Kindle Paperwhite(第11世代)が気になる。電子書籍はスマホとかタブレットでも読めるけど買う価値あるのかな?実際に使ってる人の感想を聞きたい。
こういった疑問にお答えします。
- Kindle Paperwhite(第11世代)の概要
- Kindle Paperwhite(第11世代)のメリット5つ
- Kindle Paperwhite(第11世代)のデメリット3つ
こんにちは、カズヤです。
電子書籍を快適に読むために「Kindle Paperwhite(第11世代)」に興味を持つ人は多いと思います。
とはいえ、スマホやタブレットでも本が読める時代に「読書専用端末って必要?」と疑問に感じますよね。
そこで、Kindle Paperwhite(第11世代)を実際に使っている僕がメリット・デメリットを解説します。
ちなみに僕は「iPad mini 6」も使っていましたが、Kindle Paperwhiteのほうが自分には合っているので手放しました。
この記事を読めば、きっとあなたも「Kindle Paperwhite(第11世代)」を購入したくなるはずですよ。
Kindle Paperwhite(第11世代)をおすすめする人
- スキマ時間に読書する人
- 本棚を増やしたくない人
- 集中して本を読みたい人
Kindle Paperwhite(第11世代)をおすすめしない人
- 雑誌を快適に読みたい人
- 他社アプリで読みたい人
- 表紙で本を選んでいる人
Kindle Paperwhite(第11世代)の概要
Kindle Paperwhiteは、読書に特化して設計された電子書籍リーダーです。
今回紹介するのは「第11世代」で、第10世代から進化したポイントは以下の4つ。
- 画面サイズが6.8インチにアップした
- 色調調整ライトが搭載された
- 充電ポートがUSB-Cに変更された
- 動作速度が20%向上した
今まで僕はKindle端末を毛嫌いしていましたが、第11世代になって不満点が改善されたので購入しました。
ちなみに購入したのは「通常モデル」です。
シグニチャーエディションを選ばなかった理由については後述します。
Kindle Paperwhite(第11世代)の外観
こちらがKindle Paperwhite(第11世代)です。
サイズは174 mm x 125 mm x 8.1 mm、重量は205g。
ちなみにiPad mini 6は、サイズが195.4mm × 134.8mm × 6.3mm、重量が293g。
iPad mini 6に比べてもかなりコンパクトで軽いです。
背面はマット調になっていて、サラサラとした手触り。
赤ちゃんのほっぺのよう、、というのは大袈裟ですが結構触り心地はいいです。
充電ポートはしっかりとUSB-Cになっています。
前作の第10世代はmicroUSBだったので、これはかなり大きな変更ポイント。
ちなみに充電ポートの横にあるのは電源ボタンです。
付属品はこんな感じ。
ACアダプターは付属していないので別途購入が必要です。
Kindle Paperwhite(第11世代)のメリット5つ
僕がKindle Paperwhite(第11世代)を使って感じるメリットは以下の5つ。
- 長時間読んでも疲れない
- お風呂でも快適に読める
- 睡眠導入剤として使える
- バッテリーの管理がラク
- 小さくて持ち運びやすい
それぞれ解説します。
①:長時間読んでも疲れない
Kindle Paperwhiteの最大の魅力は、紙の本に近い質感を再現する「E-inkスクリーン」です。
このE-inkスクリーンは、スマホやタブレットと違ってブルーライトを発光しないので、とにかく目に優しいんですよね。
こんな感じで、電子書籍なのに紙の本のような読書体験を味わえるんですよ。
文字も鮮明で滲みがありません。
明るさ調節すると以下のようになります。
スマホやタブレットでは「目が疲れているから」と読書する気にならないときがありましたが、Kindle Paperwhiteでは1日中読めますよ。
ちなみに、今回の第11世代から「色調調整ライト」が搭載されて、暖色系に変更もできます。
また、前作までの懸念ポイントであった動作速度も20%アップとしっかり改善されていて、ストレスがありません。
②:お風呂でも快適に読める
iPadのようなタブレットは防水対応していないので、お風呂で読書するなら防水ケースが必要でした、
しかし、Kindle Paperwhiteは「IPX8等級」の防水設計なので、お風呂でも快適に読書を楽しめます。
IPX8等級は、水中に沈めてしまっても大丈夫なので安心して使えますよ。
お風呂で読書をすると、自然に長湯できて健康にいいのでおすすめです。
③:睡眠導入剤として使える
Kindle Paperwhiteは、睡眠導入剤としても使えます。
というのも、Kindle Paperwhiteは読書以外にできることがないので、リラックスしながら読めるからです。
余計なことを考えず、目の前の文字を追うことだけに集中していると次第に眠くなってくるんですよね(ブルーライトを発光しないおかげもあります)。
スマホやタブレットで読んでいたときは、すぐにSNSやYouTubeを開けるので読書に集中できませんでした。
Kindle Paperwhiteを購入してからは、スマホを手の届かないところに置いて読書をしています。
そうすることで、寝る前に脳が興奮状態にならず、気持ちよく入眠できるようになりました。
④:バッテリーの管理がラク
iPad mini 6で読んでいたときは1日使えばほぼバッテリーがなくなっていました。
しかし、Kindle Paperwhite(第11世代)は約10週間もバッテリーが持ちます。
どんなにたくさん使用しても1週間以上は充電不要だし、今回の新型はUSB-Cポートなのでかなりバッテリー管理がラクで助かってます。
⑤:小さくて持ち運びやすい
Kindle Paperwhite(第11世代)は、上記のようにズボンの尻ポケットに入ります。
ほかにもジャケットのポケットに入ったり、カバンの小さなポケットに入ったりと画面サイズのわりに持ち運びやすいんですよね。
ポケットに入れば、読みたいときにすぐ取り出せるので持ち運ぶ心理的ハードルも下がります。
これによって、僕はKindle Paperwhiteだけを持って出かける機会が増えました。デジタルデトックスが捗って最高です。
デジタルデトックスの影響を受けた本
Kindle Paperwhite(第11世代)のデメリット
Kindle Paperwhite(第11世代)を使って感じたデメリットは以下の3つ。
- カラーページが読みにくい
- 背面に付着する汚れが目立つ
- ほかのアプリの本が読めない
順番に解説します。
①:カラーページが読みにくい
Kindle Paperwhite(第11世代)は、モノクロ表示しかできません。
そのため、カラーページがかなり読みにくいんですよね。
たとえば以下のページなんてほとんど何が書いてあるかわかりません。
本のジャケ買いにも向いてません。
ちなみに雑誌は以下のように表示されます。
一応、雑誌も読める範囲ではありますが、色によってはかなり見づらくなるでしょう。
②:背面に付着する汚れが目立つ
Kindle Paperwhite(第11世代)の背面はシリコン素材なので、手垢やデスクの汚れが付着するとかなり目立ちます。
こんな感じで汚れるとかなり見窄らしくなるので、お菓子を食べながら読書はあまりしたくありませんね。
どうしても気になる人はケースが必須です。
③:ほかのアプリの本が読めない
当たり前ではありますが、Kindle Paperwhiteは「Kindle本」しか読めません。
なので、「Apple Books」とか「U-NEXT」とか「BookLive」で本を読みたいなら、Kindle Paperwhite(第11世代)を買っても後悔するだけです。
Kindle以外のアプリに魅力を感じる人は、iPadのようなタブレットを購入しましょう。
おすすめな電子書籍サービスはこちらにまとめてます
まとめ:Kindle Paperwhite(第11世代)で読書を楽しもう
Kindle Paperwhite(第11世代)のメリット
- 長時間読んでも疲れない
- お風呂でも快適に読める
- 睡眠導入剤として使える
- バッテリーの管理がラク
- 小さくて持ち運びやすい
Kindle Paperwhite(第11世代)のデメリット
- カラーページが読みにくい
- 背面に付着する汚れが目立つ
- ほかのアプリの本が読めない
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
Kindle Paperwhite(第11世代)についてレビューしました。
Kindle Paperwhite(第11世代)は前作まであった懸念点を払拭した完璧な電子書籍リーダーです。
特に動作速度が20%向上したのはかなり大きな進化。
タブレットとどっちを購入しようか迷うかもしれませんが、読書に集中したいなら専用端末のKindle Paperwhite(第11世代)がおすすめですよ。。
シグニチャーエディションはいらない理由
ちなみに、Kindle Paperwhite(第11世代)には「シグニチャーエディション」という特別モデルがあります。
- ワイヤレス充電に対応
- 明るさ自動調節機能つき
- ストレージ容量が32GB
上記の3つの恩恵がシグニチャーエディションを選ぶと得られます(価格差は5,000円)
これを見るとどっちを買うか迷うかもしれませんが、個人的には「通常モデル」で十分だと思いますよ。
シグニチャーエディションがいらない理由
- ワイヤレス充電に対応
→バッテリー持ちがいいため充電する機会が少ない - 明るさ自動調節機能つき
→画面の上部をスワイプすれば簡単に調節できる - ストレージ容量が32GB
→8GBでも漫画が約130冊、小説が約2,000冊保存できる
もちろん「シグニチャーエディションを買うやつはバカ」なんていうつもりはありませんが、無理して買うほどでもありませんよ。
「漫画を大量にコレクションしたい!」という人以外は、通常モデルでも十分です。