リクナビNEXTはブラックばかりって本当?ホワイト企業を見極める3つのコツ

「リクナビNEXTにはブラック企業が多い」

ネットの口コミでそんな言葉を目にすると、不安になってしまいますよね。

結論からお伝えすると、残念ながらリクナビNEXTにブラック企業が紛れ込んでいるのは事実です。

ただし、それはリクナビNEXTに限った話ではありません。どの転職サイトにも一定数は存在してしまうのが求人業界の現実なんです。

中野

転職サイトは企業が掲載費を払えば求人を出せる仕組みのため、すべてを完全に精査するのは難しいんですよね…。

つまり、転職の失敗を避けるには、どのサイトを使うかよりも「自分自身でブラック求人を見分ける力」を身につけることが重要になります。

僕自身も転職活動を始めたばかりの頃は、求人票のキラキラした言葉に何度も惑わされました。

ですが、危ない求人には「共通点」があります。その視点を持ってからは、怪しい企業をスルーして、自分に合った求人だけを効率よく探せるようになりました。

この記事では、リクナビNEXTでホワイト企業を賢く見極める3つのコツを紹介します。少しでも安心して転職活動をしたい方は参考にしてみてください。

Contents

なぜリクナビNEXTはブラックばかりと言われてしまうのか

まずは「なぜリクナビNEXTはブラック求人ばかりと言われてしまうのか」について解説します。

冒頭でもお伝えしたとおり、実はこのネガティブな口コミの背景には、転職サイトの仕組み上の理由が大きく関わっています。

決してリクナビNEXTだけが悪いわけではなく、構造上どうしても避けて通れない部分があるんです。

理由は大きく分けて以下の3つです。

  1. 企業が「低コスト」で求人を出しやすいため
  2. 転職サイトはあくまで「広告」であるため
  3. リクナビNEXTは「日本最大級の転職サイト」であるため

それぞれ順番に解説しますね。

①:企業が「低コスト」で求人を出しやすいため

リクナビNEXTにブラック企業が紛れ込んでしまうのは、求人掲載のハードルが低いためです。

プランにもよりますが、求人掲載には20万円前後の費用がかかるとされています。リクナビNEXTに限らず、他の転職サイトも同じような価格帯です。

出典:リクルート

「20万円って高いなぁ」と感じるかもしれませんが、企業側からすると「どんなに経営が苦しくても出せない金額ではない」というのが正直なところ。

つまり、どんな企業でも手軽に求人を出しやすい仕組みになっているのが転職サイトの特徴です。

「とりあえず掲載費を払って、誰か一人でも引っかかればラッキー」。そんな考えのブラック企業でも、比較的簡単に求人を出せてしまう側面があるんですね。

転職エージェントとの違い

一方で、転職エージェント(リクルートエージェントなど)では仕組みが異なります。

転職エージェントの場合、企業は採用が決まった際に、年収の約30%前後を成果報酬として支払う必要があります。

たとえば、年収400万円の人材を採用すると、企業側は120万円ほどの費用を支払う計算です。

これだけ高額なコストをかけてでも「良い人材を採りたい」と考えている企業からは、社員を大切にしようという気持ちが感じられますよね。

もちろん、リクナビNEXT(転職サイト)の全求人がブラックというわけではありません。安く広く募集して、良い出会いを探している優良企業もあります。

ただ、求人掲載のハードルが低い分、質にばらつきが出やすいのは事実。だからこそ、仕組みを理解したうえで上手く活用する力を持つことが大切です。

②:転職サイトはあくまで「広告」であるため

「リクナビNEXTは、なぜブラック企業の求人を載せ続けるの?」
「サービスの質が下がるなら排除したほうがいいのでは…?」

そんな疑問が浮かんできますよね。

中野

僕も最初は「運営がしっかり審査してくれよ…」と思っていました。

ただ、これには転職サイトというビジネスモデルの少しシビアな現実があるんです。

結論からお伝えすると、リクナビNEXT側にとって「掲載されている求人がブラックかどうか」は、最優先のチェック項目ではないんですよね。

なぜなら、リクナビNEXTを含む多くの転職サイトは「企業から掲載費用をもらうこと」で成り立っている営利サービスだからです。

ブラック企業の排除は「利益の減少」につながる

リクナビNEXTのビジネスモデルは、シンプルにいえば「企業の広告枠を売る」ことです。

  • 企業から求人広告の掲載依頼を受ける
  • 掲載費用を受け取る
  • 求人情報をサイトに載せる

このサイクルで利益を出している以上、一社でも多く掲載してもらうことがサービス運営上は重要になります。

テレビCMと同じで、スポンサー企業が広告を出したいと言えば、法律違反など明確な問題がない限り、基本的には掲載される仕組みです。

「この会社、離職率が高そうだな」とわかっていても、形式上の審査をパスしていれば問題ない…というのが実情なんですよね。

つまり、リクナビNEXTからブラック企業が完全に消えることは、構造上あり得ないのです。

中野

転職サイトは「便利な広告掲示板」だと割り切って、自分自身で内容を吟味する姿勢が大切です。

③:リクナビNEXTは「日本最大級の転職サイト」であるため

転職サイトには、マイナビ転職、doda、エン転職など、さまざまなサービスがありますよね。

その中でも「リクナビNEXTはブラックが多い」と言われやすいのは、単純に利用者数が多いからという理由も大きいです。

リクナビNEXTは、転職者の約8割が利用している日本最大級の転職サイトです。利用者が多ければ多いほど、当然ながら口コミや体験談も増えます。

つまり、転職サイト全体に言える問題が、代表格であるリクナビNEXTに集中して語られてしまっている…という側面もあるんですよね。

ネットの口コミは「悪評」ほど目立つ

また、インターネット上ではネガティブな意見ほど目立ちやすい傾向があります。

というのも、人は「嫌な体験」をしたときのほうが誰かに共有したくなるからです。

  • 満足している人: 新しい生活に夢中で掲示板に書き込む時間がない。
  • 特に大きな不満がない人:わざわざ感想を書き込まない。
  • 嫌な思いをした人: 怒りや悲しみをどこかに吐き出したい。

こうした心理があるため、ネット上ではどうしてもネガティブな意見ばかりが目立ってしまいます。

転職に限らず、飲食店の接客態度が悪かったり、ネット通販でトラブルがあったりすると、「みんな気をつけて!」と書きたくなりますよね。

僕自身も口コミを読みすぎて「どの企業にも応募したくない…」と不安になった経験があります。ですが、飲食店や通販と同じで、マイナス意見は一部の人の声でしかないんですよね。

そのため、「リクナビNEXTはブラックばかり」という口コミに過度に振り回される必要はありません。大切なのは「自分に合う求人の見極め方」を知ることです。

中野

口コミは参考程度にしましょう。

リクナビNEXTでブラック求人を見分ける3つの方法

リクナビNEXTをはじめ、転職サイトには残念ながら一定数のブラック求人が紛れ込んでいます。

ですが、ブラック企業とホワイト企業を「見分けるコツ」さえ知っていれば、危ない求人情報を冷静に判別できるようになります。

転職サイトを利用するときは、以下の3つを意識してみてください。

  1. 口コミや評判を調べる
  2. 要注意フレーズを探す
  3. 長期掲載求人は避ける

それでは、順番に見ていきましょう。

①:口コミや評判を調べる

応募したい求人が見つかったら、まずはその企業の口コミや評判を調べてみましょう。

実際に働いている(働いていた)人の「生の声」を確認することで、以下のようなリアルな実態が見えてきます。

  • 給料や福利厚生の実態
  • サービス残業や休日出勤の有無
  • 外からは見えない社内の雰囲気や人間関係

特に「退職理由」を重点的にチェックするのがおすすめです。

「残業代が出ない」「人間関係がギスギスしている」など、求人票には絶対に書かれない本音が隠れていることが多いです。

会員登録制(無料)の口コミサイトなら信頼性が高い

ただし、調べ方には少し注意が必要です。

誰でも匿名で投稿できるSNSや掲示板は、極端な悪評や信憑性の低い情報が混ざりやすいのも事実。中には、「ライバル企業が悪評を書き込んでいる」といった噂が出るほどです。

そのため、会員登録が必要な口コミサイトを活用するのがおすすめです。

たとえば、「転職会議」は無料で利用でき、実際に働いた人の体験談がまとまっています。登録制である分、ある程度は情報の質が担保されやすいのが特徴です。

口コミは鵜呑みにしない

もちろん、口コミがすべて正しいとは限りません。

先ほどもお伝えしたとおり、不満を持って辞めた人が書いているケースも多いため、どうしても内容はネガティブに寄りがちです。

ですが、複数の人が同じ不満を書いている場合、それはかなり精度の高い情報になります。

中野

「同じ内容の指摘が何度も書かれていないか?」という視点で見ると、違和感のある企業を避けやすくなります。

②:要注意フレーズを探す

求人票の「言葉づかい」に注目するのも大切なポイントです。

ブラック企業ほど、求人を魅力的に見せるために“甘いフレーズ”を多用する傾向があります。

たとえば、以下のような表現を見つけたら要注意です。

  1. 努力次第で年収〇〇万円!
    →実際にはかなり厳しい条件をクリアしないと届かない可能性もあります。
  2. 経験よりもやる気を重視!
    →ノルマが厳しく根性論が中心になっているケースも考えられます。
  3. 成長できる職場環境です!
    →業務量が多くプライベートを削って働くことが前提な場合もあります。
  4. 若手が活躍しています!
    →社員が定着しない離職率の高さの裏返しとも受け取れます。
  5. アットホームな職場です!
    →休日のイベント参加やSNSでのつながりを強制される場合もあります。

もちろん、これらのフレーズがすべて悪いわけではありません。ホワイト企業でも社風を伝えるために使用しているケースはあります。

ただ、基本的に求人情報は広告です。「企業は広告として都合の良いように書いている」という視点を持ってチェックしましょう。

ホワイト求人の見分け方

反対に、信頼できるホワイト求人には以下のような特徴があります。

  • 社員の平均年齢が高い
    →社員が安定して長く働けている証拠です。
  • 給料や勤務時間が具体的に表記されている
    →内訳が明確な企業は誠実な傾向があります。逆に「月給25万〜50万」と幅が広すぎる場合は要注意です。
  • 仕事の厳しさもセットで書かれている
    →「最初は覚えることが多くて大変ですが…」などデメリットも伝えている求人は、入社後のギャップを防ごうとする姿勢が感じられます。

ホワイト企業ほど、キラキラした言葉だけでなく、現実的な情報もきちんと提示してくれます。

派手なキャッチコピーよりも「具体性」と「誠実さ」。
この2つを基準に求人をチェックしてみてください。

③:長期掲載求人は避ける

年中ずっと求人を掲載し続けている企業は、少し注意して見たほうがよいでしょう。

常に募集しているということは、それだけ「人の入れ替わりが激しい」ことの裏返しでもあります。

つまり、離職率が高いブラック企業の可能性が非常に高いんです。入ってきた社員を「使い捨て」のように扱っている…。そんな悲しい企業も残念ながら存在します。

もちろん「事業拡大で人手が足りない」というケースもありますが、長期間にわたって同じ職種を募集し続けている場合は、離職率が高い可能性を疑いましょう。

長期掲載求人を見抜く方法

とはいえ、転職サイトに登録したばかりだと、その求人がいつから掲載されているのか、すぐには判別できませんよね。

だからこそ、転職サイトにはなるべく早めに登録しておくことが大切です。

日頃から求人をチェックしていれば、

「あれ、この会社また募集してる…」
「この求人、いつも出ている気がするな…」

といった違和感に気づきやすくなります。

中野

僕は仕事の休憩時間に「引っ越し先を探す感覚」で求人を眺めていました。無料ですし暇つぶしにもなりますよ。

ブラック企業の常連組を見つけるためにも、早めの求人チェックをおすすめします。

一人での判断が不安なら「転職エージェント」を味方につけよう

「自分でブラック企業を見分ける自信がなくて、一歩踏み出すのが怖い…」

初めて転職活動をする場合、こうした不安がありますよね。

求人票を読んでも本当のところはわからないし、口コミを見れば見るほど不安になる。そんな状態では、なかなか前に進めません。

中野

僕も最初は「この判断で本当に大丈夫かな」と、何度も求人情報の前でフリーズしていました…。

そんなときに心強い存在になるのが、転職エージェントです。

転職エージェントの魅力

転職エージェントを利用すると、以下のようなサポートを無料で受けられます。

  • 豊富な知見から「自分に本当に合う仕事」を提案してくれる
  • 求人票には載っていない「企業の内部事情」を教えてくれる
  • 書類添削や面接対策など「内定まで」をサポートしてくれる

自分一人では、どうしても「広告」としての表面的な情報しか見えません。

ですが、エージェントは企業の担当者から直接話を聞いています。

そのため、「残業代は本当に全額出るのか?」「離職率が高い本当の原因は?」など、こちらから聞きにくいリアルな裏事情を教えてもらえることがあるんですよね。

大手なら無理に転職を勧められることもない

特に、リクルートエージェントのような大手であれば、無理やり転職を勧められるケースは少なく、相談だけの利用も可能です。

僕も実際に利用しましたが、本当にいろいろな情報を教えてもらえました。正直なところ「一人で悩んでいた時間がもったいなかったな…」と感じたほどです。

転職エージェントはどこも無料で利用できます。

「今すぐ転職する」と決めていなくても大丈夫なので、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。

中野

情報収集のつもりで話を聞いてみるだけでも、気持ちが軽くなりますよ!

ちなみに、転職エージェントは「複数登録する」のが一般的です。理由は以下の記事で解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ:リクナビNEXTは「見極める力」があれば怖くない

リクナビNEXTにブラック求人が紛れ込んでいるのは事実ですが、これは転職サイトのビジネスモデル上、どうしても避けられない問題です。

結局、どのサービスを使ってもブラック求人は無くなりません。だからこそ大切なのは、「サイト選び」よりも求人を見分ける力を身につけることです。

  • 口コミや評判をチェックする
  • 甘いフレーズに惑わされず、具体的な数字を見る
  • 長期掲載求人には注意する

これらを意識するだけでも、ブラック企業に当たる確率は大きく下げられます。

それでも不安な場合は、転職エージェントを味方につけるのも賢い選択です。一人で抱え込まず、プロの力を借りることで、転職の成功率はぐっと高まります。

転職は人生の大きな分岐点です。
焦らず、正しい情報をもとに、あなたにとって納得のいく選択をしてください。

中野

新しい挑戦、応援しています!

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