大企業を辞めるのは別にもったいなくない!もっと自分らしく生きよう

「大企業を辞めるのってもったいないかな…?」

という悩みにお答えします。

本記事の内容
  • 大企業を辞めると失うものとは
  • 大企業を辞めるのは別にもったいなくない
  • 大企業を辞めたあとの不安を解消する方法3選

大企業ってルーティンワークが多くてつまらないですよね。

向上心のある人は「やりがい」を求めて転職を考えるかもしれません。

僕も某大手自動車メーカーで働いていたのですが、
毎日会社のロボットみたいで「こんな人生でいいのか…」と悩んでいました。

とはいえ、会社を辞めようとしても、

「せっかく大企業に入ったのに辞めるのはもったいないか…」
「会社を辞めてから戻りたくなって後悔するのも嫌だしな…」
「大企業を辞めたことを親に知られたら悲しい顔されそう…」

という考えから、なかなか退職する勇気が出なかったです。

でも、なんだかんだ考えているうちに
「あれ?大企業を辞めるって別にもったいないことじゃないじゃん!」と気がつきました。

で、実際に退職して2年以上経つわけですが、
大企業を辞めたことはまったく後悔していません。

なので、大企業であろうと仕事を辞めたいなら辞めてOKですよ。

この記事を読めば、大企業を辞める勇気が出るでしょう。

人生を変えたい方は、
ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

大企業を辞めると失うものとは

そもそも、なぜ大企業を辞めるのはもったいないと感じるのか。

これを整理しておきましょう。

大企業を辞めて失うものは以下の3つです。

  • 多くの収入
  • 社会的な信用
  • 安泰な生活

①:多くの収入

大企業は中小企業に比べて収入が多いです。

厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」の結果は以下のとおり。

厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」

グラフを見ると、
大企業と中小企業とではやっぱり賃金差がありますよね。

また、大企業はボーナスや退職金も多いです。

なので、「老後の生活を考えると、大企業を辞めるのはもったいないかも…」と感じちゃいますよね。

②:社会的な信用

「大企業に勤めている」

ってだけで社会的な信用はかなり高いですよね。

大企業の社会的信用は以下のシーンで役立ちます。

  • 住宅ローンや賃貸契約の審査が通りやすい
  • クレジットカード作成の審査が通りやすい
  • 彼女との結婚を両親に認めてもらいやすい

ほかにも自分の両親・親戚・友達からチヤホヤされたり、合コンでモテやすかったりしますね。

中小企業だから信用がないってわけではありませんが、やっぱり大企業の社員ってだけで周りからの印象がだいぶ違います。

なので、「大企業のネームバリューを捨てるのはもったいない」と感じる人も多いでしょう。

③:安泰な生活

大企業に勤めていれば
将来が安泰と考える人も多いでしょう。

具体的には以下のとおり。

  • 業績が安定していて倒産しにくい
  • 年功序列で給料も役職も上がっていく
  • 退職金が多いから老後も安心できる

こういった安泰な生活を手放すのはもったいない気もしますよね。

大企業を辞めるのは別にもったいなくない【理由は3つ】

大企業を辞めると失うものがあります。

しかし、大企業を辞めるのは全然もったいないことではありませんよ。

理由は以下の3つ。

  1. お金より時間のほうが大切だから
  2. 社会的名声に意味なんてないから
  3. 今は大企業でも安泰ではないから

順番に解説します。

①:お金より時間のほうが大切だから

大企業はボーナスや退職金が多いです。

金銭面を考えると辞めるのはもったいない気がしますよね。

しかし、毎日つまらない生活をしてまでお金にこだわる必要ってあるだろうか…?

と僕は考えました。

たしかにお金があれば幸せです。
好きなものを買えるし、美味しいものも食べられます。

でも毎日8時間以上を屍のように生きて、
それで稼いだお金を使って本当に幸せだろうか?

賃金は少し下がっても自分が楽しいと思える仕事をする。
こっちのほうがよっぽど幸せではないだろうか?

そう考えたんですよね。

お金のために時間を犠牲にするほうがもったいない

あなたは以下のどちらに幸せを感じますか?

  • 高収入だけど、毎日ストレスに耐えながら過ごしている
  • 低収入だけど、毎日充実した楽しい時間を過ごしている

わかりやすく極端な例を挙げましたが、圧倒的に後者が幸せそうですよね。

「低収入だと週末に贅沢できないじゃん」と思うかもですが、
贅沢したいと思うのは平日のストレスを発散したいからではないでしょうか。

「退職金で老後を存分に楽しみたい」と考える人も多いと思いますが、
老後は体力が低下しているため今ほど旅行や趣味を楽しめないと思います。

「子供に贅沢させたいから」という考えもわかりますが、
ただお金を与えるよりも、自分が楽しく過ごしている姿を見せたほうが子供から尊敬されると思います。

そう考えると、お金のために嫌々働くより、少しくらい収入が下がっても「自分のやりたい仕事」をしたほうがいいと思うんですよね。

だから別に大企業を辞めるのはもったいなくないですよ。

お金のために人生を犠牲にするほうがよっぽどもったいないです。

②:社会的名声に意味なんてないから

大企業に勤めていると世間体や社会的信用が高くなります。

こうした社会的名声を自ら手放すのはちょっともったいない気もしますよね。

しかし、その社会的名声って本当に必要ですか?

家族や親戚から期待されたり、合コンで少しモテたりするかもしれませんが、逆にいうとそれだけですよね。

車や住宅のローンは別に中小企業でも組めますし…。

強いていえば、
不動産投資や銀行融資で有利になりますが、関わっていないなら意味ないですよね。

このように考えると、
大企業の社会的名声なんて、実は「なんとなく守っているだけ」ではありませんか?

僕は「社会的信用なんてなくてもいいな」と感じたので、思い切って捨てる決断をしました。

③:今は大企業でも安泰ではないから

「大企業にいれば定年まで安泰だしなぁ…」と考える人も多いと思います。

将来のことを考えると、
大企業にはしがみついておいたほうがいい気がしますよね。

しかし、大企業が安泰という時代はもう終わりました。

試しに「大企業 リストラ」で検索してみてください。
多くの大企業がリストラや早期退職募集をしている事実がわかりますよ。

トヨタ自動車の社長も「終身雇用を守るのは難しい」と発言していますしね。

参考:「終身雇用守の難しい」トヨタ社長が”限界”発言

本当の安泰はスキルを身につけること

「でも中小企業よりは安泰でしょ?」

と思う人もいるかもですが、
これからは中小企業に勤めている人のほうが安泰かもしれませんよ。

なぜなら、中小企業のほうがスキルアップしやすいからです。

中小企業は社員が少ないため1人の業務範囲が広くなります。
大変ではありますが、その分スキルアップはできますよ。

仮に会社が潰れても、
スキルがあればすぐに転職できます。

そう考えると、

本当に安泰なのは大企業にしがみつくことではなく、
「どの企業でもやっていけるスキルを身につけること」だと思いませんか?

繰り返しますが、
大企業に居座り続けても安泰なわけじゃないです。

なので、大企業を辞めるのは全然もったいなくないですよ。

むしろ、とくにメリットもないのに
大企業に居座り続けて、寿命を削り続けるほうがもったいないと思います。

余談:我慢して働いても後悔するだけ

ちょっと余談ですが、

「看護師が患者から聞いた”死ぬ前に語られる後悔の言葉”」っていう話を知っていますか?

ネットで調べると出てきますが、
多くの人は死ぬ間際に以下のような後悔を口にするそうです。

人々が死ぬ前に口にする後悔
  • 他人が期待する人生ではなく、
    もっと自分の人生を生きれば良かった…
  • あんなに一生懸命働かないで、
    もっと家族と一緒に過ごせば良かった…
  • 常識的な選択ばかりしないで、
    もっと自分の幸せを追求すれば良かった…

どうですか。

あなたは今の人生のままで大丈夫そうですか?

僕は「このままこの会社にいても未来が想像できるし、たぶん20年後に後悔していそう…」と思ったので辞める決断をしました。

一度きりの人生なんだから、
もっといろんなことを経験して、失敗も笑い話にして、満足して死にたいです。

大企業を辞めたあとの「不安」を消す3つの方法

大企業を辞めるのは別にもったいなくないです。

とはいえ、大企業の環境に慣れていると「辞めてうまくやっていけるかな…」と不安がありますよね。

僕も辞めるときは結構不安でした。

そこで次は、大企業を辞めたあとの不安を消す方法を解説します。

以下の3つです。

  1. 転職エージェントに相談する
  2. 読書でいろいろ擬似体験する
  3. 生活水準をガッツリと下げる

順番に解説します。

①:転職エージェントに相談する

「転職活動うまく行くかな…」
「どんな仕事をしようか迷う…」

という人は、転職エージェントに相談しましょう。

転職エージェントは、あなたの転職活動を無料でサポートしてくれるサービスです。

相談すれば以下のことを教えてくれますよ。

  • 自分の性格や経験を活かせる仕事
  • 業界の内部事情・職場の雰囲気
  • 今後のキャリアプランについて

転職エージェントは数え切れない人を転職成功に導いてきたプロです。

自分にはない視点からアドバイスをもらえるため、
意外な仕事と出会える可能性もありますよ。

今はどの企業も人手不足に悩んでいるので、未経験でも転職しやすくなっています。

だから相談するだけで「あ、こんな仕事もあるんだ」みたいな発見があって楽しいですよ。

あとはブラック企業を排除してくれる・面接練習を手伝ってくれる・企業との連絡を代行してくれる点も魅力です。

僕も利用しましたが、求人票だけではわからないことをたくさん聞けて有意義でした。

むしろ求人票だけで転職活動をするのはもったいないですよ。

完全無料・相談のみでもOK

ちなみに、転職エージェントは完全無料・相談のみもOKです。

リクルートエージェント公式サイト
出典:リクルートエージェント

転職エージェントが無料な理由は、企業から人材紹介料をもらっているからです。

これを聞くと「もし転職を断るときに申し訳ないな…」と思うかもですが、転職エージェントは1件成約するだけでかなりの報酬があります。

あなた1人が断ったところで問題ないので気軽に利用して大丈夫ですよ。

おすすめな転職エージェント

出典:リクルートエージェント

はじめて転職エージェントを利用するなら「リクルートエージェント」がおすすめですね。

リクルートエージェントの魅力
  • 求人数がNo.1
    →自分に合う求人に出会いやすい
  • 超大手のリクルートが運営
    →転職しやすい&無理やり押し込まれない
  • スマホアプリで求人チェック可能
    →面談なしでもOKだから気軽に使える

転職エージェントの中には、報酬目当てで無理やり転職を勧めてくるところもあります。

ですが、リクルートエージェントは大手で経営に余裕があるので心配無用です。
僕らの意見をしっかり聞いたうえで対応してくれます。

あとは面談なしで使えるところもいいですね。
最初に「面談なし」を希望しておけば、スマホアプリやメールで求人を送ってくれます。

なので、最初の1社に登録するなら「リクルートエージェント」がおすすめですよ。

\ 最初の1社におすすめ /

②:読書でいろいろ擬似体験する

独立や起業、異業種転職をする人

で不安があるなら、読書をして擬似体験をするのがおすすめです。

ビジネス書なんかを読めば、
どんな世界なのか?がわかるので挑戦後のイメージがしやすくなりますよ。

僕もフリーランス独立をするときはめちゃめちゃ不安でしたが、フリーランスの人や社長をやっている人の本を読んでかなり勇気づけられました。

むしろ「早く俺もこの世界に行きたい!」というワクワク感さえ覚えましたね。

なので、本を読むのはおすすめですよ。

Kindle Unlimitedを利用すれば月980円(初月無料)でたくさん本を読めます。

③:生活水準をガッツリと下げる

「大企業の収入を失って生きていけるかな…」

と不安な人は、シンプルに生活水準を下げましょう。

たとえば以下のとおり。

  • 家賃を下げる
  • 不要な保険・サブスクを解約する
  • 飲酒の頻度を下げる(やめる)
  • 自動車を手放す
  • 外食を減らして自炊する
  • スマホを格安SIMにする

僕は月10万円あれば十分生活できます。
最悪アルバイトでも生活できるから収入の不安はありません。

生活費を下げると、収入度外視で仕事を選べるのでおすすめですよ。

「そんな貧乏人みたいな暮らしできないよ…」
と思う人もいるかもですが、人間は慣れる生き物なので大丈夫です。

僕が生活費を下げるためにやったことは以下の記事でまとめています。

収入面で不安があるなら読んでみてください。

まとめ:大企業を辞めるのはもったいないことではない

最後まで読んでいただきありがとうございます。

大企業を辞めるのはもったいなくない理由を解説しました。

もう一度振り返ると以下のとおり。

  1. お金より時間のほうが大切だから
  2. 社会的名声に意味なんてないから
  3. 今は大企業でも安泰ではないから

「大企業を辞めるのはもったいない」というのは、現代をしっかり見ていない思考停止な意見です。

一昔前までは「大企業=安泰」でしたが、終身雇用はとっくの前に崩壊したため、もはや大企業で働き続けるメリットなんてありません。

むしろスキルが身に付かない環境でストレスを溜めながら働き続けるのはデメリットです。

なので、少しでも大企業を辞めたい気持ちがあるなら早めに行動しましょう。

行動するのは億劫かもしれませんが、あなたが行動しない限り人生は何も変わりませんよ。

リクルートエージェントは「求人チェックのみ(面談なし)」でも利用できます。
無料なので気軽に利用してみてください。

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