
会社辞めたいな。仕事しててもつまらないし、毎日がしんどい。でも実際に辞めるのは怖いし、辞めたところでやりたいことなんてないしな。人生つらすぎ、、
こういった悩みにお答えします。
- 「会社を辞めたい」と悩んでる人におすすめな本6選
- 「会社を辞めたい」と悩んでる人がやるべき行動3つ
こんにちは、カズヤです。
会社を辞めたくても生きるためにはお金が必要だし、生活のことを考えるとなかなか辞められないですよね。
でも今回紹介する6冊を読めば、どんなビビりな人でも会社を辞める勇気が出ますよ。
僕もビビりな性格で会社を辞められず悩んでいました。しかし、本を読んでいるうちに「人生なんてどうにでもなるな」と楽観的になり、フリーランス独立できたんですよね。
そんなわけで、会社を辞めたいなら本を読みましょう。






「会社を辞めたい」と悩んでる人におすすめな本6選


- チーズはどこへ消えた?
- 7つの習慣
- 非常識に生きる
- 1%の努力
- 嫌なこと、全部やめても生きられる
- 年収90万円で東京ハッピーライフ
①:チーズはどこへ消えた?
1冊目は、『チーズはどこへ消えた?』。
全世界2400万部(日本で400万部)の大ベストベラー本です。
この本を読むと、「変化することへの考え方」が前向きに変わりますよ。
ある迷路で起こった出来事をめぐる物語で、登場人物は「チーズ」を探し求める二匹と二人。このチーズは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、人に認められること、心の平安、さらにはジョギングやゴルフでもいいのだが、そういうものを象徴している。
また、「迷路」は、チーズを追いもとめる場所を表しており、会社や地域社会かもしれないし、家庭かもしれない。
いつもあるチーズが突然消えて、そのとき、性格の違う小人とネズミがそれぞれどんな行動をするのか、という話です。
変化に敏感、変化したらすぐに動く、変化したほうがいいのはわかってるけど動けない、変化を受け入れられない、とそれぞれの性格で明暗が分かれるんですよね。
僕が印象に残った文章はこちら。
変化とは、何かを失うことだと思っていたのだが、何かを得ることなのだ。
『チーズはどこへ消えた?』より引用
ホーは改めて思った。人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ。
彼自身、新しいチーズがみつからないのではないかという恐怖から、探しに出かけようという気にすらなれなかった。しかし、出かけてみると、先に進むのに必要なチーズはみつけることができた。いまは、もっとみつかると予測しているし、先のことを考えるだけで、胸がおどる。
『チーズはどこへ消えた?』より引用
大企業に勤めていた僕は「この会社を辞めたら、もっと悪い状況になるかもしれない」と変化することにビビっていました。
しかし、この本を読んでからは、「この会社を辞めたら、めちゃくちゃ良い人生になるかもしれない」とポジティブに考えるようになったんですよね。
実際、会社を辞めた今、めちゃくちゃ楽しいです。
100ページくらいでサラッと読める本なので、気になる方はぜひ読んでみてください。




②:7つの習慣
2冊目は、『7つの習慣』。
こちらも世界的に有名な自己啓発本です。
この本を読むと、「どんな人生を送るべきか」が明確になりますよ。
- 第1の習慣『主体的である』
- 第2の習慣『終わりを思い描くことから始める』
- 第3の習慣『最優先事項を優先する』
- 第4の習慣『Win-Winを考える』
- 第5の習慣『まず理解に徹し、そして理解される』
- 第6の習慣『シナジーを創り出す』
- 第7の習慣『刃を研ぐ』
人生の成功にまつわる普遍的な原則が書かれている本です。
特に、会社を辞めるか悩んでいた僕は「第2の習慣」に強く影響されました。
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」は生活のさまざまなライフステージに当てはまる習慣だが、もっとも基本的なレベルで言うなら、人生におけるすべての行動を測る尺度、基準として、自分の人生の最後を思い描き、それを念頭に置いて今日という一日を始めることである。
『7つの習慣』より引用
自分の葬儀で述べてもらいたい弔辞を真剣に考えてみてほしい。それがあなたの成功の定義になる。
『7つの習慣』より引用
「嫌な仕事なんて辞めたいけど不安だしな、、」とか思っていましたが、自分の葬儀を思い描くと「このまま辞めなかったら絶対後悔する」と強く思ったんですよね。
僕は『7つの習慣』を読んだことがキッカケで、会社を辞めるための勉強を始めました。
③:非常識に生きる
3冊目は、『非常識に生きる』。
ホリエモンの生き方論が書かれている本です、
この本を読むと、「嫌な仕事で我慢する時間はもったいない」という考えが強くなりますよ。
- お金のために働かない
- 動き出す前にじっくり考えない
- 没頭すればバランスは必要ない
- 将来への蓄えは必要ではない
- 他人の言うことには従わない
特に僕が影響を受けた考えは以下です。
たしかに失敗それ自体は、つらいかもしれない。でも失敗は、行動した証明のスタンプだ。世の成功者はみんな、行動スタンプのシートは、失敗の印だらけだ。僕自身、うまくいったビジネスはたくさんあるけれど、失敗した例も数えきれない。普通なら立ち直れないかもしれない、、という苦境に何度となく追い込まれた。でも失敗したぶんだけ、僕は実践・行動の場数を踏んできたと、胸を張れる。動き出すと、やりたいことや、思い描いているビジョンが可視化される。そして「自分も一緒にやりたいです!」と味方や仲間、協力者が現れるのだ。成功ばかりしている人に、味方はできづらい。失敗は、仲間集めの特効薬だ。
『非常識に生きる』より引用
非常識に生きるとは、破天荒であれ!ということではない。自分の常識を持ち、自分に従って、誰のものでもない、自分の人生を生きることだ。
『非常識に生きる』より引用
「嫌な仕事はしたくないけど、失敗するのも怖いし、みんなも同じ気持ちだろうから我慢するしかないか」と僕は思っていました。
でもこの本を読んでから、「自分の人生なんだからもっと楽しく生きよう」という気持ちが強くなったんですよね。
「同調圧力なんて無視して、やりたいことをやれ!」という言葉を何度も何度も、しかも理論的に説いてくれるので、めちゃくちゃ背中を押されますよ。
④:1%の努力
4冊目は、『1%の努力』。
2ちゃんねる創業者である、ひろゆきさんの本ですね。
この本を読むと、「嫌な仕事を頑張る必要なんてないな」みたいな思考になりますよ。
- 団地の働かない大人たち
- 壺に何を入れるか
- なくなったら困るもの
- どこにいるかが重要
- 最後にトクをする人
- 明日やれることは、今日やるな
- 働かないアリであれ
特に印象に残った内容は次のとおり。
いろいろなところに手を広げ、勘所を探り、うまくいきそうなものだけに集中する。そして、うまくいったら、それが「努力だったのだ」と後付けされる。それが真理だ。「たまたま」を待とう。努力を押し付けるのはやめよう。それだけで、世の中はもっと幸せになるだろう。
『1%の努力』より引用
世の中すべて「ネタ」だということ。受験がうまくいかなくても、就職が決まらなくても、事業で失敗しても、お金がなくなっても、家で友達と酒を飲みながら自虐を言えば、ゲラゲラ笑ってくれる。それに変わる人生の楽しみが他にあるだろうか。ツラかったり、しんどい目に遭ったりしたら、頭の中では、「これ、絶対に後で笑い話になる」と考えている。
『1%の努力』より引用
「お金を稼ぐためには嫌なことを頑張らないといけない」というマインドが僕にはありました。
しかし、この本を読んだことで、「自分が努力と思わず頑張れる仕事を探そう」という考えに変わったんですよね。
ほかにも頑張らないための思考がたくさん書かれているので興味のある方は読んでみてください。
⑤:嫌なこと、全部やめても生きられる
5冊目は、『嫌なこと、全部やめても生きられる』。
著者は「プロ奢ラレヤー」という名前のとおり、人からご飯を奢ってもらいながら生きています。
この本を読むと、「世の中の”普通”とされている価値観」に対しての考え方が変わりますよ。
- 第一章 お金とか、仕事とかの話。
- 第二章 人生とか、ライフハック的な何か。
- 第三章 メンタルとか、人間関係とか。
Twitterのフォロワーがわざわざ奢ってでも一緒に話をしたい、というくらい斬新な考えをプロ奢さんは持っているので読んでいて面白いですよ。
特に僕は、次の文章に価値観が大きく揺さぶられました。
「いい部屋に住んでいる」っていうのはある一定のレベルを超えれば費用対効果も付いてくるだろうけど、みんなと同じだからという理由で8万円前後の家に住んでも、別にすごくもなんともないですからね。ただ「普通の生活をしているな」っていう印象なだけで。だったら、めちゃくちゃボロい家とか、事故物件に住んでるほうがネタにもなるし、面白いと思うんだけど。
『嫌なこと、全部やめても生きられる』より引用
池袋駅の西口って行ったことありますか?あのへんに行くとホームレスの人たちが結構いて、路上で将棋やってるんですよ。それを見てると「こういう生活も悪くないな」と思わされる部分がある。もちろん実際にやるとなったらすごく大変だろうけど、やりたくない仕事で苦しい思いをして、若いうちの楽しみを我慢して必死に2000万円ためて、それでやっと普通の老後が迎えられるなんておかしな話ですよ。だったら、お金はなくても好き勝手やって、将棋で日が暮れるまで遊んでる老後のほうが贅沢なんじゃないか。「いつかのための2000万円」よりも今を楽しむ日々のほうが、よっぽど余白のある生活なんじゃないかなと思いますね。
『嫌なこと、全部やめても生きられる』より引用
僕はどこかで「”普通”の生活を守るために嫌な仕事でも我慢するしかない」と思っていました。
しかし、この本を読んでから「普通に生きてもつまらない」と考えるようになったんですよね。
「失敗したらしたで、まぁネタになるか」という思考になると気持ちがだいぶラクになりますよ。
奢りにくる人たちの話も面白いので興味がある方は読んでみてください。
⑥:年収90万円で東京ハッピーライフ
さいごは、『年収90万円で東京ハッピーライフ』。
著者の大原扁理さんは、20代後半から「隠居生活」をしています。
「隠居」というとお金持ちのイメージがありますが、大原さんはタイトルのとおり貧困生活を楽しむことで「週休5日」の隠居生活をしているんですよね。
この本を読むと、「自分にとって本当に幸せな生き方ってなんだろう?」と考えるキッカケになりますよ。
- 第一章 ハッピーライフの基本とは
- 第二章 フツーって、何?
- 第三章 衣食住を実感する暮らし
- 第四章 毎日のハッピー思考術
個人的に気に入っているところを紹介します。
与えられた環境も物欲も、必要なお金の量も人によって違うのに、なんでみんな一律に週5で働かなきゃいけないんだろう、って疑問に思ったことないですか?必要なだけ働けば満足なのか、それ以上にバリバリ働くか。わたしはそこを社会に決められるんじゃなくて、自分で決めたかったんです。
『年収90万円で東京ハッピーライフ』より引用
好きなことなんかなくても、今すぐ見つけなくても、もっと言えば死ぬまで見つからなくたって、別にいいじゃないですか。大事なのは、嫌いなことで死なないこと。これぐらい目標を下に置いとけば、とりあえず絶望はしなくてすみます。
『年収90万円で東京ハッピーライフ』より引用
大原さんは別に隠居生活を目指していたわけではなく、やりたくないことを削っていった結果、この生活にたどり着いたそうです。
社会では一生懸命働くことが「フツー」とされていますが、「自分が幸せに暮らせるなら”フツー”に縛られる必要なんてないよなー」と思うようになりましたね。
それで僕は自分の裁量で動けるフリーランスになったんですよね。
ほかにも大原さんが実践している「衣食住」や「貯金・税金・年金」についても書かれているので読んでみてください。
これから読書を始めたい人は「Kindle Unlimited」の利用がおすすめです。通常は月額980円で読み放題ですが、初回30日間は無料で利用できます。
「会社を辞めたい」と悩んでる人がやるべき行動3つ


ここからは僕の経験からおすすめな行動を紹介します。
会社を本気で辞めたいなら、本を読みながら以下の行動をしましょう。
- 生活水準を下げまくる
- ITスキルを身につける
- 転職のプロに相談する
①:生活水準を下げまくる



会社辞めたいけど生活のために稼がないと、、
こういった感じで嫌な会社を辞められない人は、シンプルに生活水準を下げる努力をしましょう。
生活にかかるお金を減らせば、無理して働く必要がなくなるからです。
- モノを減らして狭い部屋に引っ越す
- 自炊を勉強して外食の回数を減らす
- 格安SIMを契約して通信費を抑える
たとえばですが、こんな感じで生活水準は下げられます。
「ストレスが溜まりそう」と思うかもしれませんが、人間は慣れる生き物なので問題ありません。
仕事のストレスだってわりと慣れてるじゃないですか。
生活水準を下げた暮らしについては先に紹介した大原さんの本が役立ちます。
②:ITスキルを身につける



会社辞めたいけどスキルがないからな、、
こういった場合は、「ITスキル」を身につけましょう。
なぜITスキルかというと、需要があるし、これからも伸び続けるからです。
たとえば、Webマーケティングやライティング、動画編集やデザインといったスキルですね。
「どうやって勉強するんだよ」と思うかもしれませんが、『Udemy』というオンライン学習サイトを利用すれば誰でもITスキルが身につきますよ。
オンラインでの動画講義なので、自分のペースでゆるく学べるところもおすすめポイントです。
ちなみに、『Udemy』で学んだことをブログにアウトプットすると転職活動を有利に進めやすくなりますよ。


③:転職のプロに相談する



転職活動とかしたことないし不安だな、、
こういった不安があるかもしれませんが、「転職エージェント」を利用すれば確実に転職できますよ。
なぜなら、転職に関するプロだからです。
転職エージェントの人たちは、転職者を企業に送ることでお金をもらっています。なので、転職の相談をすれば親身になってサポートしてくれますよ。
「テキトーなブラック企業に送られそう」と思うかもしれませんが、自分で希望条件を設定すればいいだけなので心配ありません。
とはいえ、なにもスキルがないと紹介できる案件も少なくなるので、先ほどの『Udemy』でスキルを身につけておくことが大切ですね。
僕は転職しませんでしたが、1度相談したところ「いつでも再就職できそうだな」という安心感を得ました。
すぐに転職をしなくても心の安定になりますよ。
「仕事嫌だけど、まぁいつでも辞められるし」と思えると無敵状態に入ります。
ちなみに、どの転職エージェントを使うか迷うなら、業界最大手の『リクルートエージェント』を選べば間違いありません。


まとめ:会社を辞めたいなら、本を読んでなにか行動を起こそう
- チーズはどこへ消えた?
- 7つの習慣
- 非常識に生きる
- 1%の努力
- 嫌なこと、全部やめても生きられる
- 年収90万円で東京ハッピーライフ
- 生活水準を下げまくる
- ITスキルを身につける
- 転職のプロに相談する
そんなわけで話が少し逸れましたが、仕事が嫌で会社を辞めたい思っているなら「読書」をしましょう。
読書をすれば、世の中にはさまざまな生き方や価値観があることがわかります。
僕は、今回紹介した6冊を読んだことで人生をめちゃくちゃ気楽に考えられるようになりました。
「この記事で本の内容はわかったよ」という人でも、実際に手にとって読むことで、より頭に染みつきますよ。
というわけで、ぜひ手にとって読んでみてください。


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