- 「鬼滅の刃がワンピースの売り上げを超えてるらしいよ!」
というのを鬼滅信者の友達から聞いたので、「そんなに面白いなら見てみるよ」と軽い気持ちでアニメを見始めました。
しかし、「え、これのどこが面白いの…?過大評価されてない?」というのが初見の感想です。
マジでつまらないと思ったので「流行りに乗っかってるだけでしょ?」と鬼滅信者をめちゃくちゃ煽りたくなりました。
それでも「ワンピースを超えるくらいだから、どこかで絶対面白くなるだろ!」と我慢して見続けることにしました。
5話くらい見ても全然面白くならないのに我慢して見続けました。僕は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかったと思います。
でも我慢して良かったです。鬼滅の刃がつまらないのは序盤だけでした。
というわけで、鬼滅の刃の「序盤がつまらない理由」と「面白くなった理由」を感想としてまとめてみました。
本記事はネタバレを含んだ内容になっています。
鬼滅の刃の「序盤」がつまらない理由

- 修行しているだけだから
- 話の展開が雑すぎるから
- 伏線がほとんどないから
- 主人公に個性がないから
鬼滅の刃の序盤はマジでつまらないと思いました。
修行しているだけだから
まず序盤(4話くらいまで)は、主人公が修行をしているだけでとにかく絵面が地味なんですよね。
しかも、まだ主人公に思い入れがない序盤中の序盤で修行編に入っちゃいます。
「え、どんな気持ちで見ればいいんだ…?」って感じです。
例えるならば、知り合ったばかりの人から、「俺の子供!」といきなり写真や動画を見せられたときみたいな気持ちで見ていました。
話の展開が雑すぎるから
「ジャンプ漫画の修行編はつまらない」というのはお約束であり、序盤に入れてしまうとアンケート順位が下がります。打ち切りになる可能性大です。
それを気にしてるのか、修行編はかなり巻きまきの雑な内容になっていて、「いやいや無理やりすぎでしょw」とツッコミたくなりますね。
修行をクリアしたのも、「反復練習してたらなんかコツ掴んだ!」って感じですからね。とにかく雑すぎる。
伏線がほとんどないから
そんなわけで修行をクリアしたわけですが、伏線がほとんどないのでストーリーに全く引き込まれません。
修行していた理由も「妹が鬼になった→人間に戻したい→鬼から聞き出そう→そのために鬼を殺すチームに入るぞ!」ですからね。
とにかく何の謎も捻りもない、ただただシンプルに話が進んでいくだけで退屈です。
主人公に個性がないから
つまらない修行編だったり、展開が雑だったり、伏線がなかったとしても、主人公に強烈な個性があればそこそこ楽しめるものです。(ルフィとかナルトとか)
しかし、鬼滅の刃の主人公「竈門炭治郎」は、ちょっと他人より鼻が効くってだけで個性として弱すぎるんですよね。
「お前は優しすぎる!」とか師匠に説教されてばかりだし。
とにかく主人公が、主人公っぽくないです。
鬼滅の刃が面白くなった理由

修行をクリアしたので、鬼を殺すチーム(鬼殺隊)に入隊する試験が始まるわけですが、試験内容も「とにかく生き残れ」で地味です。
出てくる登場人物も少ないし、全くワクワクしません。
なんか強そうな鬼が出てきたから、ここから面白くなるのかなと期待していたのですが、これまた何の捻りもなく雑に倒してしまいます。
「こんな感じがずっと続くのかな…?」とガッカリしていたら、急にその倒した鬼の回想が始まりました。
主人公に個性が生まれる
この回想が始まって、「あ、鬼って元々は人間だったんだ〜」と気付きます。
でもそれだけなら「人間だったんだ、ふ〜ん」で終わるのですが、まさかの主人公が鬼に同情しちゃうんですよね。
ここで特に個性のなかった主人公に「突き抜けて優しいやつ」という個性が生まれるわけです。
そして見ている僕ら側にも「こいつ、これからどうやって鬼を切っていくんだろう?」という気持ちが生まれてきます。
ついつい応援というか、先が気になってくるんですよね。
ということで、序盤の修行編さえ我慢すれば結構面白くなってきますよ。
鬼滅の刃の面白いところ

- 物語の展開が早い
- キャラの死に様がいい
- 読み返すとさらに面白い
- 台詞回しに汎用性がある
- アニメのクオリティが高い
そんなわけで、結局アニメも最後まで見てしまって、漫画も最新刊まで読んでしまいました。笑
ここからは個人的に感じた、鬼滅の刃の良いところを紹介していきますので見るかどうか悩んでる方は参考にしてみてください。
物語の展開が早い
鬼滅の刃は、テンポが良すぎて飽きることなく読めました。
「炭治郎苦戦→強キャラ登場→敵瞬殺」みたいに、戦闘シーンで無駄に間延びしないのが個人的には好きです。
逆にせっかく出てきた推しキャラも容赦無く死んでいくので、感情が追いつかないこともありますけどね。笑
煉獄さん(松岡修造みたいなキャラ)に感情移入は無理があると思う。笑
キャラの死に様がいい
鬼滅の刃は、鬼も人間も基本的に死んだら回想が入ります。
特に「鬼」が死んだ後に回想が入ることで、雑魚キャラなのに好きになることもあります。
猗窩座に対して手の平くるーっとした人は多いかと。
読み返すとさらに面白い
回想で鬼になった理由を知ることで、読み返したときに違う見方ができるのも鬼滅の魅力です。
何気ない言葉でも後で読み返すと、「そんなこと言ったら怒るの当たり前だろw」と笑えます。
炭治郎が始めて会ったときの猗窩座に放った言葉はひどいです。「そんなストレートに挑発するなよw」
台詞回しに汎用性がある
「〇〇の呼吸」とか「〇〇柱」とかって汎用性あるし、子供の間とかで流行ってそうですよね。(ポコ○ンの呼吸!メガ○柱!とか)
炭治郎が言った「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」とか大人でも使いやすいですしね。
鬼滅は台詞回しに独特なセンスを感じるのでなんかクセになります。
無惨様の難易度高すぎる圧迫面接は草。
アニメのクオリティが高い
鬼滅の刃は漫画だとぶっちゃけ絵が微妙ですが、アニメでの剣技の表現は圧巻です。
「漫画と同じ内容だしな」とアニメを見ていないならマジで見た方がいいです。
特に善逸とかめっちゃカッコよくなってますよ。(ギャグシーンはうるさいけど)
鬼滅の刃は、とりあえず映像が魅力的ですのでアニメから見るのがおすすめです。
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では、おわります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
カズヤ(@kazuyadesu8)でした。
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