
副業するならWebライターとブログのどっちがいいんだろう?両方やれって意見もあるけど、副業だからそんな時間ないしなぁ…。最初に始めるならWebライターとブログのどっちがおすすめか教えてください。
こういった疑問にお答えします。
副業をするのが当たり前になった昨今、パソコン1台で取り組める「Webライター」と「ブログ」に興味を持つ人が増えています。
しかし、Webライターとブログはどちらも文章を書く仕事です。未経験者からすると「どっちが副業におすすめなの?」と迷いますよね。
結論からいうと、副業で始めるなら「ブログ」から取り組むのがおすすめです。
本記事では、Webライターとブログの違い、Webライターよりもブログをおすすめする理由を解説します。
僕はWebライターとブログで生計を立てているフリーランスです。
完全未経験からWebライティングを学んで独立しました。
この記事を読めば、Webライターとブログのどちらに力を入れるべきか明確になるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ちなみに「今すぐブログを始めたい!」という方は以下の記事からどうぞ。
Webライターとブログの違いとは


Webライターとブログはどちらも文章を書く仕事ですが、両者には明確な違いがあります。
Webライターとブログの違いは、大きく分けて以下の3つです。
項目 | Webライター | ブログ |
---|---|---|
収入源 | クライアント(発注先) | 広告主 |
納期の有無 | 有 | 無 |
執筆の自由度 | クライアントの指示に従って書く | 自分の好きなように書ける |
順番に解説します。
※Webライターよりもブログをおすすめする理由を知りたい方はこちらから飛んでください。
①:収入源
Webライターとブログの最も大きな違いは「収入源」です。
具体的には以下のとおり。
収入源 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
Webライター | クライアント(発注先) | すぐに収益を得られる | 働き続けないと稼げない |
ブログ | 広告主 | 半自動的に収益を得られる | 広告を踏まれないと稼げない |
Webライターの収入源は「クライアント」。クライアントから受注した仕事をこなせば、文字単価や記事単価として収入を得られます。
一方、ブログの収入源は「広告主」。ブログに貼った広告から商品やサービスが成約すると、成果報酬として収入を得られます。
収入源の違いから見ると、
- Webライター:すぐに稼ぎたい人におすすめ
- ブログ:将来的に楽をしたい人におすすめ
という感じですね。
②:納期の有無
Webライターとブログでは「納期の有無」による違いもあります。
具体的には以下のとおり。
納期 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
Webライター | 有 | 仕事をサボらずに頑張れる | スケジュール管理が大変 |
ブログ | 無 | 自分のやる気次第で取り組める | モチベーション管理が大変 |
Webライターには納期があります。副業だとスケジュール管理が大変ですが、やる気に左右されず取り組めるでしょう。
一方、ブログに納期はありません。自分で作業スケジュールを決められるので、本業が忙しくても取り組みやすいです。
納期の有無から見ると、
- Webライター:会社員的な働き方をしたい人におすすめ
- ブログ:経営者的な働き方をしたい人おすすめ
という感じですね。
③:執筆の自由度
Webライターとブログでは「執筆の自由度」も異なります。
具体的には以下のとおり。
自由度 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
Webライター | クライアントの指示に従って書く | 初心者でも取り組みやすい | ルールに縛られる窮屈さがある |
ブログ | 自分の好きなように書ける | 何を書いても文句を言われない | 企画や構成を考える手間がある |
Webライターは、クライアントの指示に従って記事を書いていきます。記事内容・構成・表記ルールはあらかじめ決まっている案件が多いため初心者でも取り組みやすいです。
一方、ブログは、自分の好きなように記事を書けます。企画を考える手間はありますが、何を記事テーマにしてもいいし文章表現も自由です。
執筆の自由度から見ると、
- Webライター:とにかく文章で稼げればいい人におすすめ
- ブログ:文章で何か伝えたいことがある人におすすめ
という感じですね。
Webライターよりも先に、ブログを始めるべき3つの理由


Webライターとブログのどっちがいいか?は人それぞれで意見が異なりますが、僕は「ブログ」から始めるのをおすすめします。
理由は以下のとおり。
- ポートフォリオにできるから
- クライアント目線に立てるから
- ブログは辞めても資産になるから
順番に解説します。
①:ポートフォリオにできるから
ポートフォリオとは、自分のスキルや実績を伝える作品集のことです。
いきなりWebライターを始めてもいいのですが、スキルも実績もない初心者ライターはなかなか仕事を取れません。
Webライターとして実績を作りたくても、初心者は「0→1」に苦労するんですよね…。
しかし、ブログがあれば解決します。案件応募時にブログを提示すれば仕事がかなり取りやすくなりますよ。
ブログを提示すれば、
- 文章力
- SEOスキル
- WordPressの操作スキル
をアピールできるので、クライアントも参考にしやすいです。
もちろん適当に書いたブログではダメですが、きちんとSEOを意識した記事を書いていればクライアントの目に留まります。
「この記事がSEOで1位です」「WordPressでブログ運営しています」「ブログ収益1万円です」などをアピールできると、10件中7件くらいは採用されます。
ブログがあるだけでWebライターの活動がしやすくなるので、ぜひポートフォリオを作るイメージでブログ運営をしてみてください。
②:クライアント目線に立てるから
自分でブログを運営するとクライアント目線に立てます。
なぜなら、「企業のWebメデイア=規模の大きいブログ」だからです。
ブログを運営する際は、
- テーマを決める
- 構成を考える
- 執筆する
- WordPressに入稿する
- アクセス解析をする
といった工程を自分ひとりでやるのですが、これは企業のWebメディアでも同様です。
つまり、ブログ運営ができると、クライアントの指示が理解しやすくなるんですよね。
たとえば、「SEO対策」「セールスライティング」「集客記事と収益記事の違い」などが理解できるようになります。
どんな仕事でも、自分の指示を一発で理解できる人がいたら大事にしたいですよね。
同じように、クライアントの気持ちがわかるライターは重宝されます。
文字単価アップも期待できるので、ブログを運営すればWebライターで圧倒的に稼ぎやすくなりますよ。
③:ブログは辞めても資産になるから
ブログ記事は、もし辞めても資産として残るのがメリットです。
一度記事を書けば、読者が存在するかぎりずっと収益が発生します。
たとえば、商品レビュー記事でSEO上位を取れれば、その商品を調べる人がいるかぎり収益が発生します。
つまり、ブログに取り組んだ時間はムダにならないんですよね。
もちろんSEO順位はアップデートで変動しますが、良質な記事ならあまり大きく順位は下がりません。
毎月1,000円ほどの収益しか発生しなくても、何もしないで1,000円を稼げるなら十分ですよね。うまい棒83本が無料ですよ。
先述したとおり、Webライターの営業に使うポートフォリオにもなります。そう考えると、ブログに取り組む価値はかなり高いといえるでしょう。
初心者ライターは、ブログから始めるのがおすすめです。
ブログを始める前に知っておくべき3つのポイント


今から副業をするなら、Webライターよりもブログから始めるのがおすすめです。
とはいえ、いくつか注意点もあります。
これからブログを始めるなら以下の3つを知っておいてください。
- すぐに稼げるわけではない
- 毎月1,000円ほど費用がかかる
- 日記を書くだけでは意味ない
順番に解説します。
①:すぐに稼げるわけではない
ブログはすぐに稼げるわけではありません。
だいたい半年〜1年間は「アクセス0・収益0」を覚悟しておく必要があります。
というのも、Googleがブログを評価するまでにかかる半年くらいかかるんですよね。
どんなに有益な記事を書いても、またどんなに凄腕の人が書いても、新しいブログは半年くらい評価されません。
なので、最初はブログで稼ぐことを考えずに、
- 文章力を磨くため
- ポートフォリオを作るため
という気持ちで運営するのがおすすめです。収益ばかり気にすると挫折すると思います。
ちなみに僕はTwitterに記事を投稿していました。友達が読んで反応してくれるのでモチベーション維持になります。
②:毎月1,000円ほど費用がかかる
ブログ運営をするには、レンタルサーバーの維持費が毎月1,000円かかります。
レンタルサーバーはさまざまなありますが、どこと契約してもだいたい1,000円前後です。
一応、無料ブログもありますが、「SEOスキルを身につけたい」「ブログでも稼ぎたい」と考えているなら有料ブログ(WordPress)の一択です。
月1,000円くらいは誰でもブログで稼げるようになりますが、費用が必要なことは覚えておいてください。
③:日記を書くだけでは意味ない
“ブログ”というと日記のイメージもあるかもですが、日記を書いてもライティングスキルは身につきません。
当然、Webライターの営業にも使えないので、しっかりSEOを意識した記事を書きましょう。
「SEOを意識した記事って何?」というと、読者の悩みを解決する記事です。
ブログ記事は「誰かが悩みを解決したくてGoogle検索したとき」に読まれます。
「SEOで上位表示される記事=読者の役に立つ記事」と考えれば、どんな記事を書くべきかイメージしやすくなりますよ。
ブログで書くべきネタは以下の記事で解説しています。興味のある方は読んでみてください。
ブログを始める手順と稼ぎ方


これからブログを始めるなら以下の手順がおすすめです。
- WordPressでブログを開設する
- ASPに登録する
- 自分の持ち物をレビューしてみる
今はよくわからないかもですが、以下の記事を参考にしていただけると理解できるはずです。
今はブログ立ち上げがカンタンになっていて、パソコンが苦手でも10〜30分で完了します。サクッと作ってみてください。
まとめ:副業するなら「ブログ→Webライター」の順番がおすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
副業するなら、Webライターよりも「ブログ」を先にやるのがおすすめである理由を解説しました。
もういちど振り返りましょう。
- ポートフォリオにできるから
- クライアント目線に立てるから
- ブログは辞めても資産になるから
Webライターは即金性がありますが、初心者はライバルが多すぎて仕事を受注しにくいです。
しかし、ブログである程度の実績を作れば、それをポートフォリオに営業ができます。
ブログをやっているWebライターは少ないので、まずはブログ運営してライバルと差をつけましょう。
興味のあるジャンルを5記事ほど書くだけでも、クライアントへのアピール材料にはなりますよ。
というわけで、まだブログを開設していない方は以下の記事からどうぞ。
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