最近は「ミニマリスト」という言葉をよく耳にするようになりましたが、「何が良いの?」と疑問を感じる人も多いですよね。
そこで今回は、ミニマリスト歴2年の僕が感じている「必要最小限のもので暮らすメリット」を紹介します。
この記事を読めば、あなたもきっとミニマリストを目指したくなるはずです。ぜひ最後まで読んでみてください。
僕がミニマリストになって良かったと感じる3つのこと
僕はミニマリストになったことで人生が変わりました。
ミニマリストという言葉を知って本当に良かったです。
具体的には以下の3つ。
- 無理に働く必要がなくなった
- ネガティブ思考がなくなった
- 他人に振り回されなくなった
順番に解説します。
①:無理に働く必要がなくなった
僕がミニマリストになって最も良かったと感じるのは、「無理に働く必要がなくなった」ことです。
理由はシンプル。毎月に必要なお金が減ったからです。
- 見栄を捨てたから、服はユニクロで十分
- モノが少ないから、小さい家に引っ越し
- テレビがないから、物欲を刺激されない
これはほんの一例。ミニマリストになると本当にお金を使わなくなります。
会社員を辞めて、フリーランスに
また、テレビを捨てたらめちゃくちゃ暇になったので、副業(ブログとライター)を始めました。
すると、副業だけで月10万円を稼げるようになり、「だったらもう、好きでもない仕事をする必要なくない?」と思ったんですよね。
それで会社員を辞めて、今はフリーランスをしています。
フリーランスは収入が不安定ですが、ミニマリストの僕は月10万円あれば生活できるのでストレスがありません。
もし仕事がゼロになってもアルバイトをすればいいだけです。
ミニマリストに出会ってなかったら、今もお金の奴隷として必死に働いていたでしょう。
②:ネガティブ思考がなくなった
僕はもともとネガティブ思考で悲観的な暗い人間でした。
しかし、ミニマリストになってからは、物事をポジティブに考えられるようになったんですよね。
- 意見を否定しなくなった
- 自己肯定感が高くなった
- 即行動するようになった
こんな感じに変わりました。
僕は会社員を辞めてフリーランスになったと言いましたが、これも思考がポジティブになったことで決断できたことです。
ネガティブ思考だと、「どうせ無理だろ…」とか「将来が不安すぎる…」とかいって行動しない言い訳ばかりしていたと思います。
ミニマリストが、ポジティブになる理由
なぜ、ミニマリストになっただけで思考がポジティブになるのか。
僕が感じているのは以下の3つです。
- 生活にゆとりがあるから、心にも余裕が生まれる
- 部屋がスッキリしているから、解放感を得られる
- モノの管理が減るから、脳があまり疲れなくなる
モノを手放すと余白ができます。
その余白にポジティブな感情が生まれるわけです。
「お金も時間もない」という状況だと、常に忙しく働かなければなりません。これだと疲労とイライラが溜まるばかりで前向きな発想ができませんよね。
なので、自分の性格を変えたいと思うなら、まずはモノを手放すのがおすすめです。
③:他人に振り回されなくなった
ミニマリストになる前の僕は、他人に振り回されてばかりいました。
たとえば以下。
- 必要ないモノなのに、流行っているとほしくなる
- 嫌われたくないから、行きたくない誘いにも行く
- 人がダサいというと、それを持つことが嫌になる
今振り返ると、お金と時間をかなり無駄にしていましたね。
しかし、ミニマリストになってからは他人に振り回されなくなりました。
ミニマリストが、他人に振り回されない理由
なぜ、ミニマリストになると他人に振り回されなくなるのか。
それは、モノを手放していく過程で「自分軸」ができるからです。
ミニマリストを目指すと「これは本当に必要?」と何度も自分に問いかけることになります。その結果、自分にとって本当に必要なモノだけが残り、それが自分の価値観(軸)になるわけです。
たとえば僕の場合は、「これは自分の人生を良くしてくれるか?」という価値基準でモノを手放していきました。すると、次第にモノゴトを「自分軸」で取捨選択できるようになります。
先の例でいうと以下のとおり。
- 必要ないモノなのに、流行っているとほしくなる
→自分にメリットのないモノはいらない - 嫌われたくないから、行きたくない誘いにも行く
→気を使う関係性なら別に絶ってもいい - 人がダサいというと、それを持つことが嫌になる
→自分が良いと思うなら別にそれで良い
自分の人生は自分のためにあります。
他人の意見を聞いたり、気を使うことも時には大切ですが、他人の目ばかりを気にして生きるのはもったいなさすぎますよ。
僕はミニマリストになって、「ウソばかりで生きにくい他人軸の人生」から「本音で生きやすい自分軸の人生」になりました。
たかがモノを手放すだけで、人生が変わります。ミニマリストになって本当に良かったです。
ミニマリストを目指すなら絶対に読むべきおすすめ本3選
ここまで、僕がミニマリストになって良かったことを紹介しました。
とはいえ、突然ミニマリストほどモノを手放すのは難しいですよね。そこで次は、ミニマリストを目指すなら読むべきおすすめ本を紹介します。
以下の3冊を読めば、ミニマリストの思考が脳内にインストールされて、モノを手放しやすくなりますよ。
- より少ない生き方 ものを手放して豊かになる
- ぼくたちに、もうモノは必要ない。
- フランス人は10着しか服を持たない
簡単に内容を紹介します。
①:より少ない生き方 ものを手放して豊かになる
ミニマリストの第一人者といわれる、ジョシュア・ベッカーさんが書かれた本です。
この本からは「ミニマリズムの根幹となる精神論」を学べます。
本のタイトルどおり、ミニマリズムは「人生を豊かにするための手段」です。決して、モノを手放すこと自体が目的ではありません。
ミニマリストによくありがちなのが、「モノを捨てすぎて、逆に生活がつまらなくなった」ということ。
これは典型的なモノを手放すこと自体が目的になっている人の末路です。そうならないためにも、本書でミニマリズムの本質を学びましょう。
②:僕たちに、もうモノは必要ない。
日本のミニマリズムの火付け役を担った、佐々木典士さんが書かれた本です。
この本からは「ミニマリスト生活のメリット&モノを手放す具体的な方法」を学べます。
著者の佐々木典士さんは、もともとモノにあふれた部屋に住んでいたそうです。しかし、今では引っ越しが30分で終わるほどモノが少なくなったと語られています。
モノを手放すテクニックも、著者の実体験をもとに書かれているので腑に落ちやすいです。
僕はこの本を読んでから、じゃんじゃんモノを手放すことができました。
ミニマリストを目指したい、部屋をスッキリさせたい、と考えているなら必読の一冊ですよ。
③:フランス人は10着しか服を持たない
アメリカ人のジェニファー・L・スコットさんが、フランス人貴族の家にホームステイしたときの経験を書いた本です。
この本からは「美的観点からのミニマリズム」を学べます。
本の内容はミニマリストに特化しているわけではありませんが、フランス人の生活の質を高めるための考え方が、ミニマリズムに通ずるものがあるんですよね。
多くのミニマリスト本は「モノを減らす→生活の質が上がる」という内容ですが、この本は「生活の質を上げたい→結果モノが少なくなる」という逆説的な内容です。
僕はこの本を読んでミニマリストになりたい欲が高まりました。
ミニマリストに対する視点が変わるので、ぜひ読んでみてください。
余談:無料で読めるミニマリスト本
ちなみにですが、Kindle Unlimitedを利用すればミニマリスト系の本が無料で読めます。
読み放題対象が入れ替わっている可能性もありますが、Kindle Unlimitedで読めるミニマリスト本もまとめてあるので良かったらこちらもどうぞ。
まとめ:ミニマリストになると人生が変わります
最後まで読んでいただきありがとうございます。
僕がミニマリストになって良かったことを紹介しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- 無理に働く必要がなくなった
- ネガティブ思考がなくなった
- 他人に振り回されなくなった
僕はミニマリストになったことで人生が変わりました。
今までは他人の目ばかりを気にして生きづらさを感じていましたが、ミニマリストになった今は本音で生きれるのでかなり楽しいです。
たかがモノを捨てただけですが、本当に良かったです。
というわけで、少しでもミニマリストに魅力を感じたなら、まずは本を読んで、考え方をインストールしてみてください。