- 「夜勤はうつ病になりやすいみたいだけど本当なのかな?」
- 「そもそも、うつ病になるとどんな症状があるんだろう?」
- 「夜勤でうつ病にならないための対策があれば知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事の内容
- うつ病とは【こんな症状があったら要注意】
- 夜勤がうつ病になりやすいと言われる原因3つ
- 夜勤でうつ病にならないためにできる対策3つ
こんにちは、カズヤです。
工場で夜勤(交替勤務)を9年間していました。
夜勤をすると「うつ病」になりやすいと言われますが、本当なのか気になりますよね。
結論、夜勤や交替勤務がうつ病になりやすいのは本当です。
僕はなんとか大丈夫でしたが、うつ病で休職・退職する同僚を何人も見てきました。
なので、夜勤や交替勤務をするなら体に気をつけて、お金が貯まったらなるべく早く抜け出すのがおすすめです。
この記事を読めば、夜勤や交替勤務がうつ病になりやすい原因がわかり、自分がどのように働くか明確になるでしょう。


うつ病とは【こんな症状があったら要注意】

うつ病とは、気分障害のひとつです。
精神的ストレスや身体的ストレスを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態をいいます。
主な症状は以下のとおり。
- 何をしても楽しめない
- 眠れない・食欲がない
- 悪いことばかり考える
こういった症状が長期間続く人はうつ病の可能性があると言われています。
厚生労働省の調査によると、うつ病は100人に1人がかかる病気みたいなので決して人ごとではありません。
詳しい発症原因は今のところ解明されていませんが、脳に何らかの不調が生じると起こる病気みたいですね。
夜勤がうつ病になりやすいと言われる原因3つ

夜勤や交替勤務をすると、なぜうつ病になりやすいのか?
原因は以下の3つが考えられます。
- 日光を浴びられないから
- 睡眠不足になりやすいから
- 仕事でストレスが溜まるから
順番に解説します。
①:日光を浴びられないから
人間は日光を浴びることでセロトニンが分泌されます。
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、ストレスを軽減させる効果があります。
しかし、夜勤をすると日光を浴びる機会が極端に少なくなります。昼間は寝ているので。
つまり…
- 日光を浴びられない
- セロトニンが欠乏する
- ストレスが多くなる
- うつ病を発症する
と、なるわけです。
実際、フィンランドやスウェーデンでは日照時間が短くなる冬季に「季節うつ」が多くなる傾向にあり、問題視されているんですよね。
そう考えると、夜勤の日光不足とうつ病がつながっている可能性は高いといえます。
②:睡眠不足になりやすいから
国立精神・神経医療研究センターの研究によると、1日4時間半の睡眠が5日間続くと抑うつ傾向が強まるみたいです。
そして、夜勤は睡眠不足になりやすいです。
人間本来の「昼に動いて夜は休む」というリズムに逆らうので当然ですよね。
夜勤をすると「疲れてるのに眠れない…」と布団の中で苦しむことが多々あります。
睡眠不足で仕事をすると、イライラが止まらなくなったり、集中力を欠いてミスしたりして、脳にストレスがかかるんですよね。
そのため、睡眠不足になりやすい夜勤がうつ病とつながっている可能性は高いでしょう。
③:仕事でストレスが溜まるから
夜勤の仕事はストレスが溜まりやすいです。
たとえば以下。
- 単純作業ばかりで苦痛
- 職場の空気が重々しい
- 交友関係が疎遠になる
このように夜勤の仕事はストレスが溜まりやすくなっています。
特に工場勤務だと、ミスをしたときに「こんな簡単なこともできないのかよ…」と自分を責める人が多い印象です(僕もありました)。
また、職場はみんな疲れ切っていて空気が重いし、家族や友人とも会えず「こんな仕事していていいのかな…」と思うことも。
このような仕事のストレスに、日照不足や睡眠不足が重なるため、夜勤や交替勤務はうつ病になる人が多いんだと思います。

夜勤でうつ病にならないためにできる対策3つ

夜勤や交替勤務がうつ病になりやすい原因を解説しました。
それを踏まえて、僕は以下の対策をおすすめします。
- 睡眠を何よりも優先させる
- 昼は外出して日光を浴びる
- 転職サイトに登録だけする
①:睡眠を何よりも優先させる
睡眠不足が続くとうつ病になりやすいです。
そのため、夜勤では何よりも睡眠を優先させましょう。
たとえば以下。
- 帰宅したら早めに寝る
- 遊びよりも睡眠を優先
- 睡眠グッズを活用する
夜勤は人間本来の生活サイクルに逆らっているため、ふつうに過ごしていては眠れなくなります。
なので、睡眠のためにいろいろ工夫する必要があるんですよね。
夜勤でぐっすり眠るための方法は以下の記事で解説しているので参考にしてください。


②:昼に外出して日光を浴びる
人間は日光を浴びないとセロトニンが分泌されず、うつ病になってしまいます。
そのため、夜勤明けはふつうに寝るのではなく、
- 昼に一度起きる
- 外で日光を浴びる(30分以上)
- 出勤3時間前に仮眠する
という感じで過ごしましょう。
夜勤明けは「3時間仮眠→3時間活動→3時間仮眠→出勤」と睡眠を分けるのがおすすめです。
昼は眠いかもですが、日光を浴びればストレスと一緒に眠気も飛びます。
詳しい夜勤明けの過ごし方は以下の記事で解説しているので参考にしてください。

③:転職サイトに登録だけする
人間はストレスを抱えきれなくなると、うつ病になります。
なので、夜勤をするなら、いつでも逃げられる準備を整えておくのが大切。
その準備というのが「転職サイトに登録だけする」です。
普段から転職サイトを見ていれば、いざ辞めたくなったときに動きやすいですよね。
限界になってからでは遅い
「本気で転職したくなってから登録でもいいのでは?」という意見があると思います。
しかし、ストレスが限界になってからの登録はおすすめしません。
理由は以下の3つ。
- 自分に合った求人をゆっくり選べない
- 焦ってブラック企業に応募してしまう
- 登録する気力がなくなってしまうかも
僕はなったことがないのでわかりませんが、うつ病になると脳が正常な判断をできなくなるみたいです。
実際、ニュースをみると「その選択しなくても…」と思うことがありますよね。
なので、夜勤をするなら、心に余裕があるうちに逃げ道を作っておきましょう。
そうすることで、もしものときに最悪の選択をしないで済みます。
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まとめ:夜勤はうつ病になりやすい。早めに辞めよう
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
夜勤や交替勤務がうつ病になりやすい原因を解説しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- 日光を浴びられないから
- 睡眠不足になりやすいから
- 仕事でストレスが溜まるから
夜勤や交替勤務がうつ病になりやすいのは本当です。
人間本来の生活リズムを崩すわけなので当然ですよね。
夜勤は給料が高いので稼ぎたい人にはおすすめですが、それでも早めに辞めるようにしましょう。
お金を貯めて、勉強して、夜勤職以外に転職するのがおすすめルートです。
また、現在夜勤をしていて精神が病んでいるなら即退職しましょう。
転職エージェントを使えば学歴がなくても仕事は見つかるし、「楽な仕事+副業」のほうが夜勤よりも稼げますよ。
とにかく夜勤は確実に体に悪いです。長く働くのはおすすめしません。



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