
副業にWebライターってどうなんだろう?未経験でも稼げるみたいだけど大変なんじゃない?自分でもできそうならやってみたいけどなぁ。経験者からメリット・デメリットを聞きたいです。
こういった疑問にお答えします。
Webライターは、パソコンとインターネット環境さえあれば、誰でも気軽に始められる仕事です。
その気軽さから副業としても人気を集めており、「自分もやってみようかな」なんて興味を持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、未経験でも本当に稼げるの?文章を書くのは大変じゃないの?実際どんなことをするの?など、いろいろと不安がありますよね。
そこで本記事では、Webライターのメリット・デメリットを解説します。
僕はWebライター歴3年以上です。
副業で始めたWebライターをきっかけに、念願だったフリーランスになれました。
先に言っておきますが、Webライターは決して楽に稼げる仕事ではありません。
ただ、コツコツと努力をできる人にとって、これほど見返りの大きい副業はないと思いますよ。
この記事を読めば、あなたもきっとWebライターに挑戦してみたくなるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
Webライターとは


まずは、Webライターについて軽く解説します。
Webライターとは、Webメディアに掲載される記事を書く仕事です。
たとえば、企業のコラム記事、商品やサービスのPR記事、大規模な個人ブログの記事などを執筆します。
Googleで調べものをすると記事がたくさん出てきますよね。その記事を書くのがWebライターの仕事です。
仕事内容
Webライターの主な仕事内容は以下のとおり。
- 記事の執筆
- 記事の編集・校正・リライト
- 記事の構成案作成
- 画像の選定
- WordPressの入稿作業
- 取材・インタビュー
案件によって作業範囲は異なりますが、Webライターは記事執筆のほかにもさまざまな仕事があります。
「なんか難しそうだな…」と感じたかもしれませんが、初心者向けの仕事にはマニュアルが用意されているので安心してください。
初心者はマニュアルに沿って、調べながら記事を書くだけの仕事がほとんどです。
徐々に作業範囲を広げていけばOK。難しく考える必要はありませんよ。
最初は僕もパソコンすらまともに触れない状態からスタートでした。文字を打つのも人差し指だけ使ってましたからね…。
そんな僕でも、今ではこうして文章だけで生活ができています。やる気さえあれば誰でも稼げますよ。
収入目安
Webライターの原稿料は以下の3パターンで支払われます。
- 1文字あたりの単価
- 1記事あたりの単価
- プロジェクトごとの単価
初心者向けの案件では「1文字あたりの単価」で支払われるケースが多いですね。
たとえば、文字単価1円の案件なら3,000文字を書けば3,000円の収入を得られます。
Webライターで月5万円を稼ぐ目安
イメージとして、月5万円稼ぐために必要な作業量を載せておきます。
文字単価 | 記事数 |
---|---|
0.5円 | 3,000文字×34記事 |
0.8円 | 3,000文字×21記事 |
1.0円 | 3,000文字×17記事 |
1.5円 | 3,000文字×12記事 |
2.0円 | 3,000文字×9記事 |
3.0円 | 3,000文字×6記事 |
大変そうだな…と感じたかもしれませんが、仕事に慣れれば月5万円くらいは副業でも到達可能です。
文字単価3円の仕事を取れれば、週2記事ほどで月5万円ですからね。
Webライターのメリット5つ


Webライターのメリットは以下の5つです。
- 好きな時間・場所で働ける
- コミュ障でも気軽に働ける
- 初期投資がほとんど必要ない
- 未経験・資格なしでも稼げる
- スキルや知識を横展開できる
順番に解説します。
①:好きな時間・場所で働ける
Webライターの最大のメリットは、好きな時間・場所で働けるところです。
時間は納期さえ守ればいつ進めてもOK。場所はパソコンとWi-Fiさえあればどこでも作業できます。
朝マックを食べながら仕事をしてもいいし、深夜におしゃれなバーで仕事をしても構いません。
稼働時間と場所を自分でコントロールできるので、家族や恋人との時間も大切にしながら働けますよ。
専業Webライターになると「地方や海外に移住する」「1日3時間だけ働く」なんて生活も可能です。
②:コミュ障でも気軽に働ける
Webライターはコミュ障・人見知りでも問題なく働けます。
なぜなら、クライアント(発注者)とのやり取りは「メール・チャット」で完結するからです。
Webライターの仕事の流れは以下のとおり。
- インターネットから案件に応募する
- クライアントとメールやチャットでやり取りをする
- 執筆したらインターネット上に納品する
これだけです。電話や対面での直接コミュニケーションはないのでコミュ障・人見知りでも気楽に働けます。
もちろん、テキストでのコミュニケーション能力は求められますが、直接会わないなら気楽ですよね。
たまに「Zoomでオンライン面談します」という案件もありますが、数は少ないので別の案件を探せばいいだけです。
僕自身、吃音症という言語疾患があるのですが、Webライターは人と話さずに働けるから天職ですね。
③:初期投資がほとんど必要ない
Webライターは初期費用がほとんど必要ないのも魅力です。
「パソコン」と「インターネット環境」さえあれば、誰でもすぐに始められます。
パソコンを持っていない人もいるかもしれませんが、Webライター用のパソコンは安いものでOKです。2万円くらいの中古パソコンでも十分ですよ。
自宅にインターネット環境がない人でも「スマホのテザリング」や「カフェのフリーWi-Fi」を使えば作業できます。
Webライターは初期費用が少ないので、始めるハードルも辞めるハードルも低いです。
ちなみに、僕はiPadで作業していました。
④:未経験・資格なしでも稼げる
Webライターは未経験・資格なしで始めても十分稼げます。
初心者向けの案件ではマニュアルが用意されており、指示に従ってリサーチしながら執筆していけばOKです。
僕も最初は文章を書くのが苦手でした。でも今はこうしてフリーランス独立しています。
初心者向け案件は単価が安いものばかりですが、実績とスキルを積み上げていけば稼げるようになりますよ。
ちなみにWebライター向けの資格は、ほとんどが「資格ビジネス」で作られただけです。持っていてもあまり意味ないので受けなくて大丈夫ですよ。
⑤:スキルや知識を横展開できる
Webライターを頑張っていると、さまざまなスキルが身につきます。
たとえば以下のとおり。
- SEOスキル:検索エンジンから集客する力
- ライティングスキル:わかりやすい文章を書く力
- マーケティングスキル:商品やサービスを宣伝する力
上記は、Webライター以外の仕事でも役に立つスキルです。
身につけたスキルを横展開すれば、SEOコンサルタント、ブロガー、Webマーケターなどに転職もできますよ。
僕の場合、個人ブログで収益を得られるようになりました。
また、記事を書くためにはリサーチが必要です。
リサーチをしているうちに、その分野の知識が身について、仕事やプライベートに活かせることもあります。
友人やパートナーとする会話の引き出しが増えるのもWebライターの楽しいところです。
Webライターのデメリット3つ


Webライターのデメリットは以下の3つです。
- 最初はなかなか稼げない
- 初心者はライバルが多い
- 目・肩・腰が疲れやすい
順番に解説します。
①:最初はなかなか稼げない
Webライターは未経験でも始められますが、最初はなかなか稼げないです。
理由は以下のとおり。
- 単価の安い案件しか受注できない
- 慣れるまでは執筆に時間がかかる
初心者向けの案件は単価がかなり安いです。相場でいうと1文字0.5円前後でしょうか。
1文字0.5円では、3,000文字を書いても1,500円にしかなりません。
また、その3,000文字を書くのも初心者だと丸1日かかるでしょう。僕は1,000文字書くだけでも8時間くらいかかってました…。
「丸1日かけて執筆したのに報酬はたったの1,500円…」これがWebライター初心者の現実です。
とはいえ、この初心者の辛い時期を乗り越えると一気に稼げるようになります。
実績とスキルが積み上がれば、高単価案件も受注しやすくなるし、執筆スピードも早くなります。
なので、「最初は実績とスキルを積み上げるための修行だ」という気概で乗り切りましょう。
どうしても挫折しそうなときは、Webライター向けのオンラインサロンに入るのもいいかもしれません。
②:初心者はライバルが多い
Webライターは誰でもすぐに始められる参入障壁の低さが魅力です。
しかし、その参入障壁の低さが多くのライバルを生み出してしまうんですよね。
初心者向けのカンタンな案件には応募者が殺到します。応募が多いとクライアントの目に留まる確率も減るため、初心者はなかなか案件を受注できない…というわけです。
「Webライターは稼げない」「Webライターはオワコン」なんて言われますが、原因は参入障壁の低さによってライバルが多いからなんですよね。
とはいえ、しっかりと実績とスキルを積んでいるWebライターは少ないです。
多くの人は稼げないとすぐに諦めるし、SEOの知識も学ぼうとしません。つまり、諦めないで応募を繰り返す、SEOのスキル学ぶ…これだけで稼げるようになりますよ。
最初は挫折しそうになりますが、稼ぎたいなら諦めずにライバルと差をつけましょう。
③:目・肩・腰が疲れやすい
Webライターの仕事は、長時間パソコンを見続けることになります。
また、イスに座っている時間も長いため、目・肩・腰がかなり疲れるんですよね。健康に悪影響です。
とくに執筆に慣れないうちは1記事書くのに10時間くらいかかったりしますからね…。
なので、ブルーライトカットメガネをかける、スタンディングデスクを導入するなどの対策が必須となります。
ちなみに僕は以下のスタンディングデスクを使っています。コスパがいいのでおすすめです。
Webライターに向いている人とは


Webライターのメリット・デメリットを解説しました。
まとめると、Webライターに向いている人は以下のとおり。
- 好奇心旺盛な人
- 黙々と作業したい人
- スキルを身につけたい人
Webライターは情報収集をしながら執筆を進めていく仕事です。
案件によっては全然興味のないジャンルを調べることにもなりますが、好奇心旺盛な人なら「新しい知識を得るチャンス!」と楽しめるでしょう。
また、Webライターは基本的にひとりで黙々と作業をするだけです。孤独を感じることもありますが、職人気質で黙々と集中できる人には向いているでしょう。
スキルを身につけたい人も、あらゆるスキルが身につくWebライターはおすすめです。
Webライター初心者によくある質問


Webライター初心者によくある質問にお答えします。
これからWebライターを始めたい方は参考にしてください。
- 仕事はどうやって探すの?
- 効率よく稼ぐコツはある?
- 初心者におすすめな本は?
- Webライタースクールは通うべき?
- Webライターの将来性ってどうなの?
①:仕事はどうやって探すの?
Webライターの仕事の探し方はさまざまありますが、初心者はクラウドソーシングで探すのがおすすめです。
クラウドソーシングとは、「仕事を依頼したい人」と「仕事を受けたい人」をつなげるプラットフォームのこと。
初心者向け案件が多いし、運営がクライアントとライターの間に入ってくれるため、報酬未払いなどのトラブルを防げます。
ライバルが多かったり、報酬から20%の手数料を引かれたり…というデメリットはありますが、実績のない初心者でも仕事を取りやすいのがクラウドソーシングのメリットです。
Webライターにおすすめなクラウドソーシングは以下の3つ。すべて無料なので登録してみてください。
ほかの探し方は以下の記事で解説しています。
②:効率よく稼ぐコツはある?
Webライターで効率よく稼ぐコツは、「自分のブログで実績を出すこと」です。
理由は以下のとおり。
- SEOの知識・スキルが身につくから
- 営業時のポートフォリオになるから
- ブログから広告収益を得られるから
SEOとは、Googleの検索結果で上位表示させるための施策です。
Webライターで高単価な案件を取るにはSEOスキルが必須ですが、ブログを運営していると自然とスキルが身につきます。
案件応募のときにブログを提示すれば、クライアントにSEOスキルや文章力の証明ができるため案件を受注しやすくなりますよ。
初心者ライターは最初の実績作りがかなり大変です。しかしブログで記事を上位表示させられれば、それが立派な実績になります。
というわけで、時間に余裕があるなら、まずはブログを3〜6ヶ月ほど運営して実績を作るのがおすすめです。
「3~6ヶ月も待てない」という場合でも、ブログは文章力のアピールになるので営業材料に使えますよ。
ブログの開設方法や記事の書き方は以下でまとめています。Webライターで効率よく稼ぎたい方は参考にしてください。
③:初心者におすすめな本は?
Webライター初心者におすすめな本は以下の4冊です。
Webライター向けの本はたくさんありますが、ひとまずはこの4冊だけ読んでおけば基礎は問題ありません。
詳しい本の内容は以下の記事でまとめてあるので参考にしてください。
④:Webライタースクールは通うべき?
Webライタースクールは必須ではありません。
なぜなら、初心者向け案件ではマニュアルが用意されているからです。スキルや知識が身についていなくても仕事はできます。
実際、僕は本を読んだだけで仕事を受けて稼げるようになりました。
とはいえ、「独学だと挫折しそう…」「今すぐWebライターで稼ぎたい」という人は通ってもいいかもしれません。
Webライター向けのオンラインスクールは以下にまとめてあります。もし興味があるなら参考にしてください。
⑤:Webライターの将来性ってどうなの?
AIツールや動画コンテンツが急速に台頭していることもあり、Webライターの将来性を不安視している人もいるかもしれません。
しかし、Webライターの将来性は明るいです。まったく不安視する必要ありませんよ。
理由は以下のとおり。
- AIツールはカンタンな文章しか書けないから
- 文章コンテンツがなくなる可能性は低いから
- Webライターのスキルは横展開しやすいから
AIツールの急速な台頭で「Webライターは仕事を奪われるのでは?」と思うかもですが、そんなことありません。
というのも、AIツールは過去のデータに基づいて文章を書くだけだからです。
「新商品・サービスのレビュー」「未来を想像する記事」「ユーザーの共感を呼ぶ文章」などは人間にしか書けません。
また、動画コンテンツも台頭していますが、「情報をピンポイントに伝えられる」のは文章コンテンツにしかない優位点ですよね。
仮にWebライターが本当にオワコン化したとしても、身につけたSEO・ライティング・マーケティングスキルはほかの仕事に横展開できます。
たとえば、動画コンテンツの台本作成、メルマガの執筆代行、Webマーケターに転職などで活用できるでしょう。
というわけで、Webライターの将来性はまったく問題ありません。
まとめ:Webライターは大変だけど、やる価値があります
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Webライターのメリット・デメリットを解説しました。
もういちど振り返りましょう。
- 好きな時間・場所で働ける
- コミュ障でも気軽に働ける
- 初期投資がほとんど必要ない
- 未経験・資格なしでも稼げる
- スキルや知識を横展開できる
- 最初はなかなか稼げない
- 初心者はライバルが多い
- 目・肩・腰が疲れやすい
Webライターの仕事はやりがいがあります。
自分の頑張り次第で収入をどこまでも伸ばせるし、仕事をしながらスキルや知識が身につくからです。
実績がないうちは稼ぐのが大変ですが、コツコツと頑張ってライバルと差をつければ必ず稼げるようになります。
もし「自分には合わないかも…」と挫折したとしても、初期費用がほとんどかからないためダメージが少ないです。
というわけで、Webライターに少しでも興味があるなら、まずはクラウドソーシングから案件を探してみてください。
完全初心者でも100件ほど応募すれば1つくらいは引っかかりますよ。
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