製造業・工場勤務について劣等感を抱いたいる方は一定数いるかもしれません。
毎日同じ作業ばかり、給料も上がらない、夜勤で寿命を削る…このような状況から僕自身も恥ずかしくてなかなか自分の職業に胸を張れませんでした。
しかし、冷静になって考えてみると、工場勤務だからといって恥ずかしがる必要はないんですよね。もちろん底辺でもないし、これは大卒でも同じです。
現在の僕はIT系の仕事に転職していますが、工場勤務が底辺とは1ミリも思っていません。
本記事では、工場勤務が底辺ではない3つの理由と、どうしても恥ずかしい人におすすめな行動を解説します。
自分の人生に自信を持ちたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
工場勤務は恥ずかしい?底辺とは思わない3つの理由

製造業・工場勤務はまったく底辺ではありません。
理由は以下の3つ。
- 給料が平均よりも高めだから
- 工場勤務=バカではないから
- 働く人の15%は製造業だから
順番に解説します。
①:給料が平均よりも高めだから

工場勤務って給料が安いし底辺だよなぁ…。恥ずかしいから年収なんて言えないよ…。
このように劣等感を抱いているかもしれません。
しかし、工場勤務の収入はそれほど悪いものではありませんよ。
具体的には以下のとおり。
- 給与所得者の平均年収
→433万円 - 製造業の平均年収
→501万円
「そんなに貰ってないわ」という方もいるかもですが、少なくとも「製造業=給料が安い」ではありません。
なので、製造業だからといって世間体が悪くなることはないですよ。
②:工場勤務=バカではないから



工場の仕事って中学生でもできるし頭悪そうなイメージを持たれそう…。仕事内容は恥ずかしくて言えないなぁ…。
このような方もいるでしょう。
しかし、必ずしも「工場勤務=頭が悪いバカ」と連想する人ばかりではありませんよ。
なぜなら、勉強ができる人でも工場勤務を選ぶパターンがあるから。
たとえば、人間関係が気楽とか、モノづくりが好きとか、仕事とプライベートを分けやすい…という理由で工場勤務を選ぶ人は結構います。
また、工場勤務といってもライン作業だけではありません。
工場勤務でも製造工程を考えたり、機械設備を要領よく動かしたり頭を使う仕事は多いです。
期間工や派遣社員をしていると「製造業=ライン作業」のイメージですが、世間一般から見ると製造業も立派な職業ですよ。
③:働く人の15%が製造業だから



工場って汚いし、夜勤あるし、作業着だし…製造業はやっぱり底辺だよ…。
このような劣等感もあるかもしれません。
しかし、製造業を底辺と言うなら、日本人の多くは底辺ということになります。
なぜなら、日本人の6人に1人は製造業で働いているから。
以下は独立行政法人が調査した「産業別就業者数」のグラフです。


グラフによると、全就業者数6,667万人に対して、製造業(工場勤務)で働く人は1,037万人もいます。
これは就業者の約15%を占めており、つまるところ「6人に1人は製造業(工場勤務)」です。
そう考えると、製造業だから底辺というのは勘違いであるとわかりますよね。
製造業が底辺なら、日本人の6人に1人が底辺になってしまいます。
工場勤務を恥ずかしいと思う人がやるべきこと


製造業・工場勤務はまったく底辺ではありません。
とはいえ、「自分の工場は待遇が悪いし底辺だよ」「いい年して期間工や派遣社員は恥ずかしい」などと感じる方もいるでしょう。
そのような方は以下の行動がおすすめです。
- 転職エージェントに相談する
- プログラミングスクールで学ぶ
- ブログ運営に本気で取り組む
順番に解説します。
①:転職エージェントに相談する
今の仕事に劣等感を抱いているなら、シンプルに転職しましょう。
転職エージェントに相談すれば、専任のアドバイザーがあなたに合う仕事を探してくれます。
たとえば以下。
- 今よりも給料の高い工場の仕事
- 製造業でもライン作業ではない仕事
- 未経験でも働ける異業種の仕事
人手不足に悩む企業は多くなっているので、やる気さえあればカンタンに環境は変えられますよ。
「仕事はひとりでも探せるよ」と思うかもですが、転職エージェントはブラック企業かどうかも教えてくれます。
ブラック企業に入りたいなら結構ですが、そうでないなら転職エージェントを使ったほうがいいですよ。
おすすめな転職エージェント
転職エージェントをはじめて使うなら、「リクルートエージェント」がおすすめです。
業界最大手・求人数もNo. 1なので、はじめてでも安心ですよ。
大手は運営に余裕があるため、しつこく営業電話がかかってこないのもメリットです。
もちろん、完全無料・相談のみも可なので気軽に利用できます。
担当者と面談するのは億劫かもですが、ここで面倒くさがっていると何も変わりません。
人生を変えるキッカケをつかみたいなら、少しだけでも時間を使ってみてください。
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転職エージェントは複数登録OKです。ほかも登録したい方は以下の記事をどうぞ。


②:プログラミングスクールで学ぶ
手に職をつけたいなら、プログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。
最近のプログラミングスクールには「エンジニア転職保証サービス」があり、申し込むことで転職までサポートしてもらえます。
勉強は大変ですが、エンジニア職は「給料が高い・将来性がある・自由に働ける」ので恩恵は大きいです。
仕事内容もひとりで黙々とパソコンに向かうことが多いので、工場勤務とも相性がいいでしょう。
おすすめなプログラミングスクール
プログラミングスクールは、オンライン講座「TechAcademy 無料体験」を試してみるのがおすすめです。
無料体験を少しやってみて「楽しめるかも」と思えたら本格的に受講するのがいいと思います。
本受講するには数十万円が必要ですが、転職すればペイできるので受ける価値はありますよ。
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③:ブログ運営に本気で取り組む
工場勤務を辞めたくない方は、「ブログ」に本気で取り組むのがおすすめです。
ブログは日記のイメージが強いかもですが、実は副業としても人気を博しています。
僕は工場勤務時代にブログで月5万円を稼いでいました。そして今はブログがきっかけで脱サラをしています。
副業はいろいろありますが、ブログは工場勤務ともっとも相性が良いのでおすすめです。
詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。


まとめ:工場勤務は恥ずかしくないし、底辺でもありません
最後まで読んでいただきありがとうございます。
製造業・工場勤務が底辺ではない理由を解説しました。
もういちど振り返ると以下のとおり。
- 給料が平均よりも高めだから
- 工場勤務=バカではないから
- 働く人の15%は製造業だから
工場勤務について当事者は恥ずかしいと思うかもですが、世間体はそこまで悪くないですよ。
なので、自分の職業に対して卑屈になる必要はありません。
若いうちはいいかもですが、30代以上なら辞める準備くらいはしておいたほうがいいですよ。
理由は以下の記事で書いています。興味があれば読んでみてください。

