リクナビNEXTはブラック企業ばかり登録しているって評判だけど本当なのかな?仕事探しをしたいけど大丈夫かな…。
このような疑問にお答えします。
- リクナビNEXTはブラックばかりと言われる3つの理由
- リクナビNEXTでブラック求人を見分ける3つの方法
結論からお伝えすると、リクナビNEXTにブラック企業が多いのは事実です。
しかし、転職サイトはどこを利用してもブラック企業が紛れ込んでいます。
これは転職サイトの性質上の問題です。
リクナビNEXTが悪いわけではありません。
リクナビNEXTを含めて、転職サイトを利用するなら「ブラック企業を見分ける力」が重要になります。本記事で解説しますので、ぜひ参考にしてください。
リクナビNEXTはブラックばかりと言われる3つの理由
なぜリクナビNEXTはブラック求人ばかりと言われるのか?
その理由は以下の3つです。
- 低コストで求人募集ができるから
- 転職サイトはあくまで広告だから
- シンプルに利用者の数が多いから
順番に解説します。
①:低コストで求人募集ができるから
リクナビNEXTにブラック企業が紛れてしまうのは「求人掲載費用が安いから」です。
リクナビNEXTに求人を掲載するには20万円ほどの費用が必要ですが、これくらいの金額であればどの企業でも支払えそうですよね。
つまり、転職サイトはお金がないブラック企業でも求人掲載がしやすい…ということになります。
リクルートエージェントの場合、企業は採用者の年収から30%ほどをエージェントに支払う必要があります。100万円以上になるのでブラック企業はなかなか掲載できません。
そのため、リクナビNEXTにブラック企業が紛れてしまうのは仕方のないことなんですよね。
ちなみに「ハローワーク」は求人掲載費用が無料です。それを考えると…もうわかりますよね。
②:転職サイトはあくまで広告だから
リクナビNEXTは何でブラック企業の求人も載せるの?サービスの評価が下がるし排除したほうがよくない?
そんな疑問が浮かんできますよね。
しかし、リクナビNEXT側からすると求職者の気持ちはあまり考える必要がないんですよ。
なぜなら、リクナビNEXTは「企業から掲載費用をもらえればそれでOK」だから。
リクナビNEXTは企業からの求人掲載費用で成り立っている営利企業です。
なので、少しでも多くの企業から求人掲載依頼を受けたほうが得策というわけです。
転職サイトにある求人はあくまで「広告」に過ぎません。
そのため、明らかにブラック企業だとわかっていても知らんふりをするわけです。
転職サイトにとっては「ブラック企業を排除する=利益が減る」わけですから、リクナビNEXTからブラック企業が消えることはありません。
③:シンプルに利用者の数が多いから
転職サイトはマイナビ転職、doda、エン転職などたくさんあります。
その中でも「リクナビNEXTはブラックが多い」と言われるのは、シンプルに利用者が多いからです。
リクナビNEXTは転職者の8割が利用しています。
つまり、転職サイトを代表してリクナビNEXTがいろいろ言われているだけです。
先述したとおり、転職サイトにブラック求人が多いのはビジネスモデルが原因。ほかの転職サイトを利用しても同じなので、リクナビNEXTだけが悪いわけではありません。
また、ネットの意見というのは悪評が目立ちやすいものです。
満足している人はあまり書き込まないですよね
なので、「リクナビNEXTはブラックばかり」というのは気にしなくて大丈夫です。
リクナビNEXTでブラック求人を見分ける3つの方法
リクナビNEXTをはじめ、転職サイトには少なからずブラック求人があります。
じゃあどうすればいいんだ…という方のために「ブラック企業を避ける方法」をまとめました。
転職サイトを利用するときは以下の3つに注意しましょう。
- 口コミや評判を調べる
- 要注意フレーズを探す
- 長期掲載求人は避ける
上記を意識すればブラック求人を避けることができます。順番に見ていきましょう。
①:口コミや評判を調べる
応募したい求人が見つかったら、その企業の口コミや評判を調べてみましょう。
口コミや評判を見ると、
- 給料や福利厚生について
- 残業時間について
- 社内の雰囲気について
など、求人情報だけではわからないリアルな実態が把握できます。
ネットで検索するのも良いですが、検索サイトは気軽に投稿できるぶんウソや悪評が目立ちやすいです。
ライバル企業がウソの悪評を書き込む…なんて噂もありますからね。
なので、口コミや評判を調べるなら、ユーザー登録の必要な「転職会議」がおすすめ(無料です)。
もちろんすべてを鵜呑みにするのはダメですが、参考にはなります。
②:要注意フレーズを探す
求人票のフレーズに注目するのもひとつの手です。
ブラック企業というのは「求人が魅力的に見えるような甘いフレーズ」をよく使っています。
たとえば以下のとおりです。
- 努力次第で年収〇〇万円!
→頑張っても上がらない可能性もある - 経験よりもやる気を重視!
→ノルマが厳しく精神論を強いられる - 成長できる職場環境です!
→業務負担が大きくかなり働かされる - 若い人が活躍しています!
→離職率が高くて社員がすぐに辞める - アットホームな職場です!
→仕事ばかりでプライベートが消える
こういったフレーズを見つけたら要注意です。
疑いすぎて動けなくなるのも良くないですが、基本的に情報は疑ってチェックしましょう。
とくに「専門スキルが必要ないのに年収が高い」のはブラック労働を強いられるだけです。
③:長期掲載求人は避ける
年中ずっと求人掲載している企業も避けたほうが無難でしょう。
ずっと掲載しているということは、それだけ人が辞めるからです。
つまり、離職率が高いといえるのでブラック企業の可能性があるんですよね。
長期掲載している求人かどうかはすぐにはわからないので、転職サイトにはなるべく早めの登録がおすすめです。
日頃から求人チェックをしていれば、年中求人を募集しているブラック企業を避けられます。
僕は仕事の休憩時間に「引っ越し先を探す感覚」で求人を見ていました。無料だし暇つぶしになるので見てみてください。
どうしても不安なら「転職エージェント」を利用しよう
転職活動ってはじめてだし何をしたらいいかわからない…。
ブラック企業を見分ける自信もないし不安だな…。
このような場合は、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントを利用すれば、以下のメリットを受けられます。
- 豊富な知見から求職者に合う仕事を提案してくれる
- 企業のリアルな仕事内容や雰囲気を教えてくれる
- 書類作成や面接対策のサポートをしてくれる
上記のようの仕事紹介から内定までを「すべて無料」でサポートしてくれます。
僕も利用しましたが、自分では思いつかない仕事を提案してくれて面白かったです。
相談だけでも大丈夫なので「転職するかまだわからない…」という場合でも気軽に利用できます。
大手のリクルートエージェントであれば、無理やり転職を勧められることもありません。転職を検討しているなら、ぜひ一度利用してみてください。
リクナビNEXTを利用するならブラック企業をしっかり見分けよう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
リクナビNEXTはブラックばかりと言われる理由を解説しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- 低コストで求人募集ができるから
- 転職サイトはあくまで広告だから
- シンプルに利用者の数が多いから
リクナビNEXTにブラック求人が紛れ込んでいるのは事実ですが、これは転職サイトのビジネスモデル上、仕方のないことです。
結局、どのサービスを使ってもブラック求人はあるので、自分で求人を見分ける力を身につけるしかありません。
そのためにも、さまざまな求人をチェックしましょう。