- 「夜勤はきついと聞くけど実際どんな感じなんだろう?」
- 「夜勤は稼げそうだけどやめておいたほうがいいかな?」
- 「夜勤で稼ぎたいからきつくても乗り切るコツを知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事の内容
- 夜勤仕事をして本気できついと感じたこと3つ
- 夜勤仕事をしていて感じた意外なメリット3つ
- 夜勤仕事を乗り切るためにおすすめな過ごし方
こんにちは、カズヤです。
工場で夜勤(交替勤務)を9年間していました。
夜勤は大変できついイメージがありますが、実際はどうなのか気になりますよね。
結論、夜勤はかなりきついです。
僕の場合、肉体的には案外平気でしたが、精神的にかなりきつかったですね…。
それで「さすがに30代以降はきついな…」と感じたので辞めました。
とはいえ、夜勤はかなり稼げるし、若いうちなら働いてもいいと思います(20代まで)。
肉体的にはイメージしてるほどきつくはないので。
この記事を読めば、夜勤仕事のメリット・デメリットがわかり、自分が働いたときの具体的なイメージを持てるでしょう。

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夜勤仕事をして本気できついと感じたこと3つ

僕が夜勤をしていて本気できついと感じたことは以下の3つ。
- いくら寝ても疲れが抜けない
- 工事や選挙演説で起こされる
- 無気力で何もしたくなくなる
①:いくら寝ても疲れが抜けない
夜勤で1番きついのは、いくら寝ても疲れが抜けないところです。
僕は7~8時間眠るようにしていましたが、日勤と比べると明らかに疲れが抜けないんですよね。
具体的には、頭がぼーっとしていて、体もずっと重い…って感じです。
夜勤は疲れが抜けない理由
なぜ夜勤だと疲労が抜けにくいのか?というと、睡眠の質が低くなるからです。
人間の体は「昼に動いて夜に休む」ようにできていて、昼間に寝ても体力が回復しにくいみたいなんですよね。
体内時計は遺伝子レベルで決まっていることなので抗えません。
僕は当時20代だったから耐えられましたが、30代以上になると結構しんどいんじゃないかな…と思いますね。

②:工事や選挙演説で起こされる
夜勤は昼間に眠るので、睡眠を妨げられることもあります。
生活音くらいならまだいいのですが、家の近くで「工事」や「選挙演説」があると眠れなくなってかなりしんどい…。
耳栓をしても耳が痛くて眠れず、結局そういう日は睡眠不足で仕事をすることになります。
夜勤があると騒音のせいで定期的に睡眠不足になるのがきついですね。
どうしても眠れなかったときは上司に事情を話して、なるべく仕事を軽くしてもらっていました。
③:無気力で何もしたくなくなる
無気力で何もしたくなくなるのも夜勤のきついところ。
「夜勤はすべてがおかしくなる」とよく言われますが、原因は自律神経が乱れて無気力になることです。
具体的には以下。
- 帰宅してもぼーっとするだけ
→何かしたいけど頭が回らない - 休みになっても終日寝るだけ
→遊びたくても疲れて動けない - 勤務中も思考停止で働くだけ
→誰かと会話するのも面倒臭い
もう完全に会社の奴隷って感じですよね。
日勤では元に戻るのですが、夜勤になると「自分って何のために生きてるんだろう…」と考え込んでしまうことが多々ありました。
工場勤務は日勤と夜勤が週替わりなので、1週間も無気力状態が続くのはしんどかったですね…。

夜勤仕事をしていて感じた意外なメリット3つ

ここまで夜勤のデメリットを語りましたが、メリットもあります。
僕が夜勤をしていて感じたメリットは以下の3つ。
- 貯金がかなりしやすい
- 病院や役所に行きやすい
- 日勤明けの休みが長い
①:貯金がかなりしやすい
夜勤はかなり貯金がしやすいです。
理由は以下。
- 賃金が25%アップする
- 残業でさらに25%アップする
- 仕事後はまっすぐ帰るしかない
給料は日勤だけに比べると約5万円ほど差があります。
夜勤は私生活を犠牲にするところがありますが、給料がかなり良いので短期間で貯金したい人にはおすすめです。
20代なら体力的にもそこまできつくないため「夜勤のほうがいい」という人も多いですね。
ちなみに、工場の期間工をすると半年で100万円は無理なく貯まりますよ。

②:病院や役所に行きやすい
日勤の仕事をしていると病院や役所って行きにくいですよね。
しかし、夜勤なら仕事終わりや早起きして行くことが可能。
特に歯医者は虫歯ができると通う回数が多くなるので助かります。
「だから夜勤はおすすめ!」と言えるほどではありませんが、まぁ一応メリットですよね。
③:日勤明けの休みが長い
夜勤があると日勤明けの休みが長くなります。
土日休みの場合
- 日勤だけの仕事
→土日だけ休み - 夜勤ありの仕事
→土日と月曜の夕方まで休み
このように夜勤ありだと「ほぼ3連休」が頻繁にあるんですよね。
旅行にも行きやすいし、サザエさんも余裕の表情で見れます。
特にみんなが寝静まった日曜日の深夜に自由行動できるのは至福でしたね。
満喫行ったり、無駄に深夜ドライブ行ったり、スパ銭に閉店までいたりしました。
逆に夜勤明けは休みがほぼ1日しかなくなりますが、それでも日勤明けの充実度はかなり高いです。
夜勤仕事を乗り切るためにおすすめな過ごし方

「夜勤はきつそうだけど稼げるならやりたい」という人も多いでしょう。
というわけで、僕がやっていた夜勤を乗り切るための過ごし方も紹介します。
それが以下の3つ。
- 寝る直前に食事をしない
- 夜勤明けはサウナに行く
- 出勤前に仮眠をしておく
この3つを意識して過ごすのが夜勤を乗り越えるコツです。
順番に解説します。
①:寝る直前に食事をしない
夜勤明けはなるべく何も食べずに寝たほうがいいです。
なぜなら、睡眠の質が良くなるから。
寝る直前に食事をすると、体が消化活動で忙しくなり、疲労回復ができなくなるんですよね。
夜勤終わりのカップラーメンがめちゃくちゃ食べたくなります。
しかし、少しでも夜勤を楽に過ごしたいなら我慢しましょう。
アルコールもNG
仕事終わりはビールも飲みたくなるかもしれません。
しかし、アルコールも体が分解作業で忙しくなるためNGです。
寝付けないときでも体が休まらないと意味がないので、飲酒は控えたほうが無難です。
夜勤におすすめな食事
お腹が空きすぎて眠れないときは以下を食べるようにしていました。
- 素うどん
- 蒸しパン
- ホットミルク
どうしてもお腹が空いたときは、上記のような消化に良いものを選びましょう。
②:夜勤明けはサウナに行く
夜勤明けの週末はサウナに行くのもおすすめです。
理由は以下のとおり。
- たくさん汗をかいてリフレッシュできる
- 自律神経が整うからメンタルが安定する
- ぐっすり眠れるから日勤のリズムに戻る
こういった理由から夜勤明けはよくサウナに行っていました。
特にサウナは「うつ病対策」に効果的と言われているので、夜勤で精神がおかしくなっているなら特効薬になりますよ。
以下の本で詳しい効能や入り方を学べるのでぜひ読んでみてください。
③:出勤前に仮眠をしておく
夜勤初日は、出勤前に2時間くらいの仮眠をとると仕事中に眠くなりにくいです。
- 日曜日はふつうに寝る
- 月曜日の朝ふつうに起きる
- 午前中はふつうに過ごす
- 出勤の2〜3時間前に仮眠をとる
こんな感じで過ごすとスムーズに夜勤のリズムを作れます。
「仮眠なんてできないよ」と思うかもですが、ベッドに横になっているだけでも効果ありますよ。
なので、夜勤前日は仮眠をうまく使ってみてください。

まとめ:夜勤仕事はきついけど、20代なら大丈夫
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
僕が夜勤仕事をしていて本気できついと感じたことを解説しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- いくら寝ても疲れが抜けない
- 工事や選挙演説で起こされる
- 無気力で何もしたくなくなる
このように夜勤はきついことが多いです。
とはいえ、体力面や健康管理については慣れるし、20代であれば問題なく働けます。
30代や40代でも短期間であれば意外と平気だと思いますよ。
なので、手っ取り早くお金を稼ぎたい人は1年くらい試しに働いてみましょう。
働いてみて合わなかったら辞めればいいだけです。




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