「Webライターはやめとけ」と言われる5つの理由&誤解の解消

Webライターに興味があるけど、SNSやインターネットで「やめとけ」「稼げない」ってよく見るんだよね。実際どうなの?

このような疑問にお答えします。

本記事の内容
  • Webライターはやめとけと言われる5つの理由
  • Webライターはやめとけは誤解しているだけです
  • Webライターに向いている人の特徴3選

「Webライターは稼げない」という意見はよく見かけます。実際、文章を書くのは想像しているほど簡単ではなく、すぐに辞めてしまう人がいるのは事実です。

しかし、「Webライターは稼げない」という人は単に勉強不足だったり、適性がなかったりしただけです。すべての人に当てはまるわけではありません。

kazu

僕はWebライター1年目から月20万円を稼げたし、まわりには月50万円以上稼いでいる人もいます。

この記事では、「Webライターは稼がない」という意見が誤解であると証明していきます。

読み終えるころには、あなたもWebライターに挑戦したくなっているはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。

Contents

Webライターはやめとけと言われる5つの理由

なぜ「Webライターはやめとけ」と言われるのか。

その背景には以下5つの理由があります。

  • 低単価案件が多すぎて儲からない
  • ライバルが多くて仕事を取れない
  • 文章を書くのは想像以上にきつい
  • 書いた記事が資産として残らない
  • AIに仕事を奪われて将来性がない

順番に解説しましょう。

①:低単価案件が多すぎて儲からない

Webライターは未経験でも始められますが、最初は低単価案件しか受注できません。

まぁ初心者だから仕方ないです。

クラウドソーシングの相場は、1文字0.5~1.0円くらいですね。

たとえば、「文字単価0.5円・3000文字執筆」の案件を受注したとします。
報酬はたったの1,500円です。

おまけに、クラウドソーシングだと手数料が引かれるし、初心者だと3,000文字を書くだけでも8時間くらいかかります…。

丸一日かけて執筆したのに報酬がたったの1,500円。時給換算すると200円以下…。

ここでほとんどの人が「こんな儲からない仕事やってられるか!」…と、挫折していくわけです。

kazu

時給200円ならコンビニバイトよりも少ないですからね…。
僕も最初は辛かったです…。

②:ライバルが多くて仕事を取れない

Webライターは参入障壁がとても低い仕事です。

「文字を書くだけでしょ?」といって気軽に始める人が多いし、パソコンがあれば初期費用もほとんどかからないため途中で辞めてもダメージなし。

この参入障壁の低さがWebライターの魅力でもあるのですが、逆にいうと、みんなが始めやすいからライバルが多いわけです。

そのため、クラウドソーシングで案件に応募しても埋もれてしまうんですよね。

初心者向け案件だと「採用倍率100倍」なんてことも珍しくありません。

こういったライバルの多さから、「今からWebライターなんてやっても稼げないよ」という悪評が広がるわけです。

kazu

僕も20件以上応募したのに採用ゼロ…なんて経験があります…。

③:文章を書くのは想像以上にきつい

ネットの記事を読むと「これくらいなら自分でも書けるぞ」と思えてくるかもしれません。

「このレベルの文章で稼げるなら美味しいじゃん」…と軽い気持ちでWebライターを始める人は結構多いです。

しかし、実際に文章を書いてみるとわかりますが、「え、文章を書くのってこんなに大変なの…」とほとんどの人は絶望を味わうでしょう。

具体的には以下のとおり。

  • 導入文に何を書けばいいかわからない…
  • 情報が正しいか調べないといけない…
  • わかりやすい言い回しが思いつかない…

僕も経験しましたが、パソコンを目の前にすると本当に文章が浮かばないんですよ。

最初の1,000文字を書くだけでも余裕で半日くらい過ぎるし、書いてる途中で意味がわからなくなって全部消す…なんてこともザラにあります。

さらに、やっと原稿が完成しても、クライアントから赤ペンだらけの修正指示が飛んでくる…。めちゃめちゃ萎えますよね。

そんな実情なので「Webライターなんてやめたほうがいい」という声があがるわけです。

kazu

僕も始めたばかりのころは、たった3,000文字書くだけの作業に8時間以上かかっていました…。

④:書いた記事が資産として残らない

「Webライターよりブログを頑張ったほうがいいよ」という意見も結構ありますね。

というのも、ブログは書いた記事が資産として残るからです。

  • Webライター
    →クライアントから原稿料をもらって終わり
  • ブログ
    →読者がアクセスするかぎり収入を得られる

Webライターはずっと手を動かさないと稼げませんが、ブログはうまくいけば「半不労所得」になる可能性があります。

そのため、「どうせ文章を書くならブログのほうがいいじゃん」と考える人が多くなるわけです。

まぁ「同じ大変な思いをするなら自分のためにしたい」と考えるのは当たり前ですよね。

kazu

実際、僕も最近はWebライターからブログに比重を移しています。

⑤:AIに仕事を奪われて将来性がない

最近はAIが恐ろしいスピードで進化しています。

Webライティングにおいても他人事ではなくて、人間が少し指示をするだけで”それっぽい文章”がAIだけで作れてしまいます。

実際にChatGPTというAIツールで文章を作成してみた様子をご覧ください。

AIで記事を書いてみた様子

機械っぽさはありますが、それでも人間が少し修正してあげれば、それなりの文章になりそうですよね。

ここまでAIが進化していると、「下手に初心者ライターを雇うよりAIに書いてもらったほうがいい」と考えるクライアントも増えるでしょう。

こういったAI技術の進化を危惧して、「Webライターなんて今から始めても将来性ないよ」という意見も増えています。

kazu

「AIなんてまだまだ先でしょ」と思っている人が多い中、急激に侵略してきましたからね…。

Webライターはやめとけは誤解しているだけです

Webライターのネガティブ意見は大半が誤解しているだけです。

以下5つの理由から、先ほどのネガティブに意見は気にする必要ありません。

  • しっかり勉強すれば高単価案件を取れる
  • クラウドソーシング以外にも仕事はある
  • 文章を書くのは量をこなすことで慣れる
  • 身につけたスキルや知識は横展開できる
  • AIが発達しても確認・修正の仕事がある

順番に解説していきます。

①:しっかり勉強すれば高単価案件を取れる

Webライターの初心者向け案件は低単価ばかりなのは事実です。

しかし、低単価案件しか受注できないのは勉強をしていないからです。しっかり知識を身につければ高単価案件を取れます。

具体的には以下の勉強をするといいでしょう。

  • SEO対策
  • 専門分野の知識
  • セールスライティング

上記の知識があるWebライターはクライアントから重宝されます。なぜなら、多くのWebライターは勉強をしないで辞めていくからです。

参入障壁の低さから”なんとなく”で始めた人は、前半で解説したとおり漏れなく挫折していくんですよね。

そのため、クライアントは優秀なライターを見つけると文字単価を上げてでも確保したい気持ちになるわけです。

kazu

スキルや知識があるだけで「文字単価3円以上」で契約してくれるケースも珍しくありませんよ。

最初は低単価案件ばかりで苦しいでしょう。
でもしっかり勉強をしながら継続する。そうすれば徐々に高単価案件を取れるようになりますよ。

ちなみに、ライティングや専門知識の勉強をするなら「Kindle Unlimited」の利用がおすすめです。
月980円でたくさん本を読めるので僕も重宝しています。

②:クラウドソーシング以外にも仕事はある

Webライターはライバルが多いです。

初心者で実績のないうちは案件に応募しても不採用ばかりでしょう。

しかし、ライバルが多いのはクラウドソーシングだけですよ。

Webライターの仕事はクラウドソーシング以外でも取れます。
そして、クラウドソーシング以外の場所だとほとんどライバルがいません。

具体的にどこで探すの?というと以下のとおり。

  • Webメディアに直接応募する
  • SNSでライター募集案件を探す
  • オンラインサロンで紹介してもらう

このように、Webライターの仕事はクラウドソーシングだけにあるわけではありません。

もちろん、初心者だとコンタクトを取ってもなかなか相手にしてもらえませんが、だからこそライバルが少ないんですよ。

最初の実績を作るまでは大変です。
でも「実績さえ作れば競争から抜け出せる」と考えれば、少し頑張れそうな気がしませんか?

kazu

僕は自分から営業しなくても企業側からお願いされることが多いです。最初だけ頑張れば結構楽になりますよ。

③:文章を書くのは量をこなすことで慣れる

文章を書くのは想像以上に疲れます。

Webライターを始めたばかりだと「こんな大変な仕事無理…」と投げ出したくなるかもしれません。

しかし、人間は慣れる生き物です。
継続しているとスムーズに文章を書けるようになりますよ。

自転車に乗る練習をしたときを思い出してみてください。
最初は「こんなの乗れるわけないじゃん」と思いますが、今では何も考えずに乗れますよね。

文章を書くことも同じ。執筆に慣れると文章が流れるように浮んでくる体になりますよ。

どんなに苦しくても継続すれば慣れます。
なので、Webライターを始めたら3ヶ月は続ける覚悟を持ってください。

kazu

僕も最初は1,000文字書くだけで3時間くらいかかっていました。でも今では20分あれば十分です。

ちなみに、文章には「型」が存在します
以下の本を読めばスラスラ書けるようになるので読んでみてください。

④:身につけたスキルや知識は横展開できる

Webライターとして書いた記事は資産になりません。

正直にいうと僕も「Webライターよりもブログ派」です…。

しかし、Webライターがまったく無駄かといえば違います。
なぜなら、Webライターで身につけたスキルや知識も立派な資産だからです。

Webライターをすると「お金をもらいながら勉強」ができます。
修正指示は文章力向上になるし、執筆でリサーチしたことは知識として蓄えられるでしょう。

ブログでもスキルや知識は身につきますが、成長のスピードはWebライターのほうが圧倒的に早いです。

学校の勉強でも「先生」がいるから真面目に取り組めるし、教科書の内容も理解できますよね。Webライターも同じです。

kazu

僕も今はブログに比重を移していますが、ライティングの基礎や体力はWebライターをしていたからこそ身につきました。

なので、Webライターかブログか…ではなく「どっちもやる」のが正解ですよ。

ちなみに僕のおすすめな方法は…

  • まずはWebライターの初心者案件をやってみる
  • 雰囲気をつかんだら、ブログを10記事ほど書く
  • ブログを営業材料にして、Webライターを頑張る

です。

上記の手順で進めていけば、Webライター・ブロガーの両方で稼ぎやすくなります。

⑤:AIが発達しても確認・修正の仕事がある

「WebライターはAIに仕事を奪われる」なんて言われていますが、そこは心配しなくて大丈夫です。

なぜなら、どんなにAIが発達しても”確認と修正”は人間がやらないといけないから。

たとえば以下のとおり。

  • 機械的な文章を、自然な文章にする
  • 著作権や情報の正確性をチェックする

こういった仕事は人間にしかできないことなので、AIが発達してもWebライターの仕事はなくならないでしょう。

初心者向け案件によくある「調べた情報をまとめるだけの仕事」はなくなると思いますが、しっかりとSEOや専門知識を学び続けられる人は心配しなくてOKです。

むしろ、AIと共存することで執筆時間を削減できて稼ぎやすくなるはずです。

実際に「クラウドワークス」や「ランサーズ」で案件を見てみてください。
いまだに多くの仕事が募集されていますよ。

kazu

そもそも、セルフレジが普及している今でもコンビニ・スーパー・飲食店はアルバイト募集を止めていませんよね。

Webライターに向いている人の特徴3選

「Webライターはやめとけ」と発信するのは、早々に挫折した人です。

では、Webライターはどんな人に向いているの?というと以下のとおり。

  • 好奇心旺盛な人
  • スキルを身につけたい人
  • 人生経験が豊富な人

順番に解説します。

①:好奇心旺盛な人

Webライターはさまざまな情報をリサーチする必要があります。

ユーザーが求める情報を正確に伝えなければならないため、「この情報合ってるかな?」「わかりやすく伝えられる参考資料はないかな?」などの調査が必要です。

自分の得意ジャンルなら楽ですが、案件によっては全然興味のないことを調べなければいけない場合もあります。

しかし、好奇心旺盛な人であれば「リサーチ=新しいことを学ぶ時間」と捉えられるはずです。

Webライターをすればさまざまな知識を身につけられるので、好奇心旺盛な人なら楽しみながら働けますよ。

kazu

僕はだんだん知識が身についてくる感覚がたまらなく好きです。

②:スキルを身につけたい人

Webライターは楽して稼ぎたい人には向いていません。

なぜなら、スキルを高めるために勉強が必要だからです。

しかし、「スキルを身につけたい」「手に職をつけたい」と考える方なら、お金をもらいながらスキルを磨けるので挫折しにくいでしょう。

Webライターで身につくスキルは以下のとおり。

  • SEOスキル:検索エンジンから集客する力
  • ライティングスキル:わかりやすい文章を書く力
  • マーケティングスキル:商品やサービスを宣伝する力

上記のスキルを身につければ、コンサルタントやWebマーケターに転職する道も開けます。

また、ライティングスキルは「メール作成」「会話」「動画の台本作り」など幅広く活用できるため学んでおいて損なしですよ。

「スキルを身につけて価値の高い人間になりたい」と考える方はWebライターに向いています。

kazu

僕はお金よりもスキルを身につけたくてWebライターを始めました。だから稼げない時期でも頑張れたんですよね。

③:人生経験が豊富な人

Webライターは人生経験が豊富な人ほど向いています。

たとえば、転職回数が多いとか、同じ業界で10年以上働いていたとか、婚活を頑張ったとか…ですね。

なぜ人生経験が豊富な人がWebライターに向いているのか?というと、経験や知識が豊富にあるほど高単価案件を取りやすくなるからです。

専門用語で「E-E-A-T」というのですが、Web上の記事では経験談や専門性があるほど「わかりやすい記事」と高い評価を受けます。

そのため、クライアントは経験談や専門知識を書けるライターを重宝するんですよね。

もちろん経験が浅くてもWebライターはできますが、自身の経験を還元できる人のほうが強いですね。

kazu

Webライターは40代や50代の方にも向いています。

Webライターはどこでも稼げる楽しい仕事

最後まで読んでいただきありがとうございます。

「Webライターはやめとけ」の意見に反論を述べました。

もういちど振り返りましょう。

  • しっかり勉強すれば高単価案件を取れる
  • クラウドソーシング以外にも仕事はある
  • 文章を書くのは量をこなすことで慣れる
  • 身につけたスキルや知識は横展開できる
  • AIが発達しても確認・修正の仕事がある

Webライターは決して楽な仕事ではありません。

SEOや専門知識の勉強をしないと低単価案件ばかりに苦しめられるでしょう。

しかし、しっかり学び続けれる向上心のある人は稼げます。Webライターだけで月50~70万円ほど稼いでいる人も珍しくはありません。

SEOやライティングスキルは、どの仕事でも通用する汎用性の高いスキルなので勉強する価値はありますよ。

というわけで、Webライターに本気で興味のある方は「やめとけ」の声なんて気にしなくてOKです。

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