うまく話せないのが辛い…吃音症があっても働きやすい仕事4選

吃音でもできる仕事って何があるだろう?仕事を探してるけど吃音症のせいで電話対応とか接客とかはできないしなぁ…。20代で吃音持ちの人ってどんな仕事をしてるんだろう?人とあまり話さないで済む仕事を教えてほしいです。

こういった悩みにお答えします。

吃音とは、話し言葉が滑らかに出てこない発話障害のひとつです。
「どもり」とも言われます。

吃音を抱えていると日常生活はもちろんですが、就活や転職での仕事選びや面接にかなり困りますよね。

「吃音のせいで人と話す仕事ができない…」
「吃音のせいでクビになるのでは…」
「そもそも面接でうまく話せるかな…」

と悩む人は多いのではないでしょうか。

この記事では、吃音でもできるおすすめな仕事と面接対策を解説します。

中野和哉

僕も幼少期のころから吃音症に苦しめられてきました。
現在も治ってはいませんが、仕事選びを慎重にしたおかげでストレスなく働けています。

この記事を読めば、吃音でもできる仕事がわかり、就活や転職がしやすくなるはずです。

ぜひ最後まで読んでみてください。

僕は今Webライターをしていますが、自分が吃音持ちだからこそ出会えた天職だと思っています。
あなたにもきっと天職があるはずですよ。

目次

吃音とは

説明不要かもですが、便宜上カンタンに解説させてください。※次章へジャンプする

吃音とは、話言葉が滑らかに出てこない発話障害のひとつです。
「どもり」とも言われます。

吃音の主な症状は以下の3パターン。

  1. 音の繰り返し(連発)
    例:「お、お、おはよう」
  2. 引き伸ばし(伸発)
    例:「おーーはよう」
  3. 言葉に詰まる(難発)
    例:「…お、おはよう」

僕は難発と連発の二刀流です。

吃音の原因は解明されていませんが、遺伝によるものが強いとよく言われていますね。
僕も親族に吃音の人がいました。

また、今のところ吃音の改善方法はありません。
僕自身いろいろお金を払いましたが効果はなかったです。

吃音を抱えながらの生活ってなかなかしんどいですよね。

言葉の障害は理解が進んでいないため、吃音の症状が出ると…

真似してしたり、
笑ってきたり、
ときには怒られたり…

なんて経験を僕は何度もしてきました。

まともに話せないことの自己嫌悪から自殺を考えたこともあります。
本当です。ロープまで買いました。

しかしそんな勇気もないので、就活と転職のときに「なんとか吃音でも困らない仕事はないか…」といろいろ探したんですよね。

中野和哉

今はだいぶ受け入れることができていますが、学生時代なんかはめちゃめちゃ辛かったです…。

というわけで、僕の経験とリサーチの結果から、吃音があっても働きやすい仕事を紹介します。

吃音があっても働きやすい仕事4選

吃音があっても働きやすい仕事を紹介します。

結論からいうと以下の4つです。

上記はあまり人と話さない&20代でも働きやすい仕事です。

吃音持ちでもあまり困りませんよ。

では、順番に解説します。

①:工場作業員

工場作業員は、工場の生産ラインでモノづくりをする仕事です。

ベルトコンベアーを流れる製品を組み立てたり、加工したり、不具合がないか検査したりします。

作業内容はマニュアル化されており、一度覚えてしまえば、ひとりで黙々と単純作業を繰り返すだけです。

必要なコミュニケーションは異常時の報連相だけ。

何もなければ一言も話さずに退勤なんて日もよくありますよ。

「工場の仕事ってきつそう…」と思うかもですが、きついのは最初だけです。体が慣れると何も考えずに働けるので気楽ですよ。

僕は工場で9年間働いていました。
工場作業員について知りたい人は以下の記事を読んでみてください。

工場で働くってどんな感じ?9年経験者がメリット・デメリットを解説

②:ドライバー

ドライバーは、車やトラックを運転して荷物を運ぶ仕事です。

ネットショッピングの商品を配送したり、荷物をトラックで長距離輸送したりします。

仕事のほとんどは車やトラックを運転しているだけです。
車内もひとりなので気楽ですよ。

お客さんに荷物を届けるときに会話は必要ですが、特別なコミュニケーションスキルが求められるわけではありません。

車の運転が好きなら天職といえるでしょう。

ドライバーは需要が高まっていて、大型・中型トラック免許の取得をサポートしてくれる会社も多いですよ。

③:プログラマー

プログラマーは、プログラミング言語を用いてシステム・ソフトウェア開発をする仕事です。

Webサイトの制作、スマホアプリの作成、機械設備の制御などをします。

専門知識は必要ですが、習得してしまえば在宅勤務も可能です。
自宅で引きこもりながら黙々と作業できます。

「プログラミングって難しそう…」と思うかもですが、プログラミングスクールに行けば学習から転職までサポートしてもらえますよ。

ITの普及によりプログラマーの需要はかなり高くなっています。

長期で安定して働きたい人はチャレンジしてみてはどうでしょうか。

20代なら「GEEK JOB」を利用すれば、学習から転職サポートまで”無料”で受けられます。

④:フリーランス

フリーランスとは、会社に属さず仕事に応じて契約を交わす働き方です(個人事業主ともいう)。

Webライター、Webデザイナー、カメラマン、エンジニア、動画編集などはフリーランスに人気の仕事ですね。

仕事は「クラウドワークス」で獲得できます。
飛び込み営業をする必要はないのでコミュ障・内向型でも問題ありませんよ。

「自分はそんな特別なスキルを持ってない…」と思うかもですが、
未経験でフリーランスになる人は結構多いです。

今はYouTubeやブログを読めば知識を学べるし、オンラインスクールに通えば挫折しないでスキルを習得できますよ。

自由にクリエイティブな仕事をしたい人は、副業からでも始めてみてください。

僕は未経験で「Webライター」になりました。
詳しくは以下で解説しているので興味があればどうぞ。

番外編:吃音を克服するために仕事を選ぶのもあり

「吃音の人ってどんな仕事してるんだろう?」と調べていると、吃音を克服するために”あえて”営業や接客業を選ぶ人も多いみたいです。

なんでも開き直ることでだんだん吃音が気にならなくなるそうなんですよね。

また、「吃音のせいで自分のやりたい仕事を奪われたくない」と考える人もいます。

アナウンサーの小倉智昭さんも吃音を抱えているそうですが、あえて話す仕事を選んだとおっしゃっていました。

小倉さんを見ると、開き直りが吃音克服につながるのは一理あるかもしれません。

僕は勇気がなくてできませんが、もし人と話すのが好きなら、あえて話す仕事を選ぶのもいいかもですよ。

吃音がある人におすすめな面接対策

吃音でもできる仕事を紹介しました。

とはいえ、「仕事を見つけたけど面接でうまく話せるかな…」という不安がありますよね。

吃音の人におすすめな面接対策は以下の3つです。

  1. 転職エージェントを利用する
  2. 吃音症をカミングアウトする
  3. 自分も選んでいる側と考える

順番に解説します。

工場作業員やドライバーの仕事は面接がかなり緩いのであまり気にしなくてもいいですよ。

①:転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、専任のアドバイザーが”無料”で転職活動をサポートしてくれるサービスです。

吃音の人は転職エージェントの利用をおすすめします。理由は以下のとおり。

  • 吃音に理解のある企業を紹介してもらえる
  • 面接で伝えられなかったことを企業にアピールしてくれる
  • もし不採用でも理由をフィードバックしてくれる

カンタンにいうと、転職しやすくなる&失敗を避けられるのが転職エージェントです。

「アドバイザーと面談とか嫌だなぁ…」と思うかもですが、1対1での面談だしアドバイザーはあなたの味方だから案外気楽ですよ。

何社も面接を繰り返すより、転職成功確率をアップさせて面接回数を減らしたほうがいいと思いませんか?

転職エージェントを利用すれば、吃音でも気楽に面接ができますよ。

吃音の人におすすめな転職エージェントをまとめました。
まずはのぞいてみてください。

転職エージェントは相談のみでもOKです。
絶対転職ではないので気軽に利用して大丈夫ですよ(複数登録もOK)。

ちなみに、1社だけ選ぶなら「リクルートエージェント」が無難です。

②:吃音症をカミングアウトする

面接をする企業に吃音症をカミングアウトするのもおすすめです。

自分が吃音症であると理解されれば少し気が楽になりますよね。

カミングアウトの方法は以下の3パターンがあります。

  1. 面接で直接伝える
  2. 履歴書に書いておく
  3. 転職エージェントに伝えてもらう

「吃音」というワードを使いたくない場合は、「あがり症です」とか「緊張すると言葉に詰まります」とか言い換えるのがおすすめです。

「吃音がバレると不採用になるのでは…」と思うかもですが、企業が重要視するのは「あなたの能力」です。

会社に貢献できる能力があれば、吃音かどうかなんて気にしないはずですよ。
だから大丈夫です。

むしろカミングアウトすることによって、吃音でも働きやすいように配慮してくれるかもしれません。

採用後に悩まないためにも、吃音はカミングアウトしたほうがいいですよ。

③:自分も選んでいる側と考える

普段は軽い症状でも緊張するとまったく言葉が出てこなくなる人もいますよね。僕はこのタイプです。

そんな人は「自分も選んでいる側だ」と考えると緊張が少し和らぎますよ。

面接というと企業側が強いイメージがありますよね。
なんだか自分を見極められている感じがして緊張しますよね。

しかし、企業がこちら選ぶ権利があるように、こちらにも企業を選ぶ権利があります。

「自分も面接を通して企業を見極める」。
この気持ちがあれば面接も少し気楽になりますよ。

今はどの企業も人手不足のため仕事なんていくらでもあります。

もし不採用になっても「はい次!」と切り替えればいいだけですよ。

まとめ:吃音症だからこそ向いている仕事もある

最後まで読んでいただきありがとうございます。

吃音でもできる仕事を紹介しました。

もう一度確認しましょう。

吃音を抱えていると生活がかなりストレスで辛いですよね。

しかし、今回紹介した仕事ならほとんど話さないでも働けるのでおすすめです。

また、吃音の人は「コツコツ作業が苦にならない」「クリエイティブ系に強い」という特性があります。

これは僕がそうだし、今まで出会った同じ吃音持ちの人を見ていても思います。

世の中には吃音だからこそ活きる職業もあるので卑屈になる必要はありませんよ。

というわけで、まずは転職エージェントに相談してみてください。

工場作業員やWebライター(フリーランス)に興味のある人は以下の記事をどうぞ。

おまけ:吃音をうまく誤魔化す方法

ちなみに僕がよく使う「吃音を誤魔化す方法」を載せておきます。

以下の3つを意識すると、仕事中やプライベートでも案外馴染めるのでおすすめです。

  • 頭文字を抜く(例:ありがとう→りがとう)
  • 最初に「えー」「はい」をつけてから話す
  • 考えているフリをしてタイミングをはかる

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この記事を書いた人

中野和哉のアバター 中野和哉 ブロガー/ライター

必要最小限をモットーに生きています。
ミニマリズムの思考が好きです。

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