Apple WatchってセルラーモデルとGPSモデルではどっちがいいんだろう?やっぱりセルラーモデルが便利なのかな?買って後悔したくないから違いとおすすめモデルを詳しく教えてほしい。
こういった疑問にお答えします。
- Apple WatchのセルラーモデルとGPSモデルの違い
- Apple Watchは「GPSモデル」で十分な3つの理由
こんにちは、カズヤです。
Apple Watchの購入を検討している方は「セルラーモデルとGPSモデルのどっちを買うべきか」で迷いますよね。
結論はタイトルのとおり、「GPSモデル」で十分です。
財力があるならセルラーモデルを買ったほうがいいのですが、実際の使い道から考えるとセルラーモデルにする必要がほぼないんですよね。
そんなわけで、Apple WatchのセルラーモデルとGPSモデルの違いについて詳しく解説します。
この記事を読み終えた頃には、自分に合ったApple Watchのモデルを理解しているはずですよ。
Apple Watch 7(画面が常時表示していてほしいなら)
Apple Watch SE(画面が常時表示していなくてもいいなら)
Apple WatchのセルラーモデルとGPSモデルの違い
セルラーモデルとGPSモデルの違いは大きく以下の3つに分けられます。
- 月額料金の有無
- ケース・ガラスの素材
- iPhoneがなくても通信できるか
それぞれ解説していきます。
①:月額料金の有無
セルラーモデルは通信キャリアとの契約が必要になるため月額料金が発生します(GPSモデルは0円)。
各キャリアの月額費用は以下のとおり。
キャリア | 月額料金 |
---|---|
au | 350円/月 |
ソフトバンク | 350円/月 |
ドコモ | 500円/月 |
ちなみに、2021年11月現在では格安SIMが使えません。
そして、Apple Watchの通信契約は使っているiPhoneと同じキャリアである必要があります。
- iPhone(格安SIM)+Apple Watch(ドコモ)
- iPhone(ドコモ)+Apple Watch(ソフトバンク)
- iPhone(ドコモ)+Apple Watch(ドコモ)
つまり「3大キャリア以外のiPhoneを使っている人はApple Watchの通信契約ができない」というわけです。
「楽天モバイル」も現状は非対応。
この点において、少しでも通信費を抑えたい人には痛いところですよね。
とはいえ、セルラーモデルを買ったからといって「必ず通信契約しなければいけない」というわけではありません。
セルラーモデルであっても通信契約しなければGPSモデルと同じように使用できます。
また、後述しますが「本体価格」もケース素材ごとに違いがあります。
②:ケース・ガラス素材
Apple Watchには「アルミニウム・ステンレス・チタニウム」の3種類のケース素材があります。
しかし、3種類から選べるのはセルラーモデルのみで、GPSモデルはアルミニウムの1択しかありません。
各ケース素材についてまとめると以下のとおり。
Apple Watch Series 7 | アルミニウム | ステンレス | チタニウム |
---|---|---|---|
モデル | セルラーモデル GPSモデル | セルラーモデル | セルラーモデル |
重量 | 41mm:32g 45mm:38.8g | 41mm:42.3g 45mm:51.5g | 41mm:37g 45mm:45.1g |
ディスプレイ | Ion-Xガラス | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル |
特徴 | 最安値で最軽量 | 重いけど高級感がある | 軽くて高級感もある万能型 |
※Apple Watch SEは「アルミニウムのみ」。
ご覧のとおり、ステンレスorチタニウムのケース素材がほしいなら問答無用で「セルラーモデル」を選ぶ必要があります。
ちなみに、ディスプレイはどちらも傷が付きにくい強化ガラスですが、「サファイアクリスタル」はハンマーで叩いても平気なほどの圧倒的な硬度を誇っています。
③:iPhoneがなくても通信ができるか
最も大きな違いは「iPhoneが近くになくても通信できるかどうか」になります。
具体的にいうと以下のとおり。
- GPSモデル:iPhoneが近くにないと通信できない
- セルラーモデル:Apple Watch単体で通信できる
たとえば、ラジオを聴きながらランニングしたいとき。セルラーモデルであればiPhoneを自宅に置いたまま出発できますが、GPSモデルはiPhoneが必要になります。
音楽をストリーミング再生したり、通知を受け取ったり、電話をかけたり、といったこともセルラーモデルならiPhoneなしで可能。
こんな感じで、セルラーモデルはiPhoneが手元になくても活用の幅が広いのがメリットです。
GPSモデルであっても「Wi-Fi環境」があればiPhoneが近くになくても通信できます。
以上がApple WatchセルラーモデルとGPSの違いです。
Apple Watchは「GPSモデル」で十分な3つの理由
Apple WatchセルラーモデルとGPSモデルの違いは理解いただけたでしょうか。
もしかしたら「やっぱりセルラーモデルのほうがいいかも」と、より一層悩みが深まったかもしれませんね。
というわけで、個人的に「Apple WatchはGPSモデルで十分だ」と思っている3つの理由を解説します。
- だいたいiPhoneを持っているから
- オフラインでもいろいろできるから
- デザインはケースで変更できるから
①:だいたいiPhoneを持っているから
iPhoneなしで通信できるならセルラーモデルが便利かもなぁ。
と感じている人は多いと思います。
しかし、一度冷静に考えてみてください。
iPhoneを持たずに外出することってそんなにありますか?
たぶん多くの人がだいたいiPhoneを持って出かけるはずです。
たしかにApple Watchのみで通信ができれば、ちょっとした外出が身軽になって便利かもしれません。
それでも「うわぁiPhone置いて出かけたいなぁ、、」と感じる人ってあまりいないような気がするんですよね。なぜなら、ポケットに入れるだけだから。
つまり、セルラーモデルを買っても「メリットを活かす機会が極端に少ない」というわけです。
②:オフラインでもいろいろできるから
でもさすがに運動するときはiPhoneを置いて行きたいなぁ。
このような考えも多いと思います。
しかし、Apple Watchって意外とオフラインでも困らないんですよね。
- 時刻の確認
- コンパスで方角確認
- タイマー、アラーム、ストップウォッチの利用
- ワークアウトの記録
- Apple Payで買い物
- 同期した音楽の再生
上記のことが、iPhoneなしのGPSモデルでもできます。
ぶっちゃけこれだけできればiPhoneを持たずにランニングもできますよね。音楽も聴けるわけだし。
セルラーモデルを買うべき人の特徴
逆にセルラーモデルを買うべき人は?というと以下のとおり。
- 電話しながら運動したい
- 運動しながら通知をチェックしたい
- ストリーミング音楽を聴きながら運動したい
このような人はセルラーモデルが必要になります。
しかし個人的な意見ではありますが、ここに月額費用を払う価値はない気がしますよ。
そこまで電話したり通知をチェックしたいなら「ランニング用バッグ」にiPhoneを入れればいいと思います。
あくまで個人的な意見ですけどね。
あとは、「どうしてもステンレス・チタニウム素材のケースがほしい」という人ですね。
③:デザインはケースで変更できるから
でもGPSモデルってアルミニウム素材しか選べないんでしょ?腕時計だからそれなりに高級感は大事にしたいなぁ。
このような考えもありますよね。
たしかにアルミニウムではガジェット感が強いし、ファッションとして考えるならステンレス・チタニウムに惹かれるところ。
とはいえ、Apple Watchはサードパーティ製ケースが豊富にあります。デザインに関しては後から自分好みにカスタマイズできますよ。
Apple Watchのサードパーティー製ケースの例
たとえば、、
こんな感じで、サードパーティ製のケースをはめれば簡単にデザイン変更が可能です。
ベルトもさまざまな種類があるので、上手く組み合わせればアルミニウム素材でも高級感は出せますよ。
ケースごとの価格の違い
ちなみにいうと、各ケースごとの価格は以下のとおり。
ケース素材 | 41mm | 45mm |
---|---|---|
アルミニウム | 48,800円〜 | 52,800円〜 |
ステンレス | 82,800円〜 | 88,800円〜 |
チタニウム | 94,800円〜 | 100,800円〜 |
ご覧のとおり、ステンレス・チタニウム素材のApple Watchを選ぶと価格が一気に跳ね上がります。
この価格差を考えてもApple Watchに高級感を求めるのであれば問題ありませんが、そうでないなら「もったいないだけ」ですよ。
そんなわけで、僕はGPSモデルのApple Watchをおすすめします。
まとめ:Apple Watchを買うなら「GPSモデル」がおすすめ
- だいたいiPhoneを持っているから
- オフラインでもいろいろできるから
- デザインはケースで変更できるから
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
「Apple WatchセルラーモデルとGPSモデルの違い」と「GPSモデルで十分な理由」を解説しました。
セルラーモデルは「通信の利便性」と「デザイン性」に優れていますが、価格差と実用面を考えればGPSモデルでも十分だと思いますよ。
そんなわけで「どうしても高級感のあるケース素材がいい!」という人以外は、GPSモデルのApple Watchを購入しましょう。
ちなみに「GPSモデルはガラス強度が心配だから」と保護フィルムを買いたくなるかもしれませんが、個人的にはいらないです。
Apple Watch 7
Apple Watch SE