
MacBookに保護フィルムとかキーボードカバーとかって必要かな?長く大切に使いたいけどMacBookって傷つくことなさそうだしなぁ。でも周りを見ると保護してる人が多い迷う…。
こういった疑問にお答えします。
MacBookを大切に使いたい人は「保護フィルム」や「キーボードカバー」が必要と感じるかもしれません。
しかし、MacBookには保護フィルムもキーボードカバーも不要です。
保護したい気持ちもわかりますが、保護フィルムにもキーボードカバーにもデメリットがあるため僕はおすすめしません。
この記事では、MacBookに保護フィルムとキーボードカバーはいらない理由、MacBookを大切に使いたい人におすすめな守り方を解説します。
僕はMacBookユーザー歴5年ほどです。
最初の1年はガチガチに保護していましたが、必要性を感じなかったので剥がしました。
記事を読めば、MacBookに保護フィルムを貼るべきか、キーボードカバーをつけるべきかが明確になるはずです。
一個人の意見ですが、MacBookに保護フィルムを貼りたくない方は参考にしてください。
MacBookに保護フィルムはいらない3つの理由


まずは、保護フィルムについて解説します。
MacBookに保護フィルムはいらない理由は以下の3つです。
- Macの魅力を失うから
- コーティングが剥がれるから
- そもそも傷つく場面がないから
もちろん、利用環境によって保護フィルムを貼ったほうがいい場合もあります(自宅で猫を飼ってるとか、野外で作業することが多いとか)。
ですが、ほとんどの人はMacBookに保護フィルムはいらない、むしろ貼らないほうがいいです。
では、順番に解説します。
①:Macの魅力を失うから
MacBookの魅力は、高解像度で色彩表現の豊かな「Retinaディスプレイ」です。
画素密度は通常のディスプレイのおよそ2倍。この美しいディスプレイに惹かれてMacBookを購入した人が多いのではないでしょうか。


そんな美しいMacのディスプレイも保護フィルムを貼ってしまうと台無しになります。
具体的には以下のとおり。
- グレアフィルム(光沢あり)
→自分の顔や背景の映り込みが激しくなる - アンチグレアフィルム(光沢なし)
→画面全体が白っぽくなる。色味が変わる
ちなみに、以前の僕はアンチグレアフィルム(光沢なし)を貼っていました。その様子は以下のとおり。


そして、以下が保護フィルムなしのMacBookです。


写真では伝わりにくいかもですが、実際の目で見てみると色味がだいぶ違います。
写真や映像を編集するなら、保護フィルムの有無で仕上がりに結構な差が生まれますよ。
MacBookはノートPCの中でも非常に高価です。また、使いやすさでいえばWindowsのほうが優っています。
そんなMacBookをなぜあなたは購入したのですか?Macの鮮やかなディスプレイに心を奪われたからではないんですか?
Macの購入動機をもう一度考えると、保護フィルムは貼るべきではないと気がつくはずです。
②:コーティングが剥がれるから
MacBookのディスプレイには、画面の映り込みを低減する「反射防止コーティング」がされています。
この反射防止コーティングはかなりデリケートで、結構カンタンに剥がれてしまうみたいなんですよね。過去にははステインゲート問題として騒がれました。


反射防止コーティングが剥がれると、画面の映り込みが激しくなるし、傷や汚れがつきやすくなります。
コーティングが剥がれる原因は、画面の拭きすぎやアルコールクリーナーの使用などが挙げられますが、ここで注目するのは「保護フィルムと一緒に剥がれる可能性もある」ということです。
保護フィルムを貼ったものの画質が気に入らなくて剥がす人も多いでしょう。その際に保護フィルムの粘着部分がコーティングを剥がしてしまうわけです。
参考記事:https://yohei.hatenadiary.com/entry/macbook_film_ekisyou_hogo_noneed
つまり、MacBookに保護フィルムを貼るとカンタンに剥がせなくなるんですよね。
また、一度剥がれたコーティングを復活させる方法はありません。無償交換できるのは2017年以前のモデルのみです。
まぁこのコーティング剥がれは真偽が定かではないので個人の判断でいいと思いますが、安易に保護フィルムを貼るのはやめておいたほうがいいと僕は思いました。
③:そもそも傷がつく場面がないから
そもそもの話をしましょう。MacBookのディスプレイに傷がつく場面っていつですか?
想像力が足りないだけかもですが、僕はまったく思いつきません。
- MacBookは画面を閉じて持ち運ぶ
→カバンの中でも画面に傷はつかない - MacBookはタッチパネルではない
→指紋で画面が汚れることもほぼない - MacBookは歩きながら使用しない
→落として傷をつけることもまぁない
いくら考えてもMacBookの画面を保護する理由が見当たりません。
iPhoneやiPadならまだわかるのですが、MacBookに保護フィルムは過保護だと思いますよ。
保護フィルムを貼られたMacBookはきっと以下のように思っているでしょう。
MacBookに保護フィルムを貼ると、画質が下がるし、剥がしてくても剥がせなくなるし、何もいいことはありません。
そもそも守る必要がないなら保護フィルムなんて不要ですよね。
MacBookにキーボードカバーはいらない3つの理由


MacBookにはキーボードカバーも不要です。
理由は以下の3つ。
- 使い込むと見た目が汚くなるから
- 閉じたときに画面に跡がつくから
- 指が引っかかって打ちにくいから
①:使い込むと見た目が汚くなるから
MacBookの筐体デザインに惹かれた人は多いと思います。
しかし、キーボードカバーをつけるとデザインが残念なことになるんですよね。
以下の写真をご覧ください。


上記はキーボードカバーをつけて1ヶ月ほど使いこんだ状態です。使いこむと摩擦で汚くなるんですよね。
「透明じゃないカバーを選べばいいんじゃない?」と思うかもですが、ほかのカバーは最初からデザインが微妙なものばかりで僕は使う気になれませんでした。
繰り返しますが、なぜ高価なMacBookをわざわざ買ったのかもう一度思い出してください。
せっかくデザインが優れているMacBookもキーボードカバーをつけてしまうと「ただのパソコン」になってしまいますよ。
ただのパソコンならWindowsを選んだほうがいいと思いませんか?
②:閉じたときに画面に跡がつくから
MacBookは薄いデザインを実現するために、画面とキーボードのスキマを極限まで省いています。
そのため、キーボードカバーを挟んでしまうと、当然ながら画面に干渉するんですよね。
キーボードカバーには皮脂汚れがたくさん付着しています。それが画面につくことを想像してください。僕は耐えられませんでした。
「画面の汚れは毎回拭けばいい」と考える人もいるかもですが、MacBookの画面はあまり強く拭くとコーティングが剥がれます。前半で解説しましたね。
「キーボードカバーは都度着脱すればいい」と考える人もいるかもですが、きっとだんだん着脱が面倒になって使わなくなるのがオチですよ。
試しに使ってみるのは全然ありですが、ほとんどの人はお金を無駄にするだけなので僕はおすすめしません。
③:指がひっかかって打ちにくいから
キーボードカバーを使うと、タイピングにも悪影響がでます。
キーボードカバーはシリコン素材を使用しているため、とにかく指が引っかかって打ちにくいんですよね。
たとえば、スムーズに次のキーに指を移せなかったり、カバーが外れてしまったりします。
キーボードを保護するのは大事かもですが、カバーによって作業性が悪くなったら意味ないですよね。
そんなわけで、MacBookにキーボードカバーは不要です。
MacBookを保護アクセサリーなしで守る方法


MacBookに保護アクセサリーはいらないです。
とはいえ、「もし画面をぶつけて割ったら…」「もしキーボードに飲み物をこぼしたら…」「画面やキーボードの汚れはどうすればいいんだ…」と不安な人もいますよね。
そんな人は以下の3つがおすすめです。
- MacBookの破損・故障対策
→モバイル保険に加入する - キーボードの埃詰まり対策
→エアダスターで埃を吹き出す - 画面やキーボードの汚れ対策
→ウェットシートで拭く
①:モバイル保険に加入する


「もし画面が割れたら…」「もしキーボードに飲み物をこぼしたら…」と不安な人もいるでしょう。
そんな破損・故障が怖い人は「モバイル保険」に加入するのがおすすめです。
モバイル保険とは、スマホ・タブレット・ノートPCなどのモバイル機器の修理補償をしてくれるサービスです。
MacBookの補償サービスといえば「AppleCare+」が定番ですが、コスパがいいのは断然モバイル保険ですよ。
モバイル保険の特徴は以下のとおり。
- 月700円で3台まで入れる
- 自己負担額0円で修理できる
- Webから5分で手続きできる
保険料は月700円ですが、3台加入させると実質月233円になります。AppleCare+よりも圧倒的に安いですよね。
個人的には半年だけ加入してみて、保険なしでも平気なら解約…みたいな運用がおすすめです。
\ 万が一の故障は保険で守ろう /
②:エアダスターで埃を吹き出す


「キーボードカバーがないと埃が詰まりそうだな…」と心配な人もいますよね。
キーボードの埃詰まりによる故障が怖いなら、エアダスターで定期的に掃除するのがおすすめです。
エアダスターは、細いノズルから強力なガスを噴出することで埃や塵を噴き出してくれます。
「逆にキーボードが故障するんじゃないの?」と思うかもですが、エアダスターの使用はApple公式でも推奨されているので問題ありません。
週に1回でもメンテナンスしてあげると、キーボードに埃やゴミが詰まることはないので試してみてください。
③:ウェットシートで汚れを拭く


「画面とかキーボードが汚れたら嫌だな…」と感じる人は、ウェットティッシュで定期的に拭けばOKです。
クリーニングクロスでもいいのですが、ウェットティッシュのほうが軽い力で拭き取れるのでコーティング剥がれ対策になります。
汚れが気になるときに拭き取れば、いつでも新品同様のMacBookを使えますよ。
前半で書きましたが、アルコールを含むクリーナーで画面を拭くとコーティングが剥がれます。
また、一般的なクリーニングクロスでも強い力でガシガシ拭くとコーティング剥がれの原因になるそうです。
画面やキーボードを拭くときは、ウェットティッシュ(ノンアルコール)を使いましょう。


まとめ:MacBookに保護アクセサリーは不要です
最後まで読んでいただきありがとうございます。
MacBookに保護フィルムとキーボードカバーがいらない理由を解説しました。
もう一度振り返ると以下のとおり。
- Macの魅力を失うから
- コーティングが剥がれるから
- そもそも傷つく場面がないから
- 使い込むと見た目が汚くなるから
- 閉じたときに画面に跡がつくから
- 指が引っかかって打ちにくいから
MacBookを大切に使いたい人は保護したくなるかもしれません。
しかし、MacBookに保護アクセサリーをつけてしまうと、それはもうMacBookではなくなります。
MacBookを大切に使いたいなら、何もつけずにありのまま使うのが一番だと僕は思いますよ。
どうしても破損や故障が怖いなら「モバイル保険」があります。MacBookは裸で使いましょう。
\ 故障が怖いなら保険で守ろう /

