iPadに付属してくる充電器は「急速充電」に対応していません(つまり充電が遅い)。
そのため、iPadの性能をフルに活かすには充電器を別途購入する必要があるのですが、種類が多すぎて何を選べばいいのかわかりませんよね。
そこで今回は以下を解説します。
- iPad用USB-C充電器の選び方
- iPad用USB-C充電器おすすめ2選
- iPadの充電関連製品おすすめ4選
この記事を書いている僕は、iPad使用歴3年以上でApple製品には詳しいです。
「充電器なんて何でもいいでしょ」と思うかもですが、しっかり選ばないと損するし、充電器自体がすぐに壊れて後悔することになります。
この記事を読めば、iPadに最適な充電器がわかり、今までよりも快適にiPadを使えるようになるでしょう。
【結論】iPadにおすすめなUSB-C充電器はこの2つ!
iPad用USB-C充電器の選び方
USB-C充電器はさまざまな種類がありますが、どれを選んでもいいわけではありません。
なので、まずはiPadに最適な充電器の選び方を紹介します。
以下の4つに注意すればiPadの充電器選びに失敗しません。
- USB-C PDに対応しているか
- 最大出力が「30W」以上あるか
- 自分の利用シーンに適しているか
- 信頼できるメーカーであるか
順番に解説します。
①:USB-C PDに対応しているか
USB-C PDとは、USB-Cコネクタに対応した急速充電規格のことです。
iPadはこのUSB-C PDに対応しており、充電器も同じく合わせる必要があります。
もしUSB-C PD非対応のものを選んでしまうと、付属充電器よりも充電速度が遅くなるので要注意です。
②:最大出力が「30W」以上あるか
iPadの付属充電器は「20W(もしくは18W)」が最大出力ですが、実はもっと大きな電力に対応しているんですよね。
つまり、付属充電器よりも大きな電力のものを選べば、もっと高速で充電できます。
Appleが公式で表明しているわけではありませんが、いろいろなサイトを見ると以下の電力まで対応しているとのこと。
iPad | 対応電力 |
---|---|
iPad Pro 12.9インチ | 45W |
iPad Pro 11インチ | 30W |
iPad Air | 30W |
iPad mini | 30W |
iPad 10.2インチ | 30W |
「どのくらい早くなるの?」というと、僕が試した限りではざっくり30分以上は充電時間の短縮になりました。
なので、iPadの充電器は「30W以上」のものを選びましょう(12.9インチは45W以上)。
ちなみに、対応電力よりも高出力(100Wとか)のものを選んでもiPad側で制御されるので故障とかはありません。
しかし、高出力になるほど値段と重量が上がるので30Wクラスを選ぶのがおすすめです。
③:自分の利用シーンに適しているか
充電器にもさまざまな特徴があるので、自分の利用シーンに適したものを選びましょう。
たとえば、
- 自宅や職場で利用する
→スマホやパソコンと一緒に充電できる2ポートタイプを選ぶ - 旅行やカフェで利用する
→少しでも持ち運びやすいように軽量でコンパクトタイプを選ぶ
こんな感じです。
個人的には利用シーンに合わせて複数所持をおすすめします。
④:信頼できるメーカーであるか
「メーカーなんてどこでもいいでしょ」と思うかもですが、充電器に関してはメーカーの信頼度がかなり重要。
というのも、あまり信頼のないメーカーの充電器を使うと「火災の原因」になるからです。
特に聞いたこともないメーカーの激安商品は「USB-C PD」の決まりを守っていない粗悪品の可能性が高いので注意しましょう。
iPad用USB-C充電器おすすめ2選
そんなわけで、iPadにおすすめなUSB-C充電器は以下の2つです。
それぞれ紹介します。
①:Anker PowerPort Atom Ⅲ slim 30w
Anker PowerPort Atom Ⅲ 30W Slimは、 世界最薄の30W充電器です。
とにかく薄くてコンパクトなので持ち運びに適しています(重量も約57gと軽い…!)
手のひらに乗せてもこのサイズ感です。
また、付属の充電器と違って、電源プラグを折りたたんで収納できるのも魅力。
とにかくスマートなので、ジャケットやズボンのポケットに入れて持ち運びもできます。
コンセントに挿した姿もスマート。
これだけコンパクトで付属の充電器よりもパワフルなのはすごいですよね。
Anker(アンカー)は使用者もかなり多く、充電関連の商品ではトップクラスに信頼のおけるメーカーなのでイチオシです。
②:Anker PowerPort Atom PD 2 60W
Anker PowerPort Atom PD2は、USB-C PDが2口ある60W充電器です。
こちらも安心と信頼のAnker製品。
充電ポートが2つあるため、iPadと同時にスマホやパソコンの充電もできてしまいます。
ちなみに、MacBook Airであれば30Wで充電可能なので「30W+30W」でちょうど良い(MacBook Proをお持ちの方は100Wタイプがおすすめ)。
この充電器があれば自宅ではもちろん、友達や家族と旅行先でコンセントの奪い合いをしないで済みますよ。
iPadの充電関連製品おすすめ4選
iPad用USB-C充電器の紹介は以上ですが、「これもあると充電関係が便利になるよ」というアイテムがあるので合わせて紹介します。
- モバイルバッテリー【カバンに常備していると安心】
- USB-C充電ケーブル【急速充電対応ケーブルが必要】
- ケーブルクリップ【充電ケーブルを束ねて持ち運ぶ】
- ケーブルホルダー【デスク周りの配線をまとめる】
①:モバイルバッテリー【カバンに常備していると安心】
iPadにモバイルバッテリーはあまり必要ないかもですが、カバンに常備しておくと非常時に使えるので便利です。
たとえば、
- iPadをうまく充電できていなかったとき
- 停電や災害時の予備バッテリーとして
- iPhoneのモバイルバッテリーと兼用
といったときに役立つので1個持っておいて損はありませんよ。
おすすめは以下の2つです。
少しでも軽く持ち運びたい
パソコンにも使いたい
②:USB-C充電ケーブル【急速充電対応ケーブルが必要】
USB-C PD充電器の多くは充電ケーブルが付属してきません。
また、iPadを急速充電するにはPDに対応したケーブルが必要です。
急速充電器を購入しても対応ケーブルがないと充電速度は変わりません。
iPadに付属してるケーブルも急速充電に対応していますが、持ち運び専用としてもう1本あると便利ですよ。
以下の充電ケーブルは「0.9mとちょうど良い長さ」「シリコン素材採用で絡まない」とかなり使いやすくておすすめです。
③:ケーブルクリップ【充電ケーブルを束ねて持ち運ぶ】
充電ケーブルを持ち運ぶときに便利なのが「ケーブルクリップ」。
充電ケーブルをそのままカバンやポーチに入れるとごちゃごちゃするので、束ねるアイテムがあると便利です。
安物でも十分ですが、どうせ使うなら本革の経年変化を楽しめる商品を僕はおすすめします。
④:ケーブルホルダー【デスク周りの配線をまとめる】
iPadを持っていると、スマホやパソコンの充電ケーブルとごちゃごちゃになりますよね。
そんなデスク周りの配線をスッキリまとめたい人には「ケーブルホルダー」がおすすめです。
以下の商品はマグネットで簡単に脱着可能なのでケーブルが痛むこともありません。
まとめ:iPadにはサードパーティ製充電器がおすすめ!
iPadにおすすめなUSB-C充電器
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
iPadにおすすめなUSB-C充電器を紹介しました。
なんかAnkerの製品ばかりになりましたが、別にAnkerの回し者ではありませんよ(笑)
ただ、充電器において「価格・性能・デザイン」のすべてが揃っているのはAnkerだけな気がします(個人的な感想です)。
そんなわけで、iPadの充電器はAnker製品がおすすめです!