- 「大企業を辞めるのはもったいないかな?」
- 「大企業を辞めて後悔しないか不安だな…」
- 「大企業を辞める勇気がなかなか出ない…」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
大企業に入社したものの、仕事内容や人間関係が合わないと転職を考えたくなりますよね。
とはいえ、大企業はなかなか入れるものでもないし、「辞めるのはもったいないかな…?」となかなか退職に踏み出せない人もいるでしょう。
そこで今回は、大企業を辞めるのはもったいなくない3つの理由を解説します。
僕は新卒で入社した大企業を約9年で辞めました。
辞めて2年ほど経ちますが、まったく後悔していません。
この記事を読めば、大企業を辞める勇気が出るはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。

大企業を辞めるのはもったいなくない3つの理由

大企業を辞めるのはもったいないことではありません。
理由は以下の3つ。
- お金よりも時間の方が大切だから
- 社会的名声に意味なんてないから
- スキルがないと安泰ではないから
順番に詳しく解説します。
①:お金よりも時間の方が大切だから
大企業はボーナスや退職金が多いため、金銭面を考えると辞めるのはもったいない気がしますよね。
しかし、人生において大切にすべきなのは「お金よりも時間」です。
なぜなら、労働するのは幸せな時間を過ごすためだから。
美味しいご飯を食べたり、ほしいものを買ったり、旅行を楽しんだりするためにはお金が必要です。だから労働をするんですよね。
しかし、嫌な仕事をしていては1日の大半が「不幸な時間」になります。
これでは何のために働いているのかわかりません。
それなら、収入が下がったとしても「自分のやりたい仕事」をしていたほうが幸せだと思いませんか?
お金がなくても幸せに過ごせる
「そんなこといっても高収入なほうが幸せでしょ」と思うかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか。今の時代は低収入でも十分幸せに暮らせますよ。
たとえば以下。
- 美味しいものを食べたい
→吉野家でも十分美味しい - おしゃれな服を買いたい
→ユニクロでも十分おしゃれ - 休みの日を充実させたい
→Netflixを見るだけでも楽しい
極論ではありますが、上記のように今は少ないお金でも十分幸せに暮らせます。
もちろん高収入であることに越したことはありません。
しかし、嫌な仕事をするくらいなら、低収入でも「自分のやりたい仕事」を選んだほうが幸福度は高いはずです。
なので、お金を理由にして大企業にしがみつくのはもったいないですよ。

②:社会的名声に意味なんてないから
大企業に勤めていると世間体や社会的信用が高くなります。
こうした社会的名声を自ら手放すのはちょっともったいない気もしますよね。
しかし、その社会的名声って本当に必要ですか?
家族や親戚から期待されたり、合コンで少しモテたりするかもしれませんが、逆にいうとそれだけですよね。
車や住宅のローンは別に中小企業でも組めます。
強いていえば、不動産投資や銀行融資で有利になりますが、一生関わらない人が大半なはずです。
このように考えると、大企業の社会的名声なんて実は「なんとなく守っているだけ」ではありませんか?
僕は「社会的信用なんてなくてもいいな」と感じたので、思い切って捨てる決断をしました。
③:スキルがないと安泰ではないから
「大企業にいれば定年まで安泰だしなぁ…」と考える人も多いと思います。
将来のことを考えると、このまま大企業にしがみついておいたほうが楽だし、辞めるのはもったいない気がしますよね。
しかし、今の時代において大企業はもう安泰ではありません。
ここ最近は大企業でも平気でリストラ(早期退職募集)が行われています。ちょっとググればたくさんでてくるので見てみてください。
あのトヨタ自動車も「終身雇用を守るのは難しい」と発言しているので、どの企業でも安泰はないでしょう。
なので、これからの時代は大企業でも安泰ではありません。
大企業ではスキルが身に付かない
じゃあどうすればいいんだ…というと、「自分で稼ぐスキル」を身につける必要があります。
自分の力で稼げれば、もし会社が倒産してもまだ安心できますよね。
しかし、大企業では業務が細分化されており、個人のスキルがなかなか身に付きません。
会社内では通用していたスキルや資格も、一歩外に出ると使い物にならないものばかりです。
実際「明日から来なくていいよ」と言われたら絶望ですよね。
20代で若いなら転職先はいくらでもありますが、年齢を重ねるごとに転職は不利になっていきます。
なので、大企業を辞めるのはもったいないことではありません。むしろ辞めたいと思いながら残るほうが時間の無駄でもったいないです。

大企業を辞めたあとの「不安」を消す3つの方法

「大企業を辞めてうまくやっていけるかな…」と不安なら以下の3つの方法がおすすめです。
- 転職エージェントに相談する
- 読書をとおして擬似体験する
- 生活水準をガッツリと下げる
それぞれ解説します。
①:転職エージェントに相談する
転職について不安ならプロに相談しましょう。
相談すると以下のことがわかります。
- 希望や適性に合った求人情報
- 企業や業界のリアルな内部事情
- 客観的にみた自分の市場価値
転職エージェントを利用すれば、自分ひとりでは見つけられなかった求人と出会える可能性があります。
また、ハローワークや転職サイトには載っていない「非公開求人」があるのもメリットです。
人気のある企業は、応募の殺到を避けるために「非公開」にしているんですよね。
なので、転職を検討しているなら絶対に転職エージェントを経由しましょう。
おすすめな転職エージェント
②:読書をとおして擬似体験する
転職後のキャリアに不安を感じるなら「読書で擬似体験」しましょう。
著者の人生を擬似体験すれば、さまざまな知識が増えて生きやすくなります。
たとえば、
- こんな生き方があるんだ
- こんな考え方があるんだ
- こんな稼ぎ方があるんだ
と、今までの自分にはなかった発見があり、人生の視野が広がります。
たかが擬似体験と思うかもですが、知っていると知らないとでは「行動しやすさ」が全然変わってきますよ。
サラリーマンにおすすめな本
最近読んで特によかった本はこちらの本。
この本は著者が過去に読んだ300冊以上の書籍からのノウハウが蓄積されています。
「リーマン力(仕事術・転職術)」「副業力」「マネー力」の3つの力を鍛えて【真の安定】を手に入れようという内容です。
サラリーマンの悩みがすべて網羅されているので、ぜひ読んでみてください。
その他のおすすめ本はこちらにまとめています

③:生活水準をガッツリと下げる
金銭面で不安があるなら、生活水準をガッツリ下げましょう。
生活水準が低ければ、無理にお金を稼ぐ必要がなくなりますよね。
たとえば、倒産やボーナスカットがあってもダメージ少ないし、年収の低い企業に転職する選択肢もできます。
生活水準の下げ方は以下のとおり。
- 家賃を下げる
- 保険を見直す
- 無駄遣いをやめる
- なるべく自炊する
- お金のかからない趣味を持つ
たとえばこんな感じ。
「お金がなくなってから節約すればいいや」と思うかもですが、1度上げた生活レベルを下げるのは結構しんどいです。
なので、今のうちから少しずつ進めていきましょう。
生活水準の下げ方を学べる本
生活水準の下げ方がわからないなら以下の本がおすすめです。
ミニマリストの本ですが、これくらい極端な生活をしている人のほうが参考になります。
読んでいると「たしかにこれ不要だな」とか「お金がなくても充実させられるな」という気づきがあるので、ぜひ読んでみてください。
無料で読める本もまとめました

まとめ:大企業を辞めるのはもったいないことではない
- お金よりも時間の方が大切だから
- 社会的名声に意味なんてないから
- スキルがないと安泰ではないから
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
大企業を辞めるのはもったいなくない理由と不安の解消法を紹介しました。
「大企業を辞めるのはもったいない」というのは、現代をしっかり見ていない思考停止な意見です。
一昔前までは「大企業=安泰」でしたが、終身雇用はとっくの前に崩壊したため、もはや大企業で働き続けるメリットなんてありません。
むしろスキルが身に付かない環境でストレスを溜めながら働き続けるのはデメリットです。
なので、少しでも大企業を辞めたい気持ちがあるなら早めに行動しましょう。




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