電子書籍って紙の本と比べてなにがいいの?紙の本よりも便利なら切り替えたいけど、端末を買って後悔したら嫌だしなぁ。電子書籍のメリット・デメリットを詳しく知っておきたい。
こういった疑問にお答えします。
- 電子書籍のメリット・デメリット
- おすすめの電子書籍サービス4選
こんにちは、カズヤです。
今まで紙の本で読んでいた人、これから読書を趣味にしたい人は「電子書籍ってなにがいいの?」と気になりますよね。
僕も昔は「紙の本のほうが質感いいし読みやすい」と思っていたのですが、電子書籍に挑戦してみてからは「もう紙に戻れない」と思うようになりました。
それくらい電子書籍で本を読むメリットは大きいです。
というわけで、毎日読書をする僕が電子書籍のメリット・デメリットを紹介します。
この記事を読めば、あなたもきっと電子書籍に挑戦してみたくなりますよ。
電子書籍は、ビジネス書や実用書だけではなく「雑誌」や「マンガ」も含まれます。
電子書籍のメリット8つ
電子書籍のメリットは以下の8つ。
- 保管と持ち運びがラク
- 価格が安く割引もある
- 定額の読み放題がある
- マーカーが引きやすい
- 読みたい瞬間に買える
- 調べごとがすぐできる
- 暗いところでも読める
- お風呂でも読みやすい
簡単に解説します。
①:保管と持ち運びがラク
最大のメリットはこれです。
電子書籍は、スマホやタブレットに何百冊もの本を保管できるので持ち運びや管理がラクなんですよね。
具体的にいうと、、
- 本棚を買い足す必要がない
- 広い部屋に住む必要がない
- 外出先でも複数冊を読める
- カバンの中がかさばらない
こんな感じです。
特にマンガは電子書籍にすると便利。自宅のスペースを気にせずコレクションできるし、旅行先で一気読みもできます。
「本棚に本を飾りたい」とか「本を持ち歩くのが苦にならない」という人ならいいかもしれませんが、そうでないなら電子書籍のほうが気軽に読書を楽しめますよ。
②:価格が安く割引もある
電子書籍は、紙の本よりも安く購入できます。
なぜかというと、印刷費用がかからないから。
つまり、紙の本にかかる印刷費用(数十円〜数百円)だけ安く購入できるわけです。
以下はAmazonで購入する場合ですが試しに見てみてください。
また、紙の本でセールってあまり見ないと思いますが、電子書籍は頻繁にセールがあり半額で購入できることも珍しくありません。
③:定額の読み放題がある
また、電子書籍には「定額読み放題サービス」があります。
毎月定額でたくさんの本が読めるので、読書習慣があるなら紙の本を買い集めるよりも断然お得です。
たとえば、Amazonの「Kindle Unlimited」は月額980円で和書12万冊が読み放題。雑誌やマンガもあります。
紙の本が1冊1,000円〜2,000円することを考えれば、だいたい月に1冊以上読めば元が取れる計算ですよね。雑誌やマンガも2〜3冊でペイできます。
なので、「どうしても紙の質感を味わいたい!」という人でなければ電子書籍で読まないと損ですよ。
④:マーカーが引きやすい
紙の本にマーカーやメモを残すのは少し抵抗がありますよね。
しかし、電子書籍なら「削除」が簡単にできるので手軽にマーカーやメモを残すことができます。
さらに、マーカーやメモを残した文章をまとめて表示することも可能。
電子書籍は、読み終わった後の復習も簡単にできます。
⑤:読みたい瞬間に買える
ネットで紹介されている本とか、知人から面白いと聞いたマンガってすぐに読みたいですよね。
とはいえ、紙の本だと書店に行く手間があるし、ネットでポチっても届くまで待つ必要があるため手軽には読めません。
しかし、電子書籍ならネットでポチって1分もかからずに読み始められます。
「読みたい!」と思った瞬間に読めるので、内容も頭に入りやすいし、1番楽しくその本を読めますよ。
⑥:調べごとがすぐできる
本を読んでると、ふと調べごとをしたくなることないですか?
- 漢字の読み方がわからない
- 単語の意味がよくわからない
- 著者のほかの本も知りたい
こういったときに僕はすぐに調べたくなるのですが、電子書籍はネットに繋がってさえいればすぐに検索ができて便利なんですよね。
紙の本だと、いちいちスマホを取り出さないといけないのが面倒で「わからないけどまぁいいや」というのがオチです。
⑦:暗いところでも読める
電子書籍は多少暗い場所であっても問題なく読めます。
たとえば以下のようにランタンの灯だけでも問題なく読めるので、就寝前にリラックスしながらの読書にぴったりです。
紙の本でも読めなくはないのですが、電子書籍ほど快適ではないです。
⑧:お風呂でも読みやすい
防水機能がある端末であれば、電子書籍をお風呂に持ち込むことも可能です。
湯船に浸かりながらの読書はかなり至福の時間なんですよね。
また、忙しい社会人は「お風呂の時間=読書の時間」とすれば疲れも取れて読書習慣も定着して一石二鳥になりますよ。
電子書籍のデメリット3つ
電子書籍のデメリットは以下の3つです。
- 貸し借りや売却ができない
- 端末の充電管理が少し面倒
- ブルーライトで目が疲れる
①:貸し借りや売却ができない
紙の本だと読み終わった本を友人とシェアしたり、メルカリやブックオフに売却できますが、電子書籍では端末にデータがあるためできません。
端末を渡せばシェアできますが、なんとなく気が引けますよね。
なので、「友人に本を貸したい」とか「読んだ本はすぐに売りたい」という人は、電子書籍じゃなくて紙の本のほうがいいでしょう。
②:端末の充電管理が少し面倒
当然ですが、電子書籍は端末のバッテリーが切れると読めなくなります。
スマホで読んでいるとバッテリー残量がすぐに減るし、タブレットで読んでいたとしても充電を忘れたりするので管理が面倒に感じるかもしれません。
なので、電子書籍を読むなら「モバイルバッテリー」は必須です。
ちなみに僕は以下のモバイルバッテリーを使っています。「ACアダプター兼モバイルバッテリー」なので使い勝手抜群ですよ。
③:ブルーライトで目が疲れる
スマホやタブレットでは、どうしてもブルーライトを浴びてしまいます。
「ブルーライトカット機能」があるとはいえ、紙の本ほど優しくはならないので1時間ほど読むと目が疲れてきます。
なので、ブルーライトが気になる場合は「Kindle Paperwhite」がおすすめです。
ディスプレイが白黒なので雑誌には向かないのですが、光が直接目に入らない特殊なディスプレイなので「紙のような優しさ」で電子書籍を読めますよ。
おすすめの電子書籍サービス4選
ここまで読んで、さっそく電子書籍を試してみたくなった人もいると思います。
とはいえ、電子書籍サービスってたくさんあるので「どのサービスを使えばいいの?」と迷いますよね。
そんなわけで、僕がおすすめする電子書籍サービスを4つ紹介します。
- Kindle
- ebookjapan
- 楽天ブックス
- U-NEXT
①:Kindle【ビジネス書や実用書が豊富】
ビジネス書や実用書を中心に読むなら『Kindle』がおすすめです。
- Amazonが運営しているため取扱冊数が豊富
- マーカーやメモ機能があり勉強に使いやすい
- 月額980円で200万冊以上が読み放題になる
Kindleは、Amazonが運営する電子書籍ストアです。
世界最大の取扱冊数を誇っているため、電子書籍を読むならもっとも無難なサービスといえるでしょう。
「読みたい本がストアにないから仕方なく紙で買おう、、」なんてことがKindleでは起こり得ません。
手軽に引けるマーカーが便利
ビジネス書や実用書を読むのであれば、印象に残った部分にマーカーを引ける機能があるので便利です。
マーカーを引いた部分はアプリ内のノートにまとめられて復習もできます。
定額読み放題サービスあり
また、Kindleには『Kindle Unlimited』という月額980円の読み放題サービスもあります。
読み放題になるのは「月ごとに変わる対象本だけ」ではありますが、和書12万冊以上、洋書120万冊以上が無制限で読めるので結構お得ですよ。
Kindle Unlimitedは30日間の無料体験もあり、いつでも解約可能です。
電子書籍を試したい人は以下のリンクをチェックしてみてください。
Kindle Unlimitedの詳しいことはこちらの記事にまとめています
②:ebookjapan【UIがマンガ好きにはたまらない】
マンガをたくさん読みたいなら『ebookjapan』がおすすめです。
- 背表紙表示機能でコレクションが楽しい
- ヤフー株式会社と提携しているため安心
- PayPayポイントの還元率が高くてお得
ebookjapanは、ヤフーのグループ会社である株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営しています。
電子書籍はサービス終了すると読めなくなるのが怖いところですが、ヤフーと提携しているなら安心ですよね。
取扱いジャンルは大半がマンガですが、一応ビジネス書や雑誌もあります。
背表紙表示機能がマンガ好きにはたまらない
ebookjapanの特徴はなんといっても「背表紙表示機能」です。
これは電子書籍サービスの中でも唯一の機能で、電子書籍なのに「まるで紙の本を集めているかのように」本棚に並べられます。
マンガ好きならこの背表紙機能は嬉しいですよね。
まさに本棚をどこへでも持っていけます。
PayPayユーザーはかなりお得
また、PayPayユーザーなら定期的にポイント還元キャンペーンが開催されていてお得です。
- Yahoo!プレミアム会員特典で+1%還元
- 金曜日に購入で誰でも+10%還元
- 金曜日に全額PayPay決済で+5%還元
- Yahoo!プレミアム会員が金曜日に購入で+3%還元
キャンペーン内容はその時々で変わりますが、ヤフーと提携しているためPayPayユーザーはかなりお得に本を買えますよ。
マンガをコレクションしたい方、PayPayユーザーはぜひチェックしてみてください。
ebookjapanに定額読み放題サービスはありません。
③:楽天マガジン【雑誌が最安値で読める】
雑誌だけ読みたいなら『楽天マガジン』がおすすめです。
- 月額418円、年額3,960円の圧倒的安さ
- 楽天ポイントをゲットしてお得に使える
- ジャンルが豊富で700誌以上が読み放題
楽天マガジンは、楽天が運営する雑誌読み放題サービスです。
雑誌のみの取扱いではあるものの、各雑誌読み放題サービスの中で最安値となっています。
各雑誌読み放題サービスとの料金比較
サービス | コンテンツ数(雑誌) | 月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天マガジン | 700誌以上 | 418円(年額3,960円) |
dマガジン | 700誌以上 | 440円 |
ブックパス | 300誌以上 | 418円 |
ブック放題 | 500誌以上 | 550円 |
Kindle Unlimited | 300誌以上 | 980円 |
U-NEXT | 110誌以上 | 2,189円 |
こんな感じで、雑誌だけ読みたいなら「楽天マガジン」が1番お得です。
特に年額払いをすれば月額330円という圧倒的安さになります。
楽天ポイントをゲットできる・使える
さらに、楽天ユーザーならポイント還元キャンペーンがあるのでもっとお得です。
年額プラン限定ではありますが、申し込むと1,000ポイントゲットできます。
楽天ポイントは「1ポイント=1円」で使えるので1,000円分です。
また、楽天マガジンは月額料金をポイントで支払いもできます。楽天ユーザーならポイントだけでサービス利用も可能ですよ。
というわけで、雑誌を読みたい楽天ユーザーは、31日間無料体験もあるのでぜひチェックしてみてください。解約も簡単です。
④:U-NEXT【動画サービスと併用できる】
電子書籍と動画をセットで楽しみたいなら『U-NEXT』がおすすめです。
- 動画見放題と雑誌読み放題がセットサービス
- 毎月1,200ポイントチャージで書籍も買える
- 電子書籍の購入で最大40%のポイント還元
U-NEXTは、USEN-NEXT HOLDINGS子会社の株式会社U-NEXTが運営する日本のOTTコンテンツ・プラットフォームです。
「220,000本見放題!」「4Kで高画質!」と動画のほうが注目されるU-NEXTですが、実は電子書籍も57万冊以上取扱いとなかなか力を入れています。
「アニメ」と「原作マンガ」をひとつのアプリで楽しめるのはかなり手軽でいいですよね。
もちろん、ビジネス書や実用書もかなり揃っています。
毎月付与される1,200ポイントで本を買える
U-NEXTは月額料金2,189円とやや高めな設定ですが、毎月1,200円分のポイントが付与されます。
つまり、毎月1,200円分の本を購入すれば「実質989円」で動画と雑誌が楽しみ放題というわけです。
ぶっちゃけ「めちゃくちゃお得!」ではありませんが、先述のとおり、ひとつのアプリで動画も本も楽しめると考えれば価値はあるかなと思います。
ちなみに、毎月付与されるポイントは3ヶ月まで繰越し可能です。貯めてから一気に使うこともできるので安心してください。
最大40%の「ポイントバックプログラム」がお得
さらにU-NEXTは、電子書籍をたくさん読む人もお得に利用できます。
毎月付与される1,200ポイントを超えて追加購入した場合でも、その金額の最大40%が後日ポイントで還元されるからです。
たとえば、600円の電子書籍をポイント以外で支払えば、実質360円で買ったようなものになります。
なので、毎月の1,200ポイント以上使いたい人でも安心して大丈夫です。
KindleとU-NEXTどっちがいい?と悩むかもしれませんが、ラインナップにある作品はU-NEXTで買ったほうがお得ですよ。
基本はU-NEXTで、ラインナップになければKindleって感じで使い分けるとお得に読書ができます(※Kindle Paperwhiteを使わない場合)。
というわけで、U-NEXTも31日間の無料体験があるので興味がある方は試してみてください。もちろん解約も簡単にできます。
一応補足しておくと、U-NEXTを解約しても購入した電子書籍は読み続けられます。
まとめ:読書するなら「電子書籍」がおすすめ!
- 保管と持ち運びがラク
- 価格が安く割引もある
- 定額の読み放題がある
- マーカーが引きやすい
- 読みたい瞬間に買える
- 調べごとがすぐできる
- 暗いところでも読める
- お風呂でも読みやすい
- 貸し借りや売却ができない
- 端末の充電管理が少し面倒
- ブルーライトで目が疲れる
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
「電子書籍のメリット・デメリット」と「おすすめ電子書籍サービス」を紹介しました。
あくまで個人的な意見ですが、紙の本よりも電子書籍のほうが「手軽」なぶん読書が捗るのでメリットが大きいです。
もちろん試してみた結果「紙のほうがいい」という人もいると思いますが、まずは各サービスの無料体験をしてみてください。
ちなみに、おすすめの読書端末は『iPad mini』です。詳しくは以下の記にまとめています。