【闇】ハローワークの求人がブラックばかりになってしまう3つの理由

仕事を探してるけどハローワークってやばいの?
なんかブラック企業だらけでろくな求人がない…みたいな噂を聞いたけど本当?もし本当ならどこで転職活動すればいいんだ…。

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容
  • ハローワークの求人がブラックばかりになってしまう3つ理由
  • ハローワークで転職活動をするメリットってあるの?
  • ブラック企業を避けたい人におすすめな転職活動はコレ

ハローワークは国が運営する雇用サービスです。

「国が運営してるなら安心だ」という気持ちから、ハローワークで仕事探しをする人も多いでしょう。

しかし、実はハローワークにある求人ってブラック企業ばかりなんです…。

この記事を読めば、ハローワークはなぜブラック求人ばかりなのか?がわかり、転職活動の失敗を避けることができます。

ブラック企業に騙されて人生をグチャグチャにされたくない人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

ハローワークの求人がブラックばかりになってしまう3つ理由

ハローワークの求人はブラック企業が多いです。

というのも、ハローワークの仕組みがブラック企業を集めてしまうんですよね。

具体的にいうと…

  1. 無料で求人掲載できるから
  2. 求人掲載の審査が緩いから
  3. 法律で取り締まれないから

この3つが原因です。
順番に解説しますね。

①:無料で求人掲載できるから

本来、採用を行う企業は求人サイトに「掲載費」を支払って人材募集をします。

しかし、ハローワークは国が運営するサービスなので、どんな企業でも無料で求人掲載ができてしまうんです。

つまり、採用にお金をかけられないブラック企業が集まってくるんですよ。

たとえば…

  • 業績が悪い企業
    →利益がないから採用にお金をかけられない
    →低賃金で馬車馬のように働かされる
  • 環境が悪い企業
    →すぐ辞めるから採用にお金をかけたくない
    →社員は捨て駒のように雑に扱われる

こんな感じです。

お金がない企業は余裕がないため、社員を捨て駒のように働かせます。

そんな余裕のない企業が「採用にしっかりお金をかけよう」なんて思うはずないですよね。

だから、ハローワークにはブラック企業の求人が多いんです。

ホワイト企業がハローワークで求人募集をしない理由

ちなみにですが、ホワイト企業はハローワークで求人募集をしません。

「え?無料ならとりあえず掲載しとけばいいじゃん」と思いますよね。

しかし、ホワイト企業にとってハローワークでの求人募集はコスパが悪いんです。

というのも、ホワイト企業って求人募集をすると、当然、応募が殺到しますよね。

応募者が殺到すると、企業側は書類選考や面接にお金も時間も使わなければなりません。

つまり、求人掲載費用よりも人件費が高くなってしまうんです。

そのため、人気のある企業はハローワークで求人募集しないんですよ。

ホワイト企業ほど「採用にはしっかりお金をかけよう」と考えますからね。

つまり、

「ハローワーク ホワイト企業 見分け方」

…なんて調べてもあまり意味ないんですよね。

ってなわけなので、ハローワークの求人はブラック企業ばかりになってしまいます。

②:求人掲載の審査が緩いから

うーん、でも明らかなブラック求人はハローワーク側でも掲載を拒否するんじゃないの?

と思いますよね。国がしっかり守ってくれるだろうと。

甘いです。

というのも、ハローワークの求人掲載って審査がめちゃめちゃ緩いんですよ。

もちろん労働基準法に違反するような内容は審査落ちしますが、逆にいうと審査は「労働基準に違反していないかだけ」なんです。

つまり、法律違反さえしなければどんな内容でもOKということになります。

ハローワークの審査が緩い理由

なぜハローワークは審査が緩いのか?というと…

  • 求人掲載にノルマがあるから
    →有効求人倍率を上げたい国からの命令
  • 公平性を求められているから
    →法律を守ってさえいれば何も言えない
  • 悪評まみれでも潰れないから
    →ブラック企業を紹介しても問題がない

といった理由からです。

だから、ブラック企業の求人申請も断れないし、断ろうともしないんですよね。

ちなみに、国が有効求人倍率を上げたい理由は「景気が良いことを発信したいから」だと思われます。

③:法律で取り締まれないから

またハローワークの求人はウソが多いことでも有名です。

「求人票の内容と実際の条件が違った」なんて文句を言う人はかなりいます。

さらにいうと、求職者が「この求人は嘘だ」と訴えても、国はその企業を取り締まれません。

求人誌やハローワークに掲載されている求人票はあくまでも募集の際に提示する労働条件の目安であり、労働基準法第15条で定める労働条件の明示には該当しません。

引用:厚生労働省

もう笑うしかありませんが、つまり「ハローワークにある求人は嘘だらけ」ってわけです。

ブラック企業は条件をそのまま書くと誰も応募しませんからね…。

だから、ハローワークには「ブラック企業が都合のいいことばかり書いた求人」が多くなるんです。

ハローワークの相談員は使えない

ブラック企業かどうかは相談員に聞けばわかるんじゃない?

と考える人もいると思いますが…

残念ながら、ハローワークの相談員に聞いてもブラック企業は避けられません。

理由は以下のとおり。

  • 非正規の公務員ばかりだからやる気がない
  • 転職経験がないからアドバイスができない

ハローワークの職員ってこんな感じなので、質問してもあまり意味ないんですよね。

まあ求職者の相談に乗ったところで自分に見返りがないし、できるアドバイスもないなら適当にあしらっておくのが正解ですよね。

…ってなわけなので、

ハローワークの求人は嘘だらけだし、ホワイト企業は掲載を避けるから、ブラック企業の求人ばかりなんですよ。

ハローワークで転職活動をするメリットってあるの?

ハローワークの求人はブラック企業ばかりです。

しかし、ハローワークにもメリットがひとつだけあります。

それが「地元企業の求人が多いこと」です。

ハローワークは職業安定法に基づいて運営されているため、地元密着型の求人が多いんですよね。

(職業紹介の地域)

第十七条 公共職業安定所は、求職者に対し、できる限り、就職の際にその住所又は居所の変更を必要としない職業を紹介するよう努めなければならない。

出典:厚生労働省

そのため、親元を離れたくない人や、地元愛の強い人はハローワークで仕事を探したほうが効率がいいかもしれません。

まあ給料が安くてもいいなら…という条件付きですが。

逆にいうと、地元就職にこだわりがなければハローワークは使わないほうがいいです。

ブラック企業を避けたい人におすすめな転職活動はコレ

ハローワークが使えないなら
どこで仕事を探せばいいの?

というと…転職エージェントがおすすめです。

理由は以下のとおり。

  • 掲載費用がかかるため、ブラック企業が少ない
  • 実際に企業訪問をして、ブラック企業を排除している

という感じなので、転職エージェントにはブラック企業が少ないんです。

さらに…

転職エージェントを利用すると、転職活動がスムーズに進みます。

なぜなら…

  • 自分に合った仕事を紹介してくれる
    →仕事探しの時間短縮&ミスマッチを防げる
  • 面接練習や書類作成を手伝ってくれる
    →企業の選考に通りやすくなる
  • 企業との連絡を代わりにしてくれる
    →在職中で忙しくても転職活動ができる

という理由からです。

実際、ぼくの友人が自分で10社ほど応募してすべて落選だった書類選考が、転職エージェントを通しただけで一発通過していました。

ちなみに、転職エージェントは最初から最後まで無料です。

企業から「掲載料」や求職者を転職させることで「紹介料」を受け取っているため、ぼくらには一切料金がかかりません。

ただこれを聞くと…

紹介料のために無理やり転職させられるんじゃないの?

と心配になりますよね。

もちろん、中には儲け主義な転職エージェントもあるみたいです…。

しかし、それは儲かっていないからです。

つまり、儲かっているところを使えばいい…

そう、「大手が運営する転職エージェント」を使えば問題ありません。

大手は経営に余裕があるから押し付けることはないし、むしろ利用者から悪い口コミをされるほうが困ると思います。

実際、リクルートエージェントの公式サイトには「相談のみでもOK」と記されてあります。

出典:リクルートエージェント

そんなわけで、

ブラック企業を避けた仕事探しをしたいなら「大手の転職エージェント」の利用がおすすめです。

ぼくは「リクルートエージェント」と「doda」を利用しました。

ちなみに…

転職エージェントは「どこを使うか」よりも「いかに相性のいい担当と出会うか」が重要ですので、失敗したくないなら複数利用をおすすめします。

どちらも無料かつ3分で登録できるので、損することは一切ないです。

まとめ:ハローワークはろくな求人がないです

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ハローワークの求人が「ブラックばかり」と言われる理由を解説しました。

もういちどまとめておきます。

  • 無料で求人掲載できるから
  • 求人掲載の審査が緩いから
  • 法律で取り締まれないから

「仕事探し=ハローワーク」というイメージが強いですが、それはもう過去の話です。

今は転職エージェントがあるし、ホワイト企業ほど採用の手間を省くために転職エージェントで求人募集をしています。

地元密着の企業に就きたい!って人はハローワークがおすすめですが、とくにこだわりがないならハローワークを使うメリットは1つもありません。

というわけで、

ブラック企業に就いて人生をグチャグチャにされたくないなら「転職エージェント」の利用がおすすめです。

優良企業の求人は競争が激しいので、早めに求人チェックだけでもしておくのがおすすめです。

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