「気づけば部屋がカオス…」
「買ったのに結局使ってない…」
そんな経験、ありませんか?
まさに昔の僕がそうでした。
クローゼットを開けるたびに「これ誰の持ち物?」と自分にツッコミを入れる始末。
そんなときに出会ったのが、今回紹介するミニマリズム関連の本たちです。
読み進めるうちに、モノを減らすだけじゃなく、心まで軽くなっていくのを実感しました。
そして不思議なことに、気づけばモノだけでなく“働き方”まで見直し始めていたんです。
実際に、会社員として安定を優先していた僕が、勇気を出してフリーランスに転身できたのも、これらの本が背中を押してくれたおかげです。
「本当に必要なものは何か?」
そのシンプルな問いを自分に投げかけ続けた結果、仕事のスタイルまでスッキリ整いました。
ミニマリズムは片付け術にとどまらず、仕事術・節約術・生き方のヒントまで与えてくれる、まさに人生の教科書なんです。
今回は、僕自身が読んで「人生観がひっくり返った!」と感じたおすすめ本11冊を紹介します。部屋も心もスッキリしたい方は、ぜひ手に取ってみてください。
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ミニマリストになりたい人に
おすすめな本11選

僕はミニマリストを目指すにあたり、次の11冊から強い影響を受けました。
どれも「ただ片付けるだけの本」ではなく、人生そのものの価値観を揺さぶってくれる名著ばかりです。
- より少ない生き方 ものを手放して豊かになる
- ぼくたちに、もうモノは必要ない。
- フランス人は10着しか服を持たない
- 手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法
- 年収90万円で東京ハッピーライフ
- 月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活
- ミニマリスト、41歳で4000万円貯める
- ぜんぶ、すてれば
- 寂しい生活
- やめてみた。本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方
- 君か、君以外か。
それぞれの本がどんな気づきを与えてくれたのか、そして僕の生き方をどう変えてくれたのかを順番に紹介していきます。
①より少ない生き方 ものを手放して豊かになる
ミニマリストの第一人者、ジョシュア・ベッカーさんの代表作です。
この本で学べるのは、「ミニマリズムの根幹となる精神論」。
タイトルどおり、ミニマリズムとは「人生を豊かにするための手段」であって、モノを減らすこと自体がゴールではありません。
ここを理解せずに「とにかく捨てればいいんでしょ!」と突っ走ると、気づけば家がスッキリどころか“無人島キャンプ”みたいな生活になってしまいます。
実際、僕もこの本を読む前は「捨てる=正義」だと勘違いして、必要なものまで処分しそうになったことがあります…。
でも本書を通じて、「捨てること」よりも「大切なものを際立たせること」に意識が変わりました。
「ミニマリストを目指した結果、人生が不幸になった…」という失敗を犯さないためにも、この本でまずミニマリズムの本質を知っておくのがおすすめです。
片付けだけじゃなく、働き方や人間関係の選び方まで変わってくる一冊ですよ。
②ぼくたちに、もうモノは必要ない。
日本でミニマリズムブームを巻き起こした一冊といえば、佐々木典士さんのこの本。
「とりあえずミニマリストに興味がある」なら、まず読んで間違いなしです。
この本では、「ミニマリスト生活のメリット」や「モノを手放す具体的な方法」が、著者自身の体験をベースに語られています。
佐々木さん自身、かつてはモノにあふれた部屋に住んでいたそうですが、今では「引っ越しが30分で終わる」と豪語するほど身軽な暮らしになったそうです。
特に印象的なのは、モノを捨てるテクニックだけでなく、手放した後の「気持ちの変化」まで丁寧に書かれているところ。だから読んでいて「自分にもできそう」と素直に思えるんですよね。
僕自身、この本を読んでからスイッチが入ったようにモノを手放せました。気づけば、あの頃“床が見えなかった部屋”が、今では掃除機をスイスイ走らせられるほどに。
「部屋をスッキリさせたい」「でも何から手をつければいいかわからない」という人には、間違いなく救世主になる一冊です。
③フランス人は10着しか服を持たない
アメリカ人の著者ジェニファー・L・スコットさんが、フランスの貴族の家にホームステイした経験をもとに書かれた一冊。
ここから学べるのは、「美的観点からのミニマリズム」です。
多くのミニマリスト本は「モノを減らす→生活の質が上がる」という流れですが、この本は逆。
「生活の質を高めたい→その結果モノが少なくなる」という、ちょっとオシャレな逆説を教えてくれます。
つまり、“減らすために減らす”のではなく、“豊かに生きるために自然と減っていく”という考え方。
ここにフランス流を感じますよね。
僕自身、この本を読んで「ミニマリストってガマン大会じゃないんだ」と気づかされました。
むしろ、好きなモノや大事にしたいモノを引き立てるために余計なモノを削ぎ落とす。その考え方に強く共感し、「ミニマリストになりたい!」という気持ちが一気に高まりました。
単なる片付け本とは一線を画す、エレガントなミニマリズムの世界を味わえる一冊です。
④手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法
ブログやYouTubeでおなじみ、ミニマリスト界のカリスマ・しぶさんの代表作。
この本からは、「ミニマリスト的な生活習慣」を丸ごと学べます。
しぶさんは「月7万円あれば十分暮らせる」と豪語。
実際にその生活スタイルを本の中で公開していて、読んでいると「本当にそんなので大丈夫なの!?」と驚きつつも、妙に納得してしまいます。
ただし、しぶさんの生活は「これぞミニマリスト!」というレベルで極端。
初心者がいきなり真似できる部分は少ないのですが、そのぶんインパクトは絶大で、モノを減らすモチベーションが一気に高まります。
僕自身、この本を読んだとき「さすがに月7万円はムリ…」と思いながらも、固定費を見直したり、生活をシンプルにするきっかけになりました。
ミニマリストの生活をのぞき見できるような本なので、自分の暮らしに取り入れられるヒントが必ず見つかります。
「ミニマリストって実際どう暮らしてるの?」とリアルなイメージを知りたい人には、特におすすめです。
⑤年収90万円で東京ハッピーライフ
20代後半から“隠居生活”をしている大原扁理さんの著書。
この本で学べるのは、「質素でゆるいミニマリスト生活を楽しむ術」です。
大原さんは、なんと年収90万円で週休5日というスタイルを実践中。
「え、週休5日ってそれもうほぼ休日じゃん!」「どうせ親がお金持ちなんでしょ?」と思わずツッコミたくなりますが、実際はただシンプルに“お金を使わない暮らし”をしているだけなんです。
最近は「フランス流の美意識ミニマリスト」や「おしゃれ重視のラグジュアリー系」が増えていますが、この本は真逆。むしろ庶民的でリアルな「節約型ミニマリズム」のお手本です。
僕自身、この本に人生を救われたと言っても過言ではありません。
生活を楽しむために収入を上げるのではなく、支出を減らすことで自由な時間を増やす。そんな逆転の発想は、働き方を見直すきっかけにもなりました。
「とにかくお金をかけずに暮らしたい」「もっと自由な時間を持ちたい」という方には、まさにバイブル的な一冊です。
⑥月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活
月間150万PVのYouTubeチャンネルを運営する、ミニマリストTakeruさんが書いた一冊。
ここから学べるのは、「ミニマリズムを実践すると人生がどれほど豊かになるか」ということです。
Takeruさんは潰瘍性大腸炎という難病を患い、1年間無職・無収入で貯金が底をつきかけた過去を持っています。
しかし、ミニマリストとして“必要最小限で生きる”ことを徹底した結果、人生が好転したと語られています。
本書では「ミニマリズムの本質的な考え方」から「具体的な断捨離方法」まで網羅されており、まさに“ミニマリズムの総合案内書”ともいえる内容に仕上がっています。
読み進めるうちに「モノを減らす=貧しくなる」ではなく、「モノを減らす=自由と豊かさを手に入れる」ことだと腑に落ちます。
僕自身、この本を読んで「豊かさって収入の多さじゃなく、支出を減らした先にある自由なんだ」と気づかされました。
だからこそ、今の人生にモヤモヤしている人や、夢や目標を叶えるきっかけが欲しい人にこそ読んでほしい一冊です。
⑦ミニマリスト、41歳で4000万円貯める
タイトルからして衝撃的な一冊。
著者・森秋子さんが、41歳で4000万円を貯めるまでの実体験をまとめています。
この本で学べるのは、「自然とお金が貯まっていく暮らしのコツ」です。
出費を減らす買い物の工夫、家計管理のポイント、子育て費用を抑える方法など、日常に直結するアイデアがたっぷり紹介されています。
面白いのは、この本が「ストイックな節約術」でもなければ「投資で一発逆転」でもないところ。無理して我慢するのではなく、“シンプルに暮らす”だけでお金が貯まるんです。
僕自身もこの本を読んで、「節約=ガマン」だと思っていた考えがガラッと変わりました。
気づけば財布の中身が減りにくくなっていて、「これが自然と貯まるってやつか!」と実感。
「がっつり節約は苦手だけど、気づいたら貯金が増えてたら最高」と思う方に、ピッタリの一冊です。
⑧ぜんぶ、すてれば
「伝説の経営者」と呼ばれ、多くの著名人に慕われる日本の実業家・中野善壽さんの一冊。
ここから学べるのは、「モノを減らすテクニック」ではなく「人としての生き方そのもの」です。
タイトルどおり、中野さんは本当に“ぜんぶ捨てている”人。
家も車も持たず、生活に必要な分以外のお金はすべて寄付。ここまで徹底されると「ミニマリスト」というより、もはや“仙人”の境地です。
印象的なのは、モノを持たない理由。それは「今日を大切にできるから」。この言葉ひとつで、中野さんの潔さと生き様のかっこよさが伝わってきます。
僕自身、この本を読んだとき「ここまで極端にはできないけど、もっと身軽に生きたい」と背筋を正されました。まるで“生き方の禅問答”を読んでいるようで、読後は不思議と心がすっと整うんですよね。
「モノを減らす」その先にある、人間力を磨くヒントがほしい方に強くおすすめします。
⑨寂しい生活
原発事故をきっかけにミニマリズムに目覚めたという、稲垣えみ子さんの一冊。
この本から学べるのは、「質素な暮らしの中にこそある、生きることの楽しさ」です。
タイトルが『寂しい生活』なので、「あれ?なんだか暗そう…」と思うかもしれません。
でも実際は真逆。稲垣さんは質素な暮らしを全力で楽しんでいて、ページをめくるごとにこちらまで前向きになっていきます。
また、さすが元新聞記者というだけあり、文章もめちゃくちゃ面白いです。思わず「ふふっ」と笑ってしまうシーンも多々ありました。
個人的にツボだったのは、オール電化マンションで電気代を月150円に抑えるために奮闘する話。「150円って駄菓子かよ!」とツッコミたくなりますが、そこに本人の楽しさが詰まっているんですよね。
僕自身、この本を読んで「質素ってガマンじゃなくて、むしろ遊び心なんだ」と気づきました。
だからこそ、今の生活にちょっと疲れている人や毎日をもっとシンプルに楽しみたい人に強くおすすめしたい一冊です。
⑩やめてみた。本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方
漫画家・わたなべぽんさんによる、コミックエッセイ形式の一冊。
たくさんの「やめてみた」実例がゆるいタッチの漫画で描かれていて、笑いながらスッと読めます。
たとえば…
- 炊飯器でお米を炊くことをやめてみた
- コンビニでの無駄遣いをやめてみた
- 無理な友達付き合いをやめてみた
などなど。ガチなミニマリスト本のように徹底しているわけではないのですが、そのぶん「これなら自分もやれそう」と思えるのが魅力です。
僕自身も読んでいて、「あ、これなら今日からでも試せるな」と思えることが多かったです。
特に“無理な人間関係をやめる”という話はグサッと刺さり、「モノだけじゃなく人間関係のミニマル化も大事だな…」と深く共感しました。
主婦の方にはもちろん、気づけばつい頑張りすぎてしまう人にも響く内容です。笑えて、学べて、すぐ実践できる。そんな“肩の力が抜けるミニマリズム本”です。
⑪君か、君以外か。
「ホスト界の帝王」と称される実業家・ROLANDさんの一冊。
一見ミニマリズムとは無関係に思えますが、実はローランドさん自身が“ラグジュアリー系ミニマリスト”。
そのため本書の随所に、美的観点からのミニマリズムがにじみ出ています。
たとえば本書にはこんな名言が。
- 「大切なのは、何を持つかじゃない。何を持たないかだ」
- 「どんな利便性も、美しさには勝てない」
- 「人々はスマホを使いすぎている。死ぬとき、走馬灯にスマホの画面が出てくるはずだ」
…いや、最後のは笑ってしまいましたが、確かに使いすぎを反省させられます。
多くのミニマリスト本は「節約・質素」というイメージが強いですが、ローランドさんの場合は真逆。
豊かすぎるからこそ、モノに縛られない。
まさに“美意識で削ぎ落とす”スタイルのミニマリズムです。
僕自身、この本を読んで「ミニマリズムは質素だけじゃなく、カッコよさや美学の追求でもいいんだ」と視点が広がりました。
読んでいると感性が刺激され、「自分の生活にも美しさを取り入れたい」と自然に思えてきます。
いつもの“節約型ミニマリズム”とは一味違う、感性に訴えかけるミニマリズムを知りたい方におすすめです。
ミニマリストになりたいなら、本で知識を学ぼう

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、ミニマリストを目指す方におすすめの本を11冊紹介しました。もう一度まとめておきますね。
- より少ない生き方 ものを手放して豊かになる
- ぼくたちに、もうモノは必要ない。
- フランス人は10着しか服を持たない
- 手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法
- 年収90万円で東京ハッピーライフ
- 月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活
- ミニマリスト、41歳で4000万円貯める
- ぜんぶ、すてれば
- 寂しい生活
- やめてみた。本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方
- 君か、君以外か。
どれも名著といって間違いありません。僕自身、ミニマリストを目指す過程で何度も読み返しましたし、いまでも折に触れてページをめくっています。
そして正直に言うと、これらの本に出会わなければ、僕は今も会社員のまま「安定」にしがみついていたかもしれません。
モノを手放すだけでなく、働き方までシンプルにできたのは、本のおかげで「本当に必要なもの」を考える習慣が身についたからです。
もし気になる一冊があったなら、ぜひ手に取ってみてください。きっとあなたの部屋だけでなく、人生そのものもスッキリさせてくれるはずです。
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