Webライターの案件ってどこで見つけるの?月10〜20万円くらい稼ぎたいけど、そもそも仕事がなくて困ってます…。
このような疑問にお答えします。
- Webライター案件の探し方7選
- Webライター案件の受注率を高める3つのコツ
- Webライター案件獲得における注意点
Webライター案件は「クラウドソーシング」で探すのが一般的です。
しかし、初心者向けの低単価案件が多かったり、サービスの利用手数料を取られたり…と大きく稼ぐにはあまり向いていないんですよね。
僕はWebライターとして月20万円くらいを稼いでいますが、クラウドソーシングだけでは難しいですね…。
Webライター案件はさまざまな場所に存在しますので、「収入を伸ばしたい」「案件が途切れる不安をなくしたい」という人はぜひ参考にしてください。
Webライター案件の探し方7選
Webライター案件は以下7つの方法で探せます。
- クラウドソーシングを利用する
- 求人サイトから応募する
- SNSのライター募集投稿に応募する
- Webメディアに直接営業をかける
- マッチングサイトに登録する
- コミュニティメンバーから紹介してもらう
- ブログのお問い合わせから依頼を受ける
順番に解説します。
①:クラウドソーシングを利用する
ご存知かもしれませんが、クラウドソーシングにはライター案件が豊富にあります。
有名なのは以下の3つですね。
クラウドソーシングは無料で登録できます。
初心者案件も豊富なので、最初はクラウドソーシングから始めるのがおすすめです。
報酬から手数料20%を引かれるのは痛いところですが、未払いトラブルを防げるのは安心ポイントですね。
ほかのクラウドソーシングも知りたい方はこちらもどうぞ
②:求人サイトから応募する
意外に知らない人も多いのですが、実は求人サイトにもライター案件があります。
正社員やアルバイトだけでなく、業務委託契約の求人もあるため副業でも応募可能です。
③:SNSのライター募集投稿に応募する
X(旧Twitter)やインスタグラムなどのSNSでもライター募集をしていることがあります。
「#ライター募集」と検索をかければ見つけやすいです。
投稿を見つけたらDMをしましょう。ポートフォリオやクラウドソーシングのプロフィールページを貼り付けると興味を持ってもらえる可能性があります。
ただ、SNSは報酬の未払いトラブルが怖いところです。応募するなら信頼できるクライアントかしっかりチェックしたほうがいいですね。
④:Webメディアに直接営業をかける
Webメディアに直接営業をかけることで案件受注できるケースもあります。
クラウドソーシングを知らない・使いたくない…という企業は自社のホームページでライター募集をしていることが少なくありません。
好きなメディアの採用ページを見たり、「ライター募集」と検索をかけたりすることで需要を確認できます。
また、公にライター募集をしていなくても問い合わせてみる価値はあります。
すぐに受注できなくても、ライターが必要になったタイミングで連絡をもらえることがあるんですよね。熱意を伝えておくのは大切です。
⑤:マッチングサイトに登録する
Webライター向けのマッチングサイトに登録しておくと、案件を紹介してもらえることがあります。
アピールできる実績やスキルがないと受注は難しいのですが、クラウドソーシングにはない高単価案件を探しているのなら登録しておくとよいでしょう。
⑥:コミュニティメンバーから紹介してもらう
Webライター向けのオンラインサロンやSNSコミュニティーなどに参加していると、メンバーが仕事を紹介してくれることがあります。
仕事を抱えすぎていて「自分では受けられないから…」という人はけっこう多いんですよね。持つべきものは友…とはよく言いますが、まさにそれです。
僕は「Webライターラボ」というオンラインサロンに入っていますが、仕事紹介は頻繁におこなわれていますね。
⑦:ブログのお問い合わせから依頼を受ける
自分でブログ運営をしていると、お問い合わせから執筆依頼を受けることがあります。
普段からSEOやセールスライティングを意識して書いていると、たまたま記事を読んでくれた方が気に入ってスカウトしてくれるんです。
ブログはポートフォリオとして提出もできるので、Webライターで稼ぎたいなら運営しておいて損ありません。
特にWordPressブログを運営していると「WordPressの操作ができる」というアピールポイントも生まれます。
月1,000円くらいのサーバー代はかかりますが、案件受注率を高めたいならブログ運営にも力を入れることをおすすめします。
Webライター案件の受注率を高める3つのコツ
Webライター案件の受注率を高めるコツは、以下の3つです。
- 初心者アピールをしない
- 応募文の読みやすさを意識する
- ブログをポートフォリオにする
順番に解説します。
①:初心者アピールをしない
Webライターの実績が乏しいと、プロフィールや応募文に「初心者ライター」と記載したくなるかもしれません。
しかし、仕事を依頼する側から見ると、初心者アピールは不安になるだけです。
「自分はスキルが低いです」と伝えているようなものなので、初心者を連想させる文言は記載しないほうがいいですね。
「依頼者をガッカリさせたくない…」という気持ちもわかりますが、それなら本を読んで文章力の基礎・SEOの知識・セールスライティングなどを学んでおきましょう。
以下の記事で紹介している本を読むだけでも、かなり自信を持てるようになります。ぜひ読んでみてください。
②:応募文の読みやすさを意識する
応募文が読みにくいと「この人は文章力がない」と思われます。
意外と軽視されがちですが、案件受注率は応募文にかかっています。まずは応募文で文章力をアピールしましょう。
例えば、以下を意識するだけで読みやすさが変わります。
- 箇条書きを用いる
- 一文一義で情報を伝える
- 漢字とひらがなのバランスを整える
また、応募文を書く際は「募集文をよく読み込む」ことが大切です。
というのも、クライアントは”募集文を最後まで読んでいるか”を確認するために、質問事項を記載していることが多いんですよね。
募集文を読まずにテンプレート文をそのまま送ると、それだけで不採用となってしまいます。応募文はクライアントに合わせて作成しましょう。
Webライター応募文の記載項目
- あいさつ文
- 自己紹介・略歴・実績
- 応募理由
- 自分と契約するメリット
- 稼働時間・対応本数
- 質問事項(あれば)
- 決意表明
- (クライアントの要望に対する答え)
Webライター応募文の記載例
○○様
はじめまして、Webライターの〇〇と申します。
この度は〇〇様の募集されているお仕事に魅力を感じ、応募いたしました。
以下に、経歴と実績を記載させていただきます。
【略歴】
・〇〇大学〇〇学部卒業
・〇〇社に〇〇年勤務
現在はフリーランスとしてWebライターに専念しています。
〇〇系の仕事をしていた経験から、〇〇系の記事執筆も可能です。
◆資格
・
・
・
【執筆実績】
・(ブログのURL)
・(検索上位の記事・案件に関連する記事のタイトルとURL)
・(Webライターとして執筆した記事のタイトルとURL)
【応募理由】
〇〇に興味があるため応募させていただきました。
〇〇の経験から、貴メディアに貢献できると考えております。
とくに〇〇に関しては知見がありますので、読者の悩みに寄り添った記事を執筆可能です。
【稼働時間】
平日は〇〇時間、土日は〇〇時間は作業時間を確保できます。
また、ご連絡にはその日中にお返事いたします。
チャットワーク・Zoom・メールなどの対応も可能ですので、〇〇様のご都合のいい方法をお選びください。
迅速な納品・読者ファーストを意識した記事執筆を心がけております。
誠心誠意取り組みますので、どうぞよろしくお願い致します。
③:ブログをポートフォリオにする
ポートフォリオとは、自分のスキルや実績を伝える作品集です。
クライアントの視点から見ると、「SEOの知識があります!」「〇〇の勉強をしています!」と伝えられるよりも、ポートフォリオを提示してくれたほうが実力を判断しやすいんですよね。
中でも、WordPressブログをポートフォリオにしていると、以下の理由から受注率が高まります。
- WordPressの操作ができる証明になる
- SEOを意識した文章力・構成力をアピールできる
- ディレクターの手が入っていない本当の実力と判断してもらえる
実際、僕はいつもブログを実績として提出しているのですが、「この記事がイメージと近いので依頼させていただきます」と案件受注につながることが多いです。
「なかなか案件受注ができない…」と困っているなら、WordPressブログを立ち上げて、実際に数記事書くと有効活用できます。
ブログはすぐに開設できますので、ぜひ実践してみてください!
Webライター案件獲得における注意点
Webライター案件を受注する際には、以下の注意点を守るようにしましょう。
- 文字単価1.0円以下の案件は受けない
- キャパシティを超える受注はしない
- 不採用が続いても落ち込みすぎない
順番に解説します。
①:文字単価1.0円以下の案件は受けない
初心者のうちは自信がないことから低単価案件に応募しがちです。
しかし、文字単価1.0円でも0.5円でも作業内容にそこまで差がないことが多いんですよね。
正直、初心者でも1.0円以上の案件受注は可能です。
クラウドソーシングでは「2ヶ月継続で文字単価アップします」のような文言をよく見かけます。
でも1.0円以下の案件は、単価アップのタイミングで契約を切られたり、音信不通になったりする印象です。
「低単価案件=クライアントの質が低い」とも言えますので、文字単価1.0円以上、最低でも0.7円以上の案件に絞ることをおすすめします。
②:キャパシティを超える受注はしない
案件を受注できるようになると、早く稼げるようになりたい一心からキャパオーバーを引き起こしがちです。
「睡眠時間を削れば大丈夫」「休みの日も執筆すればいける」といっても、体調を崩してしまってはクライアントに迷惑がかかってしまいます。
納期が遅れたり、品質が落ちたりすると継続受注の可否に影響が出ますので、案件受注は余裕を持っておこないましょう。
量よりも質を意識することが稼ぐ近道です。
④:不採用が続いても落ち込みすぎない
Webライター初心者のうちは不採用が当たり前です。
クライアントの視点に立つとわかりますが、実績のない初心者に依頼するのは不安があります。
文章力はポートフォリオで伝えられるとしても、「ちゃんと納期を守ってくれるか」「スムーズにコミュニケーションを取れるか」などは未知数です。
そのため、ほかに実力者が応募してきていれば不採用になる確率は高いでしょう。実際クラウドソーシングの案件は「20件応募して1件受かればよい」とも言われています。
僕もブログである程度の結果が出るまでは、全然受注できる気配がなかったです…。
初めのうちは不採用が当たり前です。
数打てば当たるの気持ちで試行錯誤しながら頑張りましょう!
Webライターはブログから始めよう
本記事では、Webライター案件の探し方を紹介しました。
あらためて振り返りましょう。
- クラウドソーシングを利用する
- 求人サイトから応募する
- SNSのライター募集投稿に応募する
- Webメディアに直接営業をかける
- マッチングサイトに登録する
- コミュニティメンバーから紹介してもらう
- ブログのお問い合わせから依頼を受ける
Webライターの仕事はさまざまな場所で募集されていますが、いずれも実力を伝えられるポートフォリオがないと案件受注にはつながりにくいです。
クラウドソーシングでも低単価案件しか受注できず、苦しい思いをする可能性が高いです。
なので、Webライターで収入を伸ばしていきたいなら、まずは自身でWordPressブログを運営することをおすすめします。
ブログを数記事でも作成して応募文に掲示しておけば、クライアントはあなたの実力を判断しやすくなります。
実際、僕がWebライターで月20万円稼げているのはブログを「名刺代わり」にしているからです。
ブログがあるだけでライター案件の受注率がグッと高まりますので、名刺作りの意識でWordPressブログの開設から始めましょう!