- 「モノを増やさないためのコツがあれば知りたい」
- 「断捨離したけど、いつの間にかモノが増えてる…」
- 「ミニマリストの人って物欲をどう抑えてるの?」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
SNSで見る「スッキリした部屋」に憧れて断捨離を始める人も多いかもしれません。
しかし、世の中は誘惑がたくさんあります。
せっかくモノを減らしても、気を抜くとすぐにリバウンドしてしまいそうですよね。
そこで今回は、ミニマリストの僕が意識している「モノを増やさないコツ」を紹介します。
僕はもともと物欲お化けでした。
しかし、ミニマリスト系の本を読んでいたら全然モノが増えなくなったのでシェアします。
この記事を読めば、無理せずに、スッキリした部屋をキープできるようになるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ちなみに、僕が読んでよかったミニマリスト系の本は以下にまとめています。
ミニマリスト式「モノを増やさないコツ5選」
世の中は誘惑だらけです。
断捨離をしても、気を抜くとすぐにモノが増えてしまいます。
なので、モノを増やさないためには以下の5つを意識しましょう。
- 困るまでは買わない
- No. 1以外は持たない
- 収納家具を増やさない
- 物欲を満たそうとしない
- レンタル・シェアする
僕はこの5つを意識してから無駄にモノを買う習慣がなくなりました。
順番に解説します。
①:困るまでは買わない
多くの人は「あったら便利そうだな」とか「そのうち使うかもな」でモノを増やします。
しかし、モノを増やしたくないなら、「生活の中で困るまでは買わない」を徹底しましょう。
極論をいうと、「今必要なモノ」以外はすべて不要です。
たとえば、夏に自分好みのダウンジャケットがセールで売られていたとします。
しかし、夏に買ってもすぐには着ませんよね。
だから買わない。
「どうせ冬になったら必要だし買って損ないでしょ」とか「セールでお得なら買っておいたほうが…」と思うかもしれません。
しかし、冬になったらもっと好みのダウンジャケットに出会うかもしれませんよね。
また、ファッションの嗜好が変わる可能性だってあります。
それに「安いから」という理由で買うモノは、心から気に入っているわけではないはず。
きっとすぐに別のモノがほしくなるでしょう。
なので、モノを増やしたくないなら「困るまでは買わない」を徹底するのがおすすめです。
②:No. 1以外は持たない
僕はモノを増やさないために、「No. 1のモノしか持たない」と決めています。
同じジャンルのモノはひとつしか持たず、No.2は持たない、というルールです。
たとえば、新しくリュックを買ったら、今まで使っていたリュックはNo.2に落ちるため手放します。
そうすることで、モノを買っても入れ替わるだけ、モノの数が増えることはありません。
また、新しいモノを買うときは必然的に「今あるモノを手放してまで買う価値はあるか?」と真剣に考える癖がつくので無駄遣いが減ります。
「2つ持ってたほうが使い分けられるから便利じゃん」と思うかもですが、同じような機能・用途のモノを2つ持っていても仕方ないと思います。
2つ持っていることで「どっちを使おうか?」と毎回悩んで疲れるし、古いほうを使うと、どこか妥協感があって気分が上がらない。
それなら、「今の自分にとって最強のモノ」をひとつだけ持つほうが良いと思うんですよね。
③:収納家具を増やさない
モノを増やしたくないなら、収納家具を増やさないのがコツです。
収納家具がなければ、無駄にモノが増えることはありません。
たとえば、本棚がなければ、読むかどうかもわからない本を買おうとは思わないですよね。
読んだ本はすぐに手放す、または電子書籍へ切り替える、という行動を取るはずです。
同じように、衣装ケースやタンスがなければ、クローゼットに収納できる数の服しか持てなくなりますよね。
人間はスペースがあると、そこを埋めたくなる性質があるみたいです。
なので、モノを増やしたくないなら「まずは収納家具を増やさない」「なるべく備え付けの収納だけでなんとかする」ことを徹底しましょう。
④:物欲を満たそうとしない
モノを増やしたくないなら、物欲を満たそうとしないのも大切です。
なぜなら、物欲は永遠に満たされないから。
具体的には以下。
- 新モデルが出ると、またほしくなる
- 一生モノでも、使っていると飽きる
- 高揚感があるのは、買った瞬間だけ
昔の僕は「これを買えば心が満たされるはずだ」という気持ちで、上質なモノ・便利なモノを買いあさっていました。
しかし、どんなに上質・便利なモノを手に入れても、「もっと良いモノがほしい」と物欲がさらに加速するだけなんですよね。
きっとあなたも同じような気持ちだと思います。
なので、モノを増やしたくないなら、「物欲は永遠に満たされない」ということを頭に入れて、モノ以外で心を満たすようにしましょう。
物欲を満たそうとしても「買い物依存症」になるだけです。
心を満たす方法については以下の本に書かれてある内容が良かったです。気になる方は読んでみてください。
「物欲が止まらない」「我慢するのはストレス」という方は以下の記事も役に立つと思います。
⑤:レンタル・シェアする
モノを増やさないためには、レンタル・シェアサービスを活用するのもおすすめです。
たとえば以下。
こういったレンタル・シェアサービスを利用すれば、所有物はかなり少なくなりますよね。
たまにしか使わないモノは、わざわざ所有する必要ありません。
というわけで、ここまでの内容を意識すれば、モノは増えないはずです。
これからモノを減らす方はこちらもどうぞ
ミニマリストの僕がモノを増やしたくない理由
ここまで、モノを増やさないために意識するといいことを紹介しました。
しかし、もしかしたら「なぜそこまでモノを増やしたくないの?」と感じる方もいるかもしれません。
そこで次は、ミニマリストの僕がモノを増やしたくない理由を解説します。
僕がモノを増やしたくない理由は以下の3つ。
- モノの奴隷になりたくないから
- 部屋を掃除するのが面倒だから
- 余白のある部屋が落ち着くから
これは多くのミニマリストの心理だと思います。
①:モノの奴隷になりたくないから
声を大にして言うことではないかもですが、僕はなるべく働きたくありません。
できることなら、ナマケモノのように1日中怠けていたいです。
しかし、モノを増やすと、それだけ働かないといけなくなります。
- モノを買うにはお金が必要
→購入資金を稼ぐために働く - モノが多いと広い部屋が必要
→高い家賃を払うために働く - モノがあると買い替えも必要
→購入資金を稼ぐために働く
こんな感じで、モノが増えると「モノのために働く奴隷」になるわけです。
本当に必要なモノであればいいのですが、特になくてもいいモノのために働くのは、はっきりいって時間の無駄ですよね。
僕はフリーランスなので、モノを買わなければ、それだけ仕事量を抑えられます。
また、どうせお金を使うなら、大して必要のないモノを買うより美味しいものを食べたほうが1000倍有意義です。
なので、僕はモノを増やしたくありません。
②:部屋を掃除するのが面倒だから
モノを増やすと掃除が面倒になります。
- モノが多いからすぐにホコリを被る
- 掃除機をかけるのにモノを移動させないといけない
- すぐ汚れるし時間もかかるから掃除が億劫になる
こんな感じで、モノが多いと掃除が面倒です。
しかし、モノが少なければ、床をクイックルワイパーでサッと拭くだけで完了します。
掃除が楽だと毎日しても苦じゃありません。
常にピカピカの部屋で過ごせるので気分も上がります。
掃除が好きな方ならモノが多くてもいいかもですが、僕はなるべく怠けたいです。
なので、掃除が面倒になるだけのモノは増やしたくありません。
③:余白のある部屋が落ち着くから
僕がモノを増やしたくないのは、「部屋に余白を作りたい」という理由もあります。
部屋に余白があると落ち着くんですよね。
- 狭い部屋でもなんとなく広く見える
- 開放感があって思考がクリアになる
- 余計なノイズがないから集中できる
こんな感じ。
「人間はスペースがあると埋めたくなるんじゃないの?」と思うかもですが、僕は余白を意図的に作っているので問題ありません。
というわけで、僕はこれからもモノを増やさない生活をします。
ちなみに、ミニマリストになると起こる生活の変化についてまとめた記事もあります。
興味のある方は読んでみてください。
まとめ:モノは減らすよりも、増やさないのが重要
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ミニマリストによる「モノを増やさないコツ」を解説しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- 困るまでは買わない
- No. 1以外は持たない
- 収納家具を増やさない
- 物欲を満たそうとしない
- レンタル・シェアする
世の中は誘惑だらけです。
「これがあると便利ですよ」「みんな使ってますよ」「買わないと損ですよ」…など、企業はさまざまな手口で僕らにモノを買わせようとしてきます。
もちろん、良いモノがあるのも事実ですが、モノは増えすぎると人生の足枷になるだけです。
なので、今回紹介した方法を頭に入れて、無駄遣いをしないようにしましょう。
便利さをばかりを求めず、不便を楽しむのもありですよ。
モノを減らすコツを知りたい方はこちらもどうぞ