
転職エージェントを使いたいけど、ニート(フリーター)歴が長くても大丈夫なのかな?噂では学歴も職歴もない人は断られるって聞くし心配すぎる…。かといってハローワークはブラック企業が多いしなぁ…。ニート(フリーター)はどうやって転職活動すればいいんだろう?
こういった悩みにお答えします。
転職エージェントとは、無料であなたの転職活動を手厚くサポートしてくれるサービスです
ひとりで転職活動が不安な方や、スムーズに内定を勝ち取りたい方は利用を検討しているかもしれません。
しかし、ニート・フリーターの場合、リクルートエージェントやdodaといった大手の有名エージェントは利用を断られるケースがあるんですよね。
理由は「シンプルに紹介できる求人がない」「エージェント側の利益が少ないため後回しにされる」といったところです。
そこで本記事では、ニート・フリーターに特化した転職エージェントを5つ紹介します。
僕は高卒で入社した会社を27歳のときに辞めました。転職活動では複数のエージェントを利用したので知見はあるほうだと自負しています。
今回紹介するエージェントは、すべてニート・フリーター向けと謳っているため、経歴に自信のない求職者でも安心して利用できますよ。
ニート・フリーター・無職から抜け出したい方はぜひ参考にしてください。
結論:ニート・フリーターにおすすめな転職エージェントはこの5つ
- 就職Shop
→人材業界最大手企業リクルート運営 - 第二新卒エージェントneo
→利用者満足度3年連続No.1の実績あり - ウズキャリ
→IT業界への就職に強い・スクールもあり - DYM就職
→スピード感をもって転職活動ができる - ハタラクティブ
→未経験特化のエージェントでは最大手
ニート・フリーターが転職エージェントを使うメリット3つ


そもそも転職エージェントを使うメリットは?と疑問な方もいますよね。
なので、まずは転職エージェントを使うメリットから解説します。以下の3つです。
- 自分に合う仕事を紹介してもらえる
- 求人情報でわからないことを教えてくれる
- 転職活動のあらゆるサポートを受けられる
①:自分に合う仕事を紹介してもらえる



正社員として働きたいけど、自分が何をしたいのかわからないから応募する求人がなかなか決まらない…。
こういった悩みは就活あるあるでしょう。
しかし転職エージェントを利用すれば、カウンセリングから得たデータをもとに、あなたの性格や希望に合った仕事をいろいろ提案してくれます。
たとえば、僕は元々工場で働いていたのですが、「黙々と作業するのがお好きでしたらITエンジニアの適正がありますよ」といった感じで提案してくれました。
ITエンジニアなんて高卒の僕には縁のない仕事だと思っていましたが、意外と未経験からでも転職できるみたいなんですよね。
結局はWebライターとしてフリーランス独立したのですが、IT・Web系に興味を持ったのはエージェントからアドバイスをもらったからです。
このように、転職エージェントを利用すれば、自分ひとりでは調べようともしない仕事が見つかる可能性があります。無料なので一度は相談してみたほうがいいですよ。
②:求人情報でわからないことを教えてくれる



ブラック企業には絶対入りたくない。でも求人票を見ると全部がブラック企業に見えてしまう。応募するの怖いなぁ…。
こういった不安も転職エージェントを利用すれば解消されます。
なぜなら、転職エージェントは企業の内部事情にも詳しいからです。
転職エージェントは企業の人事・経営層と密に連絡を取り合っていたり、過去に入社した人からフィードバックをもらっていたりします。
そのため、求人情報だけではわからない「リアルな仕事内容」「キャリアアップの様子」「社内の雰囲気」などを教えてくれるんですよね。
また、転職エージェントでは評判を下げないように”ブラック企業の排除”も徹底されています。実際に企業を訪問して労働環境や教育形態の悪い企業とは契約を結ばないそうです。
なので、転職のミスマッチを避けたい・ブラック企業を避けたい方は転職エージェントを使いましょう。
ちなみに、ハローワークの求人はブラック企業が多いので注意してください。理由は以下の記事に書きました。
③:転職活動のあらゆるサポートを受けられる



はじめての転職活動だからどうやって進めればいいのかわからない。面接対策とか職務経歴書の書き方とか不安なことが多すぎる…。転職するのって面倒だなぁ…。
こういった不安も転職エージェントで解消されます。
転職エージェントを利用すれば、以下のサポートを無料で受けられるからです。
- 仕事の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策・日程調整
転職エージェントは、人材を紹介することで企業から報酬を受け取っています。
そのため、僕らは無料でサービスを受けられるし、エージェント側も転職成功に導けるように努力してくれるわけです。
転職エージェントを利用すれば、はじめての転職活動でもスムーズに進められるので利用しない手はないですよ。
ニート・フリーターにおすすめな転職エージェント5選


ここからは、ニート・フリーターにおすすめな転職エージェントを紹介します。
以下の5つはすべてニート・フリーターに特化したサービスなので、経歴に自信がなくても安心して利用できますよ。
- 就職Shop
→人材業界最大手企業リクルート運営 - 第二新卒エージェントneo
→利用者満足度3年連続No.1の実績あり - ウズキャリ
→IT業界への就職に強い・スクールもあり - DYM就職
→スピード感をもって転職活動ができる - ハタラクティブ
→未経験特化のエージェントでは最大手
順番に解説します。
ちなみに、どれを利用するべきか迷うなら「就職Shop」をまずは利用してみてください。
①:就職Shop


就職Shopは、人材業界最大手の「リクルート」が運営する、ニート・フリーター向け転職エージェントです。
リクルートは、求人数No.1を誇る「リクルートエージェント」、求職者の8割が利用する転職サイト「リクナビNEXT」も運営しています。
業界最大手だけあって保有している求人数が多いです。たくさんの選択肢から仕事を選べるのが魅力のサービスですね。
安定感が高いので、とりあえず登録しておきたい転職エージェントでしょう。
\ 人材業界最大手のリクルートが運営 /
②:第二新卒エージェントneo


第二新卒エージェントは、株式会社ネオキャリアが運営する、ニート・フリーター向け転職エージェントです。
日本マーケティングリサーチ機構の、
- 就職・転職の満足度
- オススメしたいエージェント
- 就職・転職相談のしやすさ
の3つでNo.1を獲得しており、利用者満足度が非常に高いサービスとなっています。
口コミを見ると「真面目で丁寧なカウンセリングをするアドバイザーが多い」という評判が多く、このあたりが満足度の高さに表れているのでしょう。
実績豊富な転職エージェントなので、迷ったら登録しておいて損はありません。
\ 利用者満足度3年連続No.1の実績あり /
③:ウズキャリ


ウズキャリは、株式会社UZUZが運営する、ニート・フリーター向け転職エージェントです。
ウズキャリの魅力は、IT業界に強いところですね。
単純にIT企業の求人をたくさん持っているのもそうですが、「ウズウズカレッジ」というITスクールも運営している点がかなり強いです。
ウズウズカレッジから就職をすれば受講料が実質無料になるので「少しでもITの勉強をしてから就職したい」という方はおすすめです。
IT業界に興味のない方は微妙かもしれませんが、少しでも興味があるなら利用してみてください。
もちろん、IT業界以外の求人も保有しています。
\ IT業界への就職に強い・スクールもあり /
④:DYM就職


DYM就職は、株式会社DYMが運営する、ニート・フリーター向け転職エージェントです。
DYM就職の魅力は、スピード感をもって転職活動をできるところですね。
というのも、アドバイザーに体育会系の傾向が強く、応募を迷っているときでも「大丈夫だよ!」と背中を強く押してくれるんですよね。
DYM就職では「最短1週間」で内定を決める人も多いみたいです。
悪くいえば「押しが強い」「急かされる」という感じですが、未経験で正社員をするなら「何でもする勢い」も重要ですからね。
なるべく早く就職を決めたい方にはおすすめなサービスです。
\ スピード感をもって転職活動できる /
⑤:ハタラクティブ


ハタラクティブは、株式会社レバレジーズが運営する、ニート・フリーター向け転職エージェントです。
レバレジーズは未経験特化エージェントの中では最大手にあたる企業。国から事業許可番号を取得しているため安心して利用できるサービスですね。
ハタラクティブ公式サイトによると、利用者の8割が大企業に就職をしているとのこと。
今は終身雇用が守られない時代なので大企業の魅力はだんだん薄れていますが、それでも中小企業と比較するとまだまだ給料や福利厚生面で優遇されています。
また、大企業は教育・研修制度が整っているため、未経験で入社してもすぐに馴染みやすいでしょう。
大企業に就職したいと考える方は、ハタラクティブで求人を探してみてください。
\ 未経験特化エージェント最大手 /
ニート・フリーターが転職エージェントを活用する際のコツ3つ


せっかくなので、転職エージェントをうまく活用するためのコツも解説しておきます。
転職を成功させたいなら以下の3つを意識しましょう。
- 担当のアドバイザーとは本音で話す
- 複数の転職エージェントを利用する
- 絶対に譲れない条件を1つ決めておく
順番に解説します。
①:担当のアドバイザーとは本音で話す
転職エージェントを利用すると「なぜニート・フリーターをしているのか」という質問は必ずされます。
この質問の際に、恥ずかしさから”それっぽい言い訳やウソ”をつきたくなるかもしれませんが、転職に失敗したくないなら本音を隠さず話しましょう。
というのも、本音で話さないと希望する求人を紹介してもらえないからです。
たとえば、うつ病寸前で仕事を辞めたのに、その事実を隠してしまうと再度同じような仕事ばかり紹介されるかもしれませんよね。なので「こういう仕事はしたくない」と意思表示はしっかりしましょう。
転職エージェントもエスパーではないので、あなたの発言から適正を見極めるしかありません。
「理由によっては見下されたり、説教されたりしそう…」という不安もあるかもしれませんが、この記事で紹介したエージェントはニート・フリーターに理解のあるところばかりです。
あなたと同じように「就活で苦しんだ人」が相談に乗ってくれるので、安心して本音を話して大丈夫ですよ。
②:複数の転職エージェントを利用する
転職エージェントは複数登録するのがおすすめです。
理由は以下のとおり。
- 多くの求人をカバーできるから
- 相性のいい担当者を選べるから
- 異なる視点の意見を聞けるから
転職エージェントは非公開求人が多いため紹介された求人しかチェックできません。転職の選択肢を広げるなら少しでも多くの求人に触れたいですよね。
また、担当者が自分の希望業界に詳しいとは限りません。性格も全員が同じではないので、自分と相性のいい担当者を見つけるためにも複数利用したほうがいいでしょう。
さらにいうと、人によって考え方が違うので、より多角的な意見を仕入れるためにも、やはり複数利用はしたほうがいいですね。
というわけで、転職エージェントは最低でも2社は利用しましょう。面倒かもしれませんが、すべて無料なので使わないのは損です。
③:絶対に譲れない条件を1つ決めておく
転職エージェントを複数登録すると、多くの意見に振り回される心配があります。
そこでおすすめなのが、”絶対に譲れない条件を1つ決めておく”です。
たとえば、
- 土日休みは絶対にほしい
- 営業は絶対にやりたくない
- 基本給は最低でも〇〇円
といった感じです。軸が1つあれば振り回されることもありませんよね。
ポイントは、「譲れない条件は1つだけ、あとは妥協する」です。
というのも、未経験で転職する場合は条件面でどうしても妥協しないといけなくなるんですよね。ニート・フリーターは転職市場で不利なので仕方のないことです。
完璧を求めると転職活動が長引くし、かといって何でもOKだと転職にミスマッチが生まれます。
なので、転職活動では絶対に譲れない条件を1つだけ決めておきましょう。
ちなみに僕は「コミュニケーション能力が求められる仕事でなければ何でもいい」という感じで仕事を探しました。
ニート・フリーターの転職についてよくある質問


ここからは、ニート・フリーターからの転職活動でよくある質問にお答えします。
転職活動に不安のある方は参考にしてください。
- 転職エージェントって本当に無料なの?
- 転職エージェントの登録から内定までの流れは?
- 30代のニート・フリーターでも就職できるの?
- ニート・フリーターから就職しやすい職種は?
- ニート・フリーターは資格を取ったほうがいい?
①:転職エージェントって本当に無料なの?
転職エージェントは完全無料です。
なぜ無料なのか?というと、転職エージェントは人材を紹介した企業から報酬をもらっているからです。
企業に採用がひとり決まるごとに、転職者の年収の30~40%を報酬として受け取っていると言われていますね。
ちなみに、「報酬のために無理やり転職させられそう…」と心配かもですが、転職者がすぐに辞めた場合は報酬を返金しなければいけない仕組みになっているため大丈夫ですよ。
②:転職エージェントの登録から内定までの流れは?
転職エージェントの登録から内定までの流れは以下のとおりです。
- 会員登録
- 担当者と面談
- 求人紹介
- 書類作成・面接対策
- 企業と面接
- 内定
詳しくは各エージェントの公式サイトに書かれてあるのでチェックしてみてください。
③:30代のニート・フリーターでも就職できるの?
30代前半までなら可能です。
一般的に35歳を超えると未経験転職は厳しいと言われていますね。
ただ、業界や職種によっては年齢・経歴不問のところもあるかもしれません。まずは転職エージェントに相談してみてください。
④:ニート・フリーターから就職しやすい職種は?
ニート・フリーターからでも就職しやすい職種は以下のとおり。
- 工場勤務
- 引っ越し屋
- 介護職
- 清掃業
- 警備員
- 営業職
- 飲食店スタッフ
- トライバー
- コールセンター
- プログラマー
上記はニート・フリーターでも転職しやすい職種と言われています。
詳細は以下の記事でまとめているので参考にしてください。
⑤:ニート・フリーターは資格を取ったほうがいい?
資格は必要ありません。
資格を取らないとやりたい仕事ができないなら別ですが、なんとなくで資格を取るなら時間とお金を無駄にするだけです。
というのも、資格だけ持っていても就職できる保証はないんですよね。
これは自動車運転免許と同じです。運転免許を持っている全員が首都高を運転できるか?というと違いますよね。仕事も同じで「資格を持っている=仕事ができる」という判断にはなりません。
とくにニートやフリーターは実務能力に疑問を持たれやすいので、カンタン資格だけ持っていても意味ありません。
もちろん国家資格レベルなら別ですが、国家資格の取得までには膨大な資金と時間が必要です。それはらプログラミングスクールに通ったほうが効率いいですよ。
資格を取得するくらいなら、少しでも若いうちに転職活動をしたほうがいいですよ。
まとめ:ニート・フリーターから抜け出したいなら転職エージェントを活用しよう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ニート・フリーターに特化したおすすめ転職エージェントを紹介しました。
もういちど振り返りましょう。
- 就職Shop
→人材業界最大手企業リクルート運営 - 第二新卒エージェントneo
→利用者満足度3年連続No.1の実績あり - ウズキャリ
→IT業界への就職に強い・スクールもあり - DYM就職
→スピード感をもって転職活動ができる - ハタラクティブ
→未経験特化のエージェントでは最大手
ニートやフリーター歴が長くて「経歴に自信がない…」という方でも、転職エージェントを活用すれば正社員になれます。
今は少子高齢化でどの企業も人手不足に悩んでおり、教育コストをかけてでも人材確保に必死です。
とはいえ、未経験で転職しやすいのは35歳くらいまで。年齢を重ねるほど転職は不利になります。
「もっと早く動けばよかった…」と後悔しないように、なるべく早く転職活動を始めましょう。
転職エージェントは完全無料です。あなたに損は一切ないので迷っている時間がもったいないですよ。
というわけで、記事は終わりです。ここまで読んでくださるほど転職活動に前向きなあなたなら絶対にうまくいきます。頑張ってください。応援しています。