もしも、すべてを失ったとして。あなたはどのモノを買い直しますか?
僕にとってのモノ選びは、単なる消費ではなく、暮らしを整えるための作業です。
本当に必要なものは何か。なぜそれを選ぶのか。そんな問いを繰り返しながら、手元に残っていったモノたちがあります。
もう一度すべてを選び直すとしても、きっと同じものに手を伸ばす。そんな「何度でも買い戻したい」と思えるアイテムをまとめました。
夜を楽しみに変える真鍮の灯り「Ambientec Turn」

僕がいちばん気に入っているアイテムが、この照明です。
約6万円とかなり高価ですが、食事や寝る前の読書タイムを、少しだけ贅沢にしたくて購入しました。


実は最初、Amazonで見つけたコピー商品を使っていたんですよね。見た目もそれなりで、「これで十分かも」と思っていました。
ただ、ある日ふらっと立ち寄ったインテリアショップで本物を見てしまいまして。その美しすぎる佇まいがずーっと頭に残るようになりました。
光の柔らかさや広がり方、真鍮の重みと質感。どれも写真では伝わらない部分で、思っていた以上に“別物”だったんですよね。

その場では買わなかったものの、帰ってからも気になり続けてしまう。結局、「一度ちゃんと使ってみたい」と思って購入を決意しました。
今では我が家のシンボルのような存在です。夜はこの灯りひとつで過ごすことも多く、電気代の節約という意味でも買ってよかったと感じています。
なくてもいい要素が愛着になる「BALMUDA The Pot」

朝のコーヒータイムに欠かせないのが、この電気ケトル。気づけば、もう5年ほど僕の朝を支え続けてくれています。
正直に言えば、温度調整はできないし、容量も600mlとそこまで多くありません。お湯を沸かすだけなら他に選択肢はいくらでもあるでしょう。

それでも僕が手放さず、使い続けている理由は「デザイン」にあります。
- ブラックで統一されたシンプルなカラー
- 手に馴染むマットな質感
- すっと伸びたノズルの美しい曲線
- キッチンに出しっぱなしでも気にならないサイズ感
生活感が出やすい電気ケトルというジャンルで、これほど「置いておきたい」と思えるものは、なかなかありません。

そして、いちばん気に入っているのが「電源ランプ」です。
スイッチを入れると、オレンジ色の光がふわっと灯る。それだけのことなんですが、この一瞬で「今日も頑張ろう」と活力が生まれるんですよね。
スペックや機能性だけで選ぶなら、誰もがこのケトルを選外にするはずです。電源ランプなんて「そんなのいらないから安くして」と真っ先に言われてしまう要素でしょう。
でも、暮らしを豊かにしてくれるのは、案外こういう「なくてもいいけど、あったら嬉しい要素」だったりするんですよね。
料理のハードルをグッと下げる「フライパンジュウ」

自炊したいけど、洗い物や片付けを考えると気が重くなる。気づけば外食やコンビニに頼ってばかり。
そんな流れを変えてくれたのが、このフライパンです。

調理して、そのまま皿として使える。たったそれだけのことなんですが、洗い物がひとつ減るだけで、料理に対する心理的なハードルがかなり下がるんですよね。
また、鉄製のフライパンは火の通りが良いのもポイントです。肉や卵を弱火でじっくり焼くだけで、「なんだこれは…!?」と驚くほど美味しく仕上がります。

特別なことをしなくても、ちゃんと満足できる味になる。この安心感があるだけで、「とりあえず焼くか」と思えるようになりました。
結果的に、仕事で疲れているときでもキッチンに立つハードルが下がり、外食やコンビニに頼る回数も自然と減っていきました。

さらに、使い込むほど油が馴染んで、焦げつきにくくなっていく。そんな育てる楽しさがあるのも、鉄フライパンならではの魅力です。
現在はSサイズを愛用していますが、もう少し料理の幅を広げるためにサイズアップも検討しています。
大画面を身軽に持ち運ぶ「MacBook Air 15インチ」

僕の仕事を支えてくれているのは、MacBook Air 15インチです。
持ち運びやすさを優先して13インチを使っていた時期もあるのですが、長時間作業していると、どうしても画面の狭さが気になり買い替えました。
実際に使ってみると、15インチの余裕は想像以上でした。
複数ウィンドウを開いても窮屈さがなく、AIと相談しながら原稿を書いたり、資料を同時に参照したりといった作業がかなりスムーズになります。
今では外部ディスプレイも手放して、MacBook一台で完結する環境に。

自宅でも出先でも同じ作業環境を持ち運べるので、余計な準備や切り替えが減りましたね。
持ち運びについても、Airの薄さと軽さなら問題ありません。「大画面=据え置き」という感覚が、この一台でいい意味で崩れた気がします。
もう、これなしで作業はできない「MOFT ノートパソコンスタンド」

ノートパソコンは便利ですが、そのまま使うと目線が下がり、どうしても猫背になりがちです。それが長時間続くと、首や肩への負担は相当なものになります。
そこで使い始めたのが、このスタンド。ノートPCの裏に貼り付けておけるタイプなので、必要なときだけサッと立ち上げられます。

以前は「MacBookの裏には何も貼りたくない」と、折りたたみ式のスタンドを使っていた時期もありました。ただ、出す・しまうのひと手間が思っている以上に煩わしいんですよね。
その点、貼り付けタイプは余計な動作がゼロ。どこにいても即作業できる状態になっているのが便利で、MOFTが定着しました。
使用感や耐久性にも特に不満はなく、15インチのMacBook Airに貼り付けてもガタつくことはありません。貼り直しもできるので、先代の13インチと合わせて5年ほど使い続けています。
インプット時間に欠かせない相棒「iPad mini」

iPad miniも、読書や情報収集に欠かせないデバイスです。
以前は「スマホで十分じゃないか」と思っていたのですが、iPad miniの有無ではインプットの質に大きな差が生まれると気がつきました。
というのも、スマホは画面が狭くて目が疲れやすいし、SNSや連絡アプリに気を取られて、集中力が続きにくいんですよね。読書をしていても、意識の半分は外にあるような感覚があります。

その点、iPad miniは読書や情報収集に特化した使い方ができます。
SNSアプリは入れず、通知も最小限に。そうすることで、手に取るたびに「インプットする時間」へと自然に切り替わるようになるんですよ。
Kindleでの読書だけでなく、漫画を見開きで楽しめるのも良いところです。
ちなみに、11インチを使っていたこともあります。ただ、MacBookと一緒に持ち運ぶことも多いため、僕にはminiサイズが合っていました。
音楽に浸る楽しさを呼び戻してくれた「Sennheiser MOMENTUM 4 Wireless」

音楽を聴いていないと作業に集中できない。そんな僕にとって、ヘッドホンは欠かせない存在です。
以前は、手軽さ重視でイヤホンを使っていたのですが、このMOMENTUM 4 Wirelessに出会ってから、ヘッドホンにばかり手が伸びるようになりました。

最近のワイヤレスイヤホンは音質もかなり進化していて、正直不満はほとんどありません。
ただやっぱり、ドライバーサイズに余裕のあるヘッドホンで聴く音は別物だと感じます。
低音の厚み、音の広がり、楽器ひとつひとつの輪郭。ただ「きれいに聴こえる」だけでなく、「音楽に包まれる」感覚を味わえるんですよね。

特にSennheiser(ゼンハイザー)の音作りは、低音の迫力もさることながら、その場で演奏しているような”生っぽさ”が際立っています。
SONY、BOSE、Bowers & Wilkinsなど、さまざまなブランドを聴き比べた結果、僕の耳にはSennheiserが合っていました(2026年現在も評価は変わらず)。
正直、ノイズキャンセリングの性能は他社のフラッグシップ機と比べて弱めです。ただ、それを補って余りあるほど、音楽を聴く体験そのものを豊かにしてくれるんですよね。

USB-Cで有線接続をすると、さらに音の解像度が一段上がって、細かいニュアンスまでしっかり聴き取れるようになります。
聴き慣れたはずの曲なのに、「こんな音も入っていたんだ」と気づくことも多い。そんな小さな発見が、音楽を聴く時間をもう一度楽しみにしてくれました。
一日の終わり、Ambientec Turnの灯りを点けて、このヘッドホンで音楽に浸る。それが、今の僕にとって最高に贅沢な時間です。
シルクの温もりに包まれる幸福「Salua ホットアイマスク」

デスクワークが続くと、どうしても避けられないのが「眼精疲労」です。
目が疲れていると、頭まで痛くなってきて仕事に集中できなくなります。なので、休憩時間や就寝前にはホットアイマスクでしっかり休めています。
最初は「使い捨ての蒸気アイマスク」を使っていましたが、毎日使うとなるとコストも気になるし、開封のひと手間も地味に面倒で続かなかったんですよね。

そこで、充電式で繰り返し使える、Salua(サルア)のホットアイマスクに切り替えました。
1回の充電で30分×2〜3回ほど使用可能。休憩中に一度、就寝前にもう一度、という使い方でも充電切れを心配しなくていいのがありがたいです。
特に気に入っているのが、シルク素材のやわらかな肌触り。じんわりと温まっていく心地よさも相まって、そのまま寝落ちしてしまうことも珍しくありません。
デスクワークの疲労度を激変させた「Alvisto エアースリッパ」

長時間の座りっぱなし作業は、健康に良くないだけでなく、どうしても集中力が切れやすくなります。
スタンディングデスクを導入したのですが、今度は別の問題が出てきました。立ち続けていると、足裏が痛くなってくるんですよね。
そこで試してみたのが、Alvisto(アルビスト)です。「Amazonのスリッパ部門で1位」という評価を見て買ってみたのですが、これが期待以上でした。

ソールにエアークッションが内蔵されており、足裏への衝撃をしっかり吸収してくれます。ただ柔らかいだけでなく、適度な反発で沈み込みすぎないのも良いところです。
さらに、土踏まずにフィットする人間工学的なデザインになっているので、足全体で支えられているような安定感があります。

このおかげで、立ち作業でも疲れにくくなり、スタンディングデスクを無理なく続けられるようになりました。
デスク環境というと机や椅子に目が行きがちですが、「足元を整えることも同じくらい大事」だと教えてくれたアイテムです。
バックパック沼のひとつの終着点「Aer City Pack Pro 2 20L」

理想のバッグを探し求め、いくつもの製品を試しては買い替える。
そんな沼にハマっていた僕にとって”ひとつの終着点”になったのが、Aer City Pack Pro 2 20Lです。
これまで選んできたバッグも良い製品ではあったのですが、日常と旅行で兼用するにはサイズが微妙だったり、使い勝手は良くてもデザインが惜しかったり。どこか妥協が生まれていました。
その点、このバッグは妥協することなく選べたんですよね。

20Lの容量は日常使いでも“背負わされている感覚”がなく、見た目もすっきり。それでいて、ミニマリストであれば2〜3泊の旅行にも余裕で対応できます。
PCやガジェット類も整理しながら収納できる構造になっていて、ポケットの配置も直感的。バッグの中で迷うことがありません。

さらに、ショルダーハーネスや背面の作りもしっかりしていて、荷物が増えても肩への負担を感じにくいのもありがたいポイントです。
容量・機能・デザイン。どれかを取ればどれかを諦める…という感覚がこのバッグにはありませんでした。おそらく、壊れるまで使い続けるんじゃないかなと思います。
旅とサウナの必需品「HOLICC PackBag+」

着替えやタオルを持ち運ぶ際に欠かせないのが、HOLICC(ホリック)のPackBag+です。
いわゆる「圧縮バッグ」と言われる製品で、ファスナーをグルっと一周閉じるだけで、かさばる衣類のボリュームをしっかり抑えてくれます。
僕がバックパックひとつで旅行できるのは、このアイテムのおかげと言っても過言ではありません。
…と、ここまでは普通の圧縮バッグと変わらないのですが、PackBag+の真骨頂は「2部屋構造」と「ショルダーバッグ形態」にあります。

まず内部が仕切られているので、着替えと使用済みの衣類を分けて収納できるんですよ。片側は止水でサウナ後の濡れたタオルも気にせず持ち運べます。

さらに、付属のストラップをつければ、そのままショルダーバッグとしても使用可能。パッキングに使っていたバッグが、そのまま街歩き用のバッグに早変わりします。
この“役割が切り替わる”のがかなり便利で、わざわざサブバッグを持ち歩く必要がなくなりました。まさにミニマリスト向けのアイテムです。
クローゼットに規律を与える「drip oneger」

我が家に衣類の収納ケースはありません。その代わり、持っている服はすべてこのoneger(ワンガー)に掛けて管理しています。
これ一本にシャツもパンツも掛けられるのが便利で購入しました。15本だけ用意し、このハンガーに掛けられない服は持たないと決めています。
金属製である点には賛否があるようですが、個人的には「良いものを使っている」という感覚があって気に入っています。
生活感を閉じ込める「山崎実業 マグネットティッシュケース」

ティッシュって、どうしても生活感が出てしまいますよね。
どれだけインテリアにこだわっても、むき出しのティッシュ箱がひとつあるだけで雰囲気が壊れてしまいます。
とはいえ、日常的に使うものだからこそ、すぐ手の届く場所には置いておきたい。そのちょっとした悩みを解消してくれたのが、山崎実業のマグネットティッシュケースでした。

見た目がシンプルになるのはもちろん、マットで重厚感のある質感によって安っぽさも感じません。どんなインテリアにも馴染むデザインです。
さらに、マグネットで冷蔵庫や机の脚、玄関やキッチンなどに貼り付けられるので、机の上を占領することもなくなります。

磁力もかなり強く、ティッシュを引き抜いてもズレ落ちることはありません。
視界に入るノイズが減るだけで、自宅での仕事やリラックスタイムが整います。地味なアイテムではありますが、素直に買ってよかったと思える一品でした。






