「リュックひとつで旅行がしたい…!」
そんな人も多いのではないでしょうか。
身軽に移動を楽しむためにも、旅行の荷物はなるべくコンパクトにまとめたいですよね。
しかし、長期の旅行となると”衣類”がどうしてもかさばる…。圧縮袋も便利ですが、あの空気を抜く作業…ぶっちゃけ面倒ですよね…。
そこでおすすめなのが、HOLICC「PackBag+」。
PackBag+は旅を愛するスタッフが開発したバッグです。
ファスナーを閉めるだけで衣類を約50%圧縮できるため、ズボラな人にピッタリな製品。
「ただの圧縮バッグじゃん」と思う人も多いでしょう。しかし、PackBag+はショルダーバッグとして日常使いも可能なんです。
「これはミニマリスト向けの製品だ!」と雷が落ちました…!
3泊以上の旅行や出張でもPackBag+があればリュックひとつで行けちゃいます。旅行や出張の荷物をコンパクトにしたい方は、絶対にチェックすべきアイテムですよ。
そんなわけで、HOLICCの「PackBag+(Sサイズ)」をレビューしていきます。
- ファスナーだけで衣類を圧縮できる
- ショルダーバックとしても使いやすい
- 濡れた衣類も仕分けして持ち運べる
- クッション性はまったくない
- 入れるものが多いと不格好になる
- 圧縮バッグのみ使用だとコスパが悪い
HOLICC PackBag+(Sサイズ)レビュー
PackBag+(Sサイズ)は、HOLICC(ホリック)が開発した圧縮バッグ×ショルダーバッグです。
HOLICCは、”旅して働く”をもっとしやすくするためのアイテムを開発・販売するブランド。
旅は人を育て、人は仕事を創る。
引用:HOLICC
だから、場所や時間に縛られずに働き、自由に旅もしたい。
そういう新しい働き方を選ぶことが、当たり前にできる世の中にしたい。
こういったテーマを掲げているため、旅好きやノマドワーカーは注目しておきたいブランドですね。
基本情報
PackBag+の基本情報は以下のとおり。
製品 | PackBag+(Sサイズ) |
---|---|
サイズ | 24.5cm x 18cm |
重さ | 156g |
容量 | 5L |
素材 | 表地:CODURA® Ultralight 裏地:ナイロン (撥水性) 圧縮:YKK製ダブルファスナー |
カラー | メタルブラック アースグレー エターナルホワイト |
生産国 | 中国 |
価格 | 7,300円(税込) |
「Lサイズ」もありますが、今回僕はSサイズのみを購入しました。
特徴
PackBag+の特徴は以下のとおり。
- ファスナーを締めるだけで衣類を50%圧縮
- ストラップを付けるとショルダーバッグになる
- 圧倒的強度を持つコーデュラ®︎ナイロンを使用
「圧縮バッグ」はそこまで珍しいものではありません。
しかし、PackBag+は「ショルダーバッグ」としても使えるのが魅力なんですよね。
デザインもカッコいいので僕は日常使いでも重宝しています。
旧モデルからの改善点
ちなみに旧モデル「PackBag」からの改善点は以下のとおりです。
- 小物ポケットが追加された
- インナーカラーが明るくなった
- バッグのカラーが3色展開になった
旧モデルでも十分だと思っていましたが、今回のアップデートでより完成された製品になりましたね。
特に小物ポケットが多数追加されたことで、普段使いバッグとしての利便性がかなり向上しています。
というわけで、PackBag+について詳しく見ていきましょう。
旧モデルのレビューもしています。
外観
HOLICC「PackBag+」の外観を紹介します。
デザインはかなりシンプルですね。
肌触りはサラサラしていて定期的になでたくなる気持ちよさがあります。
HOLICC PackBag+(Sサイズ)のメリット
PackBag+のメリットは以下の3つです。
- ファスナーだけで衣類を圧縮できる
- ショルダーバックとしても使いやすい
- 濡れた衣類も仕分けして持ち運べる
順番に紹介します。
①:ファスナーだけで衣類を圧縮できる
PackBag+最大のメリットは、ファスナーを締めるだけで中身を約50%圧縮できるところです。
ビニールの圧縮袋は「体重をかけながら空気を抜いて…」とかなり面倒ですが、PackBag+はファスナーを閉めるだけで自然に空気が抜けていきます。
少ない力で圧縮できるので女性でも簡単だし、時間がなくても一瞬でパッキングが終わりますよ。
実際に圧縮してみる
実際に衣類を収納から圧縮してみます。
中身は以下です。
- トレーナー
- Tシャツ
- 下着
- 靴下
- フェイスタオル
容量の目安は「1泊2日」くらいですね。
まずはファスナーを全開にします。
衣類を収納する。
すべて収納したらファスナーを締めます。
最後に真ん中のファスナーを締めて…
パッキング完了です。カンタンですよね。
ファスナーを締めるだけなので女性でも楽々パッキングできます。
圧縮のビフォーアフターは以下をご覧ください。
②:ショルダーバックとしても使いやすい
PackBag+の主な用途は圧縮袋ですが、付属のストラップを付ければ普段使いバッグにもなります。
Sサイズの場合は、「ショルダーバッグ」「ボディバッグ」として利用可能。
デザインも悪くないですよね。
素材に高級なコードュラナイロンを使用しているため、むしろその辺のバッグよりも美しい。
PackBag+は旅先のサブバッグとしてかなり活躍します。
旧モデルよりも使い勝手が向上
旧モデルでもショルダーバッグとしては使えましたが、新モデルでは小物ポケットが追加されてかなり利便性がアップしました。
実際の中身はこんな感じ。
- ファスナーポケット
→財布やパスポートなど - スクエアポケット
→モバイルバッテリーや名刺入れなど - アクセサリーポケット
→ネックレスやSIMカードなど - ペンホルダー
→ボールペンやApple Pencilなど
フロント側にもポケットが追加されています(しかも止水式)。
旧モデルでは中身がごちゃっとしがちでしたが、PackBag+ではしっかり仕分けが可能です。
iPad miniの持ち運びにちょうど良い
個人的にPackBag+は「iPad mini」の持ち運びバッグとして活用するのが気に入っています。
前作も良かったのですが、小物ポケットの追加で充電器やケーブルを持ち運びやすくなったのは嬉しいところです。
iPad mini用のバッグを探している方はかなりおすすめですよ。
③:濡れた衣類も仕分けして持ち運べる
PackBag+は2層構造で、片側が止水ファスナーになっています。
そのため、濡れたタオルや汚れた衣類もこれひとつで持ち運び可能です。
片側にサウナやジム用品、もう片側に財布や電子機器を入れる。こんな使い方もできるのでかなり身軽に移動できますよ。
もちろん、内側から水分が染みてくることもありません。
HOLICC PackBag+(Sサイズ)のデメリット
PackBag+のデメリットは以下の3つ。
- クッション性がまったくない
- 入れるモノが多いと不恰好になる
- 圧縮バッグとしての価格は高め
順番に解説します。
①:クッション性がまったくない
PackBag+はあくまで「圧縮バッグ」がメイン用途です。
そのため、電子機器を保護するようなクッション性はまったくありません。
とくにiPad miniを持ち運ぶなら、ケースを付けたり、タオルと一緒に収納しないとぶつけたときに涙しますよ。
まぁケースやカバーを付ければいいだけの話ですけどね。
②:入れるモノが多いと不恰好になる
PackBag+のメイン用途は「圧縮バッグ」なので生地がかなり薄くなっています。
そのため、型崩れが結構目立つんですよね。
たとえばこんな感じ。
まぁ、ちょっとした外出用途のカバンなので問題ないのですが、気になる人は気になりますよね。
③:圧縮バッグとしての価格は高め
PackBag+は素材にかなりこだわっているので、価格は少し高めになっています。
- Sサイズ:7,300円
- Lサイズ:10,900円
- SLセット:17,900円
Amazonで圧縮バッグを探すと、相場は2,000~4,000円ほどなので結構高いです。
なので、ただ衣類を圧縮できればいい人、素材にこだわらない人は別の圧縮バッグを買ったほうがいいと思います。
ただ、PackBag+は素材の強度・バッグとしての汎用性がかなり高いので、意外とコスパは良いですよ。
HOLICC PackBag+(Sサイズ)はこんな人におすすめ
ここまでPackBag+のメリット・デメリットを紹介しました。
「PackBag+は結局どんな人におすすめなの?」というと以下のとおり。
- 衣類のパッキングを早くしたい人
- 長く使える圧縮バッグがほしい人
- 身軽にサウナやジムに行きたい人
①:衣類のパッキングを早くしたい人
PackBag+はファスナーを閉めるだけで衣類をパッキングできます。
ビニール型の圧縮袋では体重をかけながら徐々に空気を抜いていきますが、PackBag+は一瞬で圧縮できてしまいます。
なので、旅行や出張が多くてパッキングを時短したい人にはかなりおすすめです。
②:長く使える圧縮バッグがほしい人
PackBag+に採用されているコードュラナイロンは軍用品にも使われるほど頑丈な素材です。
そのため、摩擦や引き裂きによる破れが起こりにくくなっています。
また、ファスナーも壊れにくいYKK製ダブルファスナーなので安心。
価格はちょっと高いですが、長く愛用したいと考える方にはかなりおすすめです。
③:身軽にサウナやジムに行きたい人
PackBag+は止水ファスナーが使われています。
そのため、サウナやジムで使うタオルや着替えを入れることもできるんですよね。
2層構造で「使用前」と「使用後」で収納を分けられるのも使いやすいところです。
ショルダーバッグにもなるからPackBag+のみで出かけることもできるし、コンパクトだからバックパックに入れておけばいつでもサウナやジムに行けますよ。
まとめ:HOLICC PackBag+で身軽に移動しよう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
HOLICCの圧縮バッグ「PackBag+」を紹介しました。
もう一度、特徴を振り返りましょう。
- ファスナーだけで衣類を圧縮できる
- ショルダーバックとしても使いやすい
- 濡れた衣類も仕分けして持ち運べる
- クッション性はまったくない
- 入れるものが多いと不格好になる
- 圧縮バッグのみ使用だとコスパが悪い
PackBag+は旅好きなスタッフが考案しただけあって、機能性がかなり素晴らしい圧縮バッグです。
デザインも申し分なく、普段のショルダーバッグとしても使えるので旅行をあまりしない人でも活用できますよ。
圧縮バッグとしては少し価格が高めですが、汎用性や素材の強度を考えると「意外にコスパ良いのでは?」と僕は思います。
というわけで、旅好き・サウナ好き・iPad mini好きな方はぜひチェックしてみてください。