「大きい画面はMacBookがあるし、手軽さはiPhoneに勝てない」
…と1年くらい前にiPadを手放したのですが、最近になって「やっぱり必要だな」と買い直しました。
僕はミニマリスト気質で少ない持ち物で暮らすことに快感を覚える変態です。それでもiPadは持っていたほうがいいと結論に達しました。
手放してみてわかった”iPadの必要性”をまとめてみましたので、iPadの購入を迷っている人は参考にしてみてください。
僕がiPadを買い直した5つの理由
僕はMacBookを持っています。iPadなんて持っていなくても生活は可能です。
「ミニマリストならiPadはいらないのでは?」と思う人も多いでしょう。それでも僕は、以下の5つの理由から「iPadも必要だ」と思いました。
- フリーボードを使いたい
- MacBookの画面を拡張したい
- 読書時間が少なくなっていた
- 大画面×フリック入力をしたい
- MacBook故障時に代替機となる
それぞれ解説します。
①フリーボードを使いたい
1つ目は、フリーボードの存在です。
フリーボードとは、Apple純正の無限キャンパスアプリ。これを使えば、iPadをホワイトボードのように活用できます。
僕は仕事のアイデア出しをするときは、手書きでブレインストーミング(思いつくままにブワーッと書き殴ること)をするので、ページを気にせず無限に書けるのは便利なんですよね。
ちなみに、手書きは脳を刺激することから、キーボードよりもアイデアが浮かびやすいと言われています。
iPadを手放してからは、モレスキンのノートで代替していました。でも紙のノートって「ページ内に収めなきゃ」と無意識に考えてしまうことから、なんだか上手く使いこなせなかったんですよね。
大きい紙を買って試したこともあります。しかし、広いデスクが必要なことから、カフェ作業の多い僕には合いませんでした。
「iPadなら手頃なサイズで無限に書き殴れるじゃん」と思ったのが、買い直しを検討した最初のきっかけです。
②MacBookの画面を拡張したい
「MacBookの画面を拡張したいな」と感じたのも、iPadを買い戻す理由になりました。
僕はMacBook Air ”13インチ”を愛用しているのですが、仕事で資料を参考にしながら原稿を書くにはやや窮屈なんですよね。
僕は外で仕事するのが好きなので、外部モニターの選択肢はありません。
なので、MacBook Air ”15インチ”に買い替えも考えていました。ただ、15インチも絶妙に微妙なサイズというか…なんとなく買い替えたあとに13インチが恋しくなる未来が見えました。
そんなときに「いや、iPadがあれば解決するじゃん」と閃いたのです。
ほとんどの人は外部モニターを選択すると思いますが、僕のように移動しながら仕事したい人には、iPadのサブディスプレイ化がハマるはずです。
③読書時間が少なくなっていた
iPadを手放してから読書の頻度も減っていました。
「文字読むだけならiPhoneで十分」
「MacのKindleアプリが使いやすくなったし漫画や雑誌もいける!」
と思っていたのですが、iPhoneやMacBookだとなんとなく”読む気にならない”んですよね。
- iPhone:焦点が中央に集まるから目が疲れる
- MacBook:キーボードがやっぱり邪魔だった
ほとんどの人は「紙の本」で解決すると思います。しかし、僕はあまり物を増やしたくないので紙の本はストレスなんですよね。
毎回メルカリで売るのも面倒だし、分厚い本はカバンの中で邪魔になるし…というのもあって合いませんでした。
iPadを手放してから”集中して本を読むこと”ができなくなっていたんです。読書が趣味の僕にとってiPadは必要なものでした。
④大画面×フリック入力をしたい
iPadは大画面でフリック入力ができるのも地味に良かった点でした。
具体的には以下のとおりです。
- ベッドやソファで寝転びながら文字を打てる
- バスや電車で隣に人がいても気軽に仕事ができる
- 図書館や静かなカフェでもタイピング音が気にならない
「MacBookはちょっと使いにくいな…」というシーンでもiPadがあれば問題ありません。どこでも作業ができるのでスキマ時間に仕事ができちゃうんですよね。
iPadを手放してからはiPhoneで代替していたのですが、やっぱり画面が小さい。特にソフトウェアキーボードが画面の大半を占めるため、作業効率はかなり悪かったです。
「iPadがあれば仕事効率が上がるなぁ」と考えたら、ほかの理由も相まって、買い直すのはありではないか?と思えてきました。
iPadはMacよりも作業効率が落ちますが、スキマ時間にちょっと仕事するにはちょうどいいマシンです。
⑤MacBook故障時に代替機となる
最後、地味に大きな決め手になったのが「MacBookの一時的な代替機」になる点です。
僕はフリーランスで仕事をしているため、MacBookが壊れることは収入源がなくなることを意味します。
今はネットで注文すれば1〜3日くらいで届きますが、納期が迫っているとクライアントさんに迷惑をかけることになるかもしれません。
「iPhoneでは無理な仕事もあるし…」
「普段使わないパソコンを持っておくのも嫌だし…」
と考えると、パソコンに近い使い方ができるiPadは”Macのサブ機”として良い選択肢です。MacBookが故障することはそうないと思いますが、持っていて損はないと思えてきたんですよね。
MacBookにコーヒーをこぼしたときに「iPadがあって良かった…」と感じる日が来るかもしれません。
MacBookがあるなら「無印iPad」で十分
今回僕が購入したモデルは「iPad(第10世代)」です。
いわゆる無印iPadで最も安いモデルですが、MacBookがあれば必要十分な機能を備えています。
無印iPadを買った詳細は以下の記事でまとめていますので、購入を迷っている方は参考にしてみてください。
iPad miniとも迷いましたが、以前、失敗経験があるので無印を選びました。
iPadは中古もおすすめです
iPadの購入価格を抑えたい場合は「中古購入」も全然ありです。
iPadの中古というと危険なイメージがありますが、大手中古ショップならスタッフがしっかり検品をしているし、1〜6ヶ月の販売店保証も付くのでリスクがありません。
バッテリーの劣化もモバイルバッテリーで解決できるし、そもそもiPadは毎日そこまで酷使するものでもないので気にならないはずです。
ほかによくある懸念点やおすすめな購入店舗などは以下の記事で解説していますので、iPadを安く買いたい方は参考にしてみてください。
iPadはMacBookを持っていても便利に使える
最後まで読んでいただきありがとうございます。
本記事では、「MacBookがあればiPadはいらない」と思っていた僕が買い直した理由を綴ってきました。
もういちど理由をまとめておきます。
- フリーボードを使いたい
- MacBookの画面を拡張したい
- 読書時間が少なくなっていた
- 大画面×フリック入力をしたい
- MacBook故障時に代替機になる
iPadは「なくてもいいもの」ではありますが、「あったらやっぱり便利なもの」と感じさせてくれます。
特に、持っているだけで読書がしたくなったり、アイデアを書き殴ってみたりしたくなるのは、iPadならではの不思議な魅力です。
これからもっと便利なiPadの使い方を発掘していこうと思います。