末路が悲惨…僕が工場勤務を定年まで続けるのは厳しいと思った3つの理由

工場で働いてるけど、定年までこの仕事を続けられるか不安になってきたな。給料は上がらないし、肉体労働できついし、夜勤もあるから健康も心配すぎる。でも高卒でライン作業しかやったことがない自分が転職なんて無理だよな…。自分は一体どんな末路になるんだろう…。

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 工場勤務を定年まで続けるのは厳しい理由
  • 工場勤務から抜け出すためにやるべきこと

工場勤務を定年まで続けるか…ってわりと悩みどころですよね。

仕事も生活もきついけど、ほかにやりたいことなんてないし、そもそも転職できるかもわからないし…

なんて考えると、定年まで工場勤務をするしかないような気もしますよね。

しかし、工場勤務を定年まで続けるのは厳しいんじゃないかな?と個人的には思っています。

また、今は高卒だろうと案外仕事は選べます。

それで僕は転職を決意しました。

高卒でライン作業しかしたことがありませんでしたが、今はWeb系のフリーランスとして楽しく生きています。

この記事を読めば、工場から転職したいけど面倒…という気持ちに火をつけられるはずです。

僕が工場勤務を抜け出すためにしたことも紹介しますので、将来が不安な人はぜひ参考にしてください。

目次

工場勤務を定年まで続けるのは厳しい理由

僕がなぜ工場勤務を定年まで続けられないと思ったのか?

理由は以下の3つです。

工場勤務を定年まで続けるのは厳しい理由
  • 現場作業はロボット化される
  • 給料がどんどん安くなっていく
  • 解雇されたときに人生が詰む

順番に解説します。

①:現場作業はロボット化される

工場の仕事はロボットに奪われるでしょう

…なんてよく言われますが、これは間違いないでしょうね。

というのも、日本は少子高齢化がどんどん加速しているからです。

参考:生産年齢人口の減少|総務省

「少子高齢化が進む=若い労働者が少なくなる」ということなので、企業側もロボットを導入せざるを得ないんですよね。

工場のロボット化が進む背景

このまま行くと、

現場の作業員がほぼ40代…なんて事態になっちゃいます。

20代や30代なら体力に任せて作業できますが、

40代以降となると無理が効かなくなるし、シンプルにできる作業量が少なくなりますよね。

そうなると、作業員を増やすしかなくなる…
企業側からすると人件費が増えて経営に悪影響…

だから、ロボットを導入するわけです。

景気が良ければ話は変わるのですが、今はトヨタ自動車でさえ終身雇用を保証できないくらい、どの企業も将来に不安を抱えていますからね…。

ロボットを導入すれば人件費をカットできるので、企業はどんどんロボット化を進めていくでしょう。

ロボットも急激に進化している

少し前までは「ロボットが作業なんてまだまだ先でしょ」なんて言われていました。

しかし、最近になってロボットは急激に進化しています。

元同僚に聞いたところ、
「検査作業なんてロボットが赤外線でやってるよw」と言っていました。

部品の仕分け作業なんかも、今はロボットがやっているみたいです。

もちろん、まだ人の手は必要ですが、ロボットが得意な単純作業はどんどん置き換わっていくでしょうね。

脅すようで申し訳ありませんが、ぼーっとしていると本当に仕事がなくなるかもしれませんよ。

そんなことを考えていたら、「このまま単純作業しかできないと将来詰むかも…」と思ったんですよね。

②:給料がどんどん安くなっていく

「工場の現場作業はロボットに置き換わっていく」とお伝えしましたが、

完全に人間が必要なくなるか?
というと、そこまでではないと思います。

ロボットが導入されても「監視」や「メンテナンス」は必要なので、現場作業員はロボットのお世話が仕事になるのかな?と思います…!

ただ、給料はめちゃくちゃ安くなるでしょうね…。

工場勤務の給料が下がる理由

というのも、

ロボットの監視やメンテナンスなんて、楽だからみんなやりたいじゃないですか。

「みんながやりたい仕事=給料を上げなくても集まる」となるので、企業はどんどん給料を下げると思うんですよね。

ロボットの監視や簡単なメンテナンスくらいなら、外国人労働者を安く雇ったほうがいいですしね…。

実際、僕がいた会社でも年功序列制度を廃止していく動きがありました。

それを知って僕は「あぁ…これから気づかれないように給料下げていくんだろうな」と思ったんですよね。

だから徐々に退職へ向けて動き出しました。

参考:トヨタ、一律の昇給停止を決定|日経新聞

③:解雇されたときに人生が詰む

「給料が下がっても別にいいや」

という考えもありますが、単純作業しかできないと人生が詰む可能性もあります。

なぜなら、今はもう終身雇用がほぼ崩壊しているから。

まぁもうほとんどの人が知っているとは思いますが、”会社にいれば定年まで安泰”なんて時代はもう終わりました。

トヨタ自動車も終身雇用は保障できない

これも知っていると思いますが、

あのトヨタ自動車でも「終身雇用は守れない」と言っていますからね。

トヨタ自動車の発言

トヨタ自動車って日本を牽引するトップ企業ですよ…?

そのトヨタ自動車が「終身雇用はもう無理」と言うくらいですから、どの企業も定年まで雇用を保障してくれないでしょう。

実際、多くの大企業がリストラを実行していますからね。
ググればわかりますが、「え、この企業も?」とビビりますよ。

もし40代を過ぎて解雇されたら…

そんな終身雇用が守られない時代なので、突然解雇されることもあり得るわけです。

「とくに任せる仕事もなくて、給料だけ吸い続ける人」は解雇の対象になるでしょう。

で、もしこのまま40代とかになって、突然解雇されたらどうしますか?

突然、人事に呼び出されて「ごめんけど…」って肩をポンって叩かれたらどうしますか?

僕は想像したら恐ろしかったです。
だって単純作業しかできない40代なんて、たぶんまともに再就職できないじゃないですか…。

シンプルに「人生詰んだ…」ってなるのが容易に想像できました。

工場勤務の悲惨な末路…

まぁアルバイトしたり、生活保護を申請したりすれば死ぬことはありませんが、

人生は間違いなく悲惨になりますよね。

独身だったら一生結婚できなさそうだし、家庭を持っていたら子供に貧しい思いをさせることになるし…最悪ですよね。

「なんだかんだ大丈夫じゃない?」と楽観視する方もいるかもですが、本当に悲惨な末路をたどることになったら…って考えると怖くないですか?

  • 単純作業はロボットにどんどん奪われる…
  • ロボットを監視する仕事は残るが、給料がだだ下がる…
  • 終身雇用が守られない時代、いつ解雇されるかわからない
  • もし40代を過ぎて解雇されたら、再就職が難しい…

そんな悲惨な末路を考えたら、とてもじゃないけど工場勤務を定年まで続ける気がなくなりました。

だから、あなたも若くて体力があるうちに「スキルが身につく仕事」をしたほうがいいですよ。

工場勤務から抜け出すためにやるべきこと

工場勤務を定年まで続けるのはリスクが高いです。

では、どうすればいいのか?というと以下しかないでしょう。

工場勤務を抜け出すための行動
  • 未経験枠をねらって転職する
  • スキルを身につけて独立する
  • 月の生活費をガッツリ下げる

順番に解説します。

①:未経験枠をねらって転職する

工場勤務を続けるのはリスクなので、シンプルに転職しましょう。

とはいえ、「高卒でまともなスキルもない自分が転職なんてできるの…?」という感じですよね。

そこでおすすめなのが、「未経験枠」をねらった転職です。

今は少子高齢化で、どの企業も人手不足に悩んでいます。
そのため「未経験採用」に力を入れている企業も多いんですよ。

実際、僕は「リクルートエージェント」に相談した経験があるのですが、

IT企業でも未経験採用をかなりしていて、「工場からでも余裕で転職できるじゃん」と安心したのを覚えています。

さらに、今は30代でも若手扱いをする企業が増えているんですよ。

若者の減少で「新卒採用が難しい」「定年を70歳まで延長するようになっている」のが主な理由ですね。

なので、未経験枠をねらうとスムーズに転職できますよ。

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転職事情や方法については以下の記事で解説していますので、興味があれば読んでみてください。

②:スキルを身につけて独立する

転職以外だと「フリーランス」の選択肢もあります。

フリーランスは個人事業主のことですね。

僕はこのフリーランスになって工場勤務から抜け出しました。
仕事内容は「Webライター」です。

今はフリーランスになるためのスクールとか、仕事をマッチングできるサービスとかが充実しているので案外会社に雇われないでも生きられますよ。

「僕が工場勤務から抜け出した方法」や「未経験からWebライターで稼ぐ方法」は別記事で解説しているので興味があればどうぞ!

③:月の生活費をガッツリ下げる

あとは生活費を下げるのもおすすめです。

月の生活費が少なければ、工場勤務で給料が下がっても暮らしていけますよね。

僕もフリーランスになる前にガッツリ生活費を下げました…!
今は月10万円で満足して暮らせるので人生ヌルゲー状態です。

「いやー、自分はそんな貧乏生活したくないよ…」

と思う人もいるかもですが、生活費を下げるのは別に我慢ばかりではありません。

ちょっとしたコツで生活費は劇的に下げられますよ。

僕がどのように生活費を下げたのか?は以下の記事で書いたので興味があれば読んでみてください!

まとめ:工場勤務を定年まで続けるのは厳しいです

最後まで読んでいただきありがとうございます。

工場勤務を定年まで続けるのは厳しいと思った理由を書きました。

もういちど振り返りましょう。

工場勤務を定年まで続けるのは厳しい理由
  • 現場作業はロボット化される
  • 給料がどんどん安くなっていく
  • 解雇されたときに人生が詰む
工場勤務を抜け出すための行動
  • 未経験枠をねらって転職する
  • スキルを身につけて独立する
  • 月の生活費をガッツリ下げる

繰り返しますが、工場勤務を定年まで続けるのはかなり厳しいです。

少子高齢化対策でロボットがどんどん仕事を奪っていくだろうし、残った人間の仕事は安月給になっていくのが容易に想像できます。

そもそも終身雇用がほぼ崩壊している今の時代、スキルが何もない人間はリストラで人生が詰むかもしれません。

そんなことを考えると、僕は怖くなって行動せずにはいられませんでした。

何より「定年まで工場勤務をする人生で満足なのか…?」と思いませんか?

なので、現状に少しでも不満があるなら行動したほうがいいですよ…!

リクルートエージェントに相談すれば「自分も転職できるんだ!」と安心できるのでおすすめです(もちろん無料ですよ)。

というわけで、まずは亀の如く小さな一歩でもいいので踏み出しましょう!

昨日と同じ行動をしていても人生は変わりません。

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