。
4~5年前のチップですが、2023年現在でもまだまだサクサク動きます。動画編集・画像編集・ゲームもカクツキなく動かせる…と考えるとここがベストな選択肢です(バッテリー寿命的にも)。
また、これは個人的意見が強めですが、はじめてiPadを買うなら11インチがおすすめです。12.9インチやminiはクセが強いので紹介しません。
というわけで、本題へ参りましょう。
【2023年】中古iPadの狙い目モデル3選

2023年に狙い目な中古iPadは以下の3機種です。
- iPad Pro 11インチ(2018年)
→とにかくコスパを求める方向け - iPad Air 第4世代(2020年)
→少しでも年式の新しいモデルがほしい方向け - iPad 第8世代(2020年)
→デザインが古くても安さ重視の方向け
順番に解説します。
iPad Pro 11インチ(2018年)

とにかくコスパに優れるiPadを探しているなら「iPad Pro 11インチ(2018年)」がおすすめです。
2018年に発売されたモデルではありますが、2023年現在でも十分サクサク動く性能をしています。デザインもベゼルレスでカメラ周り以外は現行モデルと変わらないです。
iPad Proの魅力はProMotionテクノロジーを搭載しているところ。これによってiPad Airよりも「ペンの書き心地がいい」「画面のスクロールがヌルヌルで気持ちいい」という体験を得られます。
また、iPad Airはスピーカーの数が2つですが、iPad Proは4つ搭載。単純に音の迫力が違います。
このiPad Proが5万円台で買えるのはかなりお得といえるでしょう。
iPad Air 第4世代(2020年)

2018年のiPad Proはバッテリー劣化が心配…という方は「iPad Air 第4世代」がおすすめです。
ProMotionテクノロジーなしとスピーカー性能が劣るだけで、動作や見た目はiPad Proとほとんど変わりません。
実際に僕はiPad Airを愛用していますが、iPad Proとは比較しないかぎり違いは気になりませんよ。
中古価格なので「どうせならiPad Proがいいんじゃない?」というだけで、ほとんどの人はiPad Airで十分満足できます。
「iPad Proの性能はいらないから少しでも新しいほうがいい」、そんな方はiPad Air 第4世代がおすすめです。
iPad 第8世代(2020年)

とにかく安さ重視なら「iPad 第8世代」がおすすめです。
ホームボタン式でデザインに古さを感じますが、これでも2020年に発売されたモデルです。搭載するA12チップはiPad Pro(2018)と同じ。動画編集もできます。
わりと新しめのモデルでありながら、価格が3万円台なのはかなりお得ですよね。
個人的には「充電端子がLightning」「Apple Pencilが旧世代」であることが微妙ですが、そこを気にしないのであればかなりおすすめです。
中古iPadを買うときの注意点3つ

ここからは中古でiPadを買うときの注意点を解説します。以下の3つです。
- フリマサイトからは買わない
- バッテリーの劣化を考慮しておく
- ネットワーク利用制限を確認する(※セルラーモデルのみ)
順番に解説します。
①:フリマサイトからは買わない
中古のiPadをフリマサイトで買うのはやめたほうがいいです。
なぜなら、個人間取引ではトラブルに発展しやすいから。
- 初期不良・水没故障を隠して販売している
- 赤ロム・アクティベーションロックで使えない
- 写真や説明と異なる製品が送られてくる
こうしたトラブルの元となる製品がフリマサイトでは多いみたいです。
とくにiPadの場合は「アクティベーションロックの解除忘れ」がありがちですね。アクティベーションロックとは盗難防止のようなもので、これを解除しないと第三者はiPadを使えません。
もしアクティベーションロックが掛かっていた場合、前所有者のApple IDとパスワードが必要になります。連絡して教えてくれればいいのですが、個人情報であるため基本的には難しいでしょう。
そうなると、いったん返品して再度送ってもらうしかないのですが、やり取りを想像しただけでも面倒臭すぎますよね。
このように、フリマサイトはトラブルが多いのでやめたほうがいいです。買うなら信用できる中古ショップにしましょう。
②:バッテリーの劣化を考慮しておく
中古のiPadは少なからずバッテリー劣化を考慮しておく必要があります。
なぜなら、iPadはバッテリーの劣化具合を確認できないからです。iPhoneやMacBookは本体設定からバッテリーの劣化具合をチェックできるのですが、iPadではなぜかできないんですよね。
iPadは使用頻度的にバッテリー劣化は遅い傾向にありますが、前オーナーがどれくらいの頻度で使っていたかはわかりません。
そのため、中古でiPadを買う際は「バッテリーは少なからず劣化しているもの」という前提で買いましょう。
③:ネットワーク利用制限を確認する(※セルラーモデルのみ)
これはセルラーモデルを狙う人のみですが、「ネットワーク利用制限の状態」もチェックしましょう。
ネットワーク利用制限とは、「キャリアから通信に制限がかけられて一切の通信ができなくなる状態のこと」を指します。前のオーナーが本体の分割払いを滞らせると制限をかけられます。いわゆる「赤ロム」です。
ちなみに、中古ショップの「イオシス」では、このネットワーク利用制限の状態を(○/△/×)でチェックできます。
- ○:端末の代金が完済していて通信可能。問題なく使用できる状態
- △:端末の残債が残っている、問題なく使用できるが将来的に×になる可能性がある状態
- ×:端末の残債が支払われず、通信の制限がかけられて通信が使用できない状態
基本的にネットワーク利用制限「×」が販売されることはありませんが、「△」は将来的に「×」となる可能性もあることを覚えておいてください。
とはいえ、「△」はその分だけ価格が安くなっています。
また、仮に「×」になったとしてもイオシスなら全額返金保証があるので何も問題ありません。手続きが面倒でなければ「△」を選ぶのがお得ですよ。

中古iPadを買うときによくある質問

ここからは中古iPadを買うときによくある質問にお答えします。
- 中古のiPadはどこで買うのがおすすめ?
- iPadのストレージ容量は最小構成でも足りる?
- iPadはやっぱりセルラーモデルが便利?
- iPadはパソコン代わりとして使える?
- 中古のiPadはAppleCare+に入れる?
①:中古のiPadはどこで買うのがおすすめ?
中古のiPadは「イオシス」で買うのが最もおすすめです。
理由は以下の3つ。
- 中古iPadの品揃えが豊富にある
- 商品状態がランク付けされている
- 3~6ヶ月の販売店保証がある
イオシスはApple製品の仕入れに力を入れており、ここなら中古でも安心して買えますよ。

②:iPadのストレージ容量は最小構成でも足りる?
iPadのストレージ容量は最小構成でも十分です。
なぜなら、iPadのストレージ容量は「外部SSD」や「クラウドサービス」で増やせるから。
「動画編集をバリバリやるぞ」と最初から気合いが入っていないかぎりは最小構成を選んでも後悔しませんよ。
詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。

③:iPadはやっぱりセルラーモデルが便利?
iPadはWi-Fiモデルでも十分快適です。
というのも、iPad単体で通信したいシーンがほとんどないんですよね。
都心部ならフリーWi-Fiが使えるし、スマホでテザリングすればどこでも通信できます。
無理にセルラーモデルを選ぶ必要はありませんよ。

④:iPadはパソコン代わりとして使える?
iPadはパソコン代わりとして8割は使えます。
残りの2割は何?というと「パソコン専用ソフトが使えない」「パソコンほど拡張性が高くない」です。
仕事のメイン機にするには若干心許ないですが、プライベート利用(趣味や副業)ならもうiPadで十分ですよ。

⑤:中古のiPadはAppleCare+に入れる?
中古のiPadはAppleCare+に入れません。
というのも、AppleCare+の加入条件が「新品購入時から30日以内」と定められているからです。
とはいえ、イオシスで購入すれば3ヶ月(未使用品は6ヶ月)の販売店保証があるので問題ないかと思います。
「イオシスの保証では物足りない」という心配性な方は、「モバイル保険」という保証サービスがおすすめです。
月700円でiPadやiPhoneなどを3台までカバーできるため、正直いってAppleCare+よりもお得ですよ。

まとめ:iPadは中古で買うのもおすすめです
最後まで読んでいただきありがとうございます。
2023年に狙い目な中古iPadを解説しました。もういちど振り返りましょう。
- iPad Pro 11インチ(2018年)
→とにかくコスパを求める方向け - iPad Air 第4世代(2020年)
→少しでも年式の新しいモデルがほしい方向け - iPad 第8世代(2020年)
→デザインが古くても安さ重視の方向け
上記のiPadなら2023年現在でも快適に使えます。
円安の影響もあり、最近は中古でiPadを買う人も多くなっているので早めにチェックしたほうがいいですよ。
では、記事は終わります。別記事でiPadの活用方法・おすすめアクセサリーも解説しているので興味があれば読んでみてください。
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